最終更新:ID:ulTObWMuNw 2023年04月15日(土) 01:03:18履歴
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しくじった。
まさか一人の時にあの怪物に遭ってしまうなんて…
「このっ!放しなさいよ!」
「無駄無駄、ガッチリ金属化してるからそのロープは切れないし解けないよ」
ニタニタと不気味に笑う怪物、ガーゼットが顔を寄せ囁く
「大人しく他の魔法少女の居場所吐いちゃいなよ。いくら傷を治せると言っても痛いものは痛いでしょ?」
こんな時、治療しかできず抗う力の無い自分の魔法が恨めしく思う。
だが捕まったのが自分だったのは良かったのかもしれない。
治癒で時間を稼いでいれば、連絡がとれないことに気付いた仲間がきっと私の魔力を追って助けに来てくれるだろう。
「冗談じゃない。何をされようがアンタなんかに話すことは何一つ無いわ」
「そこまで言われちゃったら、こっちも『工夫』するしかないよね〜♪」
そう言い彼女が取り出した物は変哲もないありふれた物だった。
日常に在り、視界に入っても気にも留めないありふれた物。
しかし彼女の使う魔法を思うと、こんなにも凶悪な形だったろうかと血の気が引いた。
「じゃ〜ん!猫ちゃん大好きネコジャラシ〜♪」
「や、やめ…っ!」
鼻の穴にネコジャラシを突っ込まれ、ツンとした痛みに思わず顔を振り抵抗する。
「ほーら暴れないの!すぐ抜いてあげるから!硬〜くしてから…ねっ!!」
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しくじった。
まさか一人の時にあの怪物に遭ってしまうなんて…
「このっ!放しなさいよ!」
「無駄無駄、ガッチリ金属化してるからそのロープは切れないし解けないよ」
ニタニタと不気味に笑う怪物、ガーゼットが顔を寄せ囁く
「大人しく他の魔法少女の居場所吐いちゃいなよ。いくら傷を治せると言っても痛いものは痛いでしょ?」
こんな時、治療しかできず抗う力の無い自分の魔法が恨めしく思う。
だが捕まったのが自分だったのは良かったのかもしれない。
治癒で時間を稼いでいれば、連絡がとれないことに気付いた仲間がきっと私の魔力を追って助けに来てくれるだろう。
「冗談じゃない。何をされようがアンタなんかに話すことは何一つ無いわ」
「そこまで言われちゃったら、こっちも『工夫』するしかないよね〜♪」
そう言い彼女が取り出した物は変哲もないありふれた物だった。
日常に在り、視界に入っても気にも留めないありふれた物。
しかし彼女の使う魔法を思うと、こんなにも凶悪な形だったろうかと血の気が引いた。
「じゃ〜ん!猫ちゃん大好きネコジャラシ〜♪」
「や、やめ…っ!」
鼻の穴にネコジャラシを突っ込まれ、ツンとした痛みに思わず顔を振り抵抗する。
「ほーら暴れないの!すぐ抜いてあげるから!硬〜くしてから…ねっ!!」
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