「まさか、こんなことに招かれるなんてね」
ふう、と溜息をつきながら、テラスに腰掛ける一人の女声。
黒のドレスに褐色の肌の彼女の名は、ミレーネ。
ある国の中心地で、占いで生計を立てている占い師だ。
彼女がため息を付いているのは、他でもない。
あの魔神皇という少年によって開かれた、この殺し合いについてだ。
不運の言葉で片付けてしまえば、それまでだ。
だが、それだけではない、もっと別の"何か"を、彼女は感じ取っていた。
それがなんなのかは、分からない。
だから、彼女は本業である占いで、その正体を探ることにした。
テーブルの中央に置くのは、カードの束。
一つ心に念じながら、そのカードを無心で混ぜていく。
そして、しばらくした後、それを一つ束に戻し、目を瞑りながら、一番上のカードを裏返す。
その時、カードの束から光が放たれ、何かが呼び出されていいくのが分かった。
これが、魔神皇の言っていた"悪魔"か、と思いながら、彼女はその光をじっくりと見つめた。
「ククク、私を呼び出したのは貴様か」
程なくして、聞こえたのは男の声。
「さあ、破壊神様を呼び出すための贄を狩りつくそうではないか!!」
光とともに現れたのは、法衣に身を包んだ、人のようで人ではない、一人の男。
それは、ある世界を破滅に巻き込もうとした、破壊神を信ずる狂徒の長たる男だった。
その姿を見て、ミレーネは大きく溜息をつく。
「カードに偽りなし、か……」
めくった一枚のカード、そこに描かれていたのは。
正位置の、塔のカードだった。
【?????/1日目/朝】
【ミレーネ@ミスティックアーク】
[状態]:健康
[装備]:COMP(タロットカード型)
[道具]:基本支給品、不明支給品
[思考・状況]
基本:最悪……
[COMP]
1:ハーゴン@ドラゴンクエスト2
[種族]:魔神
[状態]:健康
ふう、と溜息をつきながら、テラスに腰掛ける一人の女声。
黒のドレスに褐色の肌の彼女の名は、ミレーネ。
ある国の中心地で、占いで生計を立てている占い師だ。
彼女がため息を付いているのは、他でもない。
あの魔神皇という少年によって開かれた、この殺し合いについてだ。
不運の言葉で片付けてしまえば、それまでだ。
だが、それだけではない、もっと別の"何か"を、彼女は感じ取っていた。
それがなんなのかは、分からない。
だから、彼女は本業である占いで、その正体を探ることにした。
テーブルの中央に置くのは、カードの束。
一つ心に念じながら、そのカードを無心で混ぜていく。
そして、しばらくした後、それを一つ束に戻し、目を瞑りながら、一番上のカードを裏返す。
その時、カードの束から光が放たれ、何かが呼び出されていいくのが分かった。
これが、魔神皇の言っていた"悪魔"か、と思いながら、彼女はその光をじっくりと見つめた。
「ククク、私を呼び出したのは貴様か」
程なくして、聞こえたのは男の声。
「さあ、破壊神様を呼び出すための贄を狩りつくそうではないか!!」
光とともに現れたのは、法衣に身を包んだ、人のようで人ではない、一人の男。
それは、ある世界を破滅に巻き込もうとした、破壊神を信ずる狂徒の長たる男だった。
その姿を見て、ミレーネは大きく溜息をつく。
「カードに偽りなし、か……」
めくった一枚のカード、そこに描かれていたのは。
正位置の、塔のカードだった。
【?????/1日目/朝】
【ミレーネ@ミスティックアーク】
[状態]:健康
[装備]:COMP(タロットカード型)
[道具]:基本支給品、不明支給品
[思考・状況]
基本:最悪……
[COMP]
1:ハーゴン@ドラゴンクエスト2
[種族]:魔神
[状態]:健康
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