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ショリショリショリショリ…… ショリショリショリショリ……

僕は喉が渇いていた。
メイドを部屋に呼んで飲み物を持ってくるよう頼んでもいいが、少し息抜きに邸内を歩きたい気分だった。
飲み物を求め食堂まで来たところ、そんな音が聞こえてきた。

中に入ると、楓さんが熱心に何かをやっている。
楓さんは長く勤めてくれている働き者のメイドだ。
今も何か仕事をしているのだろう。
フッと背後から覗きこむと、包丁を持って、土台になったモノに擦り付けるように前後に動かしていた。

「楓さん、ご苦労様。 精が出るね。 包丁研いでるの?」
「えぇ、どうも切れ味が悪くなってきたようで。 あと最近害獣がウロついているようなので」

この町は、国で二番目に大きい副都から距離的に然程遠くない割には、田舎な感じで山の動物が結構出てくる。
猟師の人も多く、また昔日にはここを拠点にこの地方の領主が狩りを楽しんだ所でもある。
山の動物は、人里まで降りてきて悪さをする事もあるようだ。
来る時分は、特に日が暮れてからだとか。

屋敷周りの仕事で夕方以降も外に出て仕事をすることもあるだろうから、楓さんが言ってるのは
そういった獣に対しての万が一の為の護身用という意味なんだろう。

ちょっと物騒ではあるが、自衛の為にはある程度は仕方ない事だ。
とはいえ……

「えぇと、外での仕事は日があるうちにして貰って、暗くなったら急ぎでもない限りは外に出ない方がいいよ。
 山の動物が降りてくる事もあるから、危ないかもしれないし」

そう、ならば夜はなるべく出ないようにすればよい。

「お気遣いありがとうございます。 なるべくそうさせて頂きますね」
ニコリと楓さんは首肯する。

分かってくれてよかった。
楓さんに危ない目にあってほしくない。

とりあえず安心した僕は、当初ここに来た理由であった喉の渇きを思い出し、冷蔵庫を開けペットボトルを
取り出しコップに注いだ。

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旦那様は、飲み物を淹れると食堂を出て行かれた。

旦那様と言うと、年配のように聞こえるが私と一つしか違わない。
大旦那様ご夫妻は既に亡くなられて、若くして当主となっている。

代々町の名士の家系でもあり、地場企業としては大手の会社の経営者であり、容姿は贔屓目を差し引いてもハンサムである。
そんな旦那様の周りには、自然にメス害虫・メス害獣の類がスリ寄って来る。

となると、誰かが駆除しなければならない。

旦那様の足音が遠ざかっていく。
私はまた一層刃物を研ぐのに集中する。

大丈夫ですよ、旦那様。
害獣はちゃんと私が駆除しておきますから。

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