マオ社にて

ちゅぷっ・・・ぷは、あむ、んんむぅ・・ちゅちゅうう・・・
暗がりの中、淫猥な音が響いていた。
ソファーに身を沈めている影に四つん這いの全裸の女性が股間に顔を埋めて、しきりに動かしている。
「ちゅ、ちゅ・・・ぷはっ、はぁ・・・あ」
「・・どうかしました?・・リンさん」
咥えこんでいた長大なモノを放し男を見上げる女性…リン・マオは切なげに瞳を揺らめかす。
「・・いつまで、・・いつまでこんなことをさせるつもりだ・・・リョウト・・」
リンの媚びが多分に含まれた問いにリョウトは普段見せる邪気のない笑顔で答える。
「それは、もうこんなことはやめろ!という意味ですか?・・・それとも・・・・」
リョウトは自分の脚の間にあるリンの髪を愛しげに撫でる。
「はやく次に進めてくれ!という意味?」
「あ・・・そ、それは・・」
リンは普段のキリっとした顔つきから想像できない様な煩悶とした表情で顔をうつむかせる。
そんなリンを見ながらリョウトは考える・・・

リン社長のこんな姿、他の社員は想像も出来ないだろうな。ただのいち社員と社長の逢瀬・・・最も、これは逢瀬とは言わないか…。想像もしなかったな・・まさかここまで堕ちてくれるなんて・・・・イルムさんには感謝するべきかな・・・

己の裡にある黒い炎がさらに燃え盛るのがわかる・・・
こうなったらもうトメラレナイ・・・目の前にいる女性を・・・そのカラダを完膚なきまでボクのモノにしたい・・・
このヒトのカラダの全てにアカシを刻み付けたい・・・・
目も、口も、鼻も、耳も、胸も、手も、足も・・心も・・子宮も・・・・ボクだけの・・・モノに

リンの小振りな顔を優しく持ち上げて上に向かせると、
「あ・・リョ、リョウ・・んむ」
上から覆いかぶさるように唇を被せる。
すぐに舌を差し入れ、口内をくまなく蹂躙する。己のモノの味がするがまるで気にならない。
戸惑いがちにリョウトを見ていた切れ長の目がすぐに潤み・・・瞼を閉じる。
恐る恐る舌を伸ばすとすぐに絡み付いてくる・・・ネトネトと・・・蛇のように・・・。
少し口を離すと舌を突き出させて空中で絡ませる。
垂れ落ちる唾液でリンの乳房が濡れたころに舌を開放する。
「はぁ・・はぁ・・・・ば、馬鹿め、お前の・・アレの味がしただろうに・・・」
ウットリとしながらも目で叱る。
「全然気にならない・・・」
リョウトは汗と淫液で濡れ光るリンの白いスレンダーな肢体を膝の上に乗せるとスラリとした首筋に顔をうずめる。
「あっ、はぁ・・なに?」
「あなたの・・カラダは全部が・・綺麗だもの・・・。全てを・・味わいたい」
唾液の線をなぞりながら舌を徐々に下げる。
手に少し余る乳房を揉みしだきながらピンク色の乳首を咥える。
「んっ!・・・ああっ、う・・」
ビクンっと身体を震わせると思わずリョウトの頭を抱き締めると顔を仰け反らせて喘ぎ声を空中にばら撒く。
(怖いな・・・・)
そう思うと己の乳房に喰らいついている幼げな風貌を、薄目を開けて見下ろし考える。
この青年(少年といっても通じる童顔)に抱かれるのは・・いやカラダを好きにされるのはこれで三度目だが、まるで嫌ではない。
・・・むしろ、イルムとの想いが通じ合っていた蜜月の時分のような充足感がある。
・・・いや、それ以上かもしれない。こんな・・自分より年下の・・・数日前までは将来有望な社員であり戦友・・としか思ってなかった筈のオトコに・・・リョウト・ヒカワに、ワタシは・・・っ!!
「リンさん・・」
「・・・・・・・ぇっ」
胸の間から情欲とは無縁そうな瞳が顔を覗かせている。
「・・・・なんでこういう時にそんな瞳で見る?・・っぁ!」
それには答えずにリョウトは乳首を咥えながら喋る。
「(ちゅぱちゅぱ)・・綺麗ですね、その顔」
・・・・オンナの乳首を咥えながら言う言葉か?というか咥えながら言うな!・・吐息が・・・当たっ・・て!!
「はぁ・・・そうやって他の女性社員も堕としているのか・・」
「・・・・どうでしょうね」
「・・・・・少しは否定しろ、馬鹿者」
ピンク色に上気した顔で睨む。

・・・このオトコに抱かれて、その姿が自然と視界に入るようになってから(・・・忌々しいことだが)気付いたことがある。
リョウトを見る女性社員の目が時折、オンナの表情をすることだ。それも一人や二人ではない。その数は日を追うごとに増しているようだ。
しかもあのラーダ自身、彼の毒牙(一概にそう言えないのが哀しいが)にかかっているという。
・・・これは彼女から聞いたのだがもうかなりの数が手篭めにされたようだ。
何故知っているのかと彼女の部屋で問えば、
「よく相談に乗ったりしてますから・・・彼女たちも最初は悩んでましたし・・・」
「・・最初は?」
「いまじゃもう虜ですって。ふふふふ」
「・・・・いやそこ笑うとこじゃないぞ」
これはもう社長としてリョウトを首にするのも止むを得ない!と話していたら(ラーダは微笑みながら聞いていたが)なぜかリョウトが部屋に入ってきてラーダと一緒に際限なく嬌声を上げさせられた。
おまけにレズ行為もさせられるし・・・ラーダはラーダでリョウトと一緒に私を責めるし・・・いろんな意味で人生観を変えられてしまった・・・・

「あのときのリンさん、可愛かったですよ」
「・・・・念動力者はヒトの心も読めるのか?」
「フフ、さっきから一喜一憂って顔してますから・・それよりも」
ズンっ!!と濡れそぼったアソコに剛直を捻じ込む。
「ひっ!ぁああ・・・は!!」
一気に入り口から子宮までみっちりと埋まる。衝撃で頭が真っ白になる!
「・・・・・イきました?でも、まだですよ」
グン!グン!!と腰を上下させてリンの身体を持ち上げる。
そのつどリンの口から嬌声が迸る。
対面座位の状態でリンの締まったヒップを撫で回しながら陵辱する。
顔はリンの口を塞いでは唾液を送り込み、目の前でぷるぷる揺れる胸に甘ガミをしていく。
「う、あん!!くうあ!!!ひうう!?や、やめ・・リョ、リョウトやめぇ、んむ!?」
「(ねとねと・・・ぷは)リンさん、わかりますか?さっき注いだ精液が・・・貴方の子宮から漏れてきてますよ!」
「あ、だ・・めだ!」
「そうですよね。駄目ですよね、折角流し込んだのに!ですから、またたっぷりと流し込みますよ!!貴方の子宮の中にね!!!」
「ち、ちがっ!そういう・・・あん!!意味で言ったのでは・・く、ぁぁぁ!!」
「リンさん!!!」
「っえ!?」
リョウトはリンの頬を両手で優しく包むと涙を流しながら潤んだ瞳をみつめて優しく微笑む。
「・・・射精しますよ」
「・・・・あ、う」
真っ赤になって目を逸らそうとするが・・・逸らせない。至近距離にあるリョウトの瞳に映る・・自分の、別人かと思える様な顔から・・・
最後には自分からリョウトの後頭部に手を廻して引き付け、腰にスラリとした長い両足を絡ませてしまった。
「・・・あ、ん(くちゅ)」
雌が雄にやる最大限の受け入れを感じ、リョウトは舌を絡ませあいながらリンを強く抱き締め更なる極めつけの一撃を子宮口に見舞う。
ドク、ドク!!ビュルビュルウウウ!!!ドパピュ、ドビュウウウウウウウ!!!!!
「ンアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
子宮の内部に先を埋まらせて次々に三回目とは思えない量の生殖液を送り込む。
子宮の中にはまだかなりの量の先達がいたがそれを卵巣に流し込む勢いだった・・・・

「ふう・・」
失神したリンを優しくソファーに横たわらせるとリョウトはリンの下腹部に手をやる。
はっきりと膨らんでいるのが傍目にもわかるそこにさわさわ触ると膣から少し精液が押し戻されてきた。
「妊娠しちゃうのは、リンさんはまだ不味いよね・・・貴女はまだイルムさんを忘れられないんだもの」
そう呟くとリョウトは彼女の身体を横抱きにしてシャワー室に向かう。

ジャーーーーーー!!!
自分の胸にリンを寄り掛からせ、足を大股開きにすると膣口を開き子宮を圧迫しながら精液を掻き出す。
ごぼっごぼっと粘度を保ったままの液体を掻き出していると、
「・・・・なにをしている・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
とものごっつい声色が自分の腕の間からしてきた。
「エ!?あ、あの・・妊娠したら困るだろうから・・・掻き出して・・」
「ほう、それは気の利いた配慮だな・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
「あ、あの・・なんか変な効果音が・・・・・」
「・・・・いつまでヒトのアソコを弄くってるつもりだ?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・!
「え!?・・・・妊娠してもいいんですか!?」
「・・・・・・・・・・!!!!!!!!」ぷっつーーーーーーーーん!!

以後、シャワールームで第4ラウンドが起こったかどうかは・・・知らないほうがいい・・・

続く

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