トレース、パクリ盗作疑惑の手描きイラストとその出品者のIDをまとめています。

このページではAI生成した画像を手描きイラストと偽り出品する「AIイラスト詐欺」や、AI使用を明記しない「隠れAIイラスト」の判別方法について記述します。
(記述された判別方法は一つの目安です。また反AIを目的としたページではありません。)




↑出品者「aic******** aicmimi」の場合。トレパク出品者。AIで細部を変換している?




↑元絵の権利者に通報済み。

 ↑出品者「aic******** aicmimi」の場合。トレパク出品者。





まずは出品者のヤフーIDをGoogleで検索する(重要)

怪しいイラストを見かけたら入札前に出品者IDをgoogle検索してください。
AI詐欺の疑惑がある出品者は5ちゃんねるなどネットのどこかで話題になっています。検索結果に表示されたwebページの議論から判断するのが現状ではもっとも有効なAI詐欺対策です。


出品画像からAI使用を見分ける方法

AI検出ツールを使って判別する

AIイラストかどうかを解析するAIを利用します。「Hive AI」はskeb公式にも採用されている高性能チェッカーです。

・参考:「ILLUMINARTY」
・参考:「Hive AI デモ版」
・参考:「AI or Not」
 ↑出品者「aic******** aicmimi」の場合。トレパク出品者。

 ↑出品者「wjo******** wjoo2606」の場合。トレパク出品者。

 ↑出品者「mai******** mai88you」の場合。

 ↑出品者「テリー ryouma322000」の場合。トレパク出品者。

 ↑出品者「dla******** dlap1420(k2 wirgh118と同一人物)」の場合。トレパク出品者。

 ↑出品者「さいな→ジェムシリカ blue_opal9」の場合。

モチーフの奇形化

皿やカップなどの工業製品が歪んでいる、花やリボンなどの構造が破綻している等。
 ↑出品者「aic******** aicmimi」の場合。トレパク出品者。

参考元となった画像を探す

AIの学習元または近似条件で生成された画像を探します。
 ↑出品者「Xerarios wbhit24253」の場合。トレパク出品者。

服や装飾が左右非対称、反復する形状の不一致

AIが苦手な部分です。服の袖やフリルや髪飾りの形状が左右で違う、ボタンの形状や並びが一貫していないなど。ただし意図的にデザインされた衣装の場合もあります。
 ↑出品者「テリー ryouma322000」の場合。トレパク出品者。
 ↑出品者「wjoo2606」の場合。トレパク出品者。

手足が奇形化しているor隠されている

AIが苦手な部分です。両手を体の後ろに隠す、画面の外に出しているイラストにも注意してください。
 ↑出品者「ひふみ lspma11355」の場合。
 ↑出品者「dlap1420(k2 wirgh118と同一人物)」の場合。トレパク出品者。

左右の背景が繋がっていない

AI画像の可能性があります。ただひたすら細部の一貫性に注目してください。
 ↑出品者「wjoo2606」の場合。トレパク出品者。

異なる2つのパーツが融合している

AI画像の可能性があります。ただひたすら細部の一貫性に注目してください。

目、瞳、眉毛

AIが苦手な部分です。瞳の中がぐちゃぐちゃ、左右のハイライトや色が違う、前髪と睫毛や眉毛が融合するなど。

コピック画なのに裏面に滲みがない

コピックかつ厚みのない用紙(水彩紙、ケント紙、画用紙など)を使用しているのに裏面にインク滲みがない場合は印刷物の可能性があります。出品者に「イラスト裏面の画像をアップロードしてください」と質問してみましょう。

着色途中の画像を確認する

着色途中の画像か動画のアップロードを求めてください。下絵や線画は偽装可能なため着色途中に限ります。出品者に「次回から着色途中の原画と画材の画像を載せられますか?」と質問してみましょう。



出品者や商品説明から見分ける方法

絵柄が急激に変化している

トレパクまたはAI絵師の可能性があります。
 ↑出品者「ジェムシリカ blue_opal9」の場合。

画材がエアブラシorカラースプレー

なぜかAI詐欺絵師はこの画材を好みます。エアブラシは何でも描ける万能の画材ではありません。使用画材にこれらが記述されている場合は注意してください。

用紙が薄い

色紙やイラストボードなど厚手の用紙は家庭用プリンターに通らないため印刷することは困難です。印刷は水彩紙やケント紙など薄手の用紙しか基本的に使えません。

高クオリティのイラストを週に2枚以上出品している

他の絵師よりも明らかに高クオリティかつ出品頻度の高い絵師はAI画像を使用している可能性があります。

pixivやtwitterなどで過去の作品が確認できない

トレパクまたはAI絵師の可能性があります。新規アカウントや過去にイラスト出品のない出品者にも注意してください。作画AIが普及し始めた2022年11月以前のイラストをチェックしましょう。

このwikiのトレパク出品者一覧に掲載されている

これまでに見つかっているAI詐欺出品者の3分の2が過去にトレパクを指摘された出品者です。当wikiに掲載されているトレパク出品者のAI使用に警戒してください。



「デジタル手描きイラスト」とAI画像の見分け方

レイヤー分けされた複数の画像を提出させる

一般的にAIイラストと同レベルのイラストを手描きするには作画レイヤーを10枚以上使用する必要があります。AI疑惑のある出品者に線画、着色、背景など5枚以上レイヤーを個別に出力した画像のアップロードを求めてください。画像の提出を拒否した場合はAI絵師の可能性があります。

psdファイルを提出させる

pixiv公式にも採用されているより確実な判別方法です。縮小やトリミングされたpsdファイルの提出さえ拒否した場合はAI絵師の可能性があります。


イラストの現物から印刷品を見分ける方法

水を一滴垂らす

家庭用インクジェットプリンターの染料インクは水に溶けやすいという特徴があります。イラストの目立たない箇所に水を一滴垂らすことでおよその使用画材が判別できます。

・色が滲まない → コピック、アクリル絵具など
・色が少し滲む → 水彩絵具など(水彩絵具は強めの定着剤が含まれているため一滴の水では少ししか滲まない)
・下地の白が見えるぐらい色が大量に滲む → プリンター用染料インクが使われている可能性が高い

水を一滴垂らした際の変化と商品説明の使用画材が一致しない場合(例えばコピック画なのに水に滲んだ等)は印刷品の可能性が高いです。ただしプリンターの種類によっては稀に耐水性のインクもあるので注意。

太陽光の下でイラストの表面を観察する

室内灯では見えない以下のような違和感に気づきやすいです。

・濃い色面に不自然なほど色ムラ、筆跡がない
・ホワイトが塗られていないのにホワイトで塗られているかのような描写がある
・線画を描いた痕跡がない
・色鉛筆を使っているのに粉のザラつきやワックスのテカリがない
・複数の画材を使用しているはずなのにイラスト表面の質感や光沢が均一すぎる
など。

家庭用スキャナーでスキャンする

CIS方式の家庭用スキャナーでスキャンしてください。染料インク(プリンターインク、コピック)と比較して顔料絵具(水彩、アクリル、色鉛筆)は発色が大きく濁ります。色鉛筆や水彩絵具を使用した部分が一目でわかるはずです。混在した画材を使用しているにもかかわらず色ムラが目立たない場合は印刷品の可能性があります。また高解像度でスキャンすると肉眼ではわからない違和感に気づく場合もあります。

ルーペやマクロレンズで拡大する

ドットが見える、線や色の粒子が規則的である、色の境界の外に小さい飛び散りがあるなど筆で描いた場合に出ないような描写が有れば印刷の可能性があります。

線や色の境界がボヤけている

プリンター専用紙に印刷しないため手描きより色が滲みがちです。
 ↑出品者「aic******** aicmimi」の場合。トレパク出品者。

レーザープリンター印刷物の判別法

レーザープリンターはトナー(プラスチックの粉)を熱で溶かして定着させます。そのため黒などの濃い色面にビニールのような光沢があります。太陽光の下で観察するとアクリル絵具で塗ったような質感なのに筆跡や絵の具の厚みがないため判別は容易です。またトナーは有機溶剤(シンナー)を塗ると色が滲みます。ちなみにコンビニのカラーコピーもレーザープリント方式です。一枚プリントして現物と比較してみましょう。


AI詐欺イラストを入札、落札してしまったら

入札の取り消し

「出品者への質問」から出品者へ入札の取り消し依頼をしてください。また再入札により自分の金額を上書きすることで自動入札の最高額を変更することができます。

・参考:「入札を取り消してもらうにはどうするか-ヤフオク初心者ナビ」
・参考:「最高入札額の変更-ヤフオクヘルプ」

落札してしまったら

出品者から返金を要求してください。できればAI詐欺ということを評価に書いてもらえると助かります。入金済みの場合は「届いたイラストを『○○様専用』で匿名出品します。落札価格で買い戻してください」と交渉してみましょう。出品者が応じない場合は消費者センターまたは警察に相談してください。警察では「捜査関係事項照会書」を依頼することで出品者の情報開示を求めることが出来ます。ヤフオクでの偽造品詐欺は警察に容易に捕まりますし、過去に何度もニュースになっています。また専門家に鑑定を依頼することも詐欺の証拠として有効かもしれません。例えば「まんだらけ」ではイラストの真贋鑑定をおこなっています。

・参考:「ヤフオク! - 知っておきたいトラブル対応 警察への被害届け」


このページへのコメント

aicamim わざわざ手書きしてる動画をつくってあげてる・・・ 
今までトレパク・AI偽装しまくって金を盗んでおいてクソすぎだろ、
引退などする気もなくこれからも被害者を増産するき満々だな 
救いようのない生粋の詐欺師

2
Posted by 名無し(ID:BinSEYK4FQ) 2024年02月19日(月) 21:50:44 返信

さいな blue_opal9 ・・・
普通に質問しただけで
ブラックリストにしてすぐ逃げるヘタレ野郎

2
Posted by 名無し(ID:462heQc8wQ) 2024年01月24日(水) 21:29:58 返信

tsqys220もAIやろな

4
Posted by 名無し(ID:hfdRB0QuBg) 2023年12月21日(木) 20:37:53 返信

絵自体はてがきだが az_run_turn もAIつかってトレスしてるね

3
Posted by 名無し(ID:XWon0cZdJQ) 2023年07月12日(水) 01:59:14 返信

警鐘乙です。
AI詐欺やエアブラシ詐欺野郎がエアブラシやスプレーを好む理由ですが、デジタルの高精細絵はそのままでは上手すぎてアナログ感に乏しいので上から吹いて微妙に絵を粗くして解像度を落としたりスプレーの塗料で質感を出してさも手描きで描いてますよ感を出しているからだと思います。

5
Posted by 名無し(ID:rC8s1epYnQ) 2023年06月17日(土) 11:52:16 返信

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

出品者ID

2024年

2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年



要注意は2018年より5件以上指摘のあったID

【メニュー編集】

メンバーのみ編集できます