アゼルリシア山脈
詳細
タイプ山脈
所在地帝国と王国の間
トブの大森林の北
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登場作品web、書籍
◎イラストは、いらすとや様からお借りしています。

概要

 アゼルリシア山脈とはリ・エスティーゼ王国バハルス帝国の間に位置し国土を分けている境界線たる山脈である。*1
 極寒の山々の北側は海に接し、南端にはトブの大森林が広がっている。
 生態系の頂点として霜の竜(フロスト・ドラゴン)や霜の巨人(フロスト・ジャイアント)が生息し、覇権を争っている。また、アゼルリシア山脈には膨大で多様な鉱床が眠っており、険しい山をくり貫いて地中に築かれた山小人(ドワーフ)の国と、鉱石を食することで強い個体に成長する亜人のクアゴア氏族とが希少な鉱石を奪い合っている。

アゼルリシア山脈の地形・都市

  • フェオ・ジュラ*2
    • 東にあるドワーフの都市。現在のドワーフの首都。帝国と交易を行っており、入口の地表部分に大きめの砦が作られている。
  • フェオ・ライゾ*3
    • 南にあるドワーフの都市。ゼンベルが五年前に一時滞在していたが三年前に放棄された。
  • フェオ・テイワズ*4
    • 西にあるドワーフの都市。二匹のフロスト・ドラゴン、オラサーダルクとムンウィニアの戦いに巻き込まれる形で破壊され、放棄された。
  • フェオ・ベルカナ*5
    • ドワーフの王都にして二百年前の魔神の攻撃で放棄されたあと、フロスト・ドラゴンの一家がねぐらにしてクアゴア達を従えていた。
      ドワーフとの交渉の為アインズが出向き、フロスト・ドラゴン達を配下に加えたのちドワーフ国に返還した。
  • 大裂け目の砦*6
    • クアゴアからの侵攻を防ぐために作られた、大裂け目を守っているドワーフの砦。
  • 大裂け目*7
    • フェオ・ジュラの西側に広がる大きな裂け目で、縦六十メートル、横幅は一番狭いところで百二十メートル以上、深さは未だ測定できておらず、下に何が待ち構えているか不明である。ドワーフ国が二度にわたり探査チームを送ったが誰一人として戻ってこなかった。
      フェオ・ライゾからフェオ・ベルカナに向かう途中にある三つの難所の一つ。
  • 溶岩地帯*8
    • 溶岩の流れる河があり、フェオ・ライゾからフェオ・ベルカナに向かう途中にある三つの難所の一つ。
      地表から数キロも潜っていない浅い場所にマグマが流れているのは、転移門に近い能力を持つ天然の門によってラッパスレア山地下の溶岩流と結びついているためである。
      体長五十メートルを超える提灯アンコウのような魚型モンスター「ラーアングラー・ラヴァロード」が溶岩の河を泳いでいる。
  • 死の迷宮*9
    • 無数の分かれ道ができた洞窟で、このエリアにはモンスターが出現しないが、猛毒の火山性ガスが一定周期で放出され、ガス溜まりも存在している。
      出口までのルートはいくつもあるが、ガスを吸わずに出口まで到達できるルートは一つしかない。
      フェオ・ライゾからフェオ・ベルカナに向かう途中にある三つの難所の一つ。
  • 地表部
    • 麓では高い木が茂っており、森林限界により徐々に低い木に変わっていく。山脈を横から見ると鋭い牙のような連なりが見てとれる。
      空にはペリュトン、ハルピュイア、イツマデ、ギガントイーグルなどのモンスターや大型の飛行動物が飛びかっている。

その他

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