とても不思議な夢を見た。

毛皮の無い変わった生き物になって暮らす夢だ。
彼らの世界は沢山の「知らなくても良いのに、知らなければならないこと」で溢れかえり、常に忙しなく、複雑だった。

最初は悪いことばかりではなかったものの、次第にその世界について行けなくなった。
楽しいこともあったが、もう一度見たいかと言うとそうでは無い。

とにかく、長く続いた、灰色の夢だった。


寝起きでぼんやりとする意識の中、体を起こす。
すると何処かで聞いた声を感じる。

「あっ……!起きた! 大丈夫だった?! 」

振り返ると、オレンジの短い髪の羽毛龍の女の子がいた。
……そうだ、彼女は自分の同居人で親友じゃないか。

名前は……

世界観

ふんわりほんわかほのぼのファンタジー。

人物

主人公
羽毛龍の女の子、(名前・外見は考え中)
『灰色の夢』にかかり、過去の記憶が少しあやふやになっている。
また、以前よりも気分が沈みがちになった。
親友
主人公と同じ羽毛龍の女の子。
主人公と同じ家に住んでいる。
短めのオレンジの髪が特徴的。
活発で少し世話焼き。
灰色の夢の影響を受けた主人公に、
元気を取り戻してもらうため、あれこれ頑張る。
駆け出し医師
医師としては駆け出しの(種族検討中)男性
主人公の灰色の夢の治療を試みたが、有効な手を打てなかったことを後悔している。
錬金術師
中年くらいの(種族検討中)錬金術師。最近まで研究はあまりせず、簡単な変性で小銭を稼いでいた。
主人公は、灰色の夢の中で、錬金術師に似た学問を勉強した様な気がするといい、
彼から古くなった道具を安く譲り受け遊び半分で研究するが、
これが彼の研究心に火をつけ、研究仲間となる。
真面目な衛兵
村に常駐する唯一の衛兵(イヌの女性)、と言っても基本的に仕事はないので鍛錬ばっかりしている。
しかし、どうも彼女にはやりたい事があるらしい……。

『灰色の夢』

この世界で稀に起こる現象。病気なのか、霊障の類なのか。
ともかく、かかった者の多くは灰色の世界で苦しみを背負いつつ暮らす夢を見る。
寝ている時間は長くても数日だが、夢の中では何十年と言う時間を過ごすと言われる。
それゆえ、覚めた後でも記憶や精神に混乱が残る事が多い。

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