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対戦カード

レポート

 長期政権確立の様相を呈するマイティ・リリィにとって、この試合は後腐れを払しょくするための試合であったといえる。かつての道場マッチにて、リリムつむぎからヒールの洗礼を嫌というほど浴びせられたリリィは、来日後初めてインタビューを拒否ほどのトラウマとなった。この試合に勝利することで過去をすっきり脱ぎいさり、王者の地位をより盤石なものとしたい。一方でつむぎも、新派閥を立ち上げた千早や、義理の娘永和によって混沌とするヒールレスラーの情勢において、その第一人者としての地位を取り返したい思いもあるはずだ。
 開始早々、リリィはいきなりのパワースラムでつむぎを叩きつけたが、つむぎはビンタを連発した後再三にわたってヒップアタック。トラウマを抱えるリリィを試すように“らしさ”を温存した試合展開を見せる。これにイラついたか、リリィはチョークスラムで再びつむぎを叩きつける。
 つむぎは本領を発揮したのは12分過ぎ。ローブローでリリィを悶絶されると、一気呵成とリリムズナイトメアを仕掛ける。かつての悪夢を彷彿とさせる攻撃に悶絶するリリィ。追い討ちの急所キックも決まり悶絶しているところをつむぎはフォールの体勢に入る。だが、まだリリィに正気はあったようで、辛うじてカウント2.9で返す。
 すると、リリィは吹っ切れたような反撃。ベアハッグでつむぎを揺さぶると、豪快にラストライドを炸裂させ一気につむぎを撃沈!!あまりの衝撃に自力で立ち上がれないつむぎをフォールするのかと思いきや、リリィはアルゼンチンバックブリーカーでつむぎを持ち上げる。前回、屈辱のギブアップを味合わされたリリィ。今度はつむぎに敗北を認めさせるべく、リングを闊歩してどちらが本当に強いのかを観客に見せつける。リリィの圧倒的なパワーの前につむぎも限界を迎えてしまい、力なくタップ。
あわや二の舞を喰らいそうだったところを、持ち前のパワーでトラウマ諸共吹き飛ばしたリリィ。前回の顔面騎乗の屈辱を返そうと、リリィはギブアップしてリングに倒れているつむぎにフェイスシッティング。後輩のお尻に敷き潰されるつむぎの姿を見せつけて、リベンジ達成を証明してみせた。
スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負
リリムつむぎ17分38秒 アルゼンチンバックブリーカー?マイティ・リリィ

試合後コメント

(通訳)当然の結果です。あのような敗北などもう二度と……ええ、ともかく、私に苦手意識などもうありませんから……それに、今度は私が屈辱を与えてあげましたし。私の完全勝利です。
ぎぃぃ…悔しいのじゃ! 悔しいのじゃ悔しいのじゃ! 次に試合するときは、またトラウマを植え付けてやるのじゃ!  二度と妾に刃向えないくらいに……一度勝ったくらいで払拭できたと思わぬことじゃな!

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POG-36
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