極めて容赦のない描写がメインになりますので、耐性のない方、および好きなキャラが残酷な目に遭うのがつらい方はご遠慮ください。

105 :はと丸:04/11/28 00:40:14 ID:6bK7Vaw4

選民2
「今こそ、我々は互いに許しあい互いの存在を認め合い地球、プラント間に生まれた溝を・・・」
壇上に立つラクスが長い演説を続ける聴衆は皆神妙な面持ちで彼女の言葉に耳を傾ける
一部を除いて・・・
会場の聴衆たちからは見えない舞台の裏側・・そこにザフトの赤服を着たキラが
怒りを含んだ冷たい視線で聴衆たちを見下ろしている
「いい気なもんだ・・・核撃って一方的に攻め込んどいて和平だなんてさ・・・」
「ああ・・・ここにおられましたか、ヤマト隊長」
後ろからの声にキラは振り向く、声の主は緑の服を着た新兵とおぼしき少年だった。
「ああ、君か・・・でうまくやってくれた?」
「はい、命令どおり例のナチュラルの女は捕らえました、それを閉じ込めている車も指定された場所に止めておきました」
「伝令ありがとう、これ・・・少ないけど取っといてよ。」
「えっ・・・こんなに沢山、そんな自分はただの伝令役なのに」
彼にとっておそらく初めて見るであろう量の高額紙幣に彼は少々困惑した表情を見せた。
「いいから取っときなって、そのかわり君は今日ここには来なかったそれ以前に僕とも会わなかった・・・いいな」
「あっ・・・は・・はい、了解しましたでは私はこれで・・・ザフトのために。」
「悪しきナチュラルに断罪の手を」
伝令の少年は敬礼と決まり文句を口にしてキラの前から去った。
「以上が、私の今現在の思いです・・・」
「やっと終わった、ラクスも大変だよな・・上っ面だけとはいえナチュラル
なんかと付き合わなくちゃいけないんだし、アレの回収は・・・明日でいいや」



次の日
「キラ様、イザーク様がお見えになりました。」
「そうありがと、じゃちょっといって来るよラクス」
「はい、いってらっしゃいませキラ。」
クライン邸のメイドにイザークの来訪を伝えられたキラは応接室へと向かう
「やぁ、イザークごめんね急に呼び出しちゃって」
「なに、かまわんさどうせこれといった予定も無いんだからな、それより見せたいものとは何だ?」
「ちょっと付いてきてくれない、イザーク。」
キラはイザークを地下室へと案内した。
「ほぉ・・・こんなものがあるとはな。」
「そういえば・・・まだ傷のこと謝ってなかったっけ・・・」
「気にするな、あの時のお前はナチュラルに利用されてただけだ。」
「そう・・・ありがとイザーク」
 キラとイザークは地下室への階段を下りる地下といっても電源設備はしっかり完備されているためそれなりに明るかった。
「ここ、この中に見せたいものがあるんだ。」
「この中か・・・」
キラはある部屋の前で歩みを止めたそしてイザークはその部屋の扉をおもむろに開ける。
「これが・・・見せたいものか」
キラに案内された部屋の中には一人の少女が全裸で十字架に貼り付けにされていた
意識が無いのか首がだらりと下を向いている


「おい、一体誰だ・・・この女は」
「ディアッカを刺し殺そうとしたナチュラルの女さ・・・」
「・・・本当なのか、キラ」
「ああ、本当さちなみにこいつの名前はミリアリア・ハウ・・・」
イザークの問いにキラはあっさりと答える
「こいつがディアッカにおかしな思想を植え付けた張本人か・・・」
「そうさ、筋としてはディアッカをここに呼ぶべきなんだけど
イザークの言うとおりナチュラルどもとの和平だなんていう本当におかしな思想を植えつけられちゃったから、
ディアッカの一番の親友であるイザークを呼んだんだ」
キラはディアッカを哀れみながら目の前に貼り付けにされているミリアリアに向け憎しみに満ちた目線を放つ
「感謝するぞ、キラ俺に復讐の機会を与えてくれたんだからな」
「そんな感謝されるほどでもないよ、さぁイザーク煮るなり焼くなり好きにやっちゃてよ」
地下室での惨劇が再び始まる




「おい!起きろ、ナチュラル。」
「ぶっ・・・げほ・・げっ・・」
イザークは貼り付けにされたミリアリアの腹を力いっぱい殴る
「ふん、やっと起きたか。」
(あれ・・・何これ・・・頭がぼーっとするし、体も動かない)
「もう一発!」
今度は蹴りがミリアリアの腹にめり込む
「げっ・・・げぇぇ・・・げほ・・げほ」
「ちっ・・汚ねぇなこいつ、吐きやがった。」
ミリアリアは体内にたまっていた消化途中の食物や胃液を床にぶちまけた
室内になんともいえない嫌な臭いが漂う・・・
キラはドアの横の換気扇のスイッチを入れた。

(何で・・?何であたしこんなところに縛られて蹴られてるの)
ミリアリアはまだはっきりとしない意識の中辺りを見回すそして一人の人物が視界に入る
(あれ・・キラ?何でキラがここに・・しかもアレってザフトの制服・・・)
「久しぶりだね・・・ミリアリア。」
「キラ・・なんでキラがここにいるのよ」
「見て分からない今はプラントでザフトのために頑張ってるんだよ。」
キラはミリアリアのことを馬鹿にした口調で答える
「おい、まだ前座すら終わってないんだから死ぬなよ。」
イザークは腰のベルトに装着しているサバイバルナイフを抜く
「えっ・・・嫌ぁ!やめてぇ助けてキ・・・ラ・・」


キラのほうを向いたミリアリアは驚愕したあの温厚で人当たりのいいキラとは思えない
邪悪な笑みを浮かべていたのだったから
「まずは右手」
イザークは貼り付けにされているミリアリアの右の手のひらにナイフを
突き立てた。
「ひぎぃ!お願い、やめてぇ!」
「やめるわけねぇだろ!」
イザークはそういってミリアリアに突き立てたナイフを横方向に移動させた白い骨が露出する・・・
「ぎっ・・アアアア!」
腕を裂かれたミリアリアは室内中に響く悲鳴を上げる、
「ひっ・・・な、何で私が・・・」
貼り付けにされている右腕の上半分を切り裂かれたミリアリアは消え入りそうな意識の中
そうつぶやく
「なんだ、つまらんさっそく気絶しそうじゃねぇか・・・」
「じゃぁ、ちょっとソフトな痛みで目を覚まさせてやったらいいんだよ」
キラはミリアリアに近づくそしてまだ無事な左手の指の爪をはがし始めた
「ひっ・・痛い痛い!やめてキラ何でこんなことするのよ」
「同士を誑かした罪さ」
キラはミリアリアの爪をはがし続ける。
「ナイフだけじゃ面白くないな・・・」
「じゃあ、隣の部屋に色々置いてあるからそれ使ってみる?」


「そういうことは先に言え。」
イザークの呟きを聞いたキラはポケットから鍵を取り出すそして共に少しの間部屋を離れる。
しばしの静寂が訪れる
(あたし・・・死ぬのかな・・こんな所で。)
ミリアリアは骨が露出した右腕を横目で見ながらそう考える。
(どうせ死ぬなら自分から死んだほうが・・・)
そう思ったミリアリアは自分の舌を噛み切ろうとする、しかしやはりそう簡単に噛み切れる
ものではなく顔をゆがめながら自分の歯を舌に食い込ませてゆく。
次第に口の中に血の味が広がっていく・・・
(もうちょっと・・あとちょっとで楽になれる・・・・)
そう思ってから1、2分後キラとイザークが戻ってきた。
キラは異変にすぐに気づいた。
キラは走り出すそしてすれ違いざまにミリアリアの顔に鉄拳をめり込ませた。
「ぶっ!げほっ・・げへ・・・」
ミリアリアは口から血を垂らしながらむせるイザークは状況を把握し切れてない様子だ。
「おいどうしたんだキラ、いきなり走り出したりして」
「コイツ舌を噛み切って死のうとしたんだ。」
「何・・だと・・」
キラの出した答えに一瞬眉根をよせる
「ナチュラルごときが・・・生き死にを決める権利があるとでも思ったか」
楽しみを奪われかけたイザークは怒りをにじませながらミリアリアに近づく
その手には中世の拷問で使うような大きな万力が握られていた。
「さてどこから潰すかな・・・」


イザークは貼り付けにされたミリアリアの体を吟味するように見る。
「そういえば、ここを絞めるという話は聞いたことが無いな・・」
イザークはミリアリアのあそこに目を向けた。
「ひっ・・お願いやめ・・ぶふっ・・」
騒ぐミリアリアをキラは無言のまま殴る。
「そうらぁ、いくぞ」
万力のしまる部分をあそこに設置したイザークは掛け声と共にハンドルを回す
「ぎっ・・アアアア!!・・痛いや・・やべて・・お願いぃぃ!!」
ぱん
膀胱が破裂したのかミリアリアのあそこからたまっていた尿がこぼれ落ちる。
「まだまだいくぞ、このまま膣まで潰してやる」
「はひっ・・・ひゃふ・・・ひへ・・・」
殆ど壊れてしまったミリアリアはおかしな笑いと不気味な笑みをうかべている
「そらそらそらぁ!」
ぱん・・
膣がつぶれたのだろうこんどは尿とは違った粘っこい液がこぼれ落ちる。
それと同時にミリアリアの声も消えうせた
気絶したのではないショック死してしまったのだ
「ちっ・・・面白くねぇ。」
「しょうがないよナチュラルなんだし脆くて当たり前さ」
イザークはキラの言葉を聞きながら自分の体についたミリアリアの体液をハンカチで拭く
「イザーク、シャワー浴びなよそのままじゃ嫌だろ服もクリーニングして返すよ。」
「おお、すまんな。」
変わり果てた姿となったミリアリアを尻目に二人は部屋を後にする。




169 :はと丸:04/12/20 02:16:24 ID:Sax1Pc65
どうもはと丸ですだいぶ間が空きましたが2作目完成しました
最近職人さんが増えてきていい感じになってきましたね
>108(誘ω受)氏 ありがとうございます私みたいな新参者のSSに
声をかけていただいて
これからも精進します

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