「ここ、は……?」
澄み切った空、燦々と照りつける太陽、そして立ち並ぶビル。
自分の知らない景色を目の当たりにし、少年、金田は困惑の表情を浮かべる。
東京、崩壊したはずの街。それを目の当たりにした、ということもある。
だが、彼にとってはそれだけではない。
あの日、あの時、発動してしまった"アキラ"の力。
それに巻き込まれたはずの自分が、どうして今ここにいるのか。
それが、不思議でたまらなかったのだ。
「……殺し合いがどうだが、言ってやがったな」
ひとまず落ち着きを取り戻した金田は、状況を再確認する。
あの力に飲み込まれたことはひとまず置いておく、そうしないと始まらない。
まず、自分をここに呼び出したのは他でもない、魔神皇を名乗る同年代のあの少年だ。
首輪で命を握られていること、殺し合いを"命じられた"こと。
どうにもナメられているとしか感じなかった金田は、それに怒りを示す。
ナメられっぱなしでは、性に合わない。
健康優良不良少年として、魔神皇に屈さず、立ち向かわずにはいられない。
どの道、この場所からは脱出する、それは決定事項だ。
となれば、まずはこの忌々しい首輪をなんとかしなくてはいけない。
「メンテの道具がありゃあなァ……」
淡い期待を胸に、傍の袋を探ってみるが、中から出てきたのは一台の仰々しい火炎放射器。
万が一には使うことになるかもしれないが、できれば使いたくはないと思いつつ、金田はそれを背負い込む。
それからもう一つ、袋から出てきたサングラスを手に取る。
一体これでどうしろと言うのだ、と思いながら、それをかけようと手に触れた時、金田はその異変に気がつく。
黒いはずのサングラスのレンズ、突然それが真っ白に染まり始めたからだ。
何だ何だ、と驚く間もなく、サングラスはたちまち光を放っていく。
思わず放り投げてしまったが、サングラスは止まること無く光を生み出し続ける。
やがて光は一点に集まり、何かの形を生み出していく。
そして、金田は驚愕する。
光が晴れた後、そこから現れた一人の男、それは。
「よォ……金田ァ……」
彼が最もよく知る男、島鉄雄だった。
【?????/1日目/朝】
【金田@AKIRA】
[状態]:健康
[装備]:COMP(サングラス型)、火炎放射器
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本:健康優良不良少年として、魔神皇にナメられないよう立ち向かう。
1:鉄雄……!?
[備考]
※3巻、アキラの能力に巻き込まれた直後
[COMP]
1:島鉄雄@AKIRA
[種族]:超人
[状態]:健康
澄み切った空、燦々と照りつける太陽、そして立ち並ぶビル。
自分の知らない景色を目の当たりにし、少年、金田は困惑の表情を浮かべる。
東京、崩壊したはずの街。それを目の当たりにした、ということもある。
だが、彼にとってはそれだけではない。
あの日、あの時、発動してしまった"アキラ"の力。
それに巻き込まれたはずの自分が、どうして今ここにいるのか。
それが、不思議でたまらなかったのだ。
「……殺し合いがどうだが、言ってやがったな」
ひとまず落ち着きを取り戻した金田は、状況を再確認する。
あの力に飲み込まれたことはひとまず置いておく、そうしないと始まらない。
まず、自分をここに呼び出したのは他でもない、魔神皇を名乗る同年代のあの少年だ。
首輪で命を握られていること、殺し合いを"命じられた"こと。
どうにもナメられているとしか感じなかった金田は、それに怒りを示す。
ナメられっぱなしでは、性に合わない。
健康優良不良少年として、魔神皇に屈さず、立ち向かわずにはいられない。
どの道、この場所からは脱出する、それは決定事項だ。
となれば、まずはこの忌々しい首輪をなんとかしなくてはいけない。
「メンテの道具がありゃあなァ……」
淡い期待を胸に、傍の袋を探ってみるが、中から出てきたのは一台の仰々しい火炎放射器。
万が一には使うことになるかもしれないが、できれば使いたくはないと思いつつ、金田はそれを背負い込む。
それからもう一つ、袋から出てきたサングラスを手に取る。
一体これでどうしろと言うのだ、と思いながら、それをかけようと手に触れた時、金田はその異変に気がつく。
黒いはずのサングラスのレンズ、突然それが真っ白に染まり始めたからだ。
何だ何だ、と驚く間もなく、サングラスはたちまち光を放っていく。
思わず放り投げてしまったが、サングラスは止まること無く光を生み出し続ける。
やがて光は一点に集まり、何かの形を生み出していく。
そして、金田は驚愕する。
光が晴れた後、そこから現れた一人の男、それは。
「よォ……金田ァ……」
彼が最もよく知る男、島鉄雄だった。
【?????/1日目/朝】
【金田@AKIRA】
[状態]:健康
[装備]:COMP(サングラス型)、火炎放射器
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本:健康優良不良少年として、魔神皇にナメられないよう立ち向かう。
1:鉄雄……!?
[備考]
※3巻、アキラの能力に巻き込まれた直後
[COMP]
1:島鉄雄@AKIRA
[種族]:超人
[状態]:健康
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