「あ、お星様!」
「よくこんな状況でのん気な事を言ってられるな…」

メカザウルスとの海上戦で見事に撃墜されてしまったアルトロンとルージュ、運よく無人島に落下した二機のパイロットである五飛とカガリは、陽があけるまで洞窟で暖をとっていた。
洞窟といってもて天井部分は空洞になっていて、空には満点の星空が広がる。

「こんな状況だからこそ、気をはらずに居るべきだろ五飛?べつにメカザウルスがこの島に居るワケじゃないんだしさ」
「しかしだな!!」
「なんだよ!!」
「!?」

その言葉と同時にグイッと顔を寄せ五飛の目を睨む。
しかしその行動は五飛に対してかなり大ダメージである。
なぜなら…

「カガリ、あんまり近づくな…その…服……」
「え?あ!?ごごごごごごごごめんごひっ!!」

海に墜落した際にカガリと五飛の服はびしょ濡れになっていて、それを乾かすために二人は下着姿。
五飛も年頃の少年、下着姿の女性がいきなりグイッと近づいてくれば驚くのも至極当然と言える。
そしてその驚きは五飛の体にも変化を起こした。

「あ、五飛…その…?」
「何だ?」
「パンツ…テントできてる…」
「!?」

五飛のボクサーパンツは一部分が膨れ上がり、見それは見事なテントを築きあげていた。

「みみみみみ見るな!!」
「五飛…」
「!」

顔を真っ赤にする五飛、しかしカガリは五飛の予想しない行動にでた。
カガリは五飛のパンツに手をかけ、不器用な手つきでそれを下ろしていく。

「な、何をしている!?」
「だって…私のせいでこんなになっちゃったんだろ?アスランが『男がこうなるのは辛い状態』って言ってたし…大丈夫、口だけだから」

何が大丈夫なのかは知らないが、カガリはパンツを下ろし、いきり立った五飛自身に手をかけた。
たとえ天然で少々馬鹿といえどもつがいの居る女性、すぐさま手を振り払おうとするが自分の手でするのとは違う感覚が、五飛の体を麻痺させる。

「何だもう感じてるのか?大丈夫!私に任せろっ!!」

とにっこり笑い、カガリは目の前のモノに可憐な唇を近づけてゆく。

「ん…んじゅ…ちゅっ……んはぁ…ん…」

先端部分に軽くキスをすると、尿道口を舌先で数回くすぐり、そのまま亀頭の裏側の割れ目に舌を這わせ、優しくゆっくりと、まるでアイスキャンデーを舐めるかのように上下させ始めた。

「ん…すごい熱い…」
「い、いい加減やめ…んぁ!!」
「五飛の反応可愛い、なんか私までドキドキしちゃった…」

次に、裏筋にそってゆっくりと舌を蛇行させながら竿の根元まで舐め下ろしたかと思うと、竿にちゅっと軽く唇を押し当て、ツツ〜っと亀頭の裏側まで滑らせながら戻ってくる。
その行為を数回繰り返すと、今度はカリ首に沿って舌を這わせ始めた。

「くぁ…ぱっ……ひもひいい(気持ちいい)?」
「あ、ああ…」

欲には勝てないか、五飛もカガリの行為を受け入れる決心をした。
れろれろと器用に舌を這わせるカガリ。
アスランに教え込まれたのか、手馴れた感じで刺激を与えてくる。
…と、五飛の尿道口から先走りが滲み出てきた。

「ん?なんか出てきた…」

そう言うとカガリはモノから出たその液体舌先ですくい取る。

「…しょっぱい、でもアスランのより美味しいかも♪」

ニコッと満点の太陽ような笑顔を向けられ、他人の女性にしてもらっているという罪の意識と激しい興奮が頭の中で入り混じった感覚に、五飛は目眩さえ覚えた。

「カガリ…ッ!」
「罪悪感でも感じたか?安心しろって…いままで何度も助けてくれたお礼、それに…私にできる恩返しってこれくらいだろ?」

そう言うとカガリはニコッと笑い、さらに念入りに五飛のモノを愛撫し始める。
亀頭をすっぽり口に含み、ちゅぽちゅぽと音を立てながら頭を前後に振っている。
頬をへこませ、激しくモノを吸っている。

「じゅ…じゅぽっ…んじゅ……んむぅ……んっ……ろうは?ひもひいいはほ?(どうだ?気持ちいいだろ?)」
「あ、ああ…ん…!!もっと…してくれ…」
「ふあい(は〜い)」

五飛が自分を求めてくれて嬉しかったのか、カガリは少し笑顔を浮かべ、五飛のそのするどくも暖かい瞳を見つめながら行為を繰り返す。
たまにぐぐっと深く咥え込み、頭を左右に小刻みに振ったりもして刺激を与えてくる。
ソレと同時に竿を握っている手が、早く遅く、大きく小さく、臨機応変にストロークを描く。

優雅で、それでいて卑猥な動作に、五飛の感情は高ぶり、モノもそれに比例するかのように大きく、ビクビクと反応する。

「ちゅぱっ…五飛のまた大きくなった…ちょっと顎痛いけど…美味しい」

と、濡れそぼった唇とモノの間に唾液と先走りの混ざった細い液体の糸を引きながら、上気した顔にはにかんだ笑顔を浮かべ五飛を見つめる。
同じ部隊の、それも親しい友人のあられもない姿をイヤというほど見せ付けられ、モノは最初の状態を遥かに上回るほど勃起している。

ちゅぱ…じゅる……んくっ……
洞窟内、満点の星が照らすその下で卑猥な音が響く。
カガリの可愛らしい舌が初めてモノに触れてから幾分経過しただろうか。
五飛のそれは最初のときとくらべ一回りほど大きく、そして硬くなっていた。
先端部分を舐め上げながら激しく竿をカガリがしごいていたときだった。

「カガリ…すまん…そろそろ限界だ……!」
「ひいほ、いっふぁいだひへ、ほひのひーほ…(いいよ、いっぱい出して、五飛のSEED…)」

カガリがそういい終わる直前、それが大きく脈動したかと思うと、それに合わせ、カガリはモノを深くくわえこんだ。

「んぐぁ…!」
「んんんんんん…ひゅ……じゅる…」
びゅっびゅっ…びゅるるっ…びゅくっ……

五飛のそれから噴出した大量の種は、カガリの口の中に容赦なく次々となだれ込んでいく。

「んんっ!! んっんっんくっ…ぷはぁ、ごちそうさま」

そう言うと、カガリは口に含みきれなかった五飛の種をよだれのように垂らしながら、ニッコリと微笑んだ。

「なんかすごい疲れちゃった…」
「俺もだ…まったく、こんな状況でよくこんな事が出来るな…ん?」
「すーっ…すーっ…」

五飛が話しかけたとき、疲れていたのか、既にカガリは眠りについていた。

「まったく…本当に変わったヤツだ…」

五飛も、つられるように眠りについた。
二人を照らすのは、満天の星空。

翌日、下着姿で二人肩を寄せた状態で発見され、アスランに対して二人でいいわけをしたのは言うまでも無い

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