ヴェスチャー・クロフ・ディ・ローファンとは、かつてリ・エスティーゼ王国で活動していた、アダマンタイト級冒険者である。

　名前が4つのため恐らく貴族か騎士の位を持っている。

　全員で四人のチームで、十三英雄に所属していたリグリットもチームメンバーである。引退後は気に入った人物だけを鍛える剣道場を開いていた*2。
　※四巻ドラマCDではローファンのチームは「五人組」になっている。*3

　髪は完全な白髪。腕などは老人に相応しい細さだが、鋼の如き硬さがある様子*4。
　浅葱色*5の道場着、腰に刀が２本、胸当てを付けている。胸当てには丸に隅立て角の家紋のような模様がある

　ガゼフ「チーム全員が濃い」
　御前試合で優勝したガゼフが散策していたところを無理やり道場に連れ込んで、座学や剣技などを強制的に仕込んだ。ガゼフは地獄の日々と表現しているが、今となってはいい思い出で、あれがあったからより王の役に立てると思っている*6。

　剣士*7。風花聖典の調査でクレマンティーヌとまともな勝負ができるとされている*8。また、ガゼフに最強の武技を伝授しているが、自分はこのオリジナル武技を歳のせいで使いこなせなかった*9。

　偉業の一つに約三十年前にトブの大森林の奥地で万能薬の入手をしている*10。
　その際はチーム単独ではなくミスリル級冒険者を二チーム連れて達成している。ザイトルクワエとは交戦していないと思われる。

　御前試合で優勝したガゼフを無理やり弟子入りさせ教育した。
　大虐殺以後、ブレインの剣の腕を知って、ブレインが剣の稽古を付けている子供たちのところに六人高弟を送り込んで恩を売っている（とブレインは予測している）。

　魔導国と王国が開戦した後、ブレインの子供たちを逃がす計画に、六高弟の１人のドワーフ風の男（仮称）を加えて自分たちの剣の技術を残そうとした*11。
　その後、残った５人の高弟と共に王都に侵攻したアウラと対峙し死亡した。

• 刀２本
• 浅葱色の道場着
• 胸当て

• 個として最強の武技

• 不明。

• リグリット・ベルスー・カウラウ
  • 四人のメンバーの一人。引退後は蒼の薔薇に一時的に所属した。
• 連れ立った二人
  • 四人のメンバーの二人。二人で旅立った。
• ガゼフ・ストロノーフ
  • 御前試合を見て気に入ったので無理やり弟子入りさせた。
• ブレイン・アングラウス
  • ブレインが集めた子供たちの稽古に六高弟を出した。
• 六高弟
  • ブレインからみると真っ直ぐな心根の眩しい連中。高弟の1人を子供たちと共に逃した。
  • アニメ4期OPで全員が帯刀していた。

• ヴェスチャーのCVを担当する斎藤志郎は「ハリーポッター」シリーズのハグリッドなど多数の吹き替えを担当している。