「げははははは!! この海の魔王グラコげぶぁっ!?」
名乗り口上も途中に叩きこまれたのは、鉄拳だった。
顔面への強烈なストレート、それを初めとして、流れるような連撃がグラコスの体に決められる。
反撃しようとするが、グラコスがいつも使っているお気に入りの槍が無いことに気がつく。
それに絶望している間にも、拳と蹴りが次々に叩き込まれる。
じゃあ、どうやって反撃しようか。そんなことを考えている間に、彼の意識は遠のいて行った。
「ったく、素手なんて性に合わないぜ」
くすんだ色のズボンに上半身裸に赤いロングコート、さらに銀髪というなんとも目立つ男。
その名も、ダンテ。
ある"事務所"を開業し、いざこれから、と言った所で、こんなしみったれたパーティに呼ばれてしまった。
父の形見であるリベリオンも、愛用のエボニー&アイボリーも無い。
代わりと言わんばかりにプレゼントされたのはクソダサい首輪と、クソダサいギター。
その上で、あの魔神皇とかいうガキは"殺し合い"をしろだなんて言うのだから、正直、センスと思考回路を疑う。
気晴らしにギターでも弾こうかと思えば、変なサカナが飛び出してくる始末。
容赦せずに黙らせておいたので、今は横になっている。
振り回せば鈍器くらいにはなるだろうか? と思いながら、ひとまずそれを考えるのは後回しにする。
「何にせよ、ムカツクガキには変わりねえな」
ともかく、今はろくな武器すらない状況に陥っている。
そうそうヤワな悪魔に遅れを取るつもりはないが、やはりまともな武器は手にしておきたい。
いずれあのクソガキをぶっ倒す為にも、それは再優先事項だ。
「……ったく、早速お出ましか」
そう考えている内に、彼を囲うように無数の悪魔が現れていた。
どうやら、落ち着いて飯を食う時間すら与えてくれないらしい。
仕方がない、と思いながら、先ほど気絶させたサカナのしっぽを掴みながら、彼は悪魔の海の中へと飛び込んでいく。
「でも、こういうノリは嫌いじゃないぜ!!」
ひとまず、暴れよう。
細かいことを考えるのは、それからでもいいのだ。
【?????/1日目/朝】
【ダンテ@Devil May Cry3】
[状態]:健康
[装備]:COMP(エレキギター型)、グラコス
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本:魔神皇の討伐
[COMP]
1:グラコス@ドラゴンクエスト6
[種族]:魔獣
[状態]:瀕死
名乗り口上も途中に叩きこまれたのは、鉄拳だった。
顔面への強烈なストレート、それを初めとして、流れるような連撃がグラコスの体に決められる。
反撃しようとするが、グラコスがいつも使っているお気に入りの槍が無いことに気がつく。
それに絶望している間にも、拳と蹴りが次々に叩き込まれる。
じゃあ、どうやって反撃しようか。そんなことを考えている間に、彼の意識は遠のいて行った。
「ったく、素手なんて性に合わないぜ」
くすんだ色のズボンに上半身裸に赤いロングコート、さらに銀髪というなんとも目立つ男。
その名も、ダンテ。
ある"事務所"を開業し、いざこれから、と言った所で、こんなしみったれたパーティに呼ばれてしまった。
父の形見であるリベリオンも、愛用のエボニー&アイボリーも無い。
代わりと言わんばかりにプレゼントされたのはクソダサい首輪と、クソダサいギター。
その上で、あの魔神皇とかいうガキは"殺し合い"をしろだなんて言うのだから、正直、センスと思考回路を疑う。
気晴らしにギターでも弾こうかと思えば、変なサカナが飛び出してくる始末。
容赦せずに黙らせておいたので、今は横になっている。
振り回せば鈍器くらいにはなるだろうか? と思いながら、ひとまずそれを考えるのは後回しにする。
「何にせよ、ムカツクガキには変わりねえな」
ともかく、今はろくな武器すらない状況に陥っている。
そうそうヤワな悪魔に遅れを取るつもりはないが、やはりまともな武器は手にしておきたい。
いずれあのクソガキをぶっ倒す為にも、それは再優先事項だ。
「……ったく、早速お出ましか」
そう考えている内に、彼を囲うように無数の悪魔が現れていた。
どうやら、落ち着いて飯を食う時間すら与えてくれないらしい。
仕方がない、と思いながら、先ほど気絶させたサカナのしっぽを掴みながら、彼は悪魔の海の中へと飛び込んでいく。
「でも、こういうノリは嫌いじゃないぜ!!」
ひとまず、暴れよう。
細かいことを考えるのは、それからでもいいのだ。
【?????/1日目/朝】
【ダンテ@Devil May Cry3】
[状態]:健康
[装備]:COMP(エレキギター型)、グラコス
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本:魔神皇の討伐
[COMP]
1:グラコス@ドラゴンクエスト6
[種族]:魔獣
[状態]:瀕死
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