「……チッ、イカレ野郎が」
小さく舌打ちをしながら、忌々しげに呟く屈強な男。
雄々しく輝く橙色の髪に、漆黒のマントに身を包む、彼こそが"賞金稼ぎ"、ウルフだ。
彼の手によって捕縛、無いし射殺された指名手配犯は、両手の指どころではない。
世の悪党が最も恐れる男として、その名を世界に轟かせてきた。
そんな男もまた、この殺し合いでは有象無象の一人と同じように、扱われている。
もちろん、こんなことにかまけている時間など、彼にはない。
一刻も早くこの状況を脱し、元の世界で"賞金稼ぎ"を続けなければいけない。
彼が探し求めている、"最愛の人"に出会うために。
一つ、深呼吸を挟んで心を落ち着けた後、ウルフは荷物を確かめ始める。
カバンから出てきたのは、一丁の拳銃、デザートイーグルだ。
威力としては申し分ない、万が一襲われたとしても対処は出来るだろう。
そしてもう一つ、出てきたのは一枚の奇妙なカードだ。
透明なそれは枠こそあれど、何も映し出さない。
一体何なのだろうか、と手に触れたその時、いくつかの文字が突然浮かび上がってきた。
なるほど、これがCOMPか、と一人で納得しながら、画面の文字にしたがって操作を進める。
お伽話でしか聞いたことのないような存在、"悪魔"。
どんな奴が出てくるのやら、と思いながら、彼は盤面の操作を進めていく。
最後に「SUMMON」の文字に触れた時、彼のカードが光を放つ。
思わず目を背けたその一瞬の間に、それは彼の目の前に現れたのだ。
幻想的な金髪、青のドレス、そして何より体を包みこんでしまいそうなほど巨大な、漆黒の翼。
現れたのは、そんな風貌の少女だった。
「サマナーさん、ですね? 私は――――」
そして一瞬、ウルフの思考は奪われることになる。
「ニーナと、申します」
悪魔、そう呼ばれていた少女が名乗った名前。
それは、彼が探し求めている"最愛の人"と、同じ名前だったのだから。
【?????/1日目/朝】
【ウルフ@メタルマックスリターンズ】
[状態]:健康
[装備]:COMP(カード型)、デザートイーグル
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本:脱出する
[COMP]
1:ニーナ@ブレスオブファイア2
[種族]:鳥人
[状態]:健康
小さく舌打ちをしながら、忌々しげに呟く屈強な男。
雄々しく輝く橙色の髪に、漆黒のマントに身を包む、彼こそが"賞金稼ぎ"、ウルフだ。
彼の手によって捕縛、無いし射殺された指名手配犯は、両手の指どころではない。
世の悪党が最も恐れる男として、その名を世界に轟かせてきた。
そんな男もまた、この殺し合いでは有象無象の一人と同じように、扱われている。
もちろん、こんなことにかまけている時間など、彼にはない。
一刻も早くこの状況を脱し、元の世界で"賞金稼ぎ"を続けなければいけない。
彼が探し求めている、"最愛の人"に出会うために。
一つ、深呼吸を挟んで心を落ち着けた後、ウルフは荷物を確かめ始める。
カバンから出てきたのは、一丁の拳銃、デザートイーグルだ。
威力としては申し分ない、万が一襲われたとしても対処は出来るだろう。
そしてもう一つ、出てきたのは一枚の奇妙なカードだ。
透明なそれは枠こそあれど、何も映し出さない。
一体何なのだろうか、と手に触れたその時、いくつかの文字が突然浮かび上がってきた。
なるほど、これがCOMPか、と一人で納得しながら、画面の文字にしたがって操作を進める。
お伽話でしか聞いたことのないような存在、"悪魔"。
どんな奴が出てくるのやら、と思いながら、彼は盤面の操作を進めていく。
最後に「SUMMON」の文字に触れた時、彼のカードが光を放つ。
思わず目を背けたその一瞬の間に、それは彼の目の前に現れたのだ。
幻想的な金髪、青のドレス、そして何より体を包みこんでしまいそうなほど巨大な、漆黒の翼。
現れたのは、そんな風貌の少女だった。
「サマナーさん、ですね? 私は――――」
そして一瞬、ウルフの思考は奪われることになる。
「ニーナと、申します」
悪魔、そう呼ばれていた少女が名乗った名前。
それは、彼が探し求めている"最愛の人"と、同じ名前だったのだから。
【?????/1日目/朝】
【ウルフ@メタルマックスリターンズ】
[状態]:健康
[装備]:COMP(カード型)、デザートイーグル
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本:脱出する
[COMP]
1:ニーナ@ブレスオブファイア2
[種族]:鳥人
[状態]:健康
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