作品名 | 作者名 | カップリング | 作品発表日 | 作品保管日 |
無題 | nagomu氏(31スレ目) | 男達×カノンノ(※愛なし・レイプ) | 2009/06/04 | 2013/2/27 |
「カノンノ、依頼を受けるの?ついて行こうか?」
声を掛けたあたまにカノンノは首を振った。憧れていたディセンダーであるあたまは、カノンノの予想よりも強く、やさしい存在だった。
「ううん。そんなに難しい依頼じゃないの。一人で行ってみたいんだ」
カノンノの言葉に、あたまは気をつけてとだけ言い残し歩いていく。カノンノはその後姿を見つめていた。彼は、やさしい。しかしそのやさしさにだけ甘えている自分はいけない。パニールの寿命が残り少ないと聞かされたとき、カノンノは今まで人に頼り続けていた自分を恥じた。
何も出来ない。ちっぽけな自分。
ほかの人にも何も出来ることはなかったが、答えを、誰かが答えを見つけてくれることを祈ることしか出来なかったのだ。
そんな自分に気づいてしまった。物影で泣いたときも気づくと誰かが見つけてくれた。そして誰かを巻き込み、甘えていた。
「このままじゃ、だめだよ」
カノンノはそれから一人だけで依頼を受けるようになった。傷を作っても、誰にも気づかれないようにした。甘えない。甘えちゃいけない。
その決意を思い出すようにカノンノはうなずき。船を後にした。
小さな島だった。壊れた小船が砂浜に転がり、しかしそれ以外に人の形跡がない。
「ここで、いいよ、ね?」
カノンノは首を傾げつつ、指定された依頼主の小屋へと向かった
「あれかな?」
小屋と書かれていたがなかなか大きな家が一軒見えた。カノンノに気づいたのか中からロンゲの男が出てきて手を振ってくる。
「アトリビトムのものです。チャット・・・こちらの代表から連絡はいってると思いますが・・・」
「うん、聞いてるよ。へぇ、君みたいなお譲ちゃんも仕事するんだね」
お譲ちゃんといわれいささかムッとしたが、依頼主に口答えもないだろうと押さえる。
「依頼の内容は、家畜がいなくなったから代わりが欲しいとありましたが、ここには野生の牛でも生息しているんですか?」
「んー、詳しくは中で話すよ。あ、その剣は外おいといてね。中狭いから危ないし」
肩に手を置きロンゲはカノンノをうながし、扉を開けた。廃墟のようだった。店かなにかだったのか、広いフローリングの空間には埃が舞い、蜘蛛の巣も張っている。
「・・・?ここは―――」
「お、来たのか」
疑問の言葉をかけようとしたとき、奥からサングラスをかけた大男がワインのビンを持って現れた。その後ろからも数人の男が顔を出す。
「このお譲ちゃんがアトリビトムのかただって
ロンゲが言い、カノンノはとりあえず頭を下げた。
「可愛いね譲ちゃん」
小男が笑いながら言う。とりあえず、どうもと愛想よくお辞儀はしたが何か馬鹿にされているような不快な感じがした。
「あの、依頼は―――」
言葉の途中で後ろにいたロンゲがカノンノの右腕を掴んだ。驚き振り向こうとすると別の男に今度は左腕を掴まれた。無理やり座らせるように上から押され、カノンノは膝をついた。
「なに!?はなして!」
男がまた数人奥から出てきた。2・30にんはいるだろうか、みな共通しているのはカノンノを見下ろすその目つきだけだった。
「このお譲ちゃんが『アトリビトム』のメンバーか」
「あのギルド、女のレベルやたらたけぇっつう噂、マジだったんだな」
カノンノは戸惑いながらも男達の腕を振りほどこうと手足をバタつかせた。
「放して!なにを―――」
一瞬視界が白くなった。その後熱いような痛みを頬に覚えた。叩かれたのだということに気づくまでしばらくかかった。
「うるせえよ、家畜が喋ってんじゃねえ」
リーダー格らしい、サングラスの男がカノンノの前髪をつかみ顔を上げさせた。カノンノは痛みとサングラスの迫力に血の気が引いてしまった。
「かちく・・・?」
「お前のことだよ、譲ちゃん」
サングラスは空いた左手でカノンノの頬を軽く叩く。乾いた音が響いた。
「やっ・・・っ」
「解るか?今、ここにいる全員の相手をするんだぜ、お前」
言うと、サングラスはカノンノの幼い胸のふくらみをおもむろに掴んだ。
「痛・・・っやめて!!」
それは掴むという表現にふさわしく、まるで抉り取るかのように乱暴な動きだった。爪を立て、またはねじる様に、思う様こねくり回される。
「痛いの、―――やめて!はなしてっ」
「・・・解ってねえの、な?」
サングラスは叩きつけるようにカノンノの髪を投げ出し、下がった。
「始めろ」
男達の顔が歓喜に満ちた。押さえつけてくる二人の手が、腕から胸や腰に移った。
「な!?、やめ―――」
自由になった腕を、色黒の小男が掴み、二の腕に舌を這わせた。
「ひっ・・・!?」
怖気が背中に走った。振りほどこうとするが、両腕を二人の男に、さらに背中側から胸や腰を抑えられているため力をこめることも出来ずなんの抵抗にもならない。
小男はニヤニヤと腕から指の一本一本までしゃぶりついている。必死に無駄な足掻きをするカノンノを男達は楽しそうに弄ぶ。
「はなして!触らないで!!」
男の一人がカノンノにナイフを突きつけた。
「ひ・・・っ」
男はカノンノが怯えたのをあざ笑いながら、襟元からゆっくりとカノンノの衣服を切り裂いていく。
「やめてぇ!」
腰の辺りまで刃をいれ、ナイフを戻す。中途半端に切り裂かれた胸元に男達の腕が殺到した。
「やめて!触らないで!」
カノンノの叫びなど意に介さず男達は双丘にたどり着く。ピンクのブラジャーをめくりあげられ、思う様遊ばれる。
「痛いの!触らないで!」
サングラスの乱暴な攻撃を受け、左側の胸には痣ができていた。痛がったが男達はむしろ痛がるカノンノを面白がってさらにもみしだく。
「いいもの持ってんじゃねえか譲ちゃん。ちいせえけど、張りがあるし、旨そうだ」
金髪の男が前に来てカノンノの胸の突起にしゃぶりついた。
「や・・・!?」
ねぶり、転がされ、歯を当てられる。さらにもう片方の突起は後ろから伸ばされた手につままれ、くりくりとねじ上げられる。
「やっ、・・・やめて!」
「気持ちいいのか?ちょっとずつ硬くなって来てるぜ?」
男達の笑い声が響く。カノンノはカッと頭に血が上るのを感じた。
「今やめないと後悔するから!絶対許さないから!」
男達は一瞬動きを止めた、そして―――
大きな笑いの波が部屋にこだまする。
「譲ちゃん、俺たちを脅してんのか?知らねぇ男に囲まれて、半裸で乳首硬くした餓鬼が」
再び笑いが起きる。カノンノは羞恥と怒りに顔を赤くしつつ意識を集中させた。剣は手元になくても魔法の詠唱は可能だ。だが、
「!? げほっ・・・ごほっ」
金髪が鳩尾に拳を入れた。意識が飛ぶぎりぎりの痛みは、詠唱を中断させ、カノンノの闘争心を打ち砕いた。
「舐めたまねしてんじゃねえよ」
金髪は涙目になったカノンノの耳をつまみあげる。
「こっちはテメエを気持ちよくさせてやろうとしてんだぞ?それともなにか?からからのま○こに直接ぶち込まれてえのかよ!?」
完全に逆切れだが、男の迫力にカノンノは涙を流しだした。
「もういい、さっさとぶち込んじまおうぜ」
両側の男がカノンノのスカートをめくり上げた。上とおそろいのピンクのショーツはポタポタと水滴を零している。
「このこ、お漏らししてやんの」
「おしめでも買ってやるか」
げらげらと笑いながら男達はカノンノの足からショーツを抜き取った。
「やめて、・・・もう、嫌ぁ・・・」
男達はゆっくりとカノンノの足を広げていく。
露になったそこは薄い茂みに覆われており、お漏らしのせいで湿りきった丘は薄紅色に染まっていた。
本来閉じている桃色の粘膜は、足を広げられたせいで無理やりめくり返されており、外気に触れた反応か時折ヒクヒクと動いている。
「・・・ここまで綺麗なのは初めてだぜ」
男達の視線が自分の秘部に注がれるのを感じ、カノンノは弱々しくかぶりを振った。
「見ないで・・・お願い、見ないでください」
男達は取り囲むように少女の秘部に視線を送っている。
「がまんできねえ」
先ほどからカノンノの腕を舐めしゃぶっていた小男が、金髪を押しのけるように前に出、ピンクの襞にしゃぶりついた。
「嫌ぁ!やめて!やめてください!」
「うめぇよ、ションベンと、汗だけじゃねえよな。しっかりマン汁の味もするぜ」
淡い桜色の突起を探り出し、息を吹きかけるとカノンノはぴくっと体を震わせた。
「こっちも小さいな」
金髪が指を伸ばしそれをつまんだ。
「はぁぁぁぁぁっっ」
声を上げてしまうほどに、押さえ切れない何かがカノンノを襲った。
金髪はにやりと笑い、今度はやさしく、いたわるようにそれをなで始めた。
「っくぅ・・・っ」
小男は息を弾ませて襞を舐めまわし、入り口を広げ、おもむろに指をつっこむ。
「ひっ」
ゆっくりと刷り込むように壁を撫で回し、かと思うと今度は高速で刷り上げ指を増やし、まるで新しいおもちゃを与えられた子供のように遊び続ける。
「やめて、お願いします・・・っ、もう・・・!!」
小男の指が、一度奥へと大きく差し込まれた。
「痛・・・!!」
「お?これ、処女膜かよ、なんだ?初めてか?」
小男は満面の笑みを零した。ナイフを持った男が「ヒュウ」と息を漏らす。
「初めてが輪姦かよ、最高だな譲ちゃん。一番に貫いた奴のツラ、誰だかわかんなくなるかもな」
笑い声。カノンノはちいさく首を振るしか出来ない。
「でも、初めてで、小便ちびって、舐められただけでよがるなんてよ、譲ちゃん、才能あるぜ。ヤルために生まれてきたんじゃねえの?」
「こりゃ、中も期待しなきゃな、もう十分濡れてんだろ?」
カノンノはボロボロと涙を流しながら首を振った。顔を拭いたくとも腕はいまだ押さえつけられ、首から上しか自由になれないのだ。
「へへっ最初は俺ね?昨日の賭けで決めたんだからよ」
腕を押さえていたロンゲが小男と位置を代わった。小男は悔しそうに、また腕に舌を這わせ始めた。
「処女は久しぶりだね。しかもこんな上玉なんて初めてだわ」
ロンゲはズボンから自身のそれを取り出す。すでにそそり立った男のものにカノンノは身をこわばらせた。
「わかる?これが、君を女にするんだよ?」
「やめてください、お願いです、やめて・・・」
ロンゲは楽しそうに自身の先端をカノンノの入り口にあてがい、ゆっくりと、愛液をまぶすようになぞる。
「やめて、やめて下さい・・・!」
嗚咽を交えながら懇願するカノンノ。くしゃくしゃにゆがんだ顔で、泣きじゃくっているロンゲは少し申し訳なさそうな顔をした。
「女の涙って、苦手なんだよなぁ」
ため息をつき、カノンノの頭をなでる。カノンノは頭を下げ、お願い、やめて、と呪文のように呟き続けている。
「じゃぁ、お譲ちゃん、俺にキスしてみて。舌まで入れてね。そしたらやめてやろう」
カノンノはロンゲの言葉に顔を上げた。ロンゲはカノンノに微笑みかけている。
「おい!ざけんな」
「いいじゃん、かわいそうになってきたんだよ俺」
怒鳴る小男にあかんべをするロンゲ。
「本当、ですか?」
「ほんと。女の子にはうそつかないよ俺」
ロンゲはカノンノの目の前まで顔を突き出した。
カノンノは決心した。ファーストキスだったが、このまま犯されるよりはましだと思った。
腕を押さえていた力も緩み、少し体を乗り出すことでカノンノの唇はロンゲのそれと重なった。
「・・・んん・・・ん」
おずおずと舌を出すと、導くようにロンゲも舌を絡ませてきた。目をつぶり、震えながらその時が終わるのを待ち続けた。
口腔内を舌が犯してくる。数十秒にわたって舌を絡めあい、ロンゲは満足したのかゆっくりと顔が離された。
息を吸い込む。カノンノの口からロンゲの口に透明の糸が伝っていた。
「良く出来たね。じゃ、やめてあげる」
ロンゲはカノンノの頭をなでた。カノンノは助かったと息をついた。
「なんて、う・そ」
カノンノは身を貫かれ、悲鳴を上げた。
「ひっ、ぁ、あああああああああああ」
「うわ、セマ・・・!」
ゴリゴリと強引に根元まで差し込んだロンゲは、けらけらと笑いながらカノンノの泣き顔をなでる。
「女の子にはうそつかないってのはホントだけどさあ」
盛大に腰を打ちつけ始める。その動きは処女を思いやる動きなど皆無の、自らが楽しむためのものだ。
「君って家畜だしぃ」
笑い声が響く。カノンノは一時でもこの男を信じた自分を恥じた。その後悔の念が、身を裂く激痛から意識を支えていた。
「狭いな、すっげしまる・・・」
「痛い!痛いよ・・・っっっ!!」
体がバラバラにされるかのような鋭い痛みがカノンノを襲う。
手ごわいモンスターを相手にし深手を負ったこともある、
ダンジョンの足場が崩れ、数メートル下に叩きつけられたこともある。
しかしこの痛みは異質だ。体の中を、蹂躙される。肉体も精神も泣き叫んでいるのだ。
「出そ、まじで、こいつ、気持ちいい」
ロンゲはラストスパートと言わんばかりにカノンノを突き上げる。
「嫌ぁ、痛い・・・!!」
カノンノは叫ぶことしか出来ない。しかしその様子が周りの男達には最高のショーとなっているのだ。
「やべ、出る」
「ぁ、いやぁあ!!」
カノンノの抵抗むなしく、ロンゲはカノンノの中へと欲望を吐き出した。
「いやっ・・・いやぁ・・・」
ロンゲの射精は永く続いた。カノンノはただただ悲しみに泣き崩れた。体と唇を奪われた。
いや、唇にいたっては自分から差し出してしまった。たとえ嵌められたのだとしても、自分の意思で相手を受け入れさせられた屈辱。
カノンノはうわごとのように、いや、いやと呟きながら泣いた。
「早いな」
「うるさいな、めちゃくちゃ狭いんだよコイツ」
ロンゲがゆっくりと腰をゆすり、最後の一滴まで出し切るようにしてようやくカノンノの外に出た。
「いやいや言いながらしっかり俺のせーし搾り取ってたよこいつ」
「体は正直ってか」
クククと笑いながら金髪がカノンノの足を広げ、まだヒクヒクとうごく入り口に自分のものをあてがった。
「うそ、いや!もういやぁ」
カノンノは驚愕した。まさか、たった今終わったはずなのに、やっと開放されると思ったのに。
「お譲ちゃん、話聞いてたかよ、全員の相手だっつってんだろ?」
馬鹿か?とでもいうようにサングラスが笑った。いつの間にか手にグラスを持ち、この肉の宴を肴に酒を傾けている。
「いやぁ!もうやめてよ、やだぁ!!」
必死に、駄々をこねるように抵抗するカノンノ。金髪はめんどくさそうにその頬をはたいた。
「いや、じゃねえだろ、アンアンヨガってりゃいいんだよ。俺たちに意見する権利なんて、家畜にゃねえんだよ」
はたかれてひるんだ瞬間に、金髪はカノンノの中に入り込んだ。
「痛い、痛っ・・っあ・!」
「ほんとに狭いな、こいつ、狭いだけじゃなくてしっかり絡みつくわ」
金髪は男達に戒めを解かせた。腕は自由になったが、抵抗する力が入らない。金髪はカノンノの小さな体を抱え、大きく打ちつけ始めた。
「や、はあぁ!!、痛ぅ、ぁあ!!」
大きな律動にあわせて、高い悲鳴をあげるカノンノ。結合部から、紅い血と、そして明らかな愛液がにじみ出ている。
「なんだよ、もうしっかり膣で感じてんのか?とんだエロ娘だな」
カノンノはかぶりを振る。当然、痛み以外の感覚はない。
だが、人の体というのは極度の痛みに対し、神経を守るために防衛機能が働くものだ。
寒くなると震え、熱くなると汗をかき、目にごみが入ると涙が出るように、少しでも痛みを和らげるため愛液がにじむのは生理現象なのだ。
男達もそれは知っている。だが、そんな知識のないカノンノにとって、体が、獣のような男達の行為に反応している自分が恐ろしくなり、ますます悲愴にくれた。
「もういや、痛いの・・・!!やめてよぉ・・・」
「びしょびしょにしながらよく言うな」
金髪は最後に抜けるギリギリまで腰を引いてから根元までカノンノを貫き、放出した。
ドクドクと、やはり永めの射精をカノンノに吐き出す。
「ぁあ・・・やだよ、もういやぁ」
自由になった手で顔を覆い、カノンノは泣く。しかし順が来たらしい次の男がカノンノを引き倒した。
「いやです・・・もう、いやです―――」
何人に犯されたのか、カノンノは解らなくなった。
かろうじて残っていた服もいつしかはぎ取れれ、生まれたままの姿で男達に回され続けている。
いっそ壊れてしまいたいのに、意識は沈むことを許さない。
もうだめだと思うたびに、パニールやあたま、アトリビトムの皆の顔が頭をよぎるのだ。
「次はおれさぁ」
ナイフの男がカノンノをうつ伏せにし、尻を持ち上げた。
「たすけて、もう許してください・・・」
いやいやとかぶりを振る。
「さんざん入れられて今更恥ずかしがってんじゃねぇよ。犬みてぇなカッコ、良く似合ってるぜ。家畜にゃお似合いだろう」
男は勢い良く一気にカノンノの奥へと侵入した。
「いたいよぉ・・・っ」
「嘘つけよ、譲ちゃん、俺で六回目だぜ?もうどろどろじゃねぇか、いてぇ分けねぇだろ」
男は本当に犬のように腰を打ち付ける。
「ひっ、つぅっ、や・・・!!」
カノンノの口からはよだれとともに意味を成さない声が吐き出されている。
「意地張ってねぇで、キモチイイとでもヨガれや!正直になりゃ、好きなだけイケるぜ?」
パンパンと肉のぶつかる音が響く。すでに行為を終えた男達はそれを見ながら宴席をつくり、待たされている男達は、思い出すように時折カノンノの胸や肛門に手を伸ばしいじっている。
「ほら、イクぞ?たっぷり飲めよ」
ひときわ大きく打ちつけ、カノンノはこの数時間で何度目かの精を放たれた。
「ぅああ、ああ・・・」
鳴き声とも、嗚咽とも取れる声を上げ、カノンノはぐったりと崩れ落ちた。
「寝てんなよ、まだまだこれか―――」
「どけ」
カノンノに手を伸ばした男を払いのけ、リーダー格のサングラスが割って入った。男は何か言おうとしたが、サングラスに睨まれて黙りこくった。
「お前、ふざけてんのか?痛い痛いなんて言い続けやがって。んなんじゃつまんねーんだよ。調子に乗ってんじゃねえぞ?」
サングラスはカノンノの髪を掴み顔を上げさせる。痛みにカノンノは顔をゆがめた。
「テメエは俺らの家畜になった時点で、俺らを満足させる義務があんだよ。
イレテクダサイ、イカセテクダサイってんならともかく、痛いだのやめてだのお前自分を何様だと思ってんだ?」
サングラスの訳のわからない怒りに、しかしカノンノは恐怖で何も言い返せない。
サングラスは男達に命じ、カノンノを支えるよう立たせた。
すっかり充血した入り口を無造作に片手で押し開く。白いドロリとした男達の欲望がこぼれだす。
「ぁあ、ああ・・・!」
あらためて自分に吐き出されたそれを見せ付けられ、カノンノはそれまでの行為の恐怖に再度襲われた。
サングラスはカノンノのへその下に手を置き、ゆっくりと押さえつける。同時に入り口を掻きだす様に広げる。
六人分の白濁の液体はカノンノの足を伝い大きな水溜りのように広がった。
「ひっ、ひっ、」
自分の秘部から流れ出すそれを、引きつった嗚咽とともに見つめるカノンノ。最後の一滴まで掻きだすとサングラスは男達にカノンノを座らせるよう命じた。
「嬉しいんだろう?女冥利に尽きるよな。こんなにたくさん出してもらってよお」
サングラスはカノンノの肉芽に手を伸ばしゆるくこする。
「ぁあ、ひ、ぃ、いやぁ」
サングラスは首を振るカノンノを無視しもう片方の手の指を割れ目に差し込んだ。
「イヤじゃなくて、気持ちいい、だろうが。指だけじゃたんねーだろ?ものほしそうに締め付けやがって」
サングラスは数秒に分けて中を探るように手を動かし、一点に達するとそこを集中的にこすりだした。
「!ふ、ああああ」
カノンノが叫ぶ。しかしその叫びは今までの悲鳴とは少し異なる色を帯びていた。
「なんだ、この餓鬼。今更嬌声上げてやがる」
「さすがっスね。ゴットハンドだ」
カノンノは背中を走る強力な電気のような疼きに体を何度ものけぞらせる。
「何人にも回されて神経が過敏になってたんだよこのお譲ちゃん。でも入れられると恐怖のほうが先にたって感じれなかったんだろ」
サングラスが指を増やし、もう片方の手で肉芽をつまむ。カノンノは大きく口を開けかすれたように息を吐いた。
「どうしたお譲ちゃん。イキそうなのか?気持ちいいんだろ?」
カノンノの耳に言葉は届いていなかった。カノンノは顔をのけぞらせ荒い息を吐き続ける。
「駄目、だめぇ・・・!なに、なにこれ」
「気持ちいいんだろ、今まで生きてた中でこんなに良い事なかっただろ?」
「はぁあああああ・・・!」
カノンノは顔を真っ赤にしてかぶりを振り、あ、と叫んでから身を痙攣させた。肩を抑える男達に全てを預けるように崩れ落ちる。
「イッたぜ、完全に」
「今まで泣いて嫌がってたのによ」
カノンノは時折ビクンと体をのけぞらせ熱い吐息を漏らしている。サングラスのものが秘部にあてがわれても、声を出すことも出来ずに貫かれた。
「はああああっ・・・!」
「見たかよお前ら。こいつ、今入れただけでまた軽くイッたぜ。いっぺんイって、スイッチ入ったんだよ」
サングラスが動く。その動きは今までのどの男とも違う、女の弱点を知り尽くしたように、滑らかなものだった。
「あぁ、ふああ!」
律動にあわせて甘い声を漏らすカノンノ。その表情に、一度欲望を吐き出した男達もごくりと息を飲んだ。
「気持ちいいだろ?言えよ、感じてますってよ」
カノンノは喘ぎながら首を振った。体は異常なほどにサングラスを受け入れ始めたが、意思はまだよがる自分を否定している。
「ふぅ、ああああああああ・・・・!」
よだれとともにカノンノは大きく声を上げ達してしまった。だがサングラスは余裕の表情で動かし続ける。まだ達していないのだ
「イッただろ?気持ちいいんだろ?」
ふたたび首を振るカノンノ。サングラスはピッチを上げる。歯を食いしばるが快楽の波がまたカノンノを襲い―――
「・・・ぇ?」
突然、サングラスは動きを止めた。絶頂まで後一突きもあればという状況でだ。
「感じてるんだろ?欲しいって言えよ」
カノンノは息を切らしながらサングラスを見つめた。なぜ、いま止めるのか。
「イキたいです、突いてくださいってお願いしろ」
「や、ちが、・・・わたし、は・・・」
カノンノはそれだけいって首を振る。サングラスはゆっくりと腰を引く。それだけでカノンノは震えるほどの快感を得たが絶頂には届かない。
「いやぁ・・・」
「なにがいやなんだ?やめて欲しいんだろうが」
サングラスのものは先端以外カノンノの外に出てしまっている。ビリビリと電流に似た感覚が体をめぐる。
カノンノは口元まででかかったその一言を歯を食いしばるように止めた。それと同時に自分がサングラスのものを求めていることに気づき愕然とする。
「欲しいんだろ?腰、動いてるぞ」
男達が笑う。しかし屈辱よりも、下腹を覆う喪失感にカノンノは口をパクパクと動かした。
「ほ・・・」
「ほ?」
男達がカノンノの顔に注目した。カノンノは目をつぶり涙を流した。
「欲しい、です」
男達が歓声を上げる。ゆっくりと動き出したそれに、カノンノは静かに喘いで答える。
「何が欲しいんだ」
「あなたの、・・・これが、」
まだゆっくりした動きのままのそれをカノンノの粘膜がキュウキュウとしめつけている。
「名前を言え。なにをどこにどうして欲しいって?」
「あなたの・・・」
ピクピクと体を震わせるカノンノ。その表情は悩ましく汗が光り色っぽい。
「あなたの、おち○ちんで、私の・・・おま○こを・・・かきまわして下さい」
言い切った瞬間にサングラスは今まで我慢していた衝動を幼い少女に打ち付ける。
「気持ちいいか?」
「いい、いいですっ、ぁああ・・!」
カノンノはもう抗わなかった。沈んでしまおうと思ったわけではない、意思はもう考えるのをやめてただただ快楽を求めていた。
「イキそうか?」
「ぁあ、はい、私、イキます」
「言えよ、ちゃんと」
「はい、ぁあ、・・・もうイクぅ・・・!!」
ブルブルと体を痙攣させカノンノは待ち焦がれた絶頂に達した。
さらに数回打ちつけサングラスも欲望を吐き出し、ずるりとモノを引き抜いた。
その瞬間もうっとりと瞳を潤ませ、さらに別の男がモノをあてがってもカノンノは何も言わずに受け入れた。
「休ませて、・・・ほんの少しでいいです、休ませてください・・・」
懇願するもカノンノはまた貫かれ喘ぎだした。もう二十人目となるその男は容赦なくカノンノを襲う。
「ひぅ、ひぃう・・!」
「休憩だ?甘ったれんなよ。しかもしっかり感じてんじゃねぇか」
突かれ、なじられても、カノンノはもう小さな声で反応するのが精一杯のところまで追い詰められていた。体力の限界なのだ。
「ぅ、ひっぁあ」
ほんの少しだけ体を震わせ、しかししっかりと絶頂を迎える。しかし男はまだ動き続けている。男が永いのではなく、カノンノが早いのだ。
「一人相手に2・3回はイッてるよな。すげぇエロイ体だ」
「もう、イキたくないです、お願い、もう・・・!」
言いながらカノンノはまた達した。まだ男は終わっていない。
「すげぇな、ほんとに犯られる為に生まれてきたみてえな体だ。しかもイクたびにキュウキュウ締め付けてきやがって・・・!」
「はあああ!」
男はようやく達した。中に出されたときだけカノンノは大きく叫び、同時に達するのだ。次の男は後ろの穴に挿入した。
すでに何回も掘られたその穴にカノンノはしっかりと快感を得ている。顔も、口の周りも胸も白濁の欲望に彩られたカノンノの目に生気はない。
しかし男を迎える穴だけは、そのつど生き生きと男達のものを射精へと導くよう絡みつくのだ。
「一度まわしたら帰してやろうと思ってたが、駄目だな。もう二周りは楽しませてもらうか」
「まじで飼育してやるか。首輪つけて裸で外に繋いでよ」
サングラスがニヤニヤと笑う。男達の笑いも続くがカノンノの耳には届かない。
「いくぅぅ・・・!」
小さな悲鳴とともにカノンノはその身を震わせた。
「カノンノさんと依頼を受けるのは久しぶりですね」
「最近はずっと一人で依頼受けているから、心配したのよ?」
「この間は四日も帰ってこなかったしね。体壊すよ?」
「うん。ごめんね」
壊れたのは、心だとカノンノは思った。
「謝ることはないわ。ただ、大丈夫かなって」
ティアが慌てたようにいう。
「・・・ごめんね」
カノンノは自分にしか聞こえないような小さな声で同じ言葉を繰り返した。
「カノンノさん?」
ミントが首をかしげる。カノンノは黙って前方を指差した。
「あれが依頼主の家だね。こんな島にほんとに家があるんだ」
ファラが感心したように声を上げ、早く行こう、と走り出した。ティアが慌てて後を追い、ミントも歩調を速めた。
「ごめんね」
カノンノは動かない。ただ前を行く三人に届かない謝罪繰り返した。
弱い、とても弱い少女が一人、泣いた。
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