「よもや、こんなコトに巻き込まれるとは……」
予想外にも、程がある。
男、御剣怜侍の正直な感想は、それだった。
目覚めてみればどこともわからない場所に連れてこられ、殺し合いを命じられた。
更にそれだけでは飽きたらず、目の前で少年少女をあっさりと殺して見せた。
躊躇いなど微塵も見られない、外道の所業。
「検事として……見過ごすわけにはイカンが……」
もちろん、それを見過ごす訳にはいかない。
正義の警察官ではないが、犯した罪は然るべき手段で償ってもらわなくてはならない。
だが、この場にいる限りは、検挙どころの話ではない。
まずは、この状況から抜け出すことが何よりも大事だ。
ふと、そこで袋から何かを取り出す。
それは、チェスの駒。そのうちの一つ、キング。
今、自分の身を守るものは何もない。
この身ひとつ、そう、チェスで言えばそれこそキング一つで、相手をチェックしなければいけない。
だが、チェスと違うのは「これから仲間を集える」というコト。
この殺し合いを良しとしない人間は、自分以外にもいるはずだ。
同じ志の人間を集めて力を合わせれば、対抗策は見つかるはずだ。
「……逆転、か」
呟いた言葉と共に思い出すのは、親友の姿。
どれだけの苦難を味わっても、決して諦めることなく、不死鳥のように蘇り続けた、あの男の姿。
自分も、あの男のように逆転できるだろうか?
「ん……?」
そんなことを思っていた時、御剣は一つの違和感に気がつく。
足元の辺りでちょこちょこと走り回っている、小さな影。
ふと、気になったそれへと、視線を落とす。
「はむはー!」
そこにいたのは、一匹のハムスターだった。
【?????/1日目/朝】
【御剣怜侍@逆転裁判シリーズ】
[状態]:健康
[装備]:COMP(チェスのキング型)
[道具]:基本支給品、不明支給品
[思考・状況]
基本:検察としてこの状況に対応する
[COMP]
1:ハム太郎@とっとこハム太郎
[種族]:魔獣
[状態]:健康
予想外にも、程がある。
男、御剣怜侍の正直な感想は、それだった。
目覚めてみればどこともわからない場所に連れてこられ、殺し合いを命じられた。
更にそれだけでは飽きたらず、目の前で少年少女をあっさりと殺して見せた。
躊躇いなど微塵も見られない、外道の所業。
「検事として……見過ごすわけにはイカンが……」
もちろん、それを見過ごす訳にはいかない。
正義の警察官ではないが、犯した罪は然るべき手段で償ってもらわなくてはならない。
だが、この場にいる限りは、検挙どころの話ではない。
まずは、この状況から抜け出すことが何よりも大事だ。
ふと、そこで袋から何かを取り出す。
それは、チェスの駒。そのうちの一つ、キング。
今、自分の身を守るものは何もない。
この身ひとつ、そう、チェスで言えばそれこそキング一つで、相手をチェックしなければいけない。
だが、チェスと違うのは「これから仲間を集える」というコト。
この殺し合いを良しとしない人間は、自分以外にもいるはずだ。
同じ志の人間を集めて力を合わせれば、対抗策は見つかるはずだ。
「……逆転、か」
呟いた言葉と共に思い出すのは、親友の姿。
どれだけの苦難を味わっても、決して諦めることなく、不死鳥のように蘇り続けた、あの男の姿。
自分も、あの男のように逆転できるだろうか?
「ん……?」
そんなことを思っていた時、御剣は一つの違和感に気がつく。
足元の辺りでちょこちょこと走り回っている、小さな影。
ふと、気になったそれへと、視線を落とす。
「はむはー!」
そこにいたのは、一匹のハムスターだった。
【?????/1日目/朝】
【御剣怜侍@逆転裁判シリーズ】
[状態]:健康
[装備]:COMP(チェスのキング型)
[道具]:基本支給品、不明支給品
[思考・状況]
基本:検察としてこの状況に対応する
[COMP]
1:ハム太郎@とっとこハム太郎
[種族]:魔獣
[状態]:健康
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