最終更新:ID:YMACnskZ4Q 2016年05月16日(月) 14:19:30履歴
2016年、荻窪はOGIKUBOになった
回復する見込みのない不況に喘ぐ日本政府は、秘密裏に接触してきた地球外勢力に荻窪を売却、宇宙人の植民地と化していることを知っているのはOGIKUBO住民くらいである。
まぁ、国土をはした金で売却、しかも住民にもろくに知らせずに行ったことがバレたら色々世論がヤバくなるので、平時は対応の遅い日本政府も重い腰をあげて必死に隠蔽しているのだから当然か
そしてそんなOGIKUBOに住むルル子は、OGIKUBOの治安維持を掲げる宇宙パトロールに所属する父と、宇宙指名手配中の宇宙海賊を母にもつ、ごく普通の女子中学生である
「もう……こんなの全然『普通』じゃないよ」
なぜこうも普通が遠ざかっていくのか嘆くルル子、しかし仕方ないので、心機一転、気持ちを切り替える。
「えーと、まず拉致監禁に、あとその他色々で…… あの男の子、絶対アウトだよね」
最近父が氷付けになってしまったため、ルル子も宇宙パトロールになった。つまりまだ中学生ではあるが、一応は警察官のようなものだ
というかもう今のこの時点で、十分魔神皇をしょっぴけるだけの理由が盛り沢山だ。というか『普通』に考えて殺し合いに乗るなんて有り得ない。ルル子は魔神皇の打倒を決意する
ラッキーなことにルル子は宇宙パトロールの制服も支給品として入手できた。
個人的にこの服はあまり好きになれないが、無いよりはマシだ
装着してから暫くして、ルル子は制服に「悪魔召喚プログラム」という機能がダウンロードされていることに気がついた
悪魔…… 宇宙人が居るんだから、悪魔もいるのかもしれない
多種多様な種族でごった返しているOGIKUBOで暮らすルル子は、必ずしもその種族で個人の良し悪しが決まるわけではないことを経験として知っていた。
良い人が出てきたら、この殺し合いをとめるために協力してもらおう
できれば怖くなくて話の通じる人(悪魔)が出てきますよーに!
そう願いながら、悪魔召喚プログラムを起動させた
「どうも、エクソシストのガミジンでーす」
そうして悪魔が召喚された。
ルル子から見たその悪魔の外見は骸骨、というかミイラだ
思ったよりもフレンドリーな悪魔でホッとするルル子だったが、ちょっと気になることがあるので挨拶もかねて聞いてみる
「え、えっと、ガミジンさん…… は悪魔ですよね? 悪魔が悪魔払いを?」
「てめーら人間だって人間が人間を裁いてるじゃねーか!悪魔だからってナメるとぶっ殺すぞ!」
しまった。どうやら触れてはいけない話題だったらしい。明らかに機嫌を悪くしたガミジンに慌てるルル子
「ご、ごめんなさいーっ」
「わかればいいんだ」
意外とすぐ許してくれた。どうやらガミジンは優しい方の悪魔らしい
これならば協力してもらえそうだと察したルル子は、その胸を伝えようとする。
その時だった。
「「「「俺たちはコボルト!! 1日一人は殺さないと気が狂ってしまうのだ!!貴様らも死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇーっ!!!」」」」
突然のコボルトたちの襲撃!
いきなりすぎる状況にルル子もガミジンも反応が遅れる
その時だった
「あっ、ちょっ、まっ、いきなり……」
犯罪を察知したルル子の宇宙パトロール制服(というか肉体)が瞬時に変形、巨大な銃になった。
銃口は……コボルトたちに向いている
FIGHT FOR ……JUSTICE!
容赦のない一撃。
コボルトたちは生命活動を停止……死んだのだ。
「す、 素 晴 ら し い !! なんて素質のある女性なんだ君は!」
その様子を見ていたガミジンは、感動にうち震えていた。
「え?」
「君なら理想のエクソシストになれるぞ! 学校を卒業したらぜひうちの会社に来てくれ
君のような有望な若者なら社長も喜んで採用してくれるだろう」
「え、あ、はい。ありがとうございます」
どうやらガミジンはルル子をとても気に入ったようだった。予期せぬ好評価に思わず赤面するルル子
「で、でも私悪魔払いなんて……」
「簡単だ! パールで殴り、ハンマーで叩き伏せろ!それで悪魔が祓える!」
「えっ……えええええ?」
それは払っているのではなく殺しているのでは……という疑問は空気を読んで黙っておいた。せっかく機嫌が良くなっているのに水を指すこともないだろう
「さぁ、悪魔払いにレッツ GO GO GO !!」
「ま、まってくださーーいっ!」
こうして新米宇宙パトロールと川越のエクソシストは行動を開始した
【?????/1日目/朝】
【ルル子@宇宙パトロールルル子】
[状態]:健康
[装備]:COMP(宇宙パトロール制服型)
[道具]:基本支給品、確認済支給品
[思考・状況]
基本:魔神皇を逮捕して殺し合いをとめる
[COMP]
1:ガミジン@妹が作った痛いRPGシリーズ
[種族]:悪魔
[状態]:健康
回復する見込みのない不況に喘ぐ日本政府は、秘密裏に接触してきた地球外勢力に荻窪を売却、宇宙人の植民地と化していることを知っているのはOGIKUBO住民くらいである。
まぁ、国土をはした金で売却、しかも住民にもろくに知らせずに行ったことがバレたら色々世論がヤバくなるので、平時は対応の遅い日本政府も重い腰をあげて必死に隠蔽しているのだから当然か
そしてそんなOGIKUBOに住むルル子は、OGIKUBOの治安維持を掲げる宇宙パトロールに所属する父と、宇宙指名手配中の宇宙海賊を母にもつ、ごく普通の女子中学生である
「もう……こんなの全然『普通』じゃないよ」
なぜこうも普通が遠ざかっていくのか嘆くルル子、しかし仕方ないので、心機一転、気持ちを切り替える。
「えーと、まず拉致監禁に、あとその他色々で…… あの男の子、絶対アウトだよね」
最近父が氷付けになってしまったため、ルル子も宇宙パトロールになった。つまりまだ中学生ではあるが、一応は警察官のようなものだ
というかもう今のこの時点で、十分魔神皇をしょっぴけるだけの理由が盛り沢山だ。というか『普通』に考えて殺し合いに乗るなんて有り得ない。ルル子は魔神皇の打倒を決意する
ラッキーなことにルル子は宇宙パトロールの制服も支給品として入手できた。
個人的にこの服はあまり好きになれないが、無いよりはマシだ
装着してから暫くして、ルル子は制服に「悪魔召喚プログラム」という機能がダウンロードされていることに気がついた
悪魔…… 宇宙人が居るんだから、悪魔もいるのかもしれない
多種多様な種族でごった返しているOGIKUBOで暮らすルル子は、必ずしもその種族で個人の良し悪しが決まるわけではないことを経験として知っていた。
良い人が出てきたら、この殺し合いをとめるために協力してもらおう
できれば怖くなくて話の通じる人(悪魔)が出てきますよーに!
そう願いながら、悪魔召喚プログラムを起動させた
「どうも、エクソシストのガミジンでーす」
そうして悪魔が召喚された。
ルル子から見たその悪魔の外見は骸骨、というかミイラだ
思ったよりもフレンドリーな悪魔でホッとするルル子だったが、ちょっと気になることがあるので挨拶もかねて聞いてみる
「え、えっと、ガミジンさん…… は悪魔ですよね? 悪魔が悪魔払いを?」
「てめーら人間だって人間が人間を裁いてるじゃねーか!悪魔だからってナメるとぶっ殺すぞ!」
しまった。どうやら触れてはいけない話題だったらしい。明らかに機嫌を悪くしたガミジンに慌てるルル子
「ご、ごめんなさいーっ」
「わかればいいんだ」
意外とすぐ許してくれた。どうやらガミジンは優しい方の悪魔らしい
これならば協力してもらえそうだと察したルル子は、その胸を伝えようとする。
その時だった。
「「「「俺たちはコボルト!! 1日一人は殺さないと気が狂ってしまうのだ!!貴様らも死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇーっ!!!」」」」
突然のコボルトたちの襲撃!
いきなりすぎる状況にルル子もガミジンも反応が遅れる
その時だった
「あっ、ちょっ、まっ、いきなり……」
犯罪を察知したルル子の宇宙パトロール制服(というか肉体)が瞬時に変形、巨大な銃になった。
銃口は……コボルトたちに向いている
FIGHT FOR ……JUSTICE!
容赦のない一撃。
コボルトたちは生命活動を停止……死んだのだ。
「す、 素 晴 ら し い !! なんて素質のある女性なんだ君は!」
その様子を見ていたガミジンは、感動にうち震えていた。
「え?」
「君なら理想のエクソシストになれるぞ! 学校を卒業したらぜひうちの会社に来てくれ
君のような有望な若者なら社長も喜んで採用してくれるだろう」
「え、あ、はい。ありがとうございます」
どうやらガミジンはルル子をとても気に入ったようだった。予期せぬ好評価に思わず赤面するルル子
「で、でも私悪魔払いなんて……」
「簡単だ! パールで殴り、ハンマーで叩き伏せろ!それで悪魔が祓える!」
「えっ……えええええ?」
それは払っているのではなく殺しているのでは……という疑問は空気を読んで黙っておいた。せっかく機嫌が良くなっているのに水を指すこともないだろう
「さぁ、悪魔払いにレッツ GO GO GO !!」
「ま、まってくださーーいっ!」
こうして新米宇宙パトロールと川越のエクソシストは行動を開始した
【?????/1日目/朝】
【ルル子@宇宙パトロールルル子】
[状態]:健康
[装備]:COMP(宇宙パトロール制服型)
[道具]:基本支給品、確認済支給品
[思考・状況]
基本:魔神皇を逮捕して殺し合いをとめる
[COMP]
1:ガミジン@妹が作った痛いRPGシリーズ
[種族]:悪魔
[状態]:健康
コメントをかく