2chエロパロ板「大人しい女の子が逆レイプ」スレのまとめwikiです


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………

その日の夜。
僕は仕事を終え、自室に戻ってきました。
机の上には、……………まだ開けていない…プレゼントの箱。
紅子さまからいただいた、『お洋服』。


どくん、どくん…

…何故でしょうか、やけに…自分の心臓の音が大きく聞こえます。
全身の筋肉が強張り、じわりと滲み出た冷たい汗が、背中を駆け下りていきます。

…開けなくちゃ。…早く、開けないと…早く…


…まずは、リボンです。
このプレゼントに絡みついて、開かないように締め付けている可愛らしいリボンを解いていきます。
ゆっくり、ゆっくり………

………

……次は、…包装紙です。
中身の箱を見せないようにぴたりと覆い尽くす、艶のある、綺麗な模様の包装紙を、破らないように剥がしていきます。
そーっと、そーっと………

………

………最後に、箱を開けます。
…手が震えて、上手く開けられません。
震える手で、震える箱を押さえつけて、箱の、蓋を、掴んで、無理やり上に持ち上げて、




――――――やっと、箱が開きました。






………




緊張が一気に解け、全身が弛緩していきます。
…恥ずかしながら、腰が抜けてしまいました。まだ脚がガクガクしています。
深呼吸、深呼吸…。

徐ろに立ち上がり、カラカラに渇いた口内を水で潤します。
もう一度、深呼吸。

………ふう。
ようやく少し落ち着きました。

……

箱の中に入っていたのは、お洒落な、いたって普通の普段着と…それとおそらく、香水の瓶。
…どうやら、……僕は、盛大に勘違いをしていたようです。

…そうですよね。あの天使の如き優しさをお持ちの紅子さまに、そのような邪なお考えがあろうはずがありません。
こんな下劣な、腐りきった世界は、僕のような卑しい家畜の、蛆の湧いた脳内にしか存在しないのです。
僕は心の中で紅子さまに誠心誠意の謝罪を申し上げるとともに、深く、深く反省いたしました。

ああ、紅子さま。
僕のこの、生まれもってしまった下衆で下等で憐れな人間性を、僕の原罪を、どうかお許しください。


……


…そうでした、とても大事なことを思い出しました。
いただいたお洋服に、大急ぎで着替えなければなりません。

仕事着を足早に脱ぎ捨て、素敵なお洋服に袖を通します。
……綺麗な服を着ると、こんなにも心は弾むものなのでしょうか。
折角ですので、いただいたお香水もつけてみます。
…仄かな甘い匂いに、気分がふわふわとしてきます。
…はぁ…、……幸せ、です。





………


「…では、参りましょう」

結局、「遊戯室」がお屋敷のどこにあるのかは聞きそびれてしまいましたので――
お願いをして、薫さんにご案内していただくことにしました。
広いお屋敷の廊下を、薫さんのメイド服を追いかけるように、黙々と歩いていきます。

…薫さんの表情は、普段からあまり変わりません。
お仕事の時も、休憩中に僕と話をしている時も。
あまり、感情というものを表に出すのを…どこか良しとしていないようにも感じられます。

それでも、時折見せる何気ない笑顔や…仕事の時の一生懸命な姿。
僕は、この人がとても優しい人であることを、とてもよく知っていました。

そんな、とりとめのない思考に花を咲かせながら…どんどん、廊下を歩きます。
…角を曲がり、しばらく廊下を歩き、階段を下って、また角を曲がります。

…しかし、本当に広大なお屋敷です。
これだけ大きいと、その隅から隅までを把握できるのは、一体いつになるやら―――

「……この奥です」
薫さんの言葉に促され、ふと前を見ると―――


………。


あまりにも仰々しく重々しい、…赤黒く錆付いた扉が、そこにありました。




その奥に飲み込んだ全てを、絶対に逃がさないような、獰猛さ。
そして、その奥で何が行われようと、それを喰い潰してしまうような、…凶暴さ。
そんな化け物の、口を…有無をいわさず…連想させられます。

…気圧されている僕を後目に、扉を拘束していた鎖と錠前を、薫さんが…次々と器用に外していきます。
…そして、最後の錠が外されると―――

……ギ…ギ…………ギギ………ギィ…ィ………… ………… …キィ……ィ……

薄気味悪い、舌舐りにも似た音を立てて、…まるで意思があるかのように…その化け物が、口を開けました。
…きっと、憐れな生贄を……容赦なく、骨までしゃぶり尽くすために。

……その口の中は…暗澹たる、闇。
それは、…獲物が自分から飛び込んでくるのを知っていて……涎を一杯に溜めて待っているかのように、…僕には見えました。



………



「……あ、あの……か…、薫…さん…」
…僕の喉からは、すっかり水分が失われてしまっています。

「………『遊戯室』、…って…その…どんな、ところなんでしょうか」
…あの、あれですよね。きっと、お酒を飲めるカウンターがあって、ビリヤードとか、ダーツとか、そういう




「―――太郎、さん」




―――ぞくり。







そう言って振り向いたのが薫さんだということが―――
一瞬、僕には分かりませんでした。

だって、薫さんは……今まで、そんな妖しい目線で…僕の目を覗き込んだことはなかったから。
今まで、そんな艶のある声で…僕の名前を呟いたことはなかったから。

「―――遊戯、室は、ですねぇ―――」

水に溺れそうになっているかのような、息継ぎをしながら…頬を紅潮させ、瞳を潤ませて。
耳がふやけてしまいそうな、甘い声で…

「旦那様や、奥様…そして、…ぁ…、…ぁ、お嬢様…方が…、…ん…、ふふ……」

その目は、僕を見ているようで…、瞳に僕は映っていない。
その言葉は、僕に向けられているようで…、多分ただの、独り言。

「……、…ぁ…娯楽の、ために…お使いになられる、…ふふ…、……お部屋、ですよ」

―――違う。
…違うんですよ、薫さん、僕が、僕が聞きたかったのはそんな毒にも薬にもならない抽象的な説明じゃなくて、

「…太郎、さん…、ふふ…、…ぁあ…、今日は…、…可愛…らしい…、香りが……します、…ね……」


――――――――――――――ぺたん


脚が震えて、…立っていられなくなって…尻餅をついてしまいました。

「……甘ぁ…くて、…美味…し…い、お菓子…、みたいな……匂い…、ふふ…」

……僕の奥歯が、僕の意志を完全に無視して、あ、あああ、あああああああああああああ









「―――太郎さん、」


………あれ。

……ああ。
…………いつもの、薫さんです。
抑揚はないけれど、暖かさのある…優しい声。ぎこちない、笑顔。

「…大丈夫ですよ。そんなに緊張なさるような、場所ではありませんから…」

…震える僕を、心から気遣うように、柔らかい。
僕が、さっきの質問で…、聞きたかった答え。

……でも。
…もしかしたら、それは…とても残酷な、……ただの気休め。

……そんな気がした。



「――さあ、参りましょう。紅子様が、お待ちですよ」
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「―――いらっしゃい、…太郎、さん」

錆びた鉄の扉を潜り、暗い地下の階段を下りて…遊戯室までやってきました。
薫さんは、まだお仕事があるとのことで…現在、遊戯室には紅子さまと僕の、二人きりです。

遊戯室には、灯りのついた燭台がひとつ…、紅子さまと僕の座るテーブルの周りだけを照らしています。
それ以外は…暗くて、何もわかりません。
広いのか、狭いのか。
暗闇の向こうに、何があるのか。
…何のために、何をする、…部屋なのか。

「…ごめんなさい。…お仕事で、…疲れているのに…私ったら、我が儘を言って…」

…いえいえ、とんでもありません。
………まあ、別の意味で、精神的に疲れましたけど。…かなり。

…でも、…紅子さまの無垢な笑顔を拝見すると…、
不思議とそんな気苦労も、まるでなかったかのような気がしてきます。

「…あ…、もし…よろしければ…疲れたお体に…『飴』は、いかがですか?…甘ぁ…くて、美味しいですよ」

紅子さまの指先には、丸くて赤い、飴玉。

「…ふふ…、じゃあ…はい、……………あーん…」






…僕の口が、腹話術の人形みたいに、…従順に、勝手に半開きになります。
…目の前の飴玉は、…ゆっくり、……ゆっくり、近づいてきます。
甘そうな飴玉をずっと見ていると…、
一秒でも早く、それを舌の上で弄んでみたくなって…
螺旋の外れかけた唇の端から…、はしたなく涎を零してしまいそうになって…
でも、飴玉の動きは…先程よりもさらに、…緩…慢…に、なって…、

…ああ、紅子さま、早くください、意地悪しないでください、でないと…
…ああ、僕は、ああ、紅子さま、お願いです、お願いします、
お恵みください、この哀れな奴隷に、ご慈悲を、お情けを、




―――――――じゅぶ。





「…ぁ…ふぁ……」

溜まりに溜まった唾液の中に、…水音を立てて、飴玉が沈んでいきました。
…口に入るときに、紅子さまの指先が、…僕の上唇を、そっと撫でて…
その刺激がむず痒くて…、
顎を中心に、首から上が…きゅっ、と反り返って…
その反動で…背もたれに、だらりと寄りかかってしまいます。

「…どう…?…ふふ……、…飴、美味しい…?」

舌を伝わって…、脳の中まで、とろとろに犯していくような…甘さ。
舌の上で、ころころと転がす度に…、理性が溶けだしていくかのような…危険な、甘さ。





………


しばらく、…甘さに身を任せて、余韻に浸っていると…
甘さで、味覚が…麻痺してきたのでしょうか。

…飴の甘さが、…徐々に薄れていく、ような…

「…そう言えば……お洋服も、着てきて…くれたんですね…。ふふ…、よく、お似合いですよ…」

…そう言われてふと…紅子さまを見ると…
紅子さまは、可愛らしい…絹の、ふわふわした…お洋服。

「……太郎…さんのために、…たくさん、…たぁ……くさん、用意したんですよ。…お洋服も、…アクセサリも、……玩具も。
 ……太郎さんが……お部屋で、……プレゼントの海で…溺れちゃう……くらい……」

どこかで見たような…そんなお洋服を召した紅子さまが…、
蝋燭の炎に合わせて……ゆら…ゆら…揺れています。

「…ふふ…、とっても…、可愛い…………、……ほら、…よぉ………く、見て………」




「……お洋服、……おそろい……、なんですよ」












…どろり。



「……ぅ…、ぁ、…ぅぐぇ………」

…今まで、とろけるように甘かった飴玉の中心から…、どす黒くて苦い液体が…滲み出てきました。
…余りの苦さと、生臭さに…身体が反射的に…吐き出そうとします。

……でも、……でも、……


「……、太郎…、さ…ん……?……」



…紅子さまが…上目遣いで…心配そうに、僕の顔を…覗き込んでいます。

……これで、……どうやって、…口から汚物を吐けと、いうのでしょうか。

僕の自分勝手な胃袋が、欲望に任せて中身をぶちまけようとするのを、必死で押さえ込みます。
全身から汗が噴き出し、目からぼろぼろと…涙が零れました。


…いっそ、口を押さえつけられて無理やり飲まされたほうが…、どんなに楽だったか。


「……太郎…さん……、もしかして、……お加減が…」

違うんです、紅子さま、違うんです、大丈夫ですから…だからお願いです、どうか、
「…お顔が……、真っ赤……、…大…変……、お熱が……」

紅子さまの白い両腕が…僕の首筋に回されて…僕の額と、紅子さまのおでこが、こつん、と触れ合いました。

紅子さまの…甘い髪の匂い。
紅子さまの…顔を擽る吐息。
…込み上げる、醜く暴力的な…嘔吐。


…こんなの、……拷問だ。
拷問だ、拷問だ、拷問だ、拷問だ……





……僕の舌を…口内粘膜を…喉の奥を…蹂躙する、黒い飴玉……。
飴玉が触れた場所が……熱を帯びて…じんじんと…疼いてきます。

…飲み込めば…今度は、体の内側から…疼きが、じわじわと全身に広がって…僕を冒します。
…特に…、口の中は酷い有様です。
舌が、口内粘膜が、喉奥が、疼いて、疼いて、疼いて、ああ、あ、紅子さま、な、何でもいいです、何でもいいですから、
僕の、節操の無いこの悪いお口を、紅子さまの、固いものや、長いものや、大きいもので、ぐちゃぐちゃに、思う存分に、
掻き回して、犯して、あああ、ああああああああああああ―――――――――――――――――――



………



…気がつくと…、もう飴玉はなくなっていて…、全身の疼きだけが、…僕を支配していました。
…身体の筋肉が…全部、弛緩しきっていて…ほとんど、動きません。

…いつの間にか、僕は、…ベッドの上に…仰向けに横たわっていました。

「……太郎、…さん、…」

耳の…すぐ近くで…紅子さまの…囁くようなお声が聞こえます。

「……本当に……、本…当に…、ごめんな、さ…い、…私……、太郎さんのお加減が悪いのも……気付かずに…
 無理やり…誘って、……しまって……」

 
……ああ、そんな……泣きそうな声で…、謝らないでください…紅子さま……









「………うぅ……ぁ…、ごめん、なさい……………ふふ、ごめんなさい……、くすくす、あはは、くすくす……ふふ……」




………………………………。




「……ふふ…、ねえ、太郎さん、………疲れた時は…、飴をたくさん舐めて…、早く、元気になってくださいね……」

…無抵抗な、僕の口に……、紅い、飴玉。
……天使のように甘いのは……表面だけ。
中は……どす黒くて、苦くて生臭い……、悪魔の媚薬。

「……今日は…『飴』の日、だもの…。たくさん、…召し上がって…くださいね…ふふ…」

飴玉が、…2つ。…3つ。…4つ。

「…太郎さん…、明日…、…お休み…、……なんですよね……」

今度は…、黒い飴玉。…5つ、6つ、7つ……

「……ふふ、……今日は…お話だけだったもの……、明日は……もっと……楽しいこと……、しましょう…?」

…今日が雨の日なら…明日は晴の日でしょうか。
…明日、…晴れだと、いいなあ……。

……そう考えたのを、多分最後に…、
僕の意識はもう…深い泥の底に沈んで…、

暫くの間、浮かんでくることは…なかった。
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―――遊戯室。
今、私が立っている、場所。

初めてここに来たのは……、いつだったろうか。
……ここに来ると、いつも…記憶が焼き切れて…途切れ途切れになる。
だけど今日は、珍しく…まだ辛うじて、思考が論理的だ。
なぜなら、…今、私の眼前の…淫らな行いに、…私は参加していないから。

……いや。
私は、…じっと見ている。…行いの、一部始終を…魅入られたように。
…そう命令されている…、気がしたから。

……、事実、見ているだけなのに……、否、『見ているだけ』だから……、
呼吸を荒げて、涎を垂らして…、雌犬のように、発情している。
……もし、あの子が自分だったら……、


…あ……、くぁ……、ふぁ…


……、駄目…、ぁ…、……。
………、……しては、…いけない。


……私に自慰は、許可されていない。
……そう身体に刻みつけられた……、気がしたから。

…物理的な枷はない。
……だから、その気になれば…、性器に手を伸ばして、…卑しい行為に耽ることもできる。
それは私の自由だ。…そう、残酷なことに…私は自由だ。




……だらだらと垂れ流しになっている、泡立って白濁した涎を…
剥き出しになっている乳首に塗りたくって…、
左手の爪先で、左右交互に、粘っこく虐めながら……
右手は……、隠そうともしていない生殖器と排泄器官を、激しい音を立てながら…弄んで…、
その音よりもっと大きな声で…いやらしく喘いで…、

……、そんな……実行に移せない妄想を、何度も、何度も、何度も、繰り返していると…
……徐々に、…じわじわ……、思考が…焼き切れていく……


……ベッドの上の…、あの子…。
…私がこの部屋まで、案内して…、
…媚薬漬けにされて…、
心を、弄ばれながら…失神して…
……私が、……ベッドまで運んで…、
…ベッドの、…上で、…今、…ぁ…、…ぁぁ、………

…ぁああ……、…ご主人、様…が……、
まるで、捕食みたいに…あの子に、…上から覆い被さって…
あの子の、…薄紅色の…胸の蕾を…、…首筋を、…耳朶を…、
…白眼を剥いた、眼球の裏側を…、
…猫が、鼠をいたぶるように、ねっとりと、……舌で、………
……ぁ……、…横目で…、こっちを…見ながら…、意地悪く…見せつけるように……、




……もう…、駄目…です……、限界、です…、我慢…できません、
……ぁ……、お願いします、もう……お許しください、
…ご褒美、ください、お仕置き…、して、ください、
早く苛めてください、虐待してください、痛めつけて、いたぶって、
その子よりも、もっと、もっともっと、…ぁ…、…酷い事…、…して、壊して、ください、
私を、出来損ないの家畜を、貴女の、快楽の、赴くままに、使い潰して、ください、
ああ、紅子様、紅子様、紅子様、紅子様、紅子様、紅子様、



「―――――ふふ、……薫…、さん」



…あ、…ああ、……紅子、様……、

鈴を転がすような、可愛らしいお声が…私の名前を呼ぶと、それだけで…、
膝が…馬鹿になって…、快楽で、痙攣して…
―――べちゃり、と…粘ついた、汚らわしい音を立てて…、床から…、起き上がれなく、なって…
…ぁ…、何も、身につけていない…私の、身体に…冷たい木の床が、ひんやり、気持ちいい…


…紅子様の…純白の、シルクのネグリジェ…その…透けた…生地から…
幽かに覗く…体の、ラインが…、蝋燭の炎で…艶めかしく、…揺れて…
……頭の中が…紅子様で…満たされて、…いっぱいになります。




紅子様は…蠱惑的な微笑を浮かべて…ベッドに、椅子のように腰掛けた姿勢から…
右足の爪先を…床から…ほんの数センチ、私に向けて、持ち上げました。



――――――――ご褒美。
ご褒美、ご褒美、ご褒美、ご褒美、ご褒美、ご褒美、ご褒美、


…体中の穴から、喜びの汚液を撒き散らして…床に塗りつけながら…
知性のない、軟体動物みたいに…ずり…ずり……這いつくばって…

…まずは、…紅子様の、白磁のような御足に、親愛の頬ずりを…
…次は、足の甲に…隷属の誓いの、接吻を…

…そして、四つん這いのままお尻を持ち上げ、床に額をごしごしと擦り付けて…
…服従と感謝を表現すると……

紅子様の足が、私の頭を…、髪を…、優しく撫でてくださいました。


……ああ……、…ああ…、……お許しが…、出ました。


…最初は…小指から…、
順番に口に含んで…、丹念に、丁寧に、舌で…ご奉仕していきます。
指の周りを…ぐるりと、時計回りに、ねっとり、ゆっくり舐めまわして…
指と指の隙間に…舌を差し込んだり、引き抜いたり…
口全体でいやらしく包み込んで、じゅる…じゅる…出来るだけ、はしたない音を立てて…




…甘噛み、しながら…
…ちゅっ…、と吸い付く度に…紅子様が、ぴくん、と微かに震えて…
…可愛らしく、小さな吐息混じりの…声を、洩らして…
…人差し指のところまで来たあたりで…、とうとう、我慢ができなくなって…
…こっそり…、…私も、固くて冷たい床に、股間を…擦り付け…始めます…。

…あ…、ああ…、気持ち……いい………、気持、…ち、…い。
…あ、ああ…、あああ、…い、…あ…、あっ、あっ、あっ………

……私は…紅子様の親指に…強く吸い付くのと同時に…、ご奉仕できる幸せに、包まれながら……、
…全身を、弓のように大きく仰け反らせて…
…待望の絶頂を、迎え……意識を、手放しました。



………



…気がつくと……、私は、仰向けになっていて……、
…紅子様の左足が、……口の中を…掻き回していました。


……ああ……、申し訳…ございません…、
左足、への…、……ご奉仕が、…まだ……、でした……



「―――くすくす……薫さん、……」



…ああ、お許しを…、お許しを…、


「……、くすくす…ふふ…、…………」


爪先が……、喉奥に……ぐりぐりと、螺子回しのように…乱暴に…突き込まれます。
…申し訳ございません、ああ、…お許しを、お許しを…




…暫くして、私の喉奥を蹂躙し尽くすと…
……ちゅぽん、と……糸を引いて…、口から…、左足が引き抜かれました。


……紅子様は…、私の失態にもかかわらず…、どこか上機嫌で…
……両足で…私の顔を虐めながら…、
ベッドで寝息を立てている…あの子の、さらさらの髪に指を絡めて…頭を、優しく撫でています。

「……ふふ…、薫さん…、…この子は…、本当に、…可愛らしいわね……」

……。

「……こんなに可愛らしいのに……、お名前が、…ふふ、くすくす、……似合わない、…わね……」

……。ああ、…そうか。
…今日は…、『私の番』じゃ、…なかったんだっけ…。

「……あなたの時は…、…お名前、…そのままで、…良かったのにね。……ふふふ、…あはは、…ふふ…」

……ああ、やっぱり。
…この子も……、私と、同じだ。
…そして、私と……、同じになるんだ。

「……この子の、もうひとつのお名前…、ふふ…、…何が……いいかしらね。…明日までに…考えておかなくちゃ……」


……そう。
…………明日。

…明日から、…この子も…



哀れで、幸せな……紅子様の、雌犬。

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