あなたにしか救えない「生命」があります。わたしたちは誰にでもできる、簡単な心肺蘇生講習会を沖縄県に広めていきます。

さいたま市教育委員会によるASUKAモデル


平成23年9月、さいたま市立小学校6年生の桐田明日香さんが、駅伝の課外練習中に倒れ救急搬送された後、
翌30日に死亡するという大変悲しい事故が起きました。
さいたま市教育委員会では、「さいたま市立小学校児童事故対応検証委員会報告」(平成24年2月21日)を受け、
校長、教員など「教育実践者レベル」の視点で、事故を巡る対応の在り方について掘り下げて教訓を明らかにし、
教員研修のためのより分かりやすいテキストを作りました。

ASUKAモデルの概要

「体育活動時等における事故対応テキスト」〜ASUKAモデル〜

 体育活動時等に特化した教員研修のためのテキストです。体育活動時等における重大事故を未然に防ぐための取組や、事故発生後にとるべき対応について具体的に示しました。

(1) 日常における重大事故の未然防止

•児童生徒を対象とするAEDの使用を含む心肺蘇生法の実習の実施
•「傷病者発生時における判断・行動チャート」の作成
•口頭指導に対応する記録用紙の活用
•重大事故発生時携行機材等のパッケージ化 など

(2) 体育活動時等における重大事故の未然防止

体育活動時等の指導開始前及び指導終了後におけるチェックリストを活用したブリーフィング(簡単な打合せ)の実施

(3) 重大事故発生時における対応

第一発見者としての対応

傷病の状況把握、応援要請、応急手当の実施

応援者としての対応
•指揮命令者
•指揮命令内容チェックシートによる確認
•傷病者発生時における判断チャートによる確認
•AEDを含む重大事故発生時携行機材等の手配
•救急車の要請
•児童生徒の状況及び対応の記録 など

ASUKAモデルは下記のリンクからご覧になれます。



教職員の皆様を対象としたPUSHコース +α

沖縄PUSHネットワークでは、教職員の皆様を対象としたPUSHコース開催も承ります。
心肺蘇生を、よりシンプルにとらえ、評価の際に「迷った」場合「わからない」場合も、
ためらわずに心肺蘇生やAEDの使用を実施できるように、さいたま市のASUKAモデルの要点を
取り入れながら一緒に学んでいきたいと考えております。
詳しくはメールにて、沖縄PUSHネットワーク事務局までお問い合わせください。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます