2chエロパロ板「大人しい女の子が逆レイプ」スレのまとめwikiです

「い、池田君・・・わ、私と・・・付き合ってください!」
自分の声が震えて聞こえた。相手の足元さえろくに見られない。
相手の返事が気になるが、相手はまだ黙っている。

小寺早紀。私の名前だ。もうそろそろで高校三年生だ。
池田優(すぐる)。私の目の前に立っている人の名前だ。
クラスの中には必ず一人はいるいじられキャラだ。
だけど・・・優しい。私が好きなのはそこだ。
私が今告白しててるのは親友の福原由美のおかげだし、せいでもある。
入学して由美に声をかけられて仲良くなった。
正直、クラスでもてる由美が声をかけてきたのは驚いた。
由美は優君と中学校が同じだったので色々と知っている。
髪の長い人が好きだとか、料理上手な人が好きだとか。
そのおかげで毎日お弁当を作ってあげたりと、私なりにアプローチしているつもりだ。
でも、全く分かってくれない。
でも、お弁当を「おいしい」と笑顔で誉めてくれることが嬉しかった。
だけど由美は、私がなかなか告白しないことを怒り、とうとうこんなことを言った。
「告白してダメなら押し倒してでもいいから手に入れるの!お分かり!?」
それから由美はある計画を考え出した。

押し倒す。そして既成事実をでっち上げる。

本当はいけないことだと分かってる。でも本当に好きなのだ。
由美が考えた段取りはこうだ。
1、体育館裏に呼び出して告白。これでOKだったらそのまま付き合う。
2、断ったら、そのとき由美が後ろから殴りかかって気絶させる。
3、そのまま、私の家まで連れ込む。
4、襲う

頭の中で、昨日のことを思い出しつつ顔を上げる。
池田君は苦笑いをして、そいて後ずさりしながらこう言った。
「・・・小寺さん。俺さ、付き合うとかそういうのよく分かんないから・・・」
2実行として池田君の後ろの木陰から由美が木刀を持ってこっそり出て来るはずだった。
「おっと・・・うわっ!」
池田君が後ずさりしながら段差にコケたのだ。そして後頭部をコンクリートにぶつけ沈黙。
「ありゃりゃ・・・こんなところでボケかまさなくても・・・」
由美が池田君の顔を覗き込みながら言う。
「・・・大丈夫かな・・・」
「血出てないから大丈夫でしょ・・・それより、3実行するよ?はい肩貸して」
ためらいもなく、池田君を起こす由美。
「えっ!で、でも・・・」
「あの返事は断ろうとしてたんだよ?聞いてた?」
「あうぅ・・・」
確かに聞いてた。耳に残ってる。大好きな人の大好きな声だ。
あのままであっても、池田君は由美に殴られ結果的に気絶していただろう。
「気絶してるんだからOKよ。大丈夫」
納得できないが同じように肩を貸して持ち上げる。思ったより重い。
「さ、早く済ませちゃいましょ」
何で由美はちょっとだけ笑っているのだろう。私がこんなに頑張ってるのに。
これからのことを心配すると泣きたくなってきた。

「暑いわね」
「・・・うん」
ちょうど5時だ。太陽が傾いてきたとはいえ7月の半ばだ。
そして三人くっついて並ぶように歩いている。
ただ私は嬉しかった。こんなに近くで優君の匂いをかげるのだ。
これが大好きな人の匂い・・・そう思うと顔が熱くなる。
思い切って顔を近づける。汗臭いかと思ったがふわふわとした香りがした。
好きな人はやっぱり匂いも違うんだ。
嗅いだ瞬間、嬉しくなって、でも泣きそうになってしまった。
自分のやっていることが悪いことだと思い出される。
私は本当に池田君が好きだから。池田君を虜にすれば言いと由美も言っていた。
そう自分に言い聞かせているうちに家に着いた。

「よいしょっと」
私のベッドに学ランを脱がせた池田君を優しく横にねかせる。
「・・・これでよし。準備は万端ね」
ベッドの隅に両手を鎖で繋げる。
がっしりと取れないように。私から逃れられないように。
そういえばこの鎖は由美が持ってきたものだ。一体どうやって入手したんだろう。
気になったけど今は目の前のやらなければいけないことに集中した。
「じゃあ、これ。やっぱり気をつけなさいよ」
いきなり何か手渡された。
「何・・・これ・・・」
「避妊具。またの名をコンドーム」
本当にどこまで準備していたんだろう。
「じゃあ、色々と頑張って。」
「色々・・・」
「じゃあね」
そう言い残して由美は帰ってしまった。
残されたのは私と池田君だけ。とりあえず観察する。
ベッドの横から顔を覗き込む。
くぅくぅと女の子のような寝息を立てながら寝ている。
この可愛らしく罪のない寝顔を見てると確かに何かしたくなる。
そういえば、修学旅行のときに女子に上半身裸にされて風邪を引きかけていた。
たまらなくなって思わず、頬をつついてみる。
ふに

やわらかくて気持ちいい。もう一回・・・
ふにふに

止まらない。あと一回だけ・・・
ふにふにふに・・・・・・

「うぅ〜ん」
危ない。今にも起きそうだった。
池田君は反対側に顔を向ける。セーフらしい。
(これから・・・どうすればいいの・・・)
段取りは決めたものの、その後が決まってなかった。
肝心の由美は、
「大丈夫!下着姿で抱きつけば男なんて簡単!」
などと適当なことを言っていた。
もちろん、私にそんなことできる勇気はない。
今更ながら、慌ててきた。
「あぅ・・・」
泣きそうになってきた。目に涙が溜まってくる。
その時、池田君が顔を上げた。目を覚ましたようだ。
「ん〜。アイテテ・・・頭いてぇ〜・・・ってあり?」
目が合う。
「あれ? あれれ?」
場が凍りついた。

謎だった。全てが。

小寺さんに手紙で体育館裏に呼び出された。
別に期待してたわけじゃない。卑猥なことを考えていたわけでもない。
恥ずかしがり屋だから、みんなの前じゃ言いづらいんだろう。
何だろうな?料理を試食してほしいとかでよくお弁当を作ってくれだけど、それ関係かな?
それとも料理の材料の買い物で荷物持ちでも頼まれるかも?
そんなことを呑気なことを考えていた考えていた俺が間違いだったのかもしれない。

人生初めての告白をされた。
うん、告白は確かにみんなの前じゃ言えないな。納得納得。
別に告白が嫌じゃなかった。小寺さんは恥ずかしがり屋だけどその姿が可愛いとかで人気がある。
そんな相手からの告白だ。嫌じゃないとかじゃなく嬉しかった。
ただ俺は恋愛とかそういうのが全くわからない。
人を好きになることが分からないだけだ。でも、人に嫌われることは嫌だ。
だから俺はいつも笑っているようにした。そして誰にも優しくするようにした。
ケンカもしないし、起きても殴り返さない。とにかく人を傷つける行動を一切しないようにした。
こうすれば人には嫌われないと思っていた。
おかげで、みんなからドMと呼ばれるようになったのは心苦しいけど。
ただそれだけなのに。

どうして―――どうして俺はこんな場所にいるんだ?

告白を断ったあと、よく分からないが真っ青な空が見えた。
そういえば夏が近いな。熱くなってきたし、アイス食べたいなあ。
そんな呑気なことを考えた後、後頭部に鈍い痛みを感じて―――

今に至る。

顔を上げる。まだ少し頭が痛かったが、目の前の状況が分からなかった。
オレンジ色の可愛らしいベッドの上にいる。女物のようだ。
俺は学ランを脱がされワイシャツ状態。
そして両手がベッドの角に鎖で繋がれている。
そして目の前には俺の顔を覗き込む涙目の小寺さん。
小寺さんは俺と目が合うと、泣き出してしまった。

・・・とにかく落ち着こう、俺。

怖かった。自分のやっていることがばれれば、池田君に嫌われる。
そう思うともう目に溜まっていた涙を止める術はなかった。
「・・・あうぅ・・・グスン・・・グスン・・・」
「こ、小寺さん!?ちょっと落ち着いて。頼むから泣かないでくれ」
顔を覆っていた指の間から池田君を見る。
彼の顔は、いつもクラスメイトにイタズラされている時と同じ困惑の顔だった。
そのいつもの顔を見ると少し安心してきた。
「と、とりあえずこの状態は何?本格的なイジメ?」
「・・・違うんです・・・グスン」
「危ない人体実験?」
「・・・違います・・・ヒック」
自分が襲われているということを考えの候補にも入れていないと思うと悲しくなった。
同時に自分の好意を理解してくれない池田君に腹立たしくもなってきた。
「・・・とりあえずこれ外してくれない?」
「それは無理・・・というか嫌です」
「何で?」
池田君の顔が青ざめてきた。自分の置かれている状況を理解してきたらしい。
「・・・これは私が・・・あなたを・・・池田君を襲うために付けたんです」
沈黙。
「・・・そういうことで始めます」
ベルトの金具に手をかける。カチャカチャと外していると、池田君が叫びだした。
「いやいやいや、お、襲う?そんなこと普通、男が女にすることだから!いや、それも犯罪だけど」
「普通はそうですね・・・でも池田君・・・名前で呼んでもいいですか?・・・優君はドMだからいいんです」
「俺の反応待ってないし・・・確かにそうだけど・・・小寺さんがそんなことやっちゃダメだ」
「何で・・・ですか」
「道徳的な問題って言うか、小寺さんのキャラ的にって言うか」
優君らしく真面目な答えだ。
「名前で呼んでください・・・早紀です・・・」
「えっと、早紀さん・・・とにかく辞めて下さい」
明らかな拒絶だ。そんなに私のことが嫌いなのだろうか。
「私告白しましたよね。それでダメだったからこうして・・・虜にしてやろうって思って・・・」
「と、虜・・・冗談にしては危ない言葉を使うね・・・」
「じょ、冗談何かじゃありません!私は本当に優君のことが好きなんです!」
そう叫ぶと、優君は黙ってしまった。
「どうして私の思いを受けとめてくれないんですか?私が嫌いなんですか?それとも好きな人がいるんですか?」
「・・・そういうわけじゃないさ・・・でも・・・でもこんなのやっぱり、間違ってる・・・」
「・・・携帯見せてください」
ズボンのポケットに手を入れる。携帯を取り出してまずはメールボックスを見る。
「辞めて・・・本当に辞めてくれ・・・」
やっぱりパスワードが掛かっている。
「パスワードは誕生日ですか?そうなら、三月三日、雛祭りの日ですね・・・」
これは密かに優君の鞄をあさって、生徒手帳を見た時に知った。優君は目を大きくして驚いた。
「何で人の恥ずかしい誕生日を!誰にも言ってないのに・・・」
そこには、クラスの女子だけではなく知らない女の子もたくさん登録されていた。
「・・・こんなに女の子が登録されています。一体どういうことですか?」
十五人ぐらい登録されている。何なんだこれは。携帯を優君に突きつける。

「これはみんなから色々手伝って欲しいとか相談があるとかで・・・」
「そんなの知りません。この中の一人ぐらい、優君が好きかも知りません」
早紀さんは怒って俺の携帯をそこらへんに投げた。
「そんなことないよ・・・」
「羨ましいです・・・みんな気軽に優君に話し掛けていて・・・私、恥ずかしがり屋で・・・」
また涙が込み上げてくる。私はやっぱり弱い。そう思う。
「私、すぐ泣いちゃうし・・・ヒック・・・自分から話し掛けられないし・・・グスン」
優君は私と目を合わせてくれているが、何も言わず黙っている。
「・・・優君は初めて私が好きになった人なんです・・・」
今度は顔が可愛らしく赤くなり、目を少しそらした。
「こんな私にも話し掛けてくれる。優しくしてくれる。・・・気付いたら私は優君のことが好きになってたんです!」
顔が真っ赤になりながらも私のことを見つめてくれる優君を見ているとこっちも顔が赤くなってくる。
「・・・私、毎日お弁当を作ってあげましたよね・・・笑顔でおいしい、って言ってくれる優君を見て嬉しかった・・・」
恐る恐る優君の頬に両手を伸ばす。熱いくらい赤い顔に。
「でもそれまででした。いくら頑張っても優君は私の好意には気付いてくれなかった・・・」
手に何か液体が触れる。見てみると、優君の涙だった。
そしてやっと喋りだした。
「ごめんなさい・・・俺、バカだからさ・・・そういう他人の気持ちとか考えないで・・・」
「な、泣かないで下さい・・・優君が悪いわけじゃないんです」
「いや、俺のせいで迷惑かけたんだ・・・本当に反省します・・・すいませんでした」
鎖で拘束された人が深々と頭を下げている。変な光景、と思う。
「それで・・・本当に私と付き合ってくれませんか・・・」
恐る恐る、だが相手の目をまっすぐ見ながらもう一度問う。
対して優君も私の目を見ながら申し訳なさそうに言った。
「・・・ごめん。やっぱり俺は誰とも、早紀さんでも付き合わない」
「そう・・・ですか・・・」
「それで・・・もう解放してくれないか」
鎖で繋がれた手をわずかに動かしながら言う。

「・・・・・・」

どうしたのだろう。何も言わない。
「早紀さん・・・?」
突然、ベッドの上で俺に重なるように四つん這いになった。
「え・・・まさか・・・?」
ゆっくりと俺の方に手を伸ばしてきて、ワイシャツのボタンを一つ一つ丁寧に外す。
「ちょっと待ったあぁ!」
後一つというところで、出来る限りの範囲で身をよじらせ、早紀さんの手を払いのける。
「な、何やってんの!?もう早紀さんの思いは分かったんだし、これで・・・解放してくれるんじゃないの!?」
「・・・やっぱり告白してもダメだった・・・さっきも言ったように、もう最後の手段に出ます・・・」
最後の手段。背筋がゾクゾク冷える。俺には女子に襲われたいなどという願望はない。
諦めずに手を伸ばしてくるので、身をよじらして払いのける。
そして思いきり動かした足が早紀さんにぶつかった。
「痛っ!」
「あっ、ごめん。大丈夫か?」
「・・・やっぱり優君は優しいです。名前の通りですね」
油断した。その一瞬だった。
すぐに俺の足をM字開脚状態に開き、その間に入り最後のボタンを外す。
そして露になった俺の体をまじまじと見つめた。
「案外、筋肉質ですね・・・」
「みんなに殴られたり、女子にボディーブローされているうちに筋肉がついたんだ・・・」
俺の悲しい過去を話しているうちに、早紀さんは俺の胸に顔をうずめてきた。
「ちょ・・・ちょっと・・・」
「優君、いい匂いがするし肌白くて綺麗で女の子みたいです」
「くぅ・・・みんなに言われる・・・」
そして俺の胸に耳を当てる。
「心臓もドキドキしています。これって私のせいですか?」
真っ赤になって上目使いで見てくる早紀さんは、とても可愛い。

ちくしょう、現実から目を背けたくなってきた。


このままじゃ危ない。俺の童貞が。いやいや、ここは落ち着いて考えろ。逆転の発想だ。
早紀さんに付き合うって言ったら、ひとまず辞めてくれるんじゃないか?
「早紀さん・・・分かったから・・・俺と付き合っていいよ」
「本当ですか!?私、嬉しいです・・・」
早紀さんは一気に笑顔になる。うん、笑顔は可愛いけど中身は案外黒い人なんだな。
早紀さんはご機嫌な様子で俺の首に手を回して抱きついてキスをしてきた。
「うわっ!ファ、ファーストキスを・・・」
泣きたい。悔しい。でもこんな状況でそんなことしても悪い方に進むだけだ。
ふと気付けば体が密着している。今まで気にしていなかったが、とてもいい匂いだ。
女の子らしい・・・いや濃厚な雌の匂いという感じだ。俺の股間が大きくなる前にこの事態を何とかしなければ。
「そ、それでさ・・・あの、鎖を・・・」
早紀さんはにっこりと笑いながらこう言った。
「それはちょっと無理・・・です」
そして俺から離れて立ち上がり、自分の服に手をかけた。
「え?マジ?」
「こ、恋人同士だからこそするんです!」
地雷踏んだ。
自分でも冷や汗をかいてるのが分かる。
自分の目の前の現実を見ないように顔を手で覆いたかったが、鎖のせいでそれも出来ない。
身をよじらせようとするが、それでも視界の端に入る。大人しく見るわけにもいかないので、懸命に目を閉じる。
男の欲望に負けそうだ。何たってクラスで人気のある女子が自分の目の前で裸になろうとしている。
クラスメイトに見られたら俺、殺されるだろうな。パサッ、パサッと制服の落ちる音がそんな思いを吹き飛ばした。
「優君・・・目を開けてください・・・」
「俺はこんなことされたくない」
目を閉じたまま出来るだけ冷静に言う。
「私はしたいんです!」
「ダメだ!こんなの間違ってる!人が嫌がることなんてしちゃダメだ!」
精一杯の大声で叫ぶ。目は開けていないから、早紀さんの表情は読み取れない。
「・・・私のこと嫌なんですか・・・」
グサリ、いやズブリと俺の心に深く突き刺さる。
「いや、嫌いなわけじゃない・・・ただ・・・」
「もうそんな話聞きたくありません」

俺の言葉なんて聞かず、無理矢理ズボンとトランクスを下ろす。
いきなりそんなことされたのだ。驚いて目を開ける。
と、目の前には下着姿の早紀さんが。俺の股間をじっくりと覗き込んでいた。
「・・・・・・!!」
純白の下着。それは早紀さんに似合っていて可愛い。しかも胸の谷間が見える。
決して大きいというわけじゃない大きさだが俺を、俺の息子を興奮させるには十分だった。
先ほどの着替えで興奮しかけていたが、完全に俺の息子は成長しきっていた。
「これが・・・優君の・・・」
ゆっくりと手を伸ばしてくる。逃れられない。
優しく包み込むようにでも、しっかりと離さないように俺の息子を握る。
他人に触られた瞬間、背筋がゾクゾク震えた。
「うわっ!」
「ご、ごめんなさい!」
素直に謝ってくる。謝るくらならやらないで欲しい。
「・・・えと、これを私の中に・・・入れれば・・・」
下着を完全に脱ぐ。俺はまたもや興奮する。
俺の上に跨り、自分の中へ迎え入れようとする早紀さん。先端が突入する前に叫んだ。
「待った!これ以上やると俺は君を・・・恨むよ」
無言で見つめ返してくる。
「今放してくれれば、何もなかったことにするから・・・いつもどおり・・・今まで通りにさ・・・」
早紀さんは真っ赤な顔を俺の望む方向へとは振らなかった。
「・・・せめてコンドームとか・・・」
「・・・これ・・・ですか?」
俺の目の前に出す。せめてもの救いだ。
「・・・頼むよ・・・」
「私は・・・優君と本当に一つになりたいんです・・・」
そう言って早紀さんはコンドームをどこかに投げ捨てた。
男としては言われてみたいセリフだ。でも、こんな状況で言われても全く嬉しくない。
「じゃあ・・・行きます!」
ゆっくりと、体を下ろし俺を入れていく。
「くぅ・・・ううう・・・」
入っていく。早紀さんの中に。快感に襲われる。俺はこんなの望んでいないのに。
中はとても温かい。包まれているより飲み込まれているといったほうが近い。
早紀さんは目をつぶっている。彼女も相当苦しいのだろう。
入っていくうちに先端が何かに当たった。純潔の証である。
俺が引き返せる最後の可能性でもあり、希望だ。
「い、今すぐ抜いて・・・まだ引き返せるから・・・」
「優しい・・・ですね・・・やっぱり優君は大好きです」
出来るだけの笑顔をした後、彼女は一気に腰を降ろし俺で貫かせた。

小刻みに震える体。乱れた呼吸。
痛みで涙がこぼれそうな目。ただその目の奥は嬉しそうに輝かせている。
彼女の性器から血が出て俺の体にも付着している。
もしかしたら、これは夢なのかもしれない。
そんな甘い希望も、それを見て打ち砕かれた。
早紀さんは呼吸が整い、痛みが和らいだだろう時に俺に、こう尋ねた。
「気持ち・・・いいですか?」
何も言えない。気持ちいいのは事実だが嬉しくも何ともない。
「私、動きますね・・・」
俺の体に手を置き、腰を上げ体をゆっくりと上下に動かし始める。
その振動は俺に現実離れした、と言うより現実から離れさせていくような快感を与えた。
「・・・・・・・・・ッ!」
せめて言葉には出さないようにしたものの、刺激に耐え切れず声が漏れる。
「う、嬉しいです。気持ちよさそうにしてくれるなんて」
そう言って腰を振る速度を速めてくる。快感も罪悪感もましてきた。
悔しさで胸がいっぱいになる。ちくしょう。

俺の肉棒で感じている早紀さんとは目を合わせられず、思わず横を見る。
大きな鏡があった。鏡の中に見えるのは、俺の上で満足そうに腰を振る早紀さんと快感に顔を歪める俺。

―――俺は望んでいないのに何故鏡の中の俺はこんなに気持ちよさそうなんだ?

悔しかった。もう絶望した。抵抗する気も失せた。
全身の力が抜けていく。それでも性器は力が漲っている。
もうどうだっていい。もう出そうだ。我慢する必要もない。
「早紀さん・・・も・・・もう出るっ!!」
「イ・・・イってください!・・・私の!・・・私の中で!!」
早紀さんも絶頂を迎えたようだ。
俺は早紀さんの中に自分のあらゆるものを吐き出した。
後悔、絶望、罪悪感・・・自分に溜まっていたもの全て。


俺に倒れこむ早紀さんの顔。喜びに満ち溢れた顔。それを見ても怒りなどは一切湧いてこない。
俺たちはそのまま気を失った。

もうどうだっていいさ―――


BAD END

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Posted by ≪潟若 篋堺 2013年12月05日(木) 19:29:04 返信

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Posted by 若 糸 2013年12月05日(木) 04:48:34 返信

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