最終更新:ID:quVNtjqTaw 2016年05月19日(木) 20:40:37履歴
世の人は言う
「天使は清き善なる存在であり、悪魔は醜い邪悪な存在である」と
だが、何故そう言い切れる?
天使が「絶対善」だと誰が決めた?
悪魔が「邪悪」だと誰が決めた?
醜い天使もいるかもしれない
優しい悪魔もいるかもしれない
私は天使を見たことが無い
私は悪魔に出会ったことがない
だが、私は言い切れる
人間が善人だけでも悪人だけでもないように
人間に美しい者だけでなく醜い者もいるように
天使や悪魔も同じだと
―フレデリカ・ベルンカステル
◆◆◆◆◆
「くっ!どうして・・・どうしてこんな事に・・・」
古手梨花はアスファルトに拳を叩きつけながら悪態をついていた。
彼女は『昭和58年6月』の呪縛から解放され、分校を卒業し、夢だった成人式にも出られて・・・
後は婿探しでもしようかという時期に、魔神皇によってこの場に呼び出された。
今この場には、100年を共に過ごした羽入も、苦楽を共にした圭一達もいない。
もし、この場で命を落とせば・・・自分はまたあの忌々しい『昭和58年6月』に引きずり戻されることになるだろう・・・。
痛い程それが理解できた。
「・・・いいえ」
梨花は道路から顔を上げる。
その目には赤い決意の炎が燃えていた。
絶対に死ぬものか。二度とあの『6月』に戻ってたまるか。
例え他の参加者を皆殺しにしてでも、自分は生き残ってみせる。
梨花はそう固く誓ったのだった。
(その為にも・・・手駒は多いほうが良いわ)
梨花はバックパックから電子手帳型COMPを取り出した。
あれから肉体的にも大人に成長したとはいえ、自分の非力さは良く理解している。
『悪魔』というのがどんな存在かは良く理解できないが、今は少しでも戦力が欲しいのだ。
梨花は『悪魔召喚プログラム』を起動させる。
画面上には『召喚しますか?』のメッセージと『YES』『NO』の選択肢が浮かび上がる。
梨花は迷わず『YES』を選択した。
続いて眼前で突然軽い爆発が起こり、白煙が立ち昇った。
そして煙が晴れるとそこに・・・
「ボク、ブースカれす!」
全身が明るいオレンジ色の毛皮に覆われ、頭に王冠のような物を乗せ、デべその目立つズングリムックリの体型をした
・・・近頃流行りの『ゆるキャラ』みたいな生き物が元気よく自己紹介していた。
(あっ・・・これ詰んだわ私・・・)
梨花は出現した者に絶望し、瞳からハイライトが消え、その場に膝を落としたのだった・・・。
この時、梨花は気づかなかった。
『ブースカ』という悪魔がハズレなどではなく、『当たり』に分類されるという事に・・・。
【??????/一日目/朝】
【古手梨花@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:健康、軽くショック
[装備]:COMP(電子手帳型)
[道具]:支給品一式
[思考・状況]
基本:死んでたまるか
1:私詰んだ・・・
※『祭囃し編』から十数年後からの参戦。20代後半くらいの年齢になっています。
外見イメージは、『白いワンピースを着た蓬莱山輝夜』です。
[COMP]
1:ブースカ@快獣ブースカ
[種族]:快獣
[状態]:健康
「天使は清き善なる存在であり、悪魔は醜い邪悪な存在である」と
だが、何故そう言い切れる?
天使が「絶対善」だと誰が決めた?
悪魔が「邪悪」だと誰が決めた?
醜い天使もいるかもしれない
優しい悪魔もいるかもしれない
私は天使を見たことが無い
私は悪魔に出会ったことがない
だが、私は言い切れる
人間が善人だけでも悪人だけでもないように
人間に美しい者だけでなく醜い者もいるように
天使や悪魔も同じだと
―フレデリカ・ベルンカステル
◆◆◆◆◆
「くっ!どうして・・・どうしてこんな事に・・・」
古手梨花はアスファルトに拳を叩きつけながら悪態をついていた。
彼女は『昭和58年6月』の呪縛から解放され、分校を卒業し、夢だった成人式にも出られて・・・
後は婿探しでもしようかという時期に、魔神皇によってこの場に呼び出された。
今この場には、100年を共に過ごした羽入も、苦楽を共にした圭一達もいない。
もし、この場で命を落とせば・・・自分はまたあの忌々しい『昭和58年6月』に引きずり戻されることになるだろう・・・。
痛い程それが理解できた。
「・・・いいえ」
梨花は道路から顔を上げる。
その目には赤い決意の炎が燃えていた。
絶対に死ぬものか。二度とあの『6月』に戻ってたまるか。
例え他の参加者を皆殺しにしてでも、自分は生き残ってみせる。
梨花はそう固く誓ったのだった。
(その為にも・・・手駒は多いほうが良いわ)
梨花はバックパックから電子手帳型COMPを取り出した。
あれから肉体的にも大人に成長したとはいえ、自分の非力さは良く理解している。
『悪魔』というのがどんな存在かは良く理解できないが、今は少しでも戦力が欲しいのだ。
梨花は『悪魔召喚プログラム』を起動させる。
画面上には『召喚しますか?』のメッセージと『YES』『NO』の選択肢が浮かび上がる。
梨花は迷わず『YES』を選択した。
続いて眼前で突然軽い爆発が起こり、白煙が立ち昇った。
そして煙が晴れるとそこに・・・
「ボク、ブースカれす!」
全身が明るいオレンジ色の毛皮に覆われ、頭に王冠のような物を乗せ、デべその目立つズングリムックリの体型をした
・・・近頃流行りの『ゆるキャラ』みたいな生き物が元気よく自己紹介していた。
(あっ・・・これ詰んだわ私・・・)
梨花は出現した者に絶望し、瞳からハイライトが消え、その場に膝を落としたのだった・・・。
この時、梨花は気づかなかった。
『ブースカ』という悪魔がハズレなどではなく、『当たり』に分類されるという事に・・・。
【??????/一日目/朝】
【古手梨花@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:健康、軽くショック
[装備]:COMP(電子手帳型)
[道具]:支給品一式
[思考・状況]
基本:死んでたまるか
1:私詰んだ・・・
※『祭囃し編』から十数年後からの参戦。20代後半くらいの年齢になっています。
外見イメージは、『白いワンピースを着た蓬莱山輝夜』です。
[COMP]
1:ブースカ@快獣ブースカ
[種族]:快獣
[状態]:健康
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