意味

1,勝った試合の割合
参考(勝率-Wikipedia)
URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E7%8E%87

2,ある試合に勝つ確率

ここでは2の意味について解説します。

背景

勝率の起源は、ゲーム理論(20世紀半ばに確立された数学の一分野)の
ポケモンバトルへの応用です。

【2004年】
POKeDEX 250のアドバンス掲示板にてゲーム理論に関する議論が行われました。
参考:「強い」とはどういうことか
 URL:http://www.pokedex.jp/forum/gba/bbs.cgi?id=2s9vud
参考:「強い」とはどういうことかVer.2
 URL:http://www.pokedex.jp/forum/gba/bbs.cgi?id=3d8rk7

【2006年】
はまっちゃった人さんが利得量の一つとして勝率を使用しました。
まったりポケモン日記(管理人:aonaさん)の記事によると、
2007年の時点でゲーム理論の観点から研究されている方がいたようです。
 URL:http://aonablog.blog54.fc2.com/blog-entry-123.html
そのポケモンバトルで最終的に勝ちという結果を出力させるにはどうすればよいか。これを考えるにあたり役に立ちそうなのがゲーム理論です。既にこの観点から研究されている方は実は結構いらっしゃって、しかもかなり内容の伴ったものがweb上にあるのですが、ダイヤモンド・パールでは影は薄いかなあと思い、一人でも興味がもってくれる人がいるといいなあというのが今回の記事を書いた動機です。

「ダイヤモンド・パールでは影は薄い」とあるので、恐らくはまっちゃった人さんを始め、
金銀界の方々だと思われます。

【2007年〜2009年】
Maximsterにて簡易モデルの勝率を求める実験・研究が行われ、枝分れ、選択確率、
主観的な勝率、実際の勝率といった、勝率を求めるための用語ができました。

使用例

文章での使用例です。

例1
トーナメントで優勝を狙う場合は、あらゆるパーティに対して満遍無く高い勝率にしようと努力するのも良いが、
流行により多いと予想されるパーティに対しての勝率を重視した方が効率が良い。

例2
○勝○敗、第○位といった結果にあまり意味は無い。試行によっていくらでも変わりうるものである。
それよりも、ある目標(大会で第4位以内に入る等)に対して最も確率が高くなるにはどうすれば良いかを考えるべきである。

例3
簡易モデルならまだしも、ポケモンバトルにおいて客観的な根拠に基づいて勝率を求めることは極めて困難である。
枝分れが膨大であるのと、各プレイヤーの選択確率が分からないからである。
 URL:http://gray.ap.teacup.com/maximster/438.html

利点

役割や現実の勝敗に囚われず、確率の観点で考察できるようになります。
勝率を知ることで必ずしも勝率が上がったり、優勝する確率が高くなる等する訳ではありませんが、
判断の材料として有用だと考えられます。

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