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  • 22HEAT-WORLD - 15/10/07 03:30:34 - ID:6Wx/Hyx6dw

    『星野静紅、彼女"らしさ"の第一歩か』

    POG-31で予定される星野静紅対来島順子のカードは、練習生同士であり尚且つ97年度生まれの同い年による一戦。

    偶然にも、その前の週のPOG-30で行われた星野対朝桐こよみのエキシビジョンマッチは、上記と全く同じ条件の中で行われ、互いに全力を出し切った末の引き分けという結果に至った。
    試合後は「ライバルとして今後もいい勝負を」と穏やかな星野だったが、一週間も空けずに突然犬歯をチラつかせる。

    POG-31についての取材中、今回の対戦相手となる来島順子の印象を聞かれると、「似非関西弁が気に入らないので締め上げます」と淡々と答える急展開。
    普段口数が少ない女子高生レスラーのらしくない答えに、取材をしていた音無の表情も固まった。
    そしてこれについて、"爆裂ガール"の異名で親しまれつつある来島のレスポンスは「関東モンば都会風吹かしよって、いけすかんやっちゃタイ」と、売り言葉に買い言葉だったのは言うまでもない。


    さて、らしくないと記したが、それでは星野"らしさ"とは一体どのようなものなのか。

    現役女子高生レスラーとしてPOGに参戦した星野。
    高校時代の先輩は千葉県内では有名なヒールレスラーであり、先輩に憧れていると語る自らもヒール志望ではあるものの、これまでそれらしい動きは目立たない。
    前回までのPOG通算戦績は道場マッチを含め2勝2敗1分と悪くなく、まだまだ伸び代があるのにも関わらず、若手のアピールチャンスとなるFGT(フレッシュガールズトーナメント)にはなんと不参加。
    本人は後日、いつもと変わらぬ表情で「学校を優先した」と語るのみだったが、はたして本心だろうか。
    結局、練習生としての初試合から5試合を終えた今に至る7ヶ月間、彼女"らしさ"を鮮明にする出来事は何一つ生まれてないと言っていいだろう。

    現在も練習生とはいうものの、ここまでの活動ではヒールを目指すという思考が具体的に見えていない、"静かすぎた紅"。
    そんな中、"悪態をつく"という誰の目にも明らかな第一歩を見せた。
    この一歩は迷いから解き放たれた前進か、それとも恐る恐る足を差し出しただけか。
    この試合はもちろん、今後に渡って彼女"らしさ"がどう変化するのかにも注目していきたい。

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