極めて容赦のない描写がメインになりますので、耐性のない方、および好きなキャラが残酷な目に遭うのがつらい方はご遠慮ください。

88 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 03:52:46 ID:U9ChaQ4n
お久しぶりです。3〜4スレ目あたりでポプソ話を書いてた者です。
あれからいろいろありましてネット環境と時間に恵まれなかったのですが、
ようやくネット環境が整った&ぼちぼちと書けるようになったので、
相変わらずのポプソ話ですが、さわりだけですが投下させてください。


簡易キャラ説明
バウム:【ダークオペラ】担当キャラ。
   大きな鎌がトレードマークな公式のダークキャラ。
シルヴィア:【パストラル】担当キャラ。
   蜻蛉のような薄い羽が生えている妖精さん。


相変わらず、キャラの人間関係等は捏造上等なので、
苦手な方はスルーお願いします。



バウムは、メルヘン王国の森に住んでいる妖精です。
許可なく森に入り込んできた侵入者を排除し、森を守ることが彼の仕事でした。
今日もバウムは散歩を兼ねて、森の中を歩いています。
メルヘン王国の中でも最も広大なこの森は、
昼間でも薄暗く、とても不気味な雰囲気を醸し出していました。
…尤も、この森で生まれ育ったバウムは、この薄暗さには馴れ親しんでいます。
それに、菫色のバウムの瞳は、たとえ周りが闇夜でも獲物を捕える事ができる程発達しているのです。
他の人間はともかく……。
バウムにとっての昼間の森は、少し明るすぎるのかもしれません。

それにしても、今日の森はとてもとても静かでした。
どれだけ歩き回っても、バウムの耳に届くものは鳥の鳴き声や木々のざわめき程度なのです。

そもそも、この森の奥には、古く大きな城がありました。
そして最近、そこの城主である吸血鬼(ヴァンパイア)が、仲魔を募って化物共(フリークス)の音楽隊(バンド)を作ったのです。
しかも、彼らの音楽は人間世界の人間も、メルヘン王国の人間も…
果てはホワイトランドの住人に至るまでも魅了してしまい……。
彼らは瞬く間に音楽世界の頂点に上り詰めたのでした。
そんな人気絶頂の【Deuil】に一目会おうとして、
この森には彼らの‘追っかけ’という人々が入り込み、
いつもであれば、侵入者の一人や二人が見つかる筈なのです。
……それなのに……。
今日に限って侵入者がいないというのは何故なのでしょう?
これでは、せっかく鎌に磨きをかけた意味がありません。


バウムが思わずため息をついたその時です。
彼の視界の端っこに、人の形をした白い物が映り込みました。
くるりと首を巡らせてみれば、そこにいるのは妖精の女の子です。
とても困った顔で不安そうに辺りを見回している所から察するに、
どうやら勝手に森に入り込んだ挙げ句、迷子にでもなってしまったのでしょう。
そして……この森の中で迷ってしまっていると言う事は、
彼女はこの森の住人ではないということになります。
つまりは、待ちに待った侵入者です。

…………と。
バウムが鎌を握り直すのとほぼ同時に、女の子もバウムに気が付いたようです。
安堵したような笑みを浮かべ、ぱぁぁっと表情を輝かせます。


「あの……私、シルヴィアと言います…ちょっとま……あ゛ぐっっっっ!!」


『迷ってしまったみたいで』とでも言いたかったのでしょう。
ですが、軽やかに近づいてきたシルヴィアの言葉は最後まで紡がれる事は無く、
濁った悲鳴とともに途中で途切れてしまいました。
バウムが手にした鎌の石突きが、シルヴィアの鳩尾に当てられたからです。
…いいえ……当てるというよりは、むしろめり込ませると言ったほうがいいでし
ょうか?
ぐぅっと短いうめき声とともに、シルヴィアと名乗った妖精は地面に崩れ落ちました。
胎児のように体を丸めて地面に蹲り、胃液と唾液の混じった液体を吐き出しています。

吐瀉のたびにビクビクと震えるシルヴィアを、バウムが踏みつけました。
薄く華奢な羽が生えたシルヴィアの背中に、厚く硬いブーツの底が食い込みます。
それでもなお、逃げようともがくシルヴィアの髪の毛を掴み、
バウムはにぃっと口角を吊り上げました。
何せ、散々歩き回ってようやく見つけた大事な大事な獲物です。
これしきの事で逃げられては、悔やんでも悔やみきれないのでしょう。


「な、なんで……何でこんなこと…………きゃあぁっっっ!!!」

「…………喧シイ…獲物ガ、喋ルナ…!!」


柔らかな森の地面に爪を立て、啜り泣きつつもがくシルヴィアの唇から、濁った悲鳴が漏れました。
バウムが、掴んでいた髪の毛を力いっぱい引っ張ったからです。
その力に、少女の柔らかい皮膚は耐えられなかったのでしょう。
地肌ごと抜き取られたシルヴィアの金色の髪が、ごっそりと抜き取られています。
手に絡みついた髪を地面に放り捨て、楽しげな笑みを浮かべたままのバウムの手が、
今度はシルヴィアの薄い羽根にかけられました。
そう簡単に逃げられるとも思えませんが、念には念を入れておきたいのでしょう。


「え……いや゛…………やめて…やめてぇぇぇっっっっ!!!!」

「………………黙レ………」

「……っ、ぐ……うあ、ぎゃ…い゛や゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!」


バウムの意図を悟ったのでしょうか。
背中を踏みつけられたままの不自由な体勢ながらも、
シルヴィアが首を捻じ曲げてバウムを振り返りました。
その顔は恐怖と懇願で歪んでおり、翡翠色の瞳からは透明な涙があふれています。
そんな哀れな獲物の懇願も、バウムの耳には耳障りな音でしかないようでした。
シルヴィアを踏みつけていたバウムの足に、さらに体重が加わりました。
肺が圧迫される苦しさに、シルヴィアが呻きを洩らした次の瞬間……。
彼女の瞳が、苦痛に大きく見開かれました。
懇願むなしく、バウムが彼女の羽を毟り取ったのです。


「ぎゃっ、ひぎっっ、いだい、いだいよぉぉぉっっっ!!!!っ、ぐふっっ!」

「………………………………煩イ……!!」


激痛に耐えかねてのたうちまわるシルヴィアの身体に蹴りを入れ、
バウムは根元から血を滴らせている薄い羽根を放り投げました。
羽を毟り取られた痛みと蹴られた際の苦痛に、シルヴィアは悲鳴を上げ続けています。

それにしても、何とも酷い光景なのでしょう。
先ほどまで真白く染み一つなかった彼女のドレスは今や汚泥と血液に汚れ、
彼女自身の体も、赤い肉と鮮血が白い肌の裂け目から見えています。
痛みと恐怖に泣き叫ぶ妖精の薄汚れた金髪を再び掴み、
狩人は己の猟場に獲物を運ぶべく森の奥に足を進めようと踵を返しました。
もちろん、獲物である妖精の髪を掴んで引きずりながら、です。


「ひっ!ぎぃっっ!!痛、ぎゃっっ!!擦れ゛る゛ぅぅぅぅっっっっ!!!!」


それにしても、今日は何といい天気なのでしょう。
よく晴れた青空に、白い雲がぷかりぷかりと浮いています。
傷口を石や木の根に抉られる激痛に叫ぶ獲物の悲鳴が、とても良いBGMになっているではありませんか…。

…………さて、この獲物をどうしたものでしょう。
このまま捌いてバラして森の木々の滋養分にしてしまってもいいのですが、
獲物を探す途中、森の住人である人蜂の仔が腹を空かせて泣いているのを見た記憶があります。
それに、森の魔女の騎乗虫である巨大蜘蛛も、産卵用の苗床を探しているようでした。
この獲物の大きさでしたら、肉食の人蜂の仔の空腹を満たすには十分な量がありますし、
母蜘蛛が卵を産みつけるための苗床にもぴったりです。


「ぎゃ、ひっっ、や゛め゛で……もうや゛め゛でぇぇぇぇっっっっ…!」


………………本当に、この獲物の処遇をどうしたものでしょう。
地面を引きずられ泥に塗れるシルヴィアの悲鳴を聞きながら、
鎌を握りしめたバウムは澄み渡る青空を見上げ、大きなため息をつきました。



1:とりあえず解体して森の木々への滋養分の散布活動

2:お腹を空かせた蜂の仔にイキの良いお肉を差し入れてあげる

3:産卵間近な蜘蛛さんの子孫繁栄のため、苗床を提供しに行く




95 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 05:02:47 ID:xWYHJU5m
3かな

96 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 05:26:29 ID:YlStfepV
バラすのはもったいない
2か3にしよう

97 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 07:58:59 ID:KEwkj7Hg
死姦じゃ死姦じゃ



106 :94:2007/06/12(火) 19:48:25 ID:NaLDPl9E
反応頂けて感謝の極みです。
こうなったら、全部のシチュを複合して書いてみたいと思います。
とりあえずはさわりだけ…….



泣くのにも喚くのにも疲れ果てたのでしょうか。
もはや小さなうめき声しか洩らさなくなったシルヴィアを引きずったバウムが向かった先は、
森の最奥にある魔女の舘でした。
真鍮で出来たノッカーを使うまでもなく姿を現した魔女は、
2年ほど前にパーティで見かけた時と同様、不機嫌そうな顔をしています。
恐らく、騎乗虫である巨大蜘蛛の様子がおかしい事が、気が気ではないのでしょう。


「…………………………久しいな、狩人よ。今日は私に何用だ?」

「……………土産ダ、魔女殿…」

「ほう、これはこれは…………お前の心遣い、有り難く受け取っておこう」


怪訝そうな顔で首をかしげた魔女殿に、バウムは獲物の髪を掴んでいた右手を掲げます。
狩人が持ち込んだ思いもかけない土産の品に、魔女殿の頬が緩みました。
苗床を探しに行く手間が省けた嬉しさ半分、バウムに対する感謝が半分、というところでしょう。
にこやかに微笑んで獲物を受け取った魔女殿は、大きく扉を開いて狩人を迎え入れました。


「獲物の礼に茶でも入れよう。飲んでいくといい」

「………………イヤ、森ノ見回リガ有ル」

「まあそう言うな。それにな、少しばかり頼みたいこともあるのだよ、バウム」


薄汚れてしまったシルヴィアのワンピースの襟首を掴み、
魔女殿は帰ろうとしているバウムに声をかけました。
最初は渋っていた狩人でしたが、魔女殿の誘いをむげに断ることはできなかったのでしょう。
不承不承という態の狩人は、
足をばたつかせるシルヴィアを引きずっていく魔女殿の後に続きました。


魔女殿と狩人の足が進むに従って、
よく磨かれた木の床にもがく獲物の血泥が模様を描きます。
二人が足を止めたのは、薬草や小物があちらこちらに散らばっているリビングと思しき部屋でした。
その片隅には、大きな蜘蛛が一匹……そわそわと落ち着かぬ様子で蹲っています。


「喜べ、エレゴス。バウムがお前の苗床を持ってきてくれたぞ」

「ギィッッ」


満面の笑みを浮かべた魔女殿が、蜘蛛に向かって獲物の背中をドンと押しました。
痛みと疲労でぼろぼろになったシルヴィアの身体が、踏鞴を踏んで蜘蛛の前に倒れこみます。
彼女の視界いっぱいに映るものは、多数の複眼と大きく鋭い鎌状の鋏角でした。
そしてその鋏角は、手頃な苗床が見つかった喜びからか、
カチカチと噛みあわされ、不気味な音を立てています。


「い、いやっ、やめて、こないでぇぇっっっっ!!!」


無数の複眼で自身を見据えながら近づいてくる蜘蛛から逃れようと、
シルヴィアが尻もちをついたままズルズルと後ろに下がりました。
ですが、どこまでも逃げようとするシルヴィアの思いを裏切るかのように、
部屋の広さには限界があります。
ろくに後ろに下がることもできぬうちに、
シルヴィアの背中は壁にペタリとくっついてしまいました。


絶望的な表情を顔に張り付けたまま、
思わず後ろを振り返ってしまったシルヴィアの身体に、ふいに何かが絡みつきます。


「え……いやっ……何コレ……絡まって……!?」


目には見えない『何か』を振りほどこうと手足をばたつかせながら、
シルヴィアはようやくそれが目の前の蜘蛛が吐き出した糸であることに気が付きました。
しかし、すでに糸は既に全身に絡み付き、彼女がもがけばもがくほど複雑に絡まっていきます。
シルヴィアの身体をある程度まで糸で絡め捕り、
巨大蜘蛛は糸に絡まったシルヴィアを自身の傍に引き寄せていきました。


「いやあぁぁっっ、た、食べないで!食べないでぇぇぇぇっっっっっ!!!!」


ズルズルと床を引きずられ、ゆっくりと蜘蛛のもとに引き寄せられながら、
シルヴィアは喉も裂けよと叫び声をあげます。
恐らく、体内に体内に消化液を注入され、肉という肉、骨という骨が蕩けた後に中身を吸われ、
剥製のように抜け殻になって死んでいく、惨めな自分の姿でも思い浮かべているのでしょう。
…………ですが、もしかしたら……。
そうして捕食されていた方が、シルヴィアにとっては幸せだったかもしれません。


自身の傍らにまでシルヴィアを運んでくると、蜘蛛の爪が彼女のスカートを引き裂きました。
元は白かったワンピースの裂け目から、土埃にまみれた白い太ももが覗いています。
ほっそりとしていながら適度に脂肪の乗ったシルヴィアの足を押さえつけ、
エレゴスと呼ばれた巨大蜘蛛はシルヴィアの脚を開かせました。


「きゃあっっ!いや、なに…っ!?やだ、やめてぇぇ……」


まるで触診するかのように、蜘蛛の触肢がシルヴィアの秘部のあちこちを触りだしました。
その残酷なまでに丹念な動きには、今まで誰にも触らせたことのない場所を触られ、
羞恥と屈辱にぽろぽろと涙を零すシルヴィアを考慮しようとする様子はありません。
巨大蜘蛛の不可解な行動に、不安と恐怖が増しているのでしょう。
最初は羞恥で赤くなっていたシルヴィアの顔から、見る間に血の気が引いていきます。
しばらくの間、蜘蛛は何かを探るように足を動かしていましたが、
ようやく何かを得心したようにピタリと動きを止めました。
そしてそのまま、
シルヴィアの足が大きくMの字に開いたまま固定されるように糸で拘束してしまいます。
極度の不安と恐怖、羞恥が入り混じり、シルヴィアはもう口もきけないほどに追い込まれていました。
彼女にできることといえば、がちがちと歯の根を震わせながら、
イヤイヤをするように首を振ることだけのようです
食べないで、殺さないでとうわ言のように呟くシルヴィアの目の前に、
蜘蛛がずいっと頭部を寄せました。
獲物に覆いかぶさるような体勢をとりながら、蜘蛛は鋏角でシルヴィアの首筋を押さえ、
腹部をくの字に折り曲げます。
するとどうでしょう……。
巨大蜘蛛のお尻の先から、シルヴィアの腕程の太さと長さをもった透明な管が、
粘液を帯びてズルリと姿を現したのです。
恐らく、これがこの蜘蛛の産卵管なのでしょう。


「まさか……イヤ…………それもイヤよ、ヤダ、イヤ………………いぎゃぁぁぁっっ!!」


ようやく蜘蛛の真意を悟ったのか、零れんばかりに目を見開いたシルヴィアが、
激しく頭を振って懇願します。
ですが、それも今や、遅すぎる抵抗でした。
濡れてもいないシルヴィアの秘裂に、蜘蛛の産卵管があてがわれます。
涙、汗、鼻水、涎……。
およそ顔から出るすべての液体をまき散らしながら頭を振るシルヴィアの口から、
絶叫ともいえる悲鳴が上がりました。
腕ほどもある蜘蛛の産卵管が、彼女の胎内にずぶりと差し込まれたからです。


「ひぎゃあぁぁぁっっっ!ぎゃっ、ぎひっっっ!!」

「……ギィ……」


ブチブチと肉の避ける音と、それをかき消すほどのシルヴィアの悲鳴を室内に籠らせながら、
産卵管は彼女の胎内にめり込んでいきます。
差し込まれた直後は体内に潤いはなく、蜘蛛の方も挿入に苦労しているようでした。
……が、すぐに裂けた内壁から血液があふれ、次第に産卵管が胎内に差し込まれていきます。
産卵管を咥え込んだ秘裂から真っ赤な血液をぼたぼたと床に滴らせ、
シルヴィアが濁った悲鳴を上げ続けます。
唇の両端が裂けるの程に大きく開いた口許からはだらしなく舌がはみ出し、
だらだらと涎が地面に零れていました。
大きく見開かれた瞳は黒目がぐるりと裏返り、半ば白目を剥いています。
平素の清楚が感じられないほどに醜く、無様な姿です。


「ところで……最近の森の様子はどうなのだ、バウム?」

「い゛だい゛っっ、いだいよ゛ぉぉぉぉっっっ!!」

「………………問題ナイ。平穏且ツ平和ソノモノダ、魔女殿」

「ぎひっっ、も、もぅや゛め゛でぇぇぇぇぇっっっ……」

「それはよかった。最近、あの吸血鬼どもの追っかけが増えたと聞いて心配していたのだ」

「あがっっ、がぎっっっっ!ぎいぃぃぃぃっっっっ!!!!」

「増エタ事ハ増エタ…………ガ、ソレダケ獲物ガ増エル…………良イ事ダ……」

「ぎゃぁあああぁぁぁぁあぁあああぁぁぁぁっっっっっっ!!!!」


涙と鼻水で顔をくしゃくしゃにしたシルヴィアが悲鳴を上げるすぐ横では、
木製の椅子に腰かけた狩人と魔女殿が、午後のお茶会を楽しんでいる所でした。
シルヴィアの悲鳴の合間合間に、魔女殿と狩人の談笑が交わされています。
それはまるで魔女殿の家の中に、天国と地獄を部屋の中に出現しているかのようでした……。








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とりあえず今回はここまで。
あ。バウムはポプ13に、シルヴィアはポプ10に登場していたと思います。
興味のある方はプレイしてみてくださいませ〜〜(´∀`)

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