ヒリュウ改が到着して数時間後のこと…
 リョウト達整備士は、搬入物資をヒリュウ改に運ぶ仕事をしていた
彼の分担は医療品…医療班担当のラーダの支持の許、彼らは医薬品や器材を艦内の医務室に運び込む…
 そんな時の出来事だ…

「ラーダさん、コレは何処に?」
「それはあっちの棚よ」
「は〜い……ふぅ…」
 リョウトは医薬品のダンボールを床に置くと、大きくため息を吐いた
 ラーダは、それを心配そうに見つめる
「どうしたの?もう疲れたの?あなたらしくない…」
 顔に陰りが見える…まだ18の青年には不相応な表情だ
「ええ、なんだかココ最近、疲れが取れなくて…」
「どんな具合に?」
「身体が重いっていうか…だるいっていうか…」
「う〜ん…疲労かなぁ…あなた、最近仕事が忙しかった?」
「ええ、納期が迫っていましたから…」
 やっぱり心なしか元気が無い…
 顔に覇気が無く、その姿はまるで、残業終わりのサラリーマンのようだった…
 ますます心配になったラーダは、何かを閃いたのかリョウトに提案する

「疲労を残したままだと、後々支障がでてくるわ…
 …そうだ!後で医務室に来なさい!とっておきの物があるのよ!」
 ラーダと言えば『ヨガ』、彼女と親交のある人間ならそう思うのが普通だろう
 彼女のヨガは、ある特定の姿勢を取ることで肉体に良い影響を及ぼすという代物なのだが
いかんせん、その姿勢というのが厳しい…
 極端に身体の柔らかい人間でなくては、筋という筋が延び切ってしまうほどの威力を秘めているのだ
リョウトも以前、彼女のレッスンを受けたことがある為、その凄まじさを身を以て知っていた
「とっておきの…物?もしかして……ヨ…ヨガですか?」
「そうじゃないけど、ヨガの方がいい?」
「いえいえ!ヨガは、結構です!」

 慌てて顔を左右に振るリョウト…二度とあんな思いはしたくない…
 リョウトの実家は名のある空手道場を継承していて
彼も幼い頃から稽古を積んでいたため、身体の柔らかさには多少なりとも自信があったのだが
 そんな彼でさえも音をあげるほどのものだった
 そんな彼を見てラーダは微笑んだ
「ふふっ…とにかく来てね」

 夕方頃…リョウトは言われた通りに医務室へと向かっていた
自分でマッサージをしても、依然として身体の疲れが取れないままだった
 背中や肩が強ばり、背筋が“ピンッ”と伸びない
 足の血行も悪くなり、指先からくるぶしの辺りまでが冷たい
 もはやラーダにすがるしかなかった…ただヨガだけは避けたかったが…
「失礼します…ラーダさん」
 すでに勤務時間が過ぎていたので、社員は一人もいない
医務室にはラーダしかいなかった
 机に向かって何やらデータを打ち込んでいたラーダは“グルッ”と椅子を回してリョウトを迎える
「ああ、リョウト君、ちょうど良かったわ。今、呼びにいこうと思っていたところなのよ」
ラーダはリョウトが来ると優しく微笑みかける

(いつ見ても……綺麗な人だなぁ…)
 艶のある黒髪と褐色の肌、端正な顔立ちにすらりとしたボディライン…
 今は白衣に包まれているが、その上からでも十分に想像できる艶めかしい裸体
リョウトにとって彼女は憧れの女性の一人だ(←他にリオ社長ともう一人いるけどね)
疲れてはいるが彼の欲情を駆り立てるには十分だった
「コレを見て」
 ラーダが見せたのは一本のガラスのボトル…中には透明な液体が入っていた
ラーダが蓋を開けると何とも良い香りが部屋中に充満する
「それ、何ですか?」
「薬用オイルよ。ほら、エステとかでよく塗るやつ…」
「オイル?」
「そう、じゃあ、服を脱いで俯せになって…」
「ふっ、服を脱ぐ!?」
(脱ぐの!?ここで!?それって…)
 ちょっといけない想像をするリョウト
ラーダはそんなリョウトを訝しげに横目で見つめる
「脱がなきゃ塗れないでしょう…な〜に?変なこと考えてたの?」
「い、いえ!僕はそんな…」
「んふっ…じゃあベッドに俯せて」
 綺麗な女性、しかも彼の憧れの人だ…動揺するのも無理はない…
 しかし彼の天性の資質なのだろうか…年上の女性の言うことには、素直すぎるほど服従してしまうのだ
上着とシャツを脱いでベッドに俯せになる
「ちょっと冷たいけど最初だけよ。後から温かくなってくるから…」
 ラーダは手にオイルを付け、それをリョウトの背中に塗り込んでゆく
確かに最初はひんやりとしていたが、薬用成分のおかげなのか
 塗り込んでゆくと徐々にその箇所が熱を帯びてきた
ラーダはマッサージの要領でリョウトの背中や腰をほぐしてゆく
「どう?意外といいでしょ」
「ふぁい…温かいですね」
 ラーダの手が背中を押してゆくたびに彼な至福を感じた
今まさに、憧れの女性がその手で自分に触れている
 “ぬるぬる”として、時折“ぎゅっ”っと押される感触が気持ちいい…
もうそれだけで感動的なのに…
“ぐにっ!ぐにっ!ぐにっ……”
「気持ちいいかな?」
 ↑こんな風に聞いてくるんですよ!!
 しかもリョウトの耳元で言うものだから、吐息が顔に当たる!当たる!
「気持ちいい…です」
 彼にはもうそれしか言えなかった
 熱をもった背中と腰がだんだんほぐれてきて、いままでの痛みや強ばりが嘘のように取れていった
「リョウトって結構いい身体つきしてるのね…いいわぁ…」
 そんな事を言われて、(*゚∀゚)=3 ムッハー とするリョウトだが、そこは我慢!!!!
 ラーダの手は背中だけではなく、腰や脇腹、肩や首筋をなぞる
ゆっくりと指圧されて筋肉の張りが徐々に取れていくのが分かった

(背中は十分に解れたわね…)
「じゃあ次は足ね、下も脱いで」
「し、ししし、下もですかっ!!!!」
「だって、ふくらはぎや裏腿とかも張っているでしょ?」
「は、はい!」
 やっぱり言われるがまま…
 リョウトはズボンを脱ぐと、再度俯せの態勢を取る
ちょっとは恥ずかしいのか、下着の部分はちゃっかりとタオルで隠した

「あらっ!!足も硬いわね」
 ラーダはふくらはぎを揉みながら、リョウトの疲れ具合に驚嘆した
連日の酷使によって、彼の足は疲れきって強ばっている
 見事に筋が固まっているふくらはぎや腿を、ラーダの滑らかな手が揉み解してゆく
 …やっぱり気持ちいいらしい
 男として当然の生理現象が起きるのも無理はない
「あれっ?リョウト、なんで腰を浮かしてるの?」
 いつのまにかそっちの方も硬くなっていたリョウト
 堅いベッドに押しつけられるのが痛くて耐えられなかったらしい
少しお尻を浮かせて耐え凌いでいたが、ラーダに指摘されてしまった

「リョウト…もしかして…」
「ご、ごめんなさい!!…気持ち良かったものだから…つい…」
(やばい!!怒られる!!)
 憧れの女性の前で、自分の粗末なものが反応するなんて…

 そう思ったリョウトだが、予想外の返事が返ってくる
「じゃあ、そこもマッサージしないと♪」
「へっ?」
 怒るどころかマッサージするとまできた
ラーダは照れ臭そうに舌を出して笑う
「実は…一度でいいから…リョウトのアレを見たかったのよ」
「そんな…ラーダさん…」
 普段のラーダからは考えられないセリフだ
ラーダは“トロン”とした溶ろけそうな目を向けながら
 下着の上からリョウトの硬くなった陰茎を擦りだす

「いいでしょう?…でもリオじゃなきゃ…やっぱりダメかな?」
(そんなわけない!!ラーダさんがしてくれるんだぞ!!いくんだ、リョウト!!)
 リョウトは“ブンブン”となりふり構わず、一生懸命に首を振った
そんなリョウトを見て、ラーダは艶めかしい、うっとりとした表情を浮かべる
「じゃあ、仰向けになって!」
 有無を言わさずラーダはリョウトを仰向けにさせ、下着を下ろした
赤黒く脈を打つリョウトの陰茎…常人よりも大きいソレを見て、ラーダは歓喜した
「うわぁぁっ…随分と大きいのね…」
 ラーダはオイルまみれの手で陰茎を掴むと、ゆっくりと上下に扱きはじめた
カチカチに強ばったソコをさっきよりも優しい手つきで動かす
優しくも激しい扱きの感触にリョウトは興奮した

(ぬるぬるして…気持ちいいなぁ〜)
 “ぬるぬる”している上に滑らかに滑るラーダの指
 リオの時でも受けたことの無い快感にリョウトは悶えていた
 そして十分にオイルを塗り込むと、ラーダは“パクリ”と亀頭を口に含む
「…ラーダさん、大丈夫なんですか?…そのオイル…」
「大丈夫よ…くちゅ、にゅるる…んんん…」
 ラーダは舌を使って亀頭の先端を刺激しながら、口の圧力を利用して締め付ける

(意外とうまいな…ラーダさん…)
「んんん…くちゅる…じゅぷ…ちろちろ…ぷちゃぁ…」
「んはぁ…ラーダさん、気持ちいいよ…」
 ラーダは妖艶な笑みをリョウトに見せ、手で扱きながら裏筋、陰嚢に舌を這わせる
男の喜ぶツボをよく知っているようで、リョウトにも効果は抜群だ
リョウトは味わったことのない感覚に陶酔感を覚えながら、すぐに沸き上がる快感に焦り始めた
 いかんせんラーダの舌使いが巧すぎる
「そんなに舐めたら…はぁはぁ…出ちゃいますよ…」
「くちゅ…ん〜?もう出ちゃうの?」
「ラーダさん、気持ち良すぎるよ…くはぁっ…」
 ラーダはまた口で圧迫しながら大きく上下に扱き、空いた指で陰嚢の裏側を押して刺激する
 えも言えない快感が腹の底から沸き上がる
「…どう?ココをコリコリされると気持ちいいでしょう…リンパ線と前律線を刺激してるのが分かる?」
「よく分からないけど…くっ…いい!!すごくいい!!!!」
 リョウトの気持ち良さそうな顔を見てラーダも我慢ができないらしい…
 ショーツに染みを作りながら、その上から自分で陰唇をなぞり始める…
 やがてそれさえも我慢できなくなってきたのか…ショーツの隙間から手を差し込み、割れ目の中に手を入れた
そして、覚束ない意識の中、懸命に自分の膣を擦り回す
 しかしそうしている内にリョウトの方が限界になってきた…
「もうだめです…出る!!」
「くちゅくちゅ…出していいわよ!」
 ラーダに許しを請うと、沸き上がる射精感に我慢し切れなくなった
「ああっっっ!!!!!!」
 リョウトの陰茎が脈動したかと思うと、すぐにラーダの口腔が白く汚された
 堰をきったかと思われるほど“ドクドク”と流れ出るリョウトの精液…
つい昨夜リオと奮闘したのにも関わらず、その量は半端じゃなく溢れ出てくる

「ぷはぁっ!!いいわぁ!リョウト、こんなにたくさん…」
 白く犯された顔に半ば興奮気味に笑みを作る
 そして、ラーダは顔や口元についた精液を手で掻き集めると
 残りのオイルに混ぜ、リョウトの前面に塗りたくった…
「ほ〜ら…こんなにぬるぬるしてる…」
「はぁ…はぁ…」
 今にも溶けて崩れそうな笑みを浮かべて、ラーダはリョウトの精液に舌を這わせた
「思ったより苦くは無いわね…オイルのおかげかしら?」

 そしておもむろに白衣の前ボタンをプチプチと取り外すと
 意外にもたわわに実った豊かな胸が表れる
 だが、ここでリョウトの脳裏にある違和感が沸いた…
「…あれ?…ラーダさん…服、着てなかったんですか?」
 確かにそうだ
 普通、衣服のうえに白衣を着るものだが
 白衣を脱ぎ捨てると、彼女はすぐに裸体となっていたのだから…
「…待ちきれなかったのよ…あなたが来るまで…ひとりでしてたから…」
「なんだ…ラーダさんって…結構、淫乱なんだね?」
「そうよ…でも、あなたの場合だけよ…我慢ができなくて…」
「我慢できなかった?」
「そう…ココを見て…」
 ラーダはショーツも脱ぎ捨てて、リョウトの顔の上に股がった
リョウトの眼前には“ヒクヒク”と波打ちながら涎を垂れ流すラーダの陰部が広がる
ラーダ自身も、身体が紅く火照てり両目が潤んでいた
「こんなに…びしょびしょになっちゃったのよ?」
「僕に…どうして欲しいんですか?」
「分かってるんでしょ?……んしょっ!」
リョウトの視界が急に暗くなったかと思うと、ラーダは自らの陰部をリョウトの顔を擦り付けてきた

そこはすでに愛液でぐしょぐしょに濡れていたのに加えて
 自慰の時についたオイルが潤滑油代わりになっていたのか…ぬるぬると良く滑る
ラーダは腰を前後にグラインドさせながら
 有りったけの羞恥を吹き飛ばしてリョウトの顔を往復する

「んぐっ!…ちゅる、ぴちゃ、じゅる…」
「はぁぁ……いいわぁ…もっと舐めてぇ…」
 リョウトの方も自分から舌を突き出してそれに応えた
彼女の美しい花弁から出る甘い蜜を舌で堪能しながらも、指ですぐ上にある突起を撫で上げる
指が秘突を擦るたびに、舌が膣に入るたびに、ラーダの嬌声がより一層高くなる
「ああぁぁっ、はぁ…はぁ…あっ!あんっ!!…んああっ!!」
「ラーダさん一人が気持ち良くなるのはずるいよね?」
「んああ?…ど、どうして欲しいの?」
「そんなの言わなくったって…分かってるでしょう」
「ふあっ…意地悪しちゃダメね…それじゃっ!!」
 ラーダは身体を180度回転させると、まだ若干の硬さを保っているリョウトの陰茎にパクついた
一度射精をしているリョウトの一物は感度を増しているため
 ラーダの舌の感触が先程よりも鮮明に感じるのだ

リョウトの方も、眼前の割れ目を舐める舌の動きをより激しくした
「んふっ…んああっ…じゅる、じゅる、くちゅ…んん〜…」
「ああっ…気持ちいぃ…んんんっ…」
 やはりオイルを塗ったのは正解だった
ラーダの柔らかい肢体がリョウトの硬い腹筋をぬるぬると擦る度に、二人の性欲が上昇してゆく
それに比例して、リョウトはラーダの陰部を、ラーダはリョウトの一物を
 舌や指で一心不乱に愛撫する
リョウトはラーダの中が十分に濡れたのを確認すると
 左手でクリトリスを刺激しながら、右手の二本指で膣内に挿入した
 “ビクリ”と反応するラーダの裸体
「んああっ!!…あっ!あっ!あっ!」
(もうこんなに濡れてるよ…ラーダさんの襞が…絡み付いてくる…)
 ラーダの膣(なか)は突然の訪問者を快く受け入れるも、引く際には名残惜しそうに締め付けてくる
まるで彼女の膣が別の人格を有していて、彼女の理性を離れ、勝手に快楽を求めているようだ…
「そんなに…擦ったら…んあっ…イッちゃうわよ…」
「ここからなら、ラーダさんのヤラシイ所をよく見れるよ」
「ああんっ、もう、リョウトも相当Hね…ああっ!!」
 リョウトの指のスピードが加速してゆく
ラーダは下腹部の快感で、もはや陰茎を舐めるのも忘れて悶えていた
 それでも彼女の手は、リョウトの根元をしっかりと離さない
「だめぇっ!!イクッ!イクッ!イッちゃうよぉぉぉ…」
 さらに加速するリョウトの両手
 そして舌で、これで終わりとばかりにラーダの第三の穴を刺激した

「だ、ダメぇぇぇ!!!!…来ちゃうぅぅっ!んああぁぁぁ!!」
 とうとう絶頂に達してしまったラーダ
 背中を反り上げて、襲いくる快感を耐えようとするものの
 彼女の膣からはとめどなく愛液が流れ出てくる
それらは割れ目を滴り落ちてリョウトの身体を伝い、やがてシーツにしみ込んでゆく

目の前でその光景を目撃したリョウトは……
「うはっ!!ラーダさん、こんなに漏らしちゃったよ!出てくる出てくる…凄いよ…」
 リョウト自身もこんなに間近で女性が昇天する様子を見るのはリン以来だ
リオの場合、よく見ない内に本番に移行してしまうため、十分にリオのイク姿を拝めないのだ

 ラーダはイッた余韻にしばし浸っていたが、すぐに回復してリョウトの上に再度股がった
「そろそろいいわね…じゃあ…イ ク ワ ヨ ♪」
ラーダは再び腰を持ち上げるとリョウトの陰茎を掴み、ソレを熱い秘部へと導いた
リョウトの一物は先程のラーダの舌でカチカチに固まっていた…
 準 備 は 万 端 
リョウトの一物が、徐々にラーダの膣(なか)に吸い込まれてゆく

「んんんっ!!…は、入ったぁ…」
「ラーダさんの中に…ラーダさんの膣(なか)に…僕のがぁ!!」
 ラーダの膣がリョウトをきつく締め付けてくる
(くっ…きついっ!なんだよ…これ…)
 ラーダは下腹部に力を入れつつ体重をかけて
 リョウトのを根元までくわえこんだ
膣襞が“ぬちゅぬちゅ”と陰茎に絡み付く
その感触がたまらないのか、リョウトは背中がぞくぞくする感覚を覚えた
しかし、それはラーダも一緒…
「んあぁ…リョウト…おっきいよ…ぁ…あんっ…」
 中に異物が入ってくるの感覚が気持ちいいらしい…
 すでにラーダの艶やかな肢体は紅潮して熱く煮えたぎっていた
徐々に身体を動かしながら、接合部が擦り合わさる快感に溺れそうになる

「あっ!あっ!あっ!あっ!ああっ!!!!」
「くっ…はぁっ…たはっ…はぁはぁ…」
 そしてお互いがお互いを求め合うように舌を絡ませ合う
いや、舌だけではなく、口腔内全体をまさぐるように舌を動かし続ける

それでも腰の律動は止まらない
お互いの熱い吐息が顔にかかるのを気にせず、顔を間近に近付けつつも
 その接合部は激しく擦り合わさるのだ…
 リョウトの眼前にラーダの卑らしい表情が広がった
「はぁはぁ…ラーダさんも…こんな…顔…するんだ…くっ!」
「はぁ…はぁ…んっ!…あぁっ…リョウト!気持ちいいよぉ…」
「そんな顔を目の前でされたら…すぐにイッちゃうよ…」
 ラーダはリョウトと繋がりながらも、さらに舌や手で繋がろうとする
そして柔らかい体を駆使し、リョウトの乳首に舌を這い回す
女性の乳首を舐めたことはあるが、自らの乳首を舐められた経験のないリョウトにとって
 言葉では言い表わせない快感となって襲い掛かってくる
「はぁ…はぁ…だめだよ…ラーダさんが…舐めたり…締め付けたり…するから…もう…」
「ああんっ……き…気持ちいいの?」
「ラーダ…さん…は?」
「わ…私も……イキそう…ああっ」
 そろそろ限界が近づいてくる…その証拠に、リョウトも腰を突き上げて自分から擦り合わせてきた…
 二人からは見えないが、二人の接合部の隙間から、愛液とも精液とも汗とも言えない液体が
 動かすたびに流れ出てくる…もう絶頂はそこまできていた…
「うわぁぁぁ!!!!ラーダさん!!ダメだ!!イッちゃうよ!」
「あっ!あっ!あっ!あああっ!!!!きてぇ!!!!中に出してぇ!!!!」

 …………数瞬の静寂
鼓膜が張り裂けそうな嬌声を上げて二人は果ててしまった


やがて、気を取り戻したラーダがリョウトの一物を引き抜くと
 そこからは互いの精液が交ざり合った、白濁色の液体があふれ出てきた

「こんなに…出しちゃったわね」
「はぁはぁ…」
 リョウトは文字通り精も根も尽き果てたのか、肩で上下して呼吸している
「大丈夫?」
「な…なんと…か…」
 元々疲れが取れなくて医務室に来たはずなのに…逆に疲れてしまった…
 しかしリョウトにはそんな考えも浮かばず
 以前から憧れていた女性と交われた幸せに歓喜するだけだった

「ごめんなさいね…なんか…余計に疲れさせちゃって…」
 ラーダの顔に少し自責の表情が宿る…
 でも、リョウトの方は、ラーダにそんな顔をして欲しくはないらしい
(僕のせいでラーダさんが苦しむのは…嫌だ!!)
 頭を左右に振って、それを否定した
「いえいえ!そんな事ないですよ!疲れは取れましたし…」
「そ、そう?」
「ええ…身体の凝りとか張りとか…もう無いですから」
「はぁはぁ…じ、じゃあ…まだいける?」
 数秒前とは打って変わって豹変するラーダの顔…
 その反面、呆れ顔を作り、少しため息を吐くリョウト
 ラーダはまだまだ終わりたくないらしい…

「まっ、まだやるんですか?でも…誰か来たら…」
「大丈夫よ…この時間帯なら…誰も来ないから…ねっ?」
 もう諦めるしかない…それが彼の本分なのだから…
(もう…限界…なのに…どうして…この会社の…女の人は…はぁぁぁぁぁ…)

 二人の夜は…ここからが本番だった…
 翌日……
 彼の疲労はすっかり取れていたが、肝心の睡眠が十分に取れなかった…



遥かなる戦い【予告編】

 【月の大企業で…昼も…】
リョウト「こっちはOK!!システムの方は?」
 【夜もなく働く…】
リョウト「くっ…こんなに…締め付けてぇっ!!」
 【リョウトの許に…】
リョウト「あっ!お、おおお、お久しぶりです!」
 【あの“伝説”の…】
リン「珍しいな、お前が来るなんて」
 【女スパイが…】
リオ「いつこっちに来てたんですか!?」
 【舞い戻る…】


ヴィレッタ「お久しぶりね…リョウト…」


 【来たるは、勇敢な女パイロットか…】
ヴィレッタ「だから、私達がやらなくてはならないの」
【はたまた淫乱な姐御肌か…】
ヴィレッタ「随分と成長したようね…お前のココは…」
 【はたしてリョウトの運命は!!】
リョウト「うわぁぁぁっっっ!!!!」

 次回
遥かなる戦い〜姉さん、もう無理だって〜

「…僕は…もう…」

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