極めて容赦のない描写がメインになりますので、耐性のない方、および好きなキャラが残酷な目に遭うのがつらい方はご遠慮ください。

192 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/06/13(土) 02:50:03 ID:U8PvNTnD [1/13]
このスレに来るのは初めてです。
妄想がマッハになって一気に書き上げたので、投下しにきました。
我ながらとってもろくでもないです。

ヒロインは、きらりんレボリューションから、月島きらりさんです。
内容はほとんど蟹場です。吐かないようにご注意ください。

みなさまの罵声をお待ちしています。


★題名『月蝕』

●「月蝕」 1/13

私は鉄板のあるカウンター席に座った。店はそこそこ広いのだが他の客は誰も居ない。私が借り切ったからだ。
居るのは私と板長、少女が1人そばでこちらの方を向いて、穏やかな笑顔を湛えている。
「ようこそおいでくださいました。」
「ああ、ありがとう。」
「お飲み物は何にしましょう。」
「いつもの。」
「かしこまりました。」
この店には何度も出入りしている。顔なじみだ。
私はいつもと同じように、最上級の冷酒を頼んだ。

「料理の方はどうだね?」
「なかなか難しい注文でしたが、そこそこのものに仕上がっていると思います。」
板長が、少し渋い顔をみせながらも笑顔を見せる。
「ほほう。」
私の前に突き出しを差し出す。おおよそ2センチ角のものが一切れだけ入っていた。


●「月蝕」 2/13

なまこの酢の物に似ていた。箸でそれをつついてみるが、色が全く違う。
「これは?」
「はい。これは菊門の酢の物です。」
「なるほど。それで一切れしかないわけか。」
「ええ。」
「早速いただくとしよう。」
口のなかに放り込むとゆずの香りと酸味が広がる。それを舌で転がしながら感触を楽しむ。
全体にキュツと縮みあがっており、なかなかに硬そうだ。
だが、その真ん中を舌で突き刺しほじくってみると、ゴムのように広がってすんなり受け入れた。
これが本来排泄に使う部位であることを考えると、なんだか自然と笑みがこぼれてきた。
板長は私の姿を見て満足そうに微笑む。
私は口の中に広がった輪を噛んでみた。
歯ごたえがあるものの、輪は簡単に、ぷつぷつと千切れた。
「面白い食感だね。」
その食感を堪能しきった上で、ごくりと飲み込んだ。


●「月蝕」 3/13

「申し訳ありません。次の料理まで10分ほどお待ちいただけますか?」
「あ、ああ。かまわんよ。少し来るのが早かったかな?」
「あいすみません。TVでも見ていてください。」
あわてる必要もない。私はTVのリモコンを手に取った。

「あー。やってるね。どこもこの話題で持ちきりだよ。」
「そうですねー。国民的アイドルでしたからねー。」
板長は調理をしながら相槌を打つ。
しかし、お互いに当事者というのに他人事のようなやりとりが実に滑稽だ。

『月島きらり失踪!!』
一週間前、グラビアの撮影を終えて帰宅したはずのきらりが、夜になっても家に帰らなかったというもの。愛猫の「なーさん」も一緒にだ。
誘拐の線も疑われたため2日間は公表されなかったが、脅迫電話などもないことから公開捜査に踏み切った。
公開されてからというもの、超人気アイドルの失踪にもう世の中てんやわんやだ。
きらりを使ったCMの自粛、事務所社長の記者会見、父親の涙の呼びかけ、ファンによる連日のビラ配り、・・・。
自殺、駆け落ち、入院、誘拐、海外旅行、迷子になった、犯人は父親、などなど、勝手な憶測がネット上を飛び交っている。
数百人規模の捜査員をもってしても捜査は進まず、依然として足取りはつかめないままだ。

「月島きらり・・・」
彼女のことを初めて見たとき、私はTVに釘付けになった。
彼女の屈託のない笑顔を見ていると、過去の甘酸っぱい思い出とともに、鋭く激しい痛みが身も心も貫いた。
私がまだ少年だったころ、とても大好きな子がいた。その子とは付き合っていたのだが、なぜか突然振られてしまった。
何とか縁りを戻そうと努力したのだが、逆にこじれるばかりで、その都度自らの心もプライドも深く大きく傷つけてしまった。
そのことがトラウマとなり、未だに独り者、いや、それ以前に童貞のままだ。女など信用できない。かといって男に走る気など更々ない。
そんな私はTVに彼女の姿を見つけるたびに、長い間自分でも忘れていたどす黒い感情を募らせていった。


●「月蝕」 4/13

天は二物を与えずというが、人並みの幸せを諦めたせいなのか株で大儲けをした。1億や2億なんて額でなくもっと大金だ。
おかげで生涯食うには困らないだろう。
元来食いしん坊だった私は、本来は女に向くべき欲求を穴埋めするかのように、グルメになっていた。
美味い料理や珍しい料理の噂があれば遠路はるばる出向いていった。
しかし、何を食べても、どこへ行っても私の心を満たすものはなかった。
そんな私に良くない連中がこの店を紹介した。良くない連中と言っても、
下衆なヤクザなどではなくもっともっと上流の地位のある人物たちだが。
ここは金さえだせば、どんな料理でも提供してくれる。それがどのような食材のものであったとしても。
この店、噂によると人身売買や臓器売買の組織ともつながりがあるらしい。

そのような店に、足しげく通うようになったある日。
私はここのオーナーに掛け合い、彼女をオーダーすることを切り出した。
オーナーは初めてではないのか思いの外あっさりと報酬額を提示した。
要求された額は大金だったが、それくらいの価値はある。そう思った。これで私の心の空洞が埋まるならば安いものだ。

「お待たせしました。失礼します。」
その待ちわびた言葉に私はTVのスイッチを切った。


●「月蝕」5/13

板長が私の前に大皿を置いた。
「カルパッチョです。」
大皿の上に載せられた赤やピンクの肉が花開くかのように見事に並べられている。
その上に油の混じったソースがけられ、肉に艶を与えている。
「おお。すばらしい!」
なるほど、この盛り付けに時間がかかったわけだ。ひとり心の中で納得した。
肉はすべて箸で取りやすいように、一口サイズに切り取られているものの、それらが元々あったところが容易に想像できるように配置されていた。

真ん中が膣口。膣口のなかには、ピンク色の肉が敷き詰めてある。
両脇に小陰唇、その周りを肌色の大陰唇が取り囲んでいる。
皿の上方には、同じく肌色をした恥丘が置いてある。肌色の部分には、茶色の薄い毛が生えたままアクセントになっている。
真ん中の少し高く盛り上がっている部分はクリトリスか。少しよれた感じの包皮を上に置いて隠してある。

「あ、肌色の部分は飾りなので、残していただいて結構ですよ。」
「い、いや、も、もったいない。全部、全部食うぞ。」
私は興奮に手の震えが止まらなかった。震えながらもなんとか一番高いところにあるものに箸をつけた。
包皮を横にどけると、V字型にカットされた部分を摘み上げた。V字型の根元がクリトリス・・・。

「あと、ソースは愛液仕立てです。」
「愛液?」

そのとき、私に限界が訪れた。
「失礼!」
慌てて箸を置き、席を立ちトイレへ駆け込んだ。
皿を見てから、私の下半身はいきり立ったままだった。下着の中でついに暖かいもので溢れ返ったのだ。
私はトイレの個室にこもった。少年が親に見つからぬよう夢精の後始末をするのと同じように。


● 月蝕6/13

落ち着きを取り戻した私は、カウンターに戻った。
板長と少女の微笑みが出迎えてくれた。板長は満足そうだ。
『女性部分の料理を中心に頼む。』
こうリクエストしたのは私自身だ。そしてそれがまんまと嵌った。
この料理は、私の倒錯した性的嗜好を大いに刺激した。きっとこれこそ私が望んだものなのだろう。
まずは杯の酒を飲み干した。続きを味わうとしよう。

V字型のものを口に運んだ。その根元にある部分を舌で転がしてみる。弾力がある。
歯で甘噛みしてみる。ぷにぷにとした感触が伝わる。
もっと楽しんでいたいところだが・・・、ひと思いに噛み砕いた。
女性にとって敏感であるはずの部分。彼女の大切な一部。口の中でどんどんと崩れていく。
味はほとんどしない。いや、微かに血のような味がする。そして一気に飲み込んだ。

さらに、膣口に敷き詰められたものをひとつ口に運んだ。膣壁の一部だろうか?

「お味はどうですか。」
「あまり味がしないね。」
「ソースの味が薄かったでしょうか?」
「いや、むしろ素材の味よくわかる。微かに女性の味がするとでもいうのか、やや獣臭い感じがしなくもない。」
「そうですか。まあ、本来食材にはしない部分ですしね。」
「でも、多少臭いがないと物足りないからちょうどいいよ。」

「しかし・・・、愛液などどうやって?」
私は先ほどの疑問を口に出した。

「知りたいですか?」
私は板長の顔をじっと見据え肯いた。
「では、お見せしましょう。」
板長はDVDディスクをプレイヤーにセットし、TVのスイッチを入れた。


●「月蝕」7/13

裸の少女が横たえられて、乳首や陰部にコードが取り付けられている。
顔がズームアップされる。間違いないこれは月島きらり。
恍惚の表情を浮かべて何やら呟いている。
『宙人くん・・・。はあっはあっ。』

「ヒロトくん?」
「同じ事務所のSHIPSの風真宙人ですよ。ご存知ありません?」
「ああ、アイドルには疎くてね。名前を聞いたことがあるかないかくらいだよ。」

再びズームアウトして、少女の全身が映る。落ち着かないらしく、腰を左右によじらせている。
続いて陰部のアップ、クリトリスはローターで責め立てられ、膣にはバイブが深々と刺さっている。
バイブを引き抜かれると、白濁した液体がどろりと溢れ出す。
それを横から現れた吸引機が音をたてすすり取っていく。

「しかし、彼女がこれほど淫乱とは・・・。」
「いえいえ、そんなことはありません。」
板長は笑いながら否定した。
「だいたい、誘拐され精神的に不安な状態でここまで欲情する人間など、普通居ませんよ。」
「では?」
「彼女には、麻薬と媚薬の混合物を投与してあります。とても強力なやつをね。」
「加えて、彼女の名誉のために言っておきますが、ここへ来るまで、彼女は間違いなく処女でした。」

歌声が流れてくる。SHIPSとやらのものだろうか。
「うわ言のように名前を言うので、SHIPSのコンサートビデオやグラビア雑誌を買って見せたらこのとおりですよ。」
『宙人くん・・・宙人くん・・・ああっ・・・。』
「きっと彼のことが好きだったのでしょう。」
クリトリスのあたりから、液体が激しく吹き出した。

「今の彼女は幸せの絶頂にあると言っても過言ではありません。」

大写しになる陰部。艶々と光り輝くそれは、まさに先ほど大皿の上で見た光景そのままだった。


●「月蝕」8/13

板長は映像をストップした。
「これはこのたびのおみやげの一部です。続きはお帰りになってからどうぞ。」
「攫ってから、最期の瞬間、調理まで全ての映像を収めてあります。」

私は満足して食事を続けることにした。
「あと、食事を続ける前に一つ注意があります。」
板長は私の動作を遮るように声を上げた。

「ご存知のとおりソースに愛液を使いましたが、それには彼女が取り込んだ薬が含まれていることをご承知おき下さい。」
「肉などは血抜きするので、ほとんど残らないのですが、愛液には媚薬の効果で高濃度に残留します。」

そういうことか。なるほど、彼女の味わった幸せの一部を分けてもらえるとは、なかなかの演出だ。
「かまわんよ。隠し味に良さそうじゃないか。」
「そう言っていただけると思っていました。」
板長は自信たっぷりに応えた。

膣前庭と思われる部分は、小さな穴が開いており面白い。尿道口だろうか。
普段なら見えるはずのない穴の向こうに微笑む少女の顔を見て遊んでみる。
ソースをよくまぶして口へ運び、くっちゃくっちゃと噛んで飲み込む。
少しずつ色々な部位を口に運んでは咀嚼して飲み込んだ。

どれもあまり味はしない。むしろ肌色の部分の方がやや脂がのって旨かったかもしれない。
横から脂肪の層が見えており、少し熱を通しているのだろう。口の中でほどよく舌に絡んだ。
毛なども気にせず、そのまま飲み込んだ。

私は夢中になって食べ続けた。全体をぐちゃぐちゃにかき混ぜソースをよくまぶした。
どれがどこの部分か、もはや分からない。そしてそれらのすべてを完食した。ソースも全て舐め取った。

これが、私が生まれて初めて味わう女性の味だった。


●「月蝕」9/13

いい気分だ。とても幸せだ。体が熱い・・・。

私が食べるのに夢中になっている間、板長は黙々と次の料理を調理していた。
次は焼き物のようだ。

「これはいけると思いますよ。」
板長は皿に串を3本並べておいた。
「子袋の塩焼きです。」

「うむ。これはうまい。」
食べごろの大きさに切られたアツアツの塩焼きはとても歯ごたえがあった。筋肉質の部分なのだから当然だ。
女性にとってもっとも大切な部分だ。そしてとても美味い。
そばに居る少女の顔に近づけ、「君も食べるか?」と聞いてみる。
返答はなく、少女は穏やかな笑顔を絶やさなかった。

「卵巣のスープです。」
中華風のとろみのあるスープに、白いものがいくつか浮いている。
これもなかなかのものだ。口の中ですっと溶けていくのは絶品だ。


●「月蝕」10/13

「続いて乳房の鉄板焼きです。」

板長は、肌色のものを取り出した。
「Aカップですかね?」
「ははははははっ。それをいっちゃ悪いだろ。」
「きっと、本人も気にしていたことでしょうね。」

板長はおもむろに、小ぶりな乳首を上にして脂を引かない熱した鉄板の上にのせた。
ジューウーーーー。裏側から脂が溶け出し沸騰する。

「なにせ9割が脂肪ですから、かなり脂っこいと思いますが。」
適度に裏側を焦がし、脂が鉄板に広がってから裏返す。
裏面はカリカリなくらい焦げ目がついている。そしてまたひっくり返す。
先ほどまで、ピンク色をしていた突起は見る影もなく潰れていた。平たく陥没し、茶色く焦げ目が付いてしまった。
瑞々しかった皮膚の部分も、皺がより焦げ目が付いてしまった。
「表面はもっとよく焼いておきましょうか。」
さらに裏返しへらで押さえつける。脂がジュウジュウと音をたて食欲をそそる。

「どうぞ。」
鉄板のこちら側に寄せられたそれを、自分の好みのサイズにナイフを使い切り分けた。
バリバリと音を立てて表面が割れる。だが厚みは少ないそれの中心は以外とジューシーだった。
大量の脂で揚げた煎餅のようなものか。きっと普段なら食べても美味しくないのかも知れない。

しかし、先ほどの愛液が効いているのだろうか?とても美味いと感じた。


●「月蝕」11/13

「もう片方はどうした?」
「今準備しています。」

もう片方は程よく凍らせてあったようだ。
板長はそれを均等にスライスしていく。黄色い断面があらわになる。
それを、皿に平たく盛り付けていく。
「生姜醤油かにんにく醤油でどうぞ。」
「脂の融点が違うと思うのでどうかわかりませんが。馬刺しにヒントを得ました。」

乳首の中心を含んだスライスをまずは味わう。醤油にくぐらせ口に運ぶ。
先ほどまで凍っていたせいか、口の中が心地よい。
舌の上で転がすと脂肪が溶けていく。馬刺しほどの旨みは少ないが、微かに甘い。
表皮の部分が口に残る。乳首の先を舌先で転がしたあと、噛み砕いて飲み込んだ。

「こっち方がいいね。」
「そうですか。」


●「月蝕」12/13

そのあともフルコースは続いた。

ハツやレバーなど、オーソドックスなホルモン料理も味わった。美味かった。

彼女の肉と腸を使った、ソーセージも味わった。
内臓を詰めたもの、血を詰めたもの、色とりどりのソーセージを味わうことができた。とても美味かった。

骨付きカルビ、もも肉など、焼肉も堪能した。最高に美味だった。

今日のところはさすがにもう食えない。大食漢である私も音を上げた。

中世の貴族がそうしたように、吐き出せば料理をもっと堪能できるだろうが、そのような気は毛頭ない。
『彼女をすべて私の血肉にかえてやりたい・・・。』
そう思ったのだ。

私はようやく気づいた。いや、思い出したというべきか。なぜ彼女が自分から去っていったのかを。自分が何を求めていたのかを。
今まで、自分がこのような人を喰らう獣になったのは、彼女のせいだと思っていた。いや、そう思いたかったのだ。
何のことはない、私は最初から獣だった。私は彼女を食べてみたかったのだ。
きっと私の中に潜む狂気に彼女は気がついたのだろう。

「ではデザートに甘いものをどうぞ。」
「皮や骨から抽出したゼラチンで作ったゼリーです。」
「ああ、これなら食えそうだ。」

口に含んだそれは、甘く、そしてかすかにほろ苦い。
「初恋の味がする。」

私は涙を流していた。


●「月蝕」13/13

ずっと、私のそばで微笑む少女。
板長の粋な計らいで参加したもう1人のホスト、食材の提供者である月島きらり嬢本人だ。
首から上のみを台に固定された彼女は、ずっと微笑みを絶やさなかった。さすがは国民的アイドルだ。

「彼女はどうします?」
「そうだな。明日の食材に回してくれ。」
彼女の顔をいつまでも眺めていたいが、そうもいくまい。

「脳みその天ぷらやバター炒め、シチューあたりが美味しいと思いますよ。」
「そうだな、それ全部頼む。」
「あと、舌は、半分は塩タンで、残りはスモークにしてくれ。」
「そして、唇は生で。」

明日も楽しみだ。

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