ツギハギ、それはヌイグルミの最大の天敵。ヌイグルミを捕食する出所不明の生物。

ツギハギもまた、布と綿から出来ている。
しかし、その外皮には、まるで子供の裁縫のように様々な色の布が縫い付けられている。
ツギハギの現れてすぐの頃は、そのツギハギが食べたヌイグルミの布だと言う噂もあった。

ツギハギはいろいろな姿で見つかるが、1番多いのは動物を模した姿だ。
たとえ元が草食動物でもヌイグルミを積極的に捕食することを除けば、元の動物に近い性質を取ることが多い。
この手のツギハギは、ヌイグルミたちにとって最も身近な脅威ではあるが、適切な準備を行えば一般人でも追い払うくらいはできる。

しかし、ツギハギの中には伝承上の生物や、動物を模していてもあまりにも巨大な種がある。
これらは少数ではあるが大抵非常に危険であり、村や町を地図からたやすく消し去る。

ツギハギの生息域の拡大に伴い、対ツギハギ組織が各地に形成された。
それらはまず国によって統合され、最終的に国家間の会議により一つの全世界的な組織になった。
これが「シアーズ」である。

国際的な活動のため、シアーズは各国から様々な特権と潤沢な資金を与えられた。
その一方、シアーズはツギハギの討伐や危険地帯での活動によって充分な利益を獲得した。
その為、シアーズはこれまで最も強大な権力を持つ団体とも呼ばれるようになった。

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