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対戦カード

レポート

 第2試合は来島順子御影しほのシングルマッチ。来島にとってはPOG道場-13川原あかねに勝利して正規選手に昇格してからのプロデビュー戦を勝利で飾りたいと意気込んでいるが、御影にとってもPOG-34で来島に敗れてから4連敗という現状を打破するためにも来島へのリベンジを果たしたいという闘志は来島に優るとも劣らないものであった。
 ゴングが鳴った直後に先制したのは来島。御影との力比べに勝利するとロープに振ってからの反動を利用したスクラップバスターで御影をマットに叩きつけてからヘッドバットでの追い打ちを仕掛けていく。
 御影も強烈なハイキックで来島の側頭部を蹴り抜いて悶絶させると、マットに崩れ落ちた来島を引きずり起こしてロープに振ってからのパワースラムでマットに叩きつけてから、来島が立ち上がるのを待ってからの掌底で反撃していった。
 来島もヘッドロックで御影の動きを止めて試合の流れを変えようと試みるが、逆に御影のヒップアタックでダウンさせられるとリング中央でカベルナリアの体勢に捕らえられてしまう。技から脱出することもできずにひたすら耐えるしかなかった来島だったが、御影がSTFに移行したことで何とか片方の足をロープに届かせてエスケープに成功する。
 ロープエスケープした来島はコーナーに寄り掛かりながら呼吸を整えようとするが、来島を休ませまいと御影がQueen's Irregulars所属の選手らしさを見せてのスティンクフェイスで来島を悶絶させるという嫌らしい攻めを見せていく。
 これに激怒した来島は御影が来島を引きずり起こそうとした瞬間にストマッククローで御影の動きを止めてから、必殺技であるスプラッシュマウンテンの体勢にリフトアップすると容赦無くマットに叩き落としてからフォールを奪いにかかったが、ここで何と御影が意地を振り絞ってカウント2でフォールを返してみせる。
 さらには必殺技を返されて動揺してしまった来島を御影がアルゼンチンバックブリーカーの体勢に捕らえると、スタミナを消耗させた上で『志保・ドライバー』で来島を脳天からマットに杭打ちにしてからベアハッグで絞め上げつつ、御影が来島にギブアップを迫っていく。
 しかし、御影も来島のスプラッシュマウンテンを受けてのダメージが残っていたのか来島をギブアップさせる前に御影のスタミナの方が先に底を尽きてしまう。来島の体重を抱え上げ続けることができずに解放してしまった御影の両腕を来島がロックして雄叫びを上げながらジャンプすると、タイガードライバーで御影の頭をマットに突き刺してからフォールの体勢に入った。
 流石に今度は御影もフォールを返すことができずに3カウントが数えられたことで来島が猛虎魂で激闘を制してプロデビュー戦を勝利で飾ったが、またも来島に敗れて5連敗となってしまった御影の仇を討つべく、Queen's Irregularsの獲物として目を付けられてしまった来島も素直に勝利を喜んでばかりではいられなくなったとも言えよう。
スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負
来島順子13分59秒 タイガードライバー?御影しほ

試合後コメント

御影はんにベアハッグで絞め上げられた時には気が遠くなりかけたけど、ウチのスプラッシュマウンテンも効いてはいたみたいで何とか助かったわ。フィニッシュでもウチの猛虎魂を見せることができたし、次は朝桐はんにシングルマッチでリベンジしてみせたるで!
いだだだ……。 うぅぅ、ベアハッグで締め上げた時はいけると思ったんだけどなぁ。 あと少しっていう所で粘れなかったのは実力以上に意識の問題かも。 く、くやしいぃぃぃ!

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