隊長は、スレイン法国漆黒聖典の第一席次である。法国に三人しかいない神人（しんじん）の一人。

　偽りの顔を作る魔法の仮面を外すと、幼い顔立ちが現れる*2。身長も低い。地面に届くほどの射干玉*3の長髪に瞳は紅玉、中性的な容姿をしている*4。

　web版では「俺一人で漆黒聖典だ！」（SE：バァーン！）という性格だったが、書籍で追加された番外席次にボコボコにされ、馬の小便で顔を洗わされたりして「俺はゴミだ」となった事があるため、非常にまともな性格になった*5。

　神人であるため、法国の上層部からは婉曲ではあるが、早く結婚相手を見つけ子供を多く残すよう指示されている。彼の結婚に関しては神官長会議の議題に上がる程重大事案である*6。十中八九、国の許可は出るため一夫多妻の形態となる。
　漆黒聖典の隊長としての仕事*7や訓練、実験、国内での偽装身分としての生活等で自由時間は僅かである。

　六大神（ぷれいやー）の血を覚醒させた神人。漆黒聖典では番外席次に次いで強い。シャルティアに「ソリュシャンを遥かに上回る強さ」と認識される。武装をしていないとはいえシャルティアの本気の一撃を受けてなお戦意を維持した。

　法国が陽光聖典のニグンを監視していた際、謎の爆発が起こり土の巫女姫が死亡する。破滅の竜王カタストロフ・ドラゴンロード（災厄の竜王）の復活と判断した上層部から出撃を命じられる。
　その途上、未知のアンデッドと遭遇し交戦、カイレに「傾城傾国」の使用を命じたが精神支配が成功する前に、未知のアンデッドの攻撃でカイレが重体に陥り、同じ漆黒聖典のメンバー2人が死亡したため、アンデッドを放置して本国に帰還して神官長たちに報告を行っている。

• 魔法の仮面
• 形状に遊びを施したような装備
• みすぼらしい槍

• 番外席次
  • スレイン法国最強の存在。これは結婚しないつもりだな
• シャルティア・ブラッドフォールン
  • 未知のアンデッド。番外席次には勝てないと確信しているが、もし……彼女と同格の装備を纏ったら……

• ザックと声優が同じ。
• 装備の「みすぼらしい槍」はロンギヌス説がある。神人の装備品がただの槍であるわけがないというところから。