外見は動物に近い、または似た動物で形容することもできない、触手や魔獣といった形状をしている。
中には、触手のみで形成された者も存在し、その姿はまさに「異形」と呼べる存在。
身体能力は高く、単純な腕力だけなら人型を遥かに凌駕するが、反面知能は低く、中には言語を操れる者もいるが、会話をするのではなく単語を並べるだけで意思伝達するという種族が殆どである。
また、異形の中には、動物並の腕力を持ちながら、同時に言語、法術まで使いこなす者も存在し、それらの種族は時には人型よりもより高い地位を手にすることがあるが、これは突然変異的な僅かな種族であり、あくまでも例外である。
動物型魔物と動物の最大の違いは、魔物は同種族だけではなく、異種族である人型(人間、エルフ、魔族)に卵を植え付け、いわゆる「宿借り」状態として子を生み出すことができる点である。
他種族の身体をかりて卵を植付けるる場合、母体の種族に関係なく魔物の子が生まれてくる。
理由はいまだ不明だが、ごくまれに人と同じ形で子が産まれることがある、その場合、外見は人型でも腕力だけ並外れていたり、言葉を話すほどの知恵すら持てなかったりと、魔物の特徴を持つこと多い。
魔物・異形の例(
ラカ)