極めて容赦のない描写がメインになりますので、耐性のない方、および好きなキャラが残酷な目に遭うのがつらい方はご遠慮ください。

[1]

「やっぱり綾波、かなぁ?」
「な〜に難しい顔してんのよ、バ・カ・シ・ン・ジ!」
NERV施設内のプールで綾波とアスカを見比べて思案するシンジに、アスカが声を掛けた。
「さっきからアタシとファースト見つめて、なぁに妄想してんのよ?」
意地の悪い笑みを浮かべて問うアスカにシンジが真剣な眼差しで答える。
「アスカと綾波ってどっちがおっぱい大きいの?」
一瞬虚を突かれ絶句したもののアスカは問われた言葉の内容を理解するなり胸を反らして言い放つ。
「アンタ、バカァ? アタシの方が大きいに決まってるじゃない! あんな貧乳オンナと比べられるなんて、アタシも堕ちたわ」
「・・・ホントに? 見てると、あんまり、その、差がないっていうか・・・」
自身たっぷりなアスカのビキニに包まれた胸を見上げながらシンジが漏らした疑問の声にアスカは言い返す。
「良〜く見比べなさいよ! ファースト! ちょっと来なさい! 早く!」
プールから上がった綾波を呼びつけるとアスカは綾波の横に立ち胸を反らしてシンジに向き直った。
「ど、どうよ! これで分かったでしょ!」
今更ながらに恥ずかしくなって顔を赤くしながら言い放つアスカにシンジは、
「う〜ん、良くわからないよ・・・」
曖昧な言葉を返す。
白い肌が際立つ綾波も、健康的な色気のアスカも腰からのラインは流れるような美しさを見せていた。
わずかにアスカの方が肉付きが良いものの、こと胸に関しては、
「・・・やっぱり綾波、かなぁ・・・」
シンジの呟きはアスカのプライドに火を付けるに十分だった。
「も・・・揉んでみれば、分かるわよっ!」
顔を真っ赤にし、シンジから顔を背けて吐き捨てるアスカ。
恐る恐るといった感じで向けられたシンジに、
「好きにしたら」と一言だけ告げる綾波。


[2]

シンジが背後に回り、おずおずと手を脇に差し入れようとした瞬間、
「あ、綾波っ・・・」
「ファーストっ・・・」
恥らうことなく競泳用水着の肩紐から腕を抜いて胸を露にする綾波。
「どうしたの?」
綾波の言葉に我に返ったシンジが脇から手を差し入れ、肩越しに無遠慮な視線を向けながら
自分の乳房を掴み揉みしだいても、綾波は一向に表情を変えなかった。
「じゃ、じゃぁ次は、その、ア、アスカ良い?」
シンジの言葉に一瞬顔を強張らせたものの、僅かに俯き唇を噛み締めながらビキニの上を脱ぎ捨てるアスカ。
「優しくしなさいよ・・・」
小声で背後のシンジに言うと、脇から差し入れられた手に胸を揉まれる感触と
無遠慮な視線に目を固く閉じ顔を真っ赤にして耐えるアスカ。
あまりにも長く感じられた時間が過ぎてシンジの手が離れるや向き直ってシンジに問い掛ける。
「で、どうなのよっ?」
間近の鬼気迫るアスカから逃れるように1、2歩下がったシンジの答えは
「や、やっぱり、綾波の方が、ちょっとだけ・・・」
「な・・・・・」
「もう、いいのね」
絶句したきりのアスカに言い置いて、綾波はプールの出口へと歩き去っていく。
「ま、待ちなさいよっ! 勝ち逃げなんてさせないわよっ!」
綾波の後姿にアスカが叫ぶ。
「バカシンジっ! もっとちゃんと調べなさいよっ! アンタの主観に頼った判断なんて
無意味よっ! ちゃんと計った結果で判断しなさいよっ!」
アスカの怒気に気圧されたシンジはしばし黙考した後、
「・・・わかったよ、ちゃんと計ればいいんだろ。 綾波、待ってよ」
と、綾波の後を追って出口に走り出した。

「バカシンジの主観なんて当てになるわけないじゃない・・・」
「いくら発育途上だからって、私がファーストなんかに・・・」
「・・・シンジも、大きい子が好きなのかな・・・」
「アスカっ! 次はアスカを計るから来てよっ!」
背泳ぎの格好でプールに浮いて、初めは愚痴を、最後はホンネを零したアスカの耳にシンジの声が響いた。
「わかったわよ、バカシンジ! 何度も恥ずかしいのに・・・」
最後は消え入るように呟いてアスカはシンジの声のした方、シャワールームへと向かった。
「・・・・・ファースト」
シャワールームに入ったアスカは、目に飛び込んだ惨状にそれだけ口にして力無く座り込んだ。
背を上にして力無く横たわる綾波レイを中心に、床に広がる鮮血の海。
部屋の一角には全身に綾波の返り血を浴び、右手にナイフ(NERVから支給された、使ったことも無い自衛用の)を
握り締めて立つシンジ。
シンジの方を見るときも視界に捉えつづけていた綾波レイの白い背中も、脇腹も、微動だにしない。
室内に入って最初にファーストを見て感じた事の感触
−−−幼かった頃。首を吊り、しかし微笑みながら死んでいた母を見た時の感触−−−が、正しかったことを、
アスカは理解した。
床に横たわる少女、綾波レイは、死んでいた。


[3]

「綾波が中々協力してくれなくってさぁ・・・」
血の気が失せて、肌の白さが際立った綾波レイの遺体を見つめて硬直しているアスカに、シンジは語りつづける。

−−−「綾波、待ってよ!」
−−−「まだ、やるの?」
−−−シャワールームに駆け込んできたシンジの声に綾波が振り返り、問い掛ける。
−−−「ぼ、僕、いい方法を思いついたんだ。これでハッキリするから待ってて」
−−−言うなりロッカールームへと出て行き、すぐに戻ってきたシンジは、ナイフと体重計を手にしていた。
−−−「それで、どうするの」
−−−胸の大きさを競うことと、シンジの手の物が結びつかず怪訝な表情の綾波にシンジは明るく答える。
−−−「おっぱいを切り取って重さを量ればハッキリするよ!」
−−−言いながら、体重計を床に置きナイフをかざして綾波に近づくシンジ。
−−−ごく僅かに表情を強張らせた綾波を壁際まで追い詰めるとシンジは左手で綾波の喉元を抑え、
−−−ナイフで水着の肩紐を切って水着を臍の下辺りまで捲り下ろした。
−−−水着から零れた白い乳房にナイフが押し当てられ、躊躇いなく刃が滑り込むと
−−−綾波の口から彼女らしくもなく苦悶の声が漏れる。
−−−「うるさいなぁ、すぐ終わるから静かにしなよ、綾波」
−−−さも迷惑そうに呟いて口を塞ごうとしたシンジの手を、綾波が噛む。
−−−「っ!・・・大人しくしてよっ!」
−−−苦しみながらの、予想外の抵抗にシンジは手を引き、変わりにナイフを綾波の喉に突き立てた。
−−−「んぅっ・・・」
−−−小さな喘ぎとともに綾波の小さく開いた口の端から鮮血が溢れるのを見て、
−−−ナイフを引き抜くと傷口からまるで噴水のように鮮血が噴出した。
−−−「しょうがないなぁ、綾波は・・・」
−−−呟き、力無く壁にもたれる綾波の鮮血を浴びながらシンジは淡々と彼女の乳房を切り取りつづけた。
−−−「終わったよ綾波、アスカがびっくりするといけないから伏せててね」
−−−腋に手を差し入れて支えながら囁いて、
−−−シンジは乳房とほとんどの血液を失って少し軽くなった綾波レイの遺体を床に無造作に横たえると
−−−乳房を大事そうに体重計の上に置き、アスカを呼んだ。

「次はアスカの番だよ」
シンジは、そう言いながら綾波の腕を掴み遺体を仰向けにすると腋に手を差し入れて抱き上げ、
アスカに向けて言った。
力無く俯く血の気の失せた顔、虚ろな瞳、鼻と僅かに開いた口から流れた血、喉にはナイフの傷痕があり
乳房のあった場所は目を背けたくなる惨たらしい傷。
それらを見せ付けられて我に返ったアスカは、必死に逃げようとするものの腰が抜け、
座った姿勢のまま後ずさることしか出来ない。
「ハッキリしろ!って言ったの、アスカじゃないか」
壁に背が当たり、逃げ場を失ったことを悟ったアスカに笑顔で告げてシンジは屈んでアスカのビキニをずり上げる。
零れた形の良い乳房、その膨らみの下端にナイフが押し当てられ突き立てられた瞬間、
激痛にアスカは声をあげた。
が、アスカの口から出たのは鮮血だった。
「アスカ、すぐ終わるんだから静かにしててよ・・・」
呆れ顔のシンジが、その手のナイフをアスカの喉を真一文字に切り裂いていた。
苦悶の声を上げることも、呼吸すらも出来ないまま、乳房を切り落とされるより早く、アスカは絶命した。

「ホントだ、感覚ってあてにならないんだね、アスカの方がちょっとだけ重いよ、大きいよ!」
アスカと綾波、2人の少女の乳房の重さを量り終えたシンジが声を壁に凭れたまま絶命しているアスカに声を掛ける。
「ねぇアスカ、アスカが勝ってたんだよ! 良かったね」
勝利を告げられても、もう喜びの声をあげることもできないアスカに構わずシンジは続ける。
「じゃあ、僕、もう帰るからさ。あ、コレ返すね、綾波も」
手にした、温かみを失った乳房をそれぞれの遺体の脇に投げつけ、シンジは部屋を後にした。
乳房を奪われ、命を奪われた2人の少女は数時間後発見されるまでそのまま放置されていた。

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