極めて容赦のない描写がメインになりますので、耐性のない方、および好きなキャラが残酷な目に遭うのがつらい方はご遠慮ください。

途中で挫折してしまった……
しかも少年凌辱ものです
ご注意を



重厚なゴシック様式の大豪邸の一室で、俺はソファにもたれていた。
床にはエキゾチックなペルシャ絨毯が二重に敷き詰められ、壁にはスウェーデンのエレガントな壁紙が貼られている。
家具もみなすべて舶来品で占められている。この国でつくられた粗悪品など一つも存在しない。
もっとも、家の元所有者は”純国産”の伯爵だったということだが。敗戦後はわが軍に家財ごと押収され、今では俺がこの家の持ち主だ。
傍らに立つボーイに声をかける。
「おい、ここの家に前住んでいた伯爵の名前、なんだっけか?」
「……古宮です」
英国製のしっかりとした古式めかしいメイド服に身を包んだボーイはぎこちなく答えた。顔には明らかな憎悪が表れている。
どうやら未だ俺を主人として見ていないらしい。まぁ、この強がってる顔が好きだから別にいい。
しかし、姿を眺めているうち、俺は我慢できなくなってしまった。
今までずっと調教をしてこなかった。たとえコーヒーを淹れるのが遅くても、たとえベッドメイキングが下手であっても。
いつもの俺ならコーヒーがまずかった瞬間、ピストルで腕を撃ち抜き、流れ出る傷口にコーヒーを注いでいる。
なぜそれをしないのかというと、こいつは希少価値があるからだ。
ジャップのくせに肌は白く滑らかで、顔は中高の美少年だ。それになにより、こいつは伯爵のお坊ちゃんときてる。
「なあ古宮」
「……なんでしょうか?」
「お前の家族は今、どこにいるんだっけ?」
「…………第二収容所です」
知っているくせに、と顔が物語っていた。トレイを抱えている腕の先の掌はきつく握られている。
「ああ、そうそう、そうだったな。俺がお前を連れ出してやったんだもんな」
心底面白そうに言ってやる。古宮は顔を伏せた。怒りの余り自分で表情を作れないらしい。
俺はソファから身を乗り出し、古宮の顔を覗きこみ、耳元で囁いた。
「今頃お前の母ちゃんお楽しみ中かもな。男の看守に股を開く収容所の女が後を絶たないそうだからな」
古宮の顔は怒りとは別の感情で火照った。坊ちゃん育ちだからこの手の話にはまだまだ免疫がない。
「母上はそんなことしません!」
「おいおい、俺に怒鳴ったってしょうがないだろう。何せ収容所の環境は最悪だそうだからな。
 看守に媚び売って少しでも待遇をよくしようとするのもわからんでもない」
俺はソファから立ち上がって古宮の後ろに回った。
古宮は家族を心配するように暗い外を眺めた。涙を堪えるためでもあったのかもしれない。
不意に、俺は古宮の尻を濃紺のワンピースの上から撫でた。布越しからでも柔らかい弾力を感じる。
「なっ……」
尻を撫でられたくらいで古宮は上ずった声を上げた。片手で俺の手を掴んで離そうとする。
思い切り手首を掴まれたが、俺は構わず撫でながら言った。
「俺に媚びを売ったら、看守なんかよりよほど役に立つのにな。収容所から出すことだって簡単さ」
古宮の握る力が急に弱まり、手汗がかすかに滲んできた。
「現にお前がそうじゃないか、そうだろ?」
ここで簡単になびいてもらっては面白くない、俺は古宮の尻を思い切りつねった。
「いたっ……」
追い打ちをかけるように、俺はうなじを舐める。味覚では感じられない甘さだった。
思わず身を引いた古宮は、怯えた目で俺を見つめている。先ほどの小生意気な目つきはどこへやら。
ますます虐待したくなる。
「お前、俺のこと嫌いだろ?」
え、という風に古宮は口を開ける。


「俺も故郷じゃ一応紳士だからな。お前が嫌ならここを辞めてもいいんだぞ」
もっとも、辞めたら辞めたで地下室に行くことになるがな。
結局、古宮は地下室行きを免れた。
顔を俯かせ、身を竦めながら俺に懇願した。
「いえ、そんなことはありません、どうか――」
「そうかそうか、ならこんなことしてもいいんだよな」
言うなり、俺は古宮に飛びかかり、ソファに押し倒した。
倒れた勢いで、白いフリルのカチューシャがとれた。
俺はまず古宮の顔を舐めた。肉薄で紅の唇をこじあけ、舌を差し込む。
古宮の舌を下からくすぐらせ、口内を唾液まみれにする。唾液が俺の舌と古宮の舌で糸を紡ぐ。
俺の舌を抜くと、古宮は苦しそうに呼吸する。時間をおかず、俺は古宮の右目を舐めた。
長い睫毛を濡らし、二重瞼で縁取られた茶色の眼球を突く。
「痛いっ、やめて!」
古宮は持っていたトレイを地面に落とし、両手で俺の肩を押す。
俺は舐めたりなかったが、ここは堪えた。
ゆっくりと立ち上がり、そして努めて冷徹に言い放った。
「なら、出てけ。お前の親がどうなるかは知らん、いや、俺が殺してやる」
くるりと背を向け、ドアに向かおうとすると、古宮は追いすがってきた。
俺の服を掴み、涙ながらの声で訴える。
「ごめんなさい、ごめんなさい――」
口の周りにだらしなく唾液を垂らし、右目は充血して涙を流している。
「どんなことでも、喜んでするか?」
「はい!どうかお願いします、お願いします……」
「じゃあこれを舐めろ」
ソファに座り込み足を広げると、俺は自慢の性器を披露した。
「あっ……はい」
古宮はためらいながらも、舌を伸ばす。舌の先が性器の先と触れあう。
心は満たされるが、性器にはいまいちだ。
「おい、やる気あるのか?しっかり咥えろよ」
「はい、申し訳ありません……」
「もういいよこのクズ。俺がやるから顔を動かすなよ」
顎に手をかけ顔を上向きにさせると、俺は半だち状態の性器を古宮の小さな白い顔にこすりつけた。
口に何度も性器を出し入れする。舌使いがまだまだなのがむかつく。
なので、まだ無事な左目に性器を押しつける。先走りの汁が出るほど固くなった性器は、柔らかな眼球には十分脅威となっている。
「いっ、いた……」
明らかに眼球が奥へと引っ込んでいく。瞼を下ろそうとするが性器にひっかかっているのが面白い。
涙がとめどなくあふれ出て、俺の性器を濡らす。俺の勃起は最高潮に達し、結果として古宮の眼球を押しつぶした。
血が流れ、古宮が悲鳴を上げて這い蹲る姿を見て俺は興奮し古宮の顔に射精した。
顔中にへばりつく精子の白と、左目から流れ出る血の赤のコントラストが美しい。
床にへたりこみ両手で左目を抑えながら言葉にならない声を上げる古宮の姿はとても哀れだった。

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