2chエロパロ板「大人しい女の子が逆レイプ」スレのまとめwikiです

「財布を出していただけませんか…」
振り向くと、俺は背後から包丁を突きつけられていた。
そいつは見知らぬ女であった。
年の頃は20代といったところか。
黒髪で色白で、線も細く背の低い、いかにも弱気な雰囲気が漂っている頼り無さそうな女性だ。
「えっとー、あなたどちら様ですか?」
「ご…強盗です」
いや、明らかに強盗の雰囲気じゃないだろ。
人襲えないだろ。
「あのねえ。冗談でも危ないですよこんなもの持ち歩いちゃ」
パシッ
「はうっ!」
彼女の持つ包丁へと手を伸ばし、奪い取る。
彼女からは何の抵抗もなく、いとも容易くそれは俺の手に渡ることになった。
「こ、こわくないんですか?強盗 ですよ?」
「いや、こんな強盗がいてたまりますか」
「ううっ…」
今にも泣き出しそうな雰囲気だ。
まずい…こんなところ人に見られたら、俺が泣かせたみたいに思われる…
「私だって…ほんとはこんなことしたくないのに…」
「分かった分かった分かりましたよ!分かったから泣かないでください。とりあえず話だけ聞きますから、こっち来てください」
そう言って、俺は包丁をとりあえずバッグにしまい、人気のない喫茶店へと歩き出した。

「………」
「………」
いつ誰が利用しているのか、そもそも本当に需要が存在するのか。
それすらも分からない。人が入っているところを見たことがない、場末感漂うマダムのブティック。
その隣に佇むこれまた場末感漂うスナック…兼喫茶店。
そこで俺たちはボックスの席を陣取り、怪訝な顔をしてこちらを見つめる店主の耳に入らないように、小声で会話をし…ようと思ったが全く会話が続かなかった。
「………」
「………」
なんだよ、なんか話せよ。
話だけでも聞いてやるって言って誘ったのに。
「あの…」
と思ったら、やっと声を出した。
「はい」
「何か食べませんか?」
そうじゃねえだろ!
他に話すことがあるんだろ!
「はい」
結局俺たちはパンケーキを頼んでしまった。

「あの…」
「はい」
「なんでもないです」
「はあ」
「あの…」
「はい」
「おいしいですね」
舐めてんのかこいつは。
そもそもなんで俺は見知らぬ女とパンケーキ食ってんだ。
ナンパなのかこれは?
この場合、どっちがナンパしたことになるんだ?
喫茶店に誘った俺か?先に声掛けてきたこいつか?
ああ、そうだそんなこと考えてる場合じゃなかった。
「…あの」
今度の「あの」は俺の声だ。
「さっきの何なんですか」
「…だから、強盗です」
「…」
「…」
「いや、おかしいでし…」
「お、おかねに困ってたんです」
食い気味に返答する自称強盗女。
「…会社で嫌がらせ受けてたんです…それで辞めたら…今度は「辞職による経済的損失を支払え」って言われて…300万必要なんです。
なので、このコーヒーとパンケーキもおごってください」
今までの間はなんだったのかというくらい、わりと簡潔にまとめて話しやがる。
あと最後にさらっと図々しい一言。
「まあ 、これくらい奢りますけど…あの…それ誰かに相談しました?」
「してないです」
だろうな。
「はあ…人に包丁突きつける勇気あるなら、もっと他にやることあるでしょうに」

俺は彼女に、その会社が違法な要求をしていることを伝え、労基署に連れていくことになった。
当然そんな会社の要求は却下され、経営者もろとも社会的制裁を受けることとなった。
そして、数ヶ月の時が経ったある日のこと…

「服を脱いでいただけませんか…」
俺はなぜかまたあの女に包丁を突きつけられていた。
「あの…何してんすか?」
ここは俺の自宅の玄関である。
だが、彼女に俺の自宅を教えたことはない。
「ご…強姦です」
いや、まだ行為に及んでないのに強姦っておかしいだろ。
パシッ
「はうっ!」
今度も包丁はいとも容易く奪い取ることが出来た。
「じ、自宅が割れてるんですよ?こわくないんですか?」
「いや、まったく」
こいつに何の迫力も感じないしな。
というか、こいつは恩を仇で返すつもりか。
「あの…恩着せがましいですが…あの時助けてあげたのにこれですか」
「しょ、しょうがないじゃないですか!フラれたんですから!結ばれるにはこうするしかないじゃないですか!」
━━そう、俺は例の事件のあと、一ヶ月後にこの女から告白されたのだ。
要約すると、「世話になって惚れたから付き合って欲しい」とのこと。
だが、俺だって包丁突きつけて財布を出させようとする女と付き合うほどバカじゃない。
それくらいの人を見る目は備わっ てる。
「もう、分かったから帰ってください。今度いい人紹介しますから」
俺は包丁を靴箱の上に置き、彼女を外に押し出して、ドアを閉めた。
「…私だって…本気になれば出来るんだから…」
外で彼女が何かぶつぶつと呟いていたが、俺は包丁の処分のことだけに頭を悩ませていた。

翌日。
特に用もないが、とりあえず休日なので出掛けるかと思い、ドアを開けたところ…
ドンッ!
「痛っ!」
鈍い音を立てて、ドアが何かにぶつかった。
というか、声がした時点で何にぶつかったのか分かった。
はあ…面倒くさい…
「あの…そこにいるの分かってますよ」
「えっ…なんで…」
そこで声を出してしまうあたり、救いようのないバカである。
「待ち伏せして、なんかまためんどくさいこと言いに来たんでしょう?」
俺がそう言うと、彼女はようやく顔を見せた。
ようやくと言っても、ドアをあけてから十数秒のあまりに早すぎる降伏だが。
「服を脱いでいただけませんか…」
「あのね、二日連続なんてしつこいですよ。〇価〇会の勧誘じゃないんですから」
「い、一緒にしないでください!」
また包丁を持ってきたのかとその手を見ると、今度はなぜかシェーバーを持っていた。
「それ…髭剃りですよね?包丁と間違えて持ってきたんですか?さすがに似ても似付かないですよ。それともあれですか、髭剃りで脅すんですか?
いくらなんでもそれを刃物として扱うのは無理があるんじゃないですか?」
「…!!ば、ばかにしすぎです!私のことそんなにばかだと思ってるんですか!?」
「はいはい。すみませんでした。じゃあこれも一応回収しときますよ」
そう言って俺が手を伸ばした瞬間、シェーバーがカチカチカチッという音と共に光を放ち、俺の体に電流が走った。
「ぐあっ!」
それ以上の声が出なかった。
声帯に力が回らない。それだけではなく、全身が硬直し、痺れと共に、これまでに味わったことのない強い不快感が俺を包んだ。
薄れていく意識、崩れていく身体。
彼女は俺を抱き止めながら、焦りと歓喜の入り交じったような複雑な顔を浮かべていた。
俺がシェーバーだと思っていたもの、それはスタンガンだったのだ。

意識が戻ると、俺は自分のベッドで寝ていた。
悪い夢を見たのだろうと思い、身体を起こそうとすると…
「え…?身体が…動かない」
見ると、手足はベッドの四隅に器用に縛り付けられていた。
「…市販のスタンガンだときぜつしないから、ネットの情報をみて改造したんです」
奴が部屋の奥から歩いてきた。
夢ではなかった。俺は気絶させられたところを、ここまで運ばれてきたのだ。
しかし、それにしても…
「パソコン…使えたんだ…」
スタンガンを改造したり、ベッドに縛り付けたり、意外と器用な一面があるのかもしれない。
と、俺が彼女の「私、やろうと思えば出来るんです」アピールに素直に関心していると…
「…そんな…今からレイプされる絶対絶命の状況で…恐怖のどんぞこにいるはずの状況で…まだ私のことをバカにするなんて…ゲフッ」
最後にゲップしやがった。
よく見ると手にはコーラの注がれたコップ。
こいつ…冷蔵庫のコーラ勝手に飲みやがった。
どこまでも図々しい。
「あの…人の冷蔵庫の中身勝手に取らないでください」
「あ、あなただって私の包丁ふたつも取ったじゃないですか!これでおあいこです」
そう考えると、包丁二つに対してコーラなら、俺は大分得をしたことになるな。
「ってことはあれ、貰っていいんですか?」
「…返してもらうに決まってるじゃないですか」
ちょっと待て何がおあいこだ。
しかしこの状況…どうしたものか。
「あの、これ解いてくれないですか?」
「…今の状況分かってます?私…今からあなたのことレイプするんですよ?」
「はあ」
「あ!どうせできないと思ってるんでしょう!?も、もうそれはそれはひどいことをしちゃうんですからね!めっちゃめちゃにいたぶりつくしちゃうんですから」
そう言うと、彼女は俺の服を脱がしに掛かった。

「あの…」
「な、なんでしょう?」
レイプ魔が「なんでしょう」はないだろ。
「縛る前に服脱がせた方が効率が良かったんじゃ…」
「あっ…!………そ、それは…その…ああ!そうだ!目の前でじっくり脱がすことでじわじわと恐怖を与えるつもりだったんです」
いやいやいやいや、今気づいたって顔してただろ。
そして、彼女は俺の服のボタンを一つ一つ丁寧に外していった。
なんだかいたたまれない気持ちになってきた。
「…よし…あとは下のシャツとズボンを…あ!手足を縛ってるからぬがせられない」
「だから言ったじゃないですか」
「し、縛る前にいってくださいよ!」
「いや、気絶してましたし…それに、なんでこっちの立場で助言しなきゃいけないんですか」
「…ううっ…か、かくなるうえは…」
彼女は俺の部屋を物色すると、ハサミを取り出した。
まずい…それだけはまずい…
俺はこの女と出会って初めて「焦り」の感情を抱くこととなった。
「切ります」
「一々宣言しないでいいですから!待って、解いてくれれば服脱ぐんでそれだけは勘弁してください」
「…ほ、ほどいたらにげるじゃないですか。とにかく切りますからね!」
彼女は俺の服にハサミを入れ、切り刻む。
「や、やめてください!お気に入りの服なんですよ!」
「ようやく私の怖さが分かりましたか?私は凶悪犯なんです。ほしいものをてにするためなら、手段をえらばないんです」
明らかに俺と彼女の認識は異なっている。
俺はただ迷惑がってるだけで、怖がってはいない。

「ほんと、弁償してもらいますからね!」
そうこうしているうちに、彼女は俺を裸に剥いてしまった。
さすがにこれは恥ずかしい。
手足を縛られた状態で局部をさらけ出すなど、羞恥の極みである。
「くっ…!」
「わ…わわわわ…ど…どどどうしよう…ほんとうに裸にしちゃった…は…初めて見た…」
顔を背ける俺に対し、顔を赤らめながら裸体を凝視する彼女。
こんな間抜け女に俺は捕まったのか。情けない。
それにしても…
「初めて…?」
「ち…ちがっ…私は初めてなんかじゃありませんっ!経験豊富なんです!ふ、ふんっ…小さいおち…お…お…お…おち…おちんちんですね!」
言うのためらってんじゃねえか。
「…わ、私が今まで相手した人の中でこーんなおっきい人いましたよ!」
そう言って彼女は両手を思いきり広げた。
…そんなんいるわけないだろ…どこに収納するんだよ…
普通の人間がやればウケ狙いと捉えられかねない非常識っぷり。
間違いない、こいつは処女だ。
「あの…あんまり無理しない方がいいんじゃ…」
「服まで切りさいて、いまさらあとに引けません…」
そう言うと彼女は髪を左手で後ろに流し、俺の顔のすぐ前まで近づいてきた。
「ち…ちちちちちちちちちちち」
「えっ」
「ち、ちち…チューしちゃいますよ…あなたの大切なファーストキスを、私が無慈悲にうばいとるんです」
レイプ魔が「チュー」なんて言うか。
そもそも誰がファーストキスだなんて言ったんだよ。
この場では否定も肯定もしないでおくが、自分が初めてだからって勝手に認定するな。

「ち、ちち…チューするから目を瞑ってください」
「いや、それじゃ恋人みたいじゃないですか」
「はうっ!こ、こここここ恋人ですか!?わ、私たち恋人なんですか?今私たち付き合ってて、私が彼女であなたが彼氏なんですか?」
「はあ…そうじゃないですよ…目を瞑ってキスするってシチュエーションの話ですよ…あなたは僕を襲ってるんでしょう?
じゃあわざわざ「目を瞑って」なんて乙女チックな発言おかしいでしょう」
「ひどい!だましたんですね!許せません…あなたの唇をうばうので、目を瞑ってください」
こいつ話聞いてないだろ。
だが、こいつの言うことに従うのもバカバカしいので、目を開けたままにしていると…
彼女はそれ以上に目を見開い ていた。
開きすぎておでこにちょっとシワが出来るくらい。
「フーッ!フーッ!」
息を荒げ、興奮と緊張が入り交じり、100種類のスパイスで味付けしたたような表情を浮かべ、俺を凝視している。
さすがにこれは怖かった。
初めて彼女を怖いと思った。
こんな顔芸に俺は恐怖を覚えてしまった。
「いやいやいやいや、おかしいでしょう…なんで自分は目を瞑らないんですか」
「初めてのチューなんですから、その瞬間くらい目に焼きつけておくのはあたりまえじゃないですか」
「あの…経験豊富って設定は…」
「…はっ…!…そ、そういっておけば喜ぶと思っただけです」
「襲う相手を喜ばせてどうするんですか…」
一日の会話でこうも何度も完全に論破される人間がいるだろうか 。
「と…とにかくっ!恥ずかしいから目を瞑ってください!私は目をあけてます!」
「はあ…さすがにねえ、僕だって好きでもない相手からこんな形でキスされるなんて嫌ですよ。好きでもない相手から」
「今…好きでもないっていった…しかも二回もいって強調された…」
「だって全然好きじゃないんですもん。好きになる要素が一つもないんですもん」
「はううっ!そ、そこまで言いますか…フッた相手をそこまで追い詰めるなんて…」
顔立ちは悪くない。綺麗系の顔立ちでスレてない感じではある。
ただ、俺のタイプは可愛い系だ。ハッキリした顔立ちがタイプなのだ。

「とにかくもうやめてください。本当に迷惑なん…むううっ!!」
右手で後頭部を支えられ、引き寄せるようにいきなりキスをされた。
バードキスではなく、粘膜に粘膜を擦り付けるような強引なキス。
唇で唇を覆い、ぐりぐりと押し付けてくる。
「んむううううっ!」
突然のことに戸惑っていると、今度は舌を入れてきやがった。
唐突な異物感。侵入した舌を噛むわけにもいかず、俺は咥内の蹂躙を許すほかなかった。
俺が舌を引っ込めると、それを追うようにして、舌を絡ませようとしてくる。
そして、前を見ると…
「ん!んんんんんーーっ!」
瞳を開けたまま、一心不乱に舌を貪る彼女。
タイプでない相手からの無理矢理なディープキスは、想像を遥かに越える気持ち悪さだった。
こんなことなら、素直に目を閉じておくべきだった。
「ぷはー………ああ…すてき…私、キスしちゃったんだ…好きなひとにキスしちゃったんだ…しかもおとなのキス…」
「こ…この…」
「きもちよかったです…ごちそうさまでした」
俺はこの状況を楽観視し過ぎていた。
「こんな奴に何が出来る」とタカをくくっていたが、こんな奴だからこそ突拍子もない行動を取る危うさがあるのだ。
俺は、包丁を二度も取り上げたことで、その当たり前の危機感すら失っていたのだ。

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