なぎさ@マギカ

  なぎさ「こ・・・これは、」
  杏奈「巨大ロボット?」

  亜空間から脱出した渚と杏奈は周囲を見て愕然とした
  当たりには多くの見たことも無いロボットが溢れかえっており
  さっきまでいた町並みはものの見事に破壊されていたからである。

  コバルト「これだけのディロス0が相手ではお前に勝ち目はないぞ
  覚悟するがいい!」


  威嚇射撃・・・・・・にしては強い攻撃が渚たちの近くを通過する、
  単純に照準が合わなかっただけなのかもしれないが、
  とにかく、次の攻撃になれば照準を合わせてくるだろう、
  そんな何度も外してくれるなんて甘い考えはしていない
  つい二ヶ月前までダンナーベースでゴオと共に戦ってきた杏奈は
  そう実感していた、でもどうすればいい、TVみたいにロボを
  召喚する術なんてない、せめて渚だけでも逃がさなければいけない

  なぎさ「あ……あああ」

  ネオオクサーがいれば戦えたのに、渚を護る事ができるのに
  そんな後悔をしてる杏奈の前、いやこの場合怯えてる渚の前に
  一筋の緑色の光が差し込む、そして見たこともないロボットが渚
  達の前に姿を現した

  杏奈「これは?」
  なぎさ「ロボット!?」

  (????)「これはイクサーロボ、なぎさ、僕と契約して戦ってくれるよね」
  なぎさ「戦う?契約?嫌よ!どうして私があんな化け物と!」

  普段からケンカもしないような渚が戦いなど出来るわけがない、
  それでも説得は続く

  (????)「君は自分の星を守りたくないのか!?さあ早く契約をしましょう」

  なぎさ「お断りよぉっ!」

  当然のように拒否をする渚、まあ無理もないいきなり戦いに巻きこまれて
  それでもってなりふりかまわず契約しろというのだ。
  そんなところで無鉄砲に首を縦に振るようなマネはしない
  少なくとも冷静になれてない今は答えるべきではないからだ。 しかし

  (????)「しょうがないな、無理にでも契約してもらうか」

  なぎさ「えっ、きゃああっ!!」

  渚は逃げる事もできず無理矢理契約をさせられてしまった。
  えっ、その後どうなったかって?
  さあそんなことは誰にもわからない。

  アスハ@マギカ

  (????)「さあカガリ早く祭壇に行って僕と契約しよう」
  カガリ「くっ」

  ユニウスセブンの落下に伴い地球へのあちこちでプラントへの
  不審がおこりやがて再び戦争が始まるのではと危惧する声が
  多くなってきた、もちろんそれはオーブでも例外ではない。
  もし再び戦争にでもなったら、先の戦争でオーブが壊滅した時の
  恐怖・怒り・喪失感は今なお国民の心の中に強く残っている

  だからこそ国民に不安をなくすため、国を戦火に巻き込まないために
  国家元首であるカガリはあえて邪の道へと突き進む。国への負担は
  かからないように、魔法という禁忌に手をかけようとしていた。

  (????)「泣いているのかい?」
  カガリ「・・・・・」
  (????)「当然うれし泣きだろうね、魔法少女になれるんだから」

  まもなく契約が執り行われる、本来ならばすぐに終わるはずの契約だが
  国単位を護るという願いのため多くの時間が費やされていた。
  そんな中、南の空からニ機の機体が祭壇に向かって飛び立ってきた。
  機体の名前はフリーダム、そしてウイングガンダムである

  (????)「うわああ!なんだこれは」

  カガリ「フリーダム?という事はキラか?」

  そんな疑問をもつやいなやフリーダムはカガリを持ち上げる

  カガリ「降ろせ、馬鹿!」
  キラ「カガリ、コクピットに早く!」
  カガリ「わっ引っ張るな!」

  (????)「逃がさないよ」
  ヒイロ「その行動はゼロが予測済みだ」

  ヒイロのフォローによってコクピットの中にカガリを搬入して
  祭壇を後にしてAAへと逃げてきた。

  キラ「僕たちも考えなきゃ・・・何が世界を歪めているのか」
  ヒイロ「魔法なんて信用できるものじゃない」
  キラ「カガリを泣かせるわけにはいかないですから」
  カガリ「そういう問題じゃない、ああでもしないとオーブは護れないんだ」
  マリュー「アークエンジェル発進」

  こうしてカガリの契約を間一髪で助け出したキラ達は去って行った。
  残されたオーブがどうなったかって?
  さあそんな事は誰にもわからない

  てつや@マギカ

  鉄也「お前達、ここは俺に任せて、兜と九条を連れて離脱しろ!」

  少人数でいるところを加藤機関に狙われてペインキラー、そしてマジンガーZが
  やられてしまっている、いや正確には撃破されたわけではないものの動力系統がやられてしまって
  2機ともに満足に動く事が出来なくなってしまったのである。

  だからこそ剣鉄也は美海と甲児を助けるべく自分が一人残り、
  みんなでこの場を立ち去るように浩一達に指示をした。
  戦いに負けるわけにはいかないから仲間を失うわけにはいかないから、だが

  甲児「何言ってるんだ鉄也さん、俺は最後まで戦うぜ」
  一鷹「そうッスよいくらグレートでもこれだけの数に一機じゃ・・・」

  鉄也の指示は今ひとつ聞き入れられない、まあ無理も無いかもしれない
  仲間を一人置いてみんなで立ち去るような事を出来るような奴等じゃない
  最後まで決して諦める事の知らない奴等だから、もちろんそんな事をしらない剣鉄也ではない

  鉄也「馬鹿野郎! 俺達の目的はこの戦いに勝つことじゃない!
  俺たちはこの世界を守りぬかなければいけないんだぞ!」
  一鷹「鉄也さん・・・・・・」

  そう、例え全てを失った代償に勝利を得たとしても戦いは終わらない
  再び敵が襲ってきた時に守り抜く手段がなくなってしまってはどうしようもないのだ。
  だからこそ大局を見据えた判断だった。兜甲児と九条美海をこのままむざむざ殺させるわけには行かない。

  甲児「頼む・・・動いてくれ、マジンガーZ!
  俺はもう仲間を見捨てるような事はしたくねえんだ・・・!」

  甲児の叫びがこだまする、無理も無い、いかにグレートマジンガーであっても
  この数相手に一人では無理があることを、自分が不甲斐ないばっかりに
  偉大な勇者を残して戦場から離脱しなければならないことがどれだけ苦しい事なのか
  かつてのDr.ヘルやミケーネとの戦いにおいて多くの仲間を失った甲児だからこその
  苦しみであった、もうあんな思いをするもんか、そう決めていたはずなのに・・・・・・

  そんな絶望の淵にいた甲児が目の端である物を捉える、それは本来ここには
  無いはずのモノだったから、余計に意識がいったのかも知れないが

  甲児「あれはカイザーパイルダー?どうしてここに」
  疑問に思うと同時に通信が入る、どうやら通信機器はダメージを受けていないらしい

  (????)「甲児君、マジンカイザーの整備がやっと終わった!
  鉄也君のオリジナルグレートも一緒だ!、二人とも早く僕と契約するんだ」

  見たことも無い謎の小動物からのモノだった、契約というのがよくわからないものの
  本当にマジンカイザーと真のグレートマジンガーをこの場に届けてくれるのなら
  まさに願ったり叶ったりといっていいだろう。もう迷ってる暇すらない・・・

  さやか「そんなこと・・・・・・させない」
  甲児「さやかさん!」

  そう言って契約しそうな二人の前にさやかが飛び出す
  父が修理しているはずのマジンカイザーと真グレートマジンガーをいきなり謎の生物に託すなんて
  いくらなんでもおかしすぎる、そう直感したさやかは二人の早まった行動を止めさせる。

  (????)「何するんだい、契約を邪魔するなんて、どうしてそんなことをするのか僕には理解できないよ」

  そんな中、山下の所に別行動を取り宇宙に行っていたメンバーから無線での連絡が入る、そして山下はすぐにこの場にいる仲間に伝達をはじめた
  山下「今、宇宙から連絡が入ってトールギスのヒートロッドでマジンカイザーと真のグレ−トマジンガーをこっちにぶんなげ・・・」

  説明も終わらないままに空から巨大な鉄の塊が落ちてきた、言うまでも無い、マジンカイザーと真のグレートマジンガーである
  契約をする必要なんて無かったのだ、地中に埋め込んでしまってはいるが乗り込むには大した問題じゃないすぐに二人は機体を乗り換える。

  (????)「ちっ」

  山下の説明を続けると、こちらの危機を知った宇宙にいる別働隊が修理の終わった直後の2機をこちらに送り込んでいたとの事だ。

  甲児「マジンカイザーさえいればこっちのモンだぜ、覚悟しろ加藤機関」
  鉄也「それと俺達を騙そうとしたお前もな」

  このあと加藤機関の人たちがどうなったかだって
  さあそんな事誰にも解らない
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