俺ロワ・トキワ荘にて行われている二次創作リレー小説企画の一つ。 サマナーズ・バトルロワイアルのまとめWikiです

「チッ…ふざけた話だ」

舌打ちして公園のベンチに腰を下ろしている男の名はリゾット・ネエロ。イタリアンマフィア『パッショーネ』の暗殺部隊のリーダーを勤めていた男である。
長年続いた暗殺部隊への冷遇と、ボスの秘密を調べていた部下を惨殺され、死体を送りつけられたことで、チームの誇りを穢されたことに怒り、惨殺された部下の復讐の為に反旗を翻し……ご覧の有様だよ!!!

「こんな処で油売ってる暇はない、さっさと戻ってボスの娘を抑えないとな」

まあ当然こんな舐めたマネしてくれたあのガキにはキッチリ落とし前をつけるが、当然あんなガキの言うことなど聞いてやるつもりは無い。襲って来た奴はキッチリ殺すが、自分から殺して回るつもりは毛頭無い。
しかしあのガキ――――魔神皇の能力は完全に不明である。あの炎といい、此処に自分を飛ばした事といい、明らかに彼の常識では、黒幕は二人以上居なければならないのだが。
まあ奴の能力についてはゆっくり考えるとして。

「それにしても……どこに居る?」

辺りを見回してみてもリゾットのパートナーである悪魔の姿は見当たらない。
帽子被って変な飾り付けたロリとしか思っていなかったが、あの能力は本物だ。
完全に認識出来ない、暗殺者としては最高の能力だろう。

「またペットとやらを物色しているのか」

姉が同じ様なのを飼っていたとか言って、人間の女みたいな猫とカラスを捕まえさせられたのだが、もう勘弁して欲しい。

「ねえねえサマナー」

「…………!?」

いきなり目の前に出て来た悪魔にかなり驚いたが、こんな幼女に驚かされたとあっては沽券に関わるんで、何とか平静を保つ。

「アレ“COMP”に入れて欲しいんだけど」

指差す先はビルの壁面、そこにへばり付いた巨大な蜘蛛。大きさはざっと30m程。

「無理だな」

リゾットはそう言うと立ち上がって、蜘蛛から離れるべく移動を開始する。

「えー。ケチー」

文句を垂れながらも後をついて来る悪魔。リゾットの奇妙な冒険は始まったばかりである。


【?????/1日目/朝】
【リゾット・ネエロ@ジョジョの奇妙な冒険 part5 黄金の旋風
[状態]:健康
[装備]:COMP:スマホ型
[道具]:基本支給品、未確認支給品
[思考・状況]
基本:
1.脱出する
2.魔神皇に落とし前をつける
3.魔獣ネコマタ霊鳥ヤタガラスがCOMPに入れています
[COMP]
1:古明地こいし@東方Project
[種族]:地霊
[状態]:健康

2:ネコマタ
[種族]:魔獣
[状態]:健康

3:ヤタガラス
[種族]:霊鳥
状態]:健康

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