きっかけは本当に些細な事だった。
「…何を見ているんだ?」
「星…星を見ていた」
蒼弓作戦を明日に控え、パイロット達は睡眠をとったり機体のチェックをしたりして決戦の時に備えていた。
私も少し夜風にあたった後、自室に戻って睡眠をとろうとしていた道の途中に彼は居たのだった。

――以前も同じ部隊で供に戦っていたスウェンと。

「星が好きだったなんてこの部隊に入ってから初めて知った」
「言う事も、思い出す事も無かったからな」

まだ私がファントムペインとして戦っていた頃と変わらぬ姿なのに、今のスウェンはまったくの別人に思える。
夜空を見上げ、目を輝かせながら星を見つめるその姿は――なんというか、子供のようだ。

「スウェン、隣に座っても良いだろうか?」
「構わないが…」
「星を――私も星を見たい気分になった、あの青い星は何と言うんだ?」
「あれは―――」


だめだ、ここからが思い浮かばんので他の人に託す。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

編集にはIDが必要です