震える手は、止まらない。
目の前で繰り広げられた、一人の少年による殺戮。
血の匂いが、かつての記憶を蘇らせる。
戦いの記憶、死にかけた記憶、辛く苦しかった記憶。
もう、見ることはないと思っていたはずの光景が、また繰り広げられようとしている。
「……怖いよ」
思わず呟いたのは、本音だ。
いくら沢山の死地をくぐり抜けて来たと言っても、彼女の本質は夕城美朱という一人の少女。
本来ならば戦いの地に立つことなど、一度たりともなかったはずの、普通の少女なのだ。
そして、彼女の戦いはすでに終わっている。
けれど、彼女はここに呼び出されてしまった。
魔神皇という、新たな脅威によって。
「怖い、怖いよ!!」
震える声は、止まらない。
今、彼女は殺し合いという場所に、たった一人で放り込まれている。
共に戦った仲間も、最愛の人も、ここにはいない。
支えなどどこにもなく、ただ隣り合わせの死の恐怖だけがそこにある。
それに、押しつぶされそうになっていた時。
袋の中の、携帯電話。
ふと気がつけば、それに手を伸ばしていた。
我を忘れ、無我夢中で番号を押し、どこかへとかけようとする。
その時、彼女が触れていた携帯電話が、突如として光を放ち始めた。
どこかで見たことのあるような光に、美朱は思わず携帯を放り投げてしまう。
そして、言葉を失うことになる。
「……久しぶりだな」
光とともに現れた、一人の男。
それは美朱が知っている、いや、忘れるわけもない、一人の男。
「朱雀の巫女よ」
青龍七星士、心宿だった。
【?????/1日目/朝】
【夕城美朱@ふしぎ遊戯】
[状態]:健康
[装備]:COMP(携帯電話型)
[道具]:基本支給品、不明支給品
[思考・状況]
基本:怖い
1:ッ……!!
[備考]
※第二部終了後
[COMP]
1:心宿@ふしぎ遊戯
[種族]:超人
[状態]:健康
目の前で繰り広げられた、一人の少年による殺戮。
血の匂いが、かつての記憶を蘇らせる。
戦いの記憶、死にかけた記憶、辛く苦しかった記憶。
もう、見ることはないと思っていたはずの光景が、また繰り広げられようとしている。
「……怖いよ」
思わず呟いたのは、本音だ。
いくら沢山の死地をくぐり抜けて来たと言っても、彼女の本質は夕城美朱という一人の少女。
本来ならば戦いの地に立つことなど、一度たりともなかったはずの、普通の少女なのだ。
そして、彼女の戦いはすでに終わっている。
けれど、彼女はここに呼び出されてしまった。
魔神皇という、新たな脅威によって。
「怖い、怖いよ!!」
震える声は、止まらない。
今、彼女は殺し合いという場所に、たった一人で放り込まれている。
共に戦った仲間も、最愛の人も、ここにはいない。
支えなどどこにもなく、ただ隣り合わせの死の恐怖だけがそこにある。
それに、押しつぶされそうになっていた時。
袋の中の、携帯電話。
ふと気がつけば、それに手を伸ばしていた。
我を忘れ、無我夢中で番号を押し、どこかへとかけようとする。
その時、彼女が触れていた携帯電話が、突如として光を放ち始めた。
どこかで見たことのあるような光に、美朱は思わず携帯を放り投げてしまう。
そして、言葉を失うことになる。
「……久しぶりだな」
光とともに現れた、一人の男。
それは美朱が知っている、いや、忘れるわけもない、一人の男。
「朱雀の巫女よ」
青龍七星士、心宿だった。
【?????/1日目/朝】
【夕城美朱@ふしぎ遊戯】
[状態]:健康
[装備]:COMP(携帯電話型)
[道具]:基本支給品、不明支給品
[思考・状況]
基本:怖い
1:ッ……!!
[備考]
※第二部終了後
[COMP]
1:心宿@ふしぎ遊戯
[種族]:超人
[状態]:健康
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