【いまさらスパロボRエロパロ(ティス編):『美少女・屈辱の唇奉仕』】

薄暗い、飾り気のない大広間。そこに大きな肉塊が座り込んでいた。
 先の戦闘で大きなダメージを受けたガイゾックの戦艦バンドックは、海底で行っていた修理の続きを暗礁宙域でひっそりと、息を殺すように続けていた。

「……!! きぃ〜〜〜ッ!!」
 所在なげにうずくまっていたキラー・ザ・ブッチャーが、傍にいた召使ロボットに当り散らしはじめたそのとき、
「おっじっさんっ!」
 只でさえささくれだった神経を逆撫でするように、少女の陽気な声が響いた。
「……!!」
 いつのまにか現れたティスは、凶悪な表情で睨みつけてくるブッチャーを笑顔で見返して言葉を続けた。
「あのさ、螺旋城にラウンドナイツが殴り込みをかけてくるみたいでさぁ。それで、メカブーストを貸してほしいんだけど……って、あれ?」
 そこで初めてブッチャーの態度に気がついたがごとく首を傾げる。
「どしたの?おじさん」
「…きっ…きっ…キサマァッ!! そんなことを、どぉのツラ下げてッ!?」
「でもさぁ、一応ガルファとは同盟してるんだし、やっぱ助けといたほうがいいんじゃない?」
「こっちが大変なときに何もしてくれないような奴を、どうしてワシが助けなきゃいけないんじゃい!?」
「…ん〜、ま、そこは不幸な行き違いってコトで。一歩遅かったけど、あのあとガルファも来てたんだよ? (…ま、目当てはデータウェポンみたいだったけどね。一応ウソはついてないよ、おじさん)」
「うむぅ〜……」
「だから、ね? 貸して貸して、おねがぁい」
 差し迫った仕事上のピンチに、いつになく甘い声で上目づかいにねだって見せるティス。その姿が、サイボーグ体となって以来久しく忘れていたブッチャーの欲望に火をつけた。下半身をモゾモゾさせながら、それでもブッチャーはもう一くさりして見せる。
「……でも、それじゃオマエはどうなんじゃい?都合のいいときだけ使おうってのも、ムシがよすぎると思うがのぉ?」
「え、え〜っとねぇ、まぁその、いろいろあンのよ、こっちだって」
「まぁ、いいわい。……そのかわり、オマエの誠意ってやつを」
 珍しく口ごもるティスを見下ろしたブッチャーは、いきなり少女の目の前に、醜悪にそそり勃つ青黒い肉棒を突き出した。
「見せてもらいたいモンじゃのぉ、ホッホッホッ!!」
「きゃっ!!」
 一応は女の子らしく顔を両手で覆いつつも、ティスは開いた指の間から食い入るようにソレを凝視する。顔に血の気が上り、ひとりでに喉が大きく上下に動いた。
「……どーしても、やんなきゃダメ?」
「それはオマエ次第じゃのぉ。ワシらもまだダメージが残っとるし、今の状況なら援軍なぞ出さなくっても、ガイゾック様のお咎めは無いんじゃないかしらん?」
「…………はぁ。」
 ほんのりと顔を赤らめ、一瞬躊躇しつつもおずおずと手を伸ばし、ティスはソレを両手で奉げ持った。

「……こんなコトしてる場合じゃないんだけどなぁ……」
「じゃ、さっさとワシを気持ちよくさせることじゃのぉ」
 拗ねるようにつぶやくティスに、少し苛立った口調でブッチャーが返す。
「しょうがないなぁ…………んむっ」
 意を決したように右手で竿を握り、雁首の先にすぼめた唇をつける。そのまま舌先で鈴口を舐めあげると、ブッチャーの背筋に電撃のような感覚が走った。
「お、おおぉ…」
「ん…む…」
 いざ奉仕を始めると、少女はその外見とは裏腹に、ソツ無く口唇愛撫をこなしてゆく。しかもその責めは一流の娼婦のような、スムーズで的確な動きを見せていた。
 右手に握った竿をゆっくりしごきながら、一旦口を離す。ティスの唾液とブッチャーの先汁とが混ざり合い、ふたりの間に細い糸を引いて垂れさがった。
「…どう?」
 玩具で得意げに遊んでいるような屈託のない笑顔に刺激され、ブッチャーの破壊本能と嗜虐心が勢いよく燃え上がった。快楽の予感に巨体が、そして小さな手に握りさすられている肉杭が細かく震える。
「も、もっとじゃ…こ、これしきで満足はせんぞい」
 少し上ずった声で、それでも精一杯の虚勢を張って答えると、ティスは熱く脈打つ肉棒に頬擦りしながら、悪戯っぽく笑いかけた。
「ま、そりゃそうよね。なにしろかなり久しぶりっぽいもんね、おじさんは」
 再び先端に口をつけ、今度は唇全体を使って亀頭を包み込む。そのまま頬をすぼめて喉いっぱいまで陰茎を頬張ると、ティスは頭を前後に振りつつ、空いた左手をブッチャーの股下に差し入れた。
「おほっ!?…ほぉぉぁっ…!!」
 ブッチャーの張りつめた陰嚢を探り当てた左手は、それを優しく撫でさすり、指先で揉みしだく。年端も行かぬ少女に男の核をもてあそばれ、ブッチャーはますます堅さを、太さを増してゆく。
「ん…んむっ………ぷはぁっ…んうっ…お・・・おっきすぎるよぉ、おじさんのおちんちん…んっ…」
 息苦しげに口から肉棒を引き出し、裏側の筋に沿って根元から先端まで丹念に舌を這わせる。亀頭を五本の指先で包みこみ、堅さを増しつつもブヨブヨした質感のそれを優しく揉みほぐす。手のひらにべっとりと付いた先汁を、流し目を送りながら舐め取ると、ティスは亀頭を舐めまわし、愛おしそうに鈴口に口付けると、そのままブッチャーの脈打つ肉棒を頬張り、口を一杯に使ってストロークを始めた。
 こすれ合う唇と肉棒が、淫らな水音を立てる。小さな口いっぱいに牡を頬張りつづける幼い作りの顔が、息苦しそうに歪む。
 普段は逆らう事を許されない生意気な少女が自分の肉棒に奉仕する姿。幼い見かけとは裏腹にツボを心得た、舌や指先の動き。くぐもった甘い声。そして下腹部にかかる鼻息。それらすべてがブッチャーの征服感を絶頂に導く。いつしか両腕が目の前の少女の頭を掴み、そして自ら腰を振って肉柱を幼い口腔に打ち付けていた。
「!?…うっ…んんっ!!…むっ…むぅぅ〜〜〜っ!!」
 突然加わった力に虚をつかれ、ティスの動きが一瞬止まる。かまわずに突き入れられたブッチャーは少女の口の奥深くまで滑り込み、喉を直接犯していた。
 喉への力ずくの陵辱に感じる息苦しさ。それから逃れようと両手をつっぱりブッチャーの下腹部を引き離そうとする。涙が頬を伝い、言葉にならないくぐもった声で訴えるティスの姿に、ブッチャーは最後の高まりを覚えた。
 首を振り、なんとか陰茎をもぎ離そうとするティスの頭の動きが、更なる快感を敏感な先端に与える。こみ上げる絶頂感にガクガクと身を震わせてブッチャーは吠えた。
「うっ…でるっ…!!出るぞいっ!!…オマエの生意気な口に、わしのチ○ポ汁をたっぷりと出してやるぞいっ!!」
 亀頭を口蓋でこすりあげ、喉の奥まで肉棒を突き入れる。でっぷりした腹に少女の顔をうずめて小刻みに蠢いていた青白い巨体が、ブルンと震えた。
 ドキュッ!!……ドクッ!!……ドプッ!!
 ティスの口の中に、鼻腔に、饐えた臭いが、苦い味が広がる。最初の一打ちで口をいっぱいに満たしたブッチャーの精液は、なおも突き入れられる肉棒の先端から勢いよく脈を打って迸り、幼い少女の肺に、食道に、見境なく注ぎ込まれた。
 口の中で逆流した白濁は唇から溢れ出し、顎を伝って少女の薄い胸元に流れてゆく。滴り落ちる雫は跪いた少女の太股に落ち、点々と穢れの痕を残す。ありったけの欲望を注ぎ込み、満足感とともに萎え始めた醜悪な牡肉がずるりと引き抜かれ、幼い顔との間に白い粘液の橋を掛けた。

「ごほっ、げほっ!!……うっ、おえぇぇ〜…ぺっ、ぺっぺっ……」
 涙目になりながら、体内に流し込まれた汚液を一生懸命吐き出そうとするティスの下顎を掴み、ブッチャーは更に嬲るように、殊更やさしげな口調で要求した。
「こらこら、偉大なブッチャー様のエキスをこぼすとは何事じゃ。全て片付けるまでが、ご奉仕というもんじゃぞい?」
「!?……うぇ〜〜っ!! そりゃあんまりじゃなぁい?」
「いやならイイんじゃぞい。せっかく頑張ったのにのぉ。いやはや全く惜しいことをしたもんじゃ」
「……うぅ〜〜っ……わ、わかったわよ!やればいいんでしょ、やれば!!」
「ほ〜っほっほっ、今日はえらく物分りがイイのお。じゃあ、ついでに」
 引き寄せたティスの頬に、粘液で濡れ光るペニスをなすり付ける。
「コイツも綺麗にしてもらおうかのぉ。おぉ、もちろん中に残っとるのも吸い出すんじゃぞい?」
「…ったくぅ。おぼえてなさいよぉ…………んっ、んむっ……」
 どうにか調子を取り戻したティスは、憎まれ口を叩きながらも再び陰茎を咥えこみ、中に残った体液を吸い出しはじめた。唇でまわりの粘液をぬぐい取り、口に溜まった淫汁を目をつぶって飲み下すと、少女は自らの肢体にこびりついた白濁を指で掬い取った。
 半開きの唇から舌を突き出し、精液のまとわりつく指に這わせる。掬い取った白濁ごと指を口に入れ、うっとりと目を閉じて指をピストンさせる。そして自らの全身を清め終わった少女は四つんばいになって尻を突き出し、床に溜まった大量の精液をピチャピチャと音を立てて舐め取り始めた。
「んもぉ〜、ヒドイなぁ。こんなに時間経っちゃったじゃない。これで間に合わなかったら…(デュミナス様にまた怒られちゃうじゃないのよっ!!)」
「間に合わなそうなのかの? それなら、ワシだけ気持ちイイのもなんじゃから、オマエのことも気持ちよくしてやろうかいのぉ?」
 デュミナスから受ける罰を思い、少し怯えながら言い返すティスに、両腕を広げて指をいやらしく蠢かせ、腰を振りながら大股でブッチャーが迫った。
 みるみるうちに太さを増して反り返る肉棒に、ティスの眼が釘付けになる。先ほどまで自分の口の中で暴れまわっていた肉棒の感触を思い出し、少女の喉がゴクリと動いた。
(うそぉ……あンなのが入ったら、すっごくイタいよねぇ。それに、セーエキ中で出され
て、もし万が一…!?)
 いまだ牡を迎え入れたことのない秘裂に脈打つ凶悪な器官が押し入り、無垢な子宮一杯に穢れた精を注ぎ込む。その感触を思い、肉体の防衛本能がひとりでに小さな花弁から蜜を分泌させはじめる。
(冗談じゃないわよ、あンなブサイクなおじさんの赤ちゃんなんて…って、今はソレ以前の問題なんだった)
 だんだんと湿り気を増して行く股間をかばい、後ずさりしながら、ティスは震える声で助けを求めるように、それでも精一杯強がってブッチャーに叫び返した。
「バ…バカ言ってんじゃないわよっ!! そんなこと言ってると…」
 情欲にかられた醜悪な肉塊が、鼻息も荒く少女の太股に指を掛けた。そのとき、
『ブッチャー……キラー・ザ・ブッチャー……』
「!? ……ひ、ひいぃぃぃぃっ!! ガ、ガイゾック様ぁっ!!」
「……ほぉら」
 ようやく出された助け舟に安堵のため息をつく。ティスは、いつもの調子を取り戻そうと胸を張ると意識して勝ち誇った表情を作り、頭を抱えて足元にうずくまるブッチャーを見下ろした。
『我らが暫し取りし休息は、元は汝の失策が生みし物。汝、使命を忘れ、己の欲望にのみ時を費やすことなかれ…』
「わ、わわわ分かりましたガイゾック様、仰せのままにいたします〜っ!!」
 ブッチャーが縮こまっている隙にもう一歩大股で退いたティスは、天井に向かって呼びかけた。
「…え〜っとぉ、…と、とにかくメカブーストは借りてくからねっ!!」
 少し顔を赤らめ、すこしイガラっぽい声で宣言すると自らの全身を眺めまわし、少女はほんの少しだけ内腿を気にしながら歩き出した。
 尻を振って歩いているように見えるティスの後姿を、這いつくばりながらもブッチャーは舐めまわすように眺め続ける。その視線を感じ、ティスはひんやりと湿った下着に、また新しい、熱いぬめりを感じながらブッチャーの部屋を後にした。


(了)

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