「ここだ! 範囲攻撃を仕掛けろ! 俺ごとやれ!」
メインデータ
画像
名前憤怒の魔将イビルロード・ラース
種族異形種(悪魔)
分類モンスター
異名
役職デミウルゴス直轄の親衛隊
赤熱神殿の周辺警護要員
ヤルダバオト(正体)
住居ナザリック地下大墳墓第七階層「赤熱神殿」
属性
カルマ値:?
モンスターレベル憤怒の魔将イビルロード・ラース 
84.Lv
サブデータ
誕生日身長
年齢性別
趣味自分を強いと思っている弱者をいたぶる事*1召喚主ウルベルト*2
デミウルゴス
登場web 書籍備考
◎イラストの説明

種族 Lv. 職業 Lv. 合計 Lv.84

概要

憤怒の魔将イビルロード・ラース とは、悪魔の上位モンスターの一種ことである。よく勘違いされるがNPCではない。
レベルは84。魔将の中では純戦士系で、ヘイトが上がりやすいという特徴を持つ。*3

作中では第七階層守護者デミウルゴス直轄の親衛隊(シモベ)という役目を与えられた憤怒の魔将や、デミウルゴスに召喚されてヤルダバオトの正体の姿で登場した者がいる。
web版には登場していないが、後編「日々-4」でデミウルゴスに魔将という配下がいる記述がある。

外見

憤怒を湛える恐ろしい顔つきで牙がある。鱗のある巨体で太い豪腕には鋭い爪を備えた燃え上がる拳。蛇のように長い尻尾の先と、バサリと広がる翼に炎を纏っている*4
アニメではバイソンのような牛の姿だった。*5 漫画版は顔が見えないがドラゴンのような姿をしている。*6

性格

一人称は「俺」。ヤルダバオト時は「私」で役作りをしていた。
腹の底まで響くような太く重い声で喋る*7。アインズと模擬戦を行った憤怒の魔将は攻撃役として果敢に前に出て戦った。
ただ弱いものを虐めることよりも、自分を強いと思っている弱者をいたぶる事を好む。*8 

強さ

84レベルの悪魔の上位モンスター。魔法も使えるが物理攻撃に重点が置かれた純戦士系。HPも高い。*9
他の魔将よりもヘイトが上がりやすく、ヘイト値の上昇によるダメージ増加や防御能力増加の特殊能力をもっているらしい。他の魔将と同時に相手をするとヘイトコントロールが狂って大変になるというタンク職泣かせ。
魔将は他の魔将を1体だけ召喚する特殊能力を持ち、低位の悪魔ならより沢山召喚できる。模擬戦時は他者(デミウルゴス)に召喚された憤怒の魔将だったためこれを使えなかった。切り札に<魂と引き換えの奇跡>があり、第八位階までならどんな魔法でも一度だけ発動可能になる。

攻撃魔法は主に炎系。《タイムストップ/時間停止》など第十位階魔法もいくつか使用可能。
魔法強化系特殊技術は無く、魔法に関する能力値が低い。

炎に対する完全耐性と*10、上位の悪魔なので属性ダメージに対する高い耐性を持つ*11。雷属性なら割と効きやすい。

作中の動向

ナザリックが異世界に転移して数日後、モモンガがお忍びで第一階層におみえになった時、直属の上司であるデミウルゴスや他の魔将たちと一緒に登場。

聖王国ではヤルダバオトの本当の姿で登場。吹き飛んで家屋の残骸に隠れたデミウルゴスと入れ替わって活動することになる*12。聖騎士や神官団を意に介さず、聖王女カルカを棍棒のように振り回してレメディオスたちに絶望を与えた。
アインズが聖王国入りしてからは計画に一部変更があり、戦闘訓練をしたいアインズのために本気で殺す指示を受けた憤怒の魔将が登場。アインズが敗北したら一年間一緒に仕事が出来るアルベドの気合の入った援軍を得てアインズと戦った。*13 記述はないがアインズは結局勝利したと思われる。憤怒の魔将は聖王国解放軍に自分の勝利とアインズの死を告げて、傷を癒やすという名目で戦線を離れた。
しばらくして、聖王国解放軍が勢いづいた時に再出現してモブキャラを大量に焼き尽くす。解放軍を追い詰めたが、丘陵から亜人の軍勢を連れて現れたアインズと再度戦って死亡した。
web版
未登場。後編の「日々-4」にデミウルゴスの配下に魔将がいるとあるのみ。

関連項目

  • モモンガ
    • モ……ダークウォリアー様。
  • ウルベルト・アレイン・オードル
    • 記述はないがデミウルゴスに魔将たちを金貨召喚で与えたと思われる。つまり召喚主。
  • デミウルゴス
    • 直属の上司。なおデミウルゴス配下には憤怒の魔将だけでも四体いる。*14
    • ヤルダバオト役は全てデミウルゴスが召喚した別物と思われる。
  • ヤルダバオト
    • アインズが英雄になるための魔皇。悪評を引き受けるための存在。ルーンの宣伝も頑張った。
      • カリンシャでデミウルゴスと入れ替わった憤怒の魔将。
      • 腐った聖棍棒を引き継いだ憤怒の魔将。アインズと模擬戦を行った。
      • 戦場を歩いてモブキャラを大量に殺した憤怒の魔将。
  • ネイア・バラハ
    • おっ!? あ! こ、これはなんともすごい武器だな! とどめを刺されるところだった!
  • カルカ・ベサーレス
    • いい武器。調子に乗って振り回していたら上半分がどこかに飛んでしまった。

その他

どなたでも編集できます