「いやー、やっと話の通じる人が来てくれて助かったよ。
後はこんな状況じゃなきゃ、サイコーだったんだけどね」
一人の宇宙人と、一人の女剣士。
傍から見れば、女剣士がサマナーで、宇宙人が悪魔のように思えるが、実際はその逆である。
赤い体に細く伸びた二本の目、三本の足に二本の手、それに白い帽子を逆に被ったファンキーな宇宙人、トージャム。
お気に入りのスニーカーとメダルは、今日も一段と輝いている。
対する一方の"悪魔"である人間の名は、シャルロット。
かつてフランス革命において、著しい活躍を遂げたとされる女剣士だ。
時に美しく、時に過激に舞う彼女のレイピア捌きは、当時の資料にもよく残されている。
それはさておき、彼らが出会ってから今に至るまでの話をざっくりと話させていただこう。
食う寝るの次に踊りとドライブが大好きなトージャム。
彼は親友と共にお気に入りの宇宙船で銀河をドライブしつつ、大好きな踊りを満喫していたのだが、不幸にも隕石に激突してしまったのだ。
船は大きく破損、地球への不時着を余儀なくされ、その時に宇宙船が各部位に大破。
仕方がなく地球を旅しながら、自分の宇宙船のパーツを集めていた矢先に、この殺し合いに招かれてしまったのだという。
右も左もわからぬまま、お気に入りのネックレスを握りしめた時、光り輝いたメダルからシャルロットが現れたのだ。
最初、その姿を見たトージャムは思わず彼女にトマトを投げつけそうになった。
彼の出会う地球人は例外なくロクデナシで、ショッピングカートや芝刈り機で轢こうとしてきたり、有りもしない虫歯を治療しようとしてきたりと散々だった。
その上、こんな事にまで巻き込まれたのだから、もう彼のストレスは限界。
現れたシャルロットが華麗にトマトを斬りながら「待て、話をしよう」と言い出さなければ、今頃発狂していたかもしれない。
そんなこんなで落ち着きも取り戻したところで、トージャムはシャルロットに身の上を明かし、今に至るのだ。
「しかしだ……嘆かわしいことだな。このような事が起きるのが、未来だとは……」
そして、シャルロットは嘆いていた。
フランス革命、あの時の民衆の輝いた目、そして世界で動く強者たち。
自分の国も、世界も良くなっていくと確信していた。
けれど現実はどうだ、あのような輩が現れ、あまつさえ過去の英傑たちをこのような事に巻き込んでいるではないか。
魔神皇、いずれ世界を混乱に陥れる者。
その存在を、シャルロットは許すことなど、到底できるわけもなかった。
「未来なんて何が起こるか分かんないもんだよ、宇宙船だって墜落するんだしさ。
それより、大事なのは今だと思うよ」
怒りに震えるシャルロットの身を案じたのか、トージャムは慰めの言葉を彼女にかける。
彼なりに気を使ってくれているのだろうと思い、シャルロットは思わず笑みをこぼす。
そう、彼の言うとおり、大事なのは今なのだ。
これからの未来を作るのは、自分たち。
ならば、あの魔神皇をこの手で討つまでのことだ。
「ともかく、トモダチを探したいんだ。できたらここにいないのが一番なんだけど……協力してくれる?」
「ああ、このシャルロット、貴方の剣となり立ち向かうことを誓おう」
ひとまず、共に歩くことになった奇妙な姿の相棒と握手を交わす。
これからどうなるかは、分からない。
分からないからこそ、自分たちで作っていく。
二人の目は、未来を見つめていた。
【?????/1日目/朝】
【トージャム@トージャム&アール】
[状態]:健康
[装備]:COMP(ネックレス型)、トマト(いっぱい)
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本:いるかはわからないけれどアールを探す
[COMP]
1:シャルロット=クリスティーヌ=ド=コルデ@サムライスピリッツ
[種族]:人間
[状態]:健康
後はこんな状況じゃなきゃ、サイコーだったんだけどね」
一人の宇宙人と、一人の女剣士。
傍から見れば、女剣士がサマナーで、宇宙人が悪魔のように思えるが、実際はその逆である。
赤い体に細く伸びた二本の目、三本の足に二本の手、それに白い帽子を逆に被ったファンキーな宇宙人、トージャム。
お気に入りのスニーカーとメダルは、今日も一段と輝いている。
対する一方の"悪魔"である人間の名は、シャルロット。
かつてフランス革命において、著しい活躍を遂げたとされる女剣士だ。
時に美しく、時に過激に舞う彼女のレイピア捌きは、当時の資料にもよく残されている。
それはさておき、彼らが出会ってから今に至るまでの話をざっくりと話させていただこう。
食う寝るの次に踊りとドライブが大好きなトージャム。
彼は親友と共にお気に入りの宇宙船で銀河をドライブしつつ、大好きな踊りを満喫していたのだが、不幸にも隕石に激突してしまったのだ。
船は大きく破損、地球への不時着を余儀なくされ、その時に宇宙船が各部位に大破。
仕方がなく地球を旅しながら、自分の宇宙船のパーツを集めていた矢先に、この殺し合いに招かれてしまったのだという。
右も左もわからぬまま、お気に入りのネックレスを握りしめた時、光り輝いたメダルからシャルロットが現れたのだ。
最初、その姿を見たトージャムは思わず彼女にトマトを投げつけそうになった。
彼の出会う地球人は例外なくロクデナシで、ショッピングカートや芝刈り機で轢こうとしてきたり、有りもしない虫歯を治療しようとしてきたりと散々だった。
その上、こんな事にまで巻き込まれたのだから、もう彼のストレスは限界。
現れたシャルロットが華麗にトマトを斬りながら「待て、話をしよう」と言い出さなければ、今頃発狂していたかもしれない。
そんなこんなで落ち着きも取り戻したところで、トージャムはシャルロットに身の上を明かし、今に至るのだ。
「しかしだ……嘆かわしいことだな。このような事が起きるのが、未来だとは……」
そして、シャルロットは嘆いていた。
フランス革命、あの時の民衆の輝いた目、そして世界で動く強者たち。
自分の国も、世界も良くなっていくと確信していた。
けれど現実はどうだ、あのような輩が現れ、あまつさえ過去の英傑たちをこのような事に巻き込んでいるではないか。
魔神皇、いずれ世界を混乱に陥れる者。
その存在を、シャルロットは許すことなど、到底できるわけもなかった。
「未来なんて何が起こるか分かんないもんだよ、宇宙船だって墜落するんだしさ。
それより、大事なのは今だと思うよ」
怒りに震えるシャルロットの身を案じたのか、トージャムは慰めの言葉を彼女にかける。
彼なりに気を使ってくれているのだろうと思い、シャルロットは思わず笑みをこぼす。
そう、彼の言うとおり、大事なのは今なのだ。
これからの未来を作るのは、自分たち。
ならば、あの魔神皇をこの手で討つまでのことだ。
「ともかく、トモダチを探したいんだ。できたらここにいないのが一番なんだけど……協力してくれる?」
「ああ、このシャルロット、貴方の剣となり立ち向かうことを誓おう」
ひとまず、共に歩くことになった奇妙な姿の相棒と握手を交わす。
これからどうなるかは、分からない。
分からないからこそ、自分たちで作っていく。
二人の目は、未来を見つめていた。
【?????/1日目/朝】
【トージャム@トージャム&アール】
[状態]:健康
[装備]:COMP(ネックレス型)、トマト(いっぱい)
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本:いるかはわからないけれどアールを探す
[COMP]
1:シャルロット=クリスティーヌ=ド=コルデ@サムライスピリッツ
[種族]:人間
[状態]:健康
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