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対戦カード

レポート

 POG−30のエキシビジョン第2試合で組まれたのはPOG−29でデビュー戦を勝利で飾った来島順子と、同期の先輩である星野静紅を豪快なバックドロップでマットに沈めて勝利した水月舞とのシングルマッチ。両者ともに体格や耐久力ではほぼ互角であり接戦が予想された。
 先手を取ったのは水月。ゴングが鳴ると同時に仕掛けてきた来島のタックルを冷静に対応して潰すと、フロントネックロックに捕らえてから絞め上げる。来島も強引に技を振り解くが、水月の強烈なエルボーでコーナーまで吹き飛ばされるとダウンした来島に対して水月のギロチンドロップが炸裂した。さらに水月が来島を引きずり起こすと、フロントスープレックスでマットに叩きつけてからアームロックで来島の腕を捻り上げていく。
 試合開始直後からの水月の連続攻撃により、まさかのワンサイドゲームになるかと思われたが来島も負けてはいられない。ストマッククローで水月の動きを止めてから背後に回ると、水月の両腕を頭上に持ち上げてリフトアップしてからPOG初公開のスプラッシュマウンテンで水月をマットに叩きつけると、その一撃で勝負はイーブンにまで持ち込まれた。
 水月もアッパーで来島の顎を撃ち抜いてダウンさせると、立ち上がった直後の来島に対してロープの反動を利用したラリアットを炸裂させてからのアイアンクローで来島の闘志を折りにかかる!
 あまりの激痛に来島も戦意喪失しかけたように見えたが、歯を食いしばるとストマッククローで反撃する。1分以上もお互いの体に爪を立て合い続けてきたが根負けした水月がアイアンクローを外すと、最後の力を振り絞った来島がベアハッグで水月の胴体を絞め上げつつ左右に揺すり始めたが、ここで試合終了のゴング。
 ドローのゴングが鳴っていることにも気づかずに水月を絞め上げ続けていた来島だったが、レフェリーが二人の間に割って入ると技を解き両者ともマットに横たわってから大の字になった後、疲労困憊の両者ともにセコンドの肩を借りてリングから退場するという練習生離れした熱戦を繰り広げた。
シングルマッチ15分1本勝負
来島順子15分00秒 時間切れ引分水月舞

試合後コメント

時間ギリギリまで闘りあえたのは楽しかったけど、仕留めきれなかったのがすっごい悔しい!次は絶対に仕留めてやる。・・・私ももう少し筋肉つけないとダメかなぁ・・・。

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