「がんばって!!ザムジード!!」
 絶望的な状況に諦めそうになる心を鼓舞するかのようにコクピットにミオの声が響く。
今になって、心配する皆を押し切り一人で偵察に来たことを後悔していた。
 異常な反応を元に調査しに来たミオを待ち受けていたのは太古に滅びたはずの邪神だった。
 だが不完全な復活とはいえ、相手は邪神である。
次第に追い詰められていくザムジード。
「ああっ!!」
 遂に触手に捕まり、身動きが取れなくなる。
ザムジードに絡みついた触手の側面から更に細い触手が生え、コクピットを目指し機体内部を突き進んで行く。
「ヤッ...ヤダッ....」
 コクピット内に進入した、数本の触手がミオの手足に巻き付き自由を奪う。残った触手が表面から粘液を分泌しミオの服の中に潜り込む。

「もう...やだぁぁぁ....むぐぅ!!!』
濡れた触手が口の中に入り込む。
 控えめな胸に絡みつく触手の感触に埋もれていた乳首が起立し始める。
「うぶっ.....はぁ...ふぅ...」
 ジュルジュルと音を立てミオの口腔を犯していた触手がブルッと震え、白濁液を発射する。
「むぐぅぅぅ!?はぁっ..もう...ッングゥ」
 引き抜かれた直後に別の触手がミオに襲いかかる。

(やだっ!!気持ち悪いよぅ...)
濡れた触手が下着の中に入ろうとする動きに身震いする。
(こんなのって...)
ミオの秘部に擦り付けられていた触手が、徐徐に割れ目を押し広げ侵入を開始する。
「うあああああ!!!」
触手が処女膜を突き破り、ミオの最奥まで到達する。
(いたいっ!!!!)
 襲い来る激痛に気を失いそうに、なった瞬間触手が抜き差しを始める。
「あっ!!!ぐぅっっ...うぁっ.....ひあぁぁ!!」
 子宮口を突かれる痛みによって、意識を呼び戻される。
やがて、触手の動きが止まり、一回りほど膨張する。
(えっ!!やだっ!!やだっ!!!いやぁぁぁー)
 本能的にその意味に気付き、絶望に打ち震える。
ドクッドクッドクッ!!!
 先端を子宮口に押し付けたまま、白濁した汚液をミオに身ごもらせるためにながしこんでいく。
(あっ...熱い...あついよぅ...あかちゃん..できちゃうよ...)
触手が引き抜かれると、白とピンクの混ざった液体が無惨に開いた陰部から、流れ落ちてくる。
(やっと...おわったの?)
 安堵の息を漏らすミオは、後ろから近づく影を知る由もなかった.......

 五日後に発見されたミオは、虚ろな微笑みを浮かべ膨らみ始めた腹部を愛しげに撫でていた。

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