「いいのか・・?本当に」
「ええ・・来て、クォヴレー」
お風呂からヴィレッタを抱きかかえてきたクォヴレーは、そっとベッドにヴィレッタを寝かせると、体に巻いていたタオルを取り去った。ヴィレッタは恥ずかしさで紅潮し、両手で顔を隠してしまう。
「綺麗だ・・ヴィレッタ」
「や・・ぁ・・恥ずかしいこと言わないで」
旗から見ればそれはありきたりな褒め言葉だったかもしれない。
だがクォヴレーにとってその言葉は疑いようもなく本心から出た言葉である。瑞々しく、張りのある肌に澄んだ瞳。
そして恥ずかしさで紅潮した顔から下に目を移せば、一般的言っても充分大きいにもかかわらず
まるで美術品のような美しさをも兼ね備えたバスト。その光景はクォヴレーの情欲を掻き立てるには充分すぎるほどであった。
「キスしても・・・いいか?」
「バカ・・・そういう事は、聞かないでも良いのよ・・・ンン」
再び重なり合う唇。お互いの舌が絡み合い、卑猥な音が部屋中に溢れかえる。
ヴィレッタの顔に添えられていた右手は徐々に下に降り始め豊満な乳房を捕らえた。
手のひらで優しく包み込むようにも揉みながら、人差し指で敏感になった先端を撫でる。
クォヴレーが揉むたびに形が変わる乳房は、手から溢れんばかりであった。
「ハァ・・アァ・・・もっと強く揉んでもいいのよ・・・アッ!そうよ・・そんな感じ」
「ヴィレッタの胸・・柔らかいな。まるで水の入った風船みたいだ・・・」
「フフ・・・でも、水よりもずっと暖かいでしょう?ンン・・・」
「あぁ、確かに暖かいな・・・」
徐々に先端が固くなり始めるのを感じたクォヴレーは、不意に口に含み優しく舌で転がす。
突然与えられた刺激に、ヴィレッタは思わず腰を浮かした。
「ヒャァ!?く、クォヴレーそんなに急に・・!アゥ・・アァ!」
舌で乳頭を転がすたびに、体をよがらせるヴィレッタ。左手と口で両方の乳房を愛しながら、右手は秘所に伸びていた。
産毛程度にしか生えていなかったソコはすでにしっとりと湿っており、指が動くたびにいやらしい音を立てている。
試しに指を離してみると、指からねっとりとした愛液がポトリと、シーツに落ちた。
「もうこんなに濡れている・・・感じやすい体質なのか?ホラ・・・見てみろよ」
「やぁ・・あ!恥ずかしいこと言わないで!!クォヴレーがあんなに胸をせめるからよ!」
ヴィレッタの目の前で、指と指の間で糸を引く愛液を見せ付けるクォヴレー。
赤かった顔はさらに赤くなり、目にはうっすらと涙も見えた。
「すまない・・少し調子に乗りすぎた」
「ンン!・・ハァ・・・もっとキスして」
再び深いキスをしながら、膣内を中指で刺激しつつ、親指と人差し指でクリトリスを刺激する。
その間も膣からは愛液がとめどなく溢れ、ヴィレッタの太ももを濡らしていた。
程なくして中指が膣奥でしこりのような物を見つけ、こすりあげる。同時にヴィレッタの体も大きく跳ね上がった。
「ヒャ!?そ、そこ・・ダメェ!・・・アァ!!」
「これは・・・子宮口か?」
「説明しなくていいってばぁ!!恥ずかしい・・ンン・・ァウ!!」
敏感な所をせめられ、息遣いが荒くなるヴィレッタ。
その様子を見てクォヴレーはさらにその部分をこすりあげる。絶頂を迎えるのは、時間の問題であった。
「やぁ・・・も・・・うだめ・・い・・く・・イクイク!っアァアアア!!!」
体が大きくしなると同時に、膣内が狭まり愛液が吹き出てきた。ビクッ!ビクッ!と数度痙攣するとそのままベッドにへたり込んだ。ヴィレッタの頭の中は真っ白の状態で絶頂の余韻に浸っていた。
そんなヴィレッタを見て、クォヴレーもいよいよ我慢が出来なくなってきていた。
腰に巻いていたタオルを脱ぎ捨て、剛直したソレを開放する。先端からはすでにカウパー液が滲み出ていた。
「あ・・・クォヴレーの、もうこんなに・・・」
「ヴィレッタを見てたら・・こうなってしまった」
「うれしいわ・・・私の体を見て、感じてくれているのね。
 それじゃあ、今度は私があなたを気持ち良くしてあげる・・・ベッドに横になって」
言われるがままベッドに横になるクォヴレー。ヴィレッタはクォヴレーの足の間に入りクォヴレーのソレを優しく手で扱きだした。
「っ・・あ・・その、ヴィレッタ。さっきから我慢していたから、その・・・」
「うん、いいのよ・・・イキそうなのね?大丈夫、好きな時に出していいから、いっぱい気持ちよくなってね・・・ンン」
そう言うとヴィレッタはソレを口に含み、舌で亀頭を優しく舐め始める。
時には激しく口を前後に動かし、クォヴレーに快楽を与えた。
ヴィレッタに愛撫をしていた時から我慢していたクォヴレーが達するのはそう長くはかからなかった。
「もう・・・出そうだ・・」
「いぃのよ・・ンン・・にっふぁい・・ンァ・・だしてぇ・・・」
「グッ・・・ぁあ!!」
ヴィレッタが口の中でより大きく、固くなったのを感じると同時に思い切りソレを吸い上げる。
と同時に口の中でビクンッ!!とソレが動き、精液を放出する。
あまりの快感にクォヴレーは思わずヴィレッタの顔を押し付ける。
「・・ッ!!」
「く・・まだ、出そうだ・・・」
二度、三度精液を放出するクォヴレーのソレを口に含んだままヴィレッタは収まるのを待った。口の中は彼の放った精液と唾液で満たされその男の匂いは彼女の脳をより深いところへと導いていった。
そしてクォヴレーがソレを引き抜くと同時に、思わず咽返ったヴィレッタは口の中にあったものを吐き出す。
それらはの一部はヴィレッタの体にかかり、彼女の肌を汚していた。
「ゴホッ!ゴホッ!クォヴレー・・出しすぎ」
「す、すまないヴィレッタ・・・その、余りにも良かったから」
咽返るヴィレッタの背中をさすりながら、クォヴレーは枕元においてあったティッシュで汚れてしまった部分を拭いていた。
「ん・・・いいのよ。それより、まだ元気ね・・・」
「あ・・あぁ・・確かに・・ウァ!?」
クォヴレーのソレは、まだまだ出し足りないらしく上を向いたままであった。ヴィレッタは出したばかりで
敏感なソレを優しく扱くと、クォヴレーの上にまたがった。
「クォヴレー・・・入れても、いい?」
「・・・いいのか?ヴィレッタ・・・本当に」
「いいの・・・私は、あなたと繋がりたい・・・じっとしてて・・・・ンン!!」
腰を浮かし、右手で入り口を開き、左手でクォヴレーのものを導く。そして膣口にソレを当てると
ヴィレッタは一気に腰を下ろし、膣内に迎え入れた。指に比べればはるかに太いソレはヴィレッタの膣を押し広げこれ以上ない快楽を彼女に与える。
「ハァァア!!・・・は、入ったよクォヴレー・・どう?私の中・・ンン・・気持ちいい・・?」
「あぁ・・・凄く熱くて、ぬるぬるして・・・気持ちいい」
「よかった・・私も・・・ンァ!き、気持ち良いよ・・・すっごく熱くて、太い・・・」
ゆっくりと腰を動かしながら、お互いに快感を得ていく。体が動くのにあわせて豊満な乳房は揺れそれを見たクォヴレーは空いた両手で乳房を下から激しく揉み、より強い快感を彼女に与えた。
そして上半身を起こすとヴィレッタの胸に顔をうずめ、彼女の動きにあわせて腰を上に突き動かす。
「アッアッアアッ!!!イイ!!もっと、もっと強く突いてぇ!!ンアァア!!」
両手でクォヴレーの顔を胸に押し当て、悶えるヴィレッタ。
その姿からはいやらしさというよりも芸術的な美しささえ感じられた。
クォヴレーはヴィレッタの体に手を回すと繋がったまま彼女をベッドに寝かせ、正常位の状態にした後に動き始める。
ゆっくりと、だが時には小刻み且つ、激しく突くことによってお互いに高揚していった。
そしてそのままキスをすると、たまらなくなったヴィレッタは思わずクォヴレーの背中に爪を立てる。
「・・・っ!」
「あ・・ごめん、ごめんね・・!?痛かった?」
「いや、かまわない。ヴィレッタの好きにしてくれていい・・・
 その代わり、俺もヴィレッタに・・・」
「フゥア・・!?そ、そんなトコに・・・?」
「思う存分、印をつけさせてもらう」
「クォヴレー・・・」
お互いに、愛し合った証を付け合う。クォヴレーの印からは僅かに血がにじみ出ていたが
今の彼にとってそれはたいした問題ではなかった。
そして、再びクォヴレーの中に高まってくるものがあった。ヴィレッタを抱きしめながら腰をより強く打ち付ける。
そのたびに繋がっている所から漏れる液の量は増えていった。
「ヴィレッタ・・そろそろ」
「う、ウン・・・もう、私もイキそうだから・・ァア!」
さらにペースをあげるクォヴレー。膣の中で彼のがさらに大きくなり、より強く内壁を擦る。
ヴィレッタも再び絶頂を迎えるときが来た。
「あ・・ハァ!イキそう・・・ッア!?い・・・イクイク!・・いいよきてぇ!!」
「クァア!?出すぞヴィレッタ!!」
ヴィレッタの膣が締まり、クォヴレーのものを締め付ける。
それに刺激されクォヴレーはヴィレッタの奥で果てた。
「ァァア!?あ・・・熱いのが中でいっぱい出てる・・・」
「ハァハァハァ・・・・ヴィレッタ」
ヴィレッタを抱きしめたまま果てたクォヴレーが離れる。
中からはクォヴレーが吐き出したものが溢れ出て、ヴィレッタのお尻を伝ってシーツに染みを作っていた。
「クォブレー・・・愛してるわ」
「俺もだよ・・・ヴィレッタ」
絶頂の余韻に浸りながら、二人は手をつないだまま、それぞれ深い眠りへと落ちていった・・・


〈事前の解説〉
クォヴレー、無能な上司に嫌気が差し泥酔したヴィレッタを道端で見つけ介抱する為家へ。
  ↓
やや自暴自棄気味になっていたヴィレッタ、シャワーを借りクォヴレーを誘い込む。所詮クォヴレーも自分の体目当てだというヴィレッタの考えを知ったクォヴレー激怒
  ↓
「俺はヴィレッタの体が本当に心配だったからだ!!それなのにお前はそんな目で俺を見ていたのか!!」
  ↓
平手打ち
  ↓
本当に心配してくれているクォブレーに、自分の弱い所を曝け出し涙を見せるヴィレッタ。クォヴレーもまた、そんな彼女の辛い気持ちを知ろうともせずに手を上げたことを激しく後悔。ヴィレッタに「俺を殴れ」と言いいだす。
だがそんなクォヴレーの優しさに惹かれたヴィレッタは、平手打ちの代わりに熱いキスを。二人のスイッチがONになる。
  ↓
↑のSSに至る。

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