山田氏の部屋

日本が戦争への道を歩み始めた、所謂戦前と呼ばれた時代。
北陸の雪深い山中に 人形（ヒトガタ） と云う集落があった。
“ヒンナサマ” と云う土人形を祀る奇妙な風習が残る此の地にて、祭りの夜にひとりの女が殺されていた。

村のものは口々に “ヒンナサマ” の祟りだと口にした。
正統ではない者が “ヒンナサマ” を祀ったが故に祟りに遭って殺されたと。

昭和三十二年、十二月。

朽木冬子が病室より攫われてから、およそ二年の歳月が過ぎていた。
時坂玲人の妹・紫は、自殺を図ろうとしていた男を助ける。
この男こそ現在に黄泉帰った “ヒンナサマの祟り” の被疑者であった――


戦時を跨いで続く妄執を断ち切る為に時坂玲人は動く。
その胸の内に冬子への妄執を引き摺りながら――

同時期に動きを見せ始めた、六年前に解散した筈の宗教団体は果たして、何を画策しているのか――

祟りを為すのが天であろうとも、手を下すのは人である。

【現在篇】

時坂 玲人	真崎 智之	茅原 雪子
（ときさか れいじ）	（まさき ともゆき）	（かやはら ゆきこ）
CV：高橋がならない	CV：道出 翔	CV：歩 サラ
時坂 紫	鳥居 小羽	佐東 歩
（ときさか ゆかり）	（とりい こはね）	（さとう あゆむ）
CV：かわしま りの	CV：杏 花	CV：柚木 かなめ
朽木 千鶴	朽木 文弥	葉月 杏子
（くちき ちづる）	（くちき ふみや）	（はづき きょうこ）
CV：葉村 夏緒	CV：機知 通	CV：柚木 かなめ
蒼木 冬史	八木沼 了一	高城 夏目
（あおき とうじ）	（やぎぬま りょういち）	（たかしろ なつめ）
CV：森井 花音	CV：原田 友貴	CV：一色 ヒカル
沢城 菜々子	紙園 繭	白崎 未散
（さわしろ ななこ）	（かみぞの まゆ）	（しろさき みちる）
CV：篠原ゆみ	CV：優稀澪	CV：井村屋ほのか
山之内 小春	茅原 冬見	祠草 夜宵
（やまのうち こはる）	（かやはら ふゆみ）	（しぐさ やよい）
CV：香澄りょう	CV：桧鶴まき	CV：御子神猫
織部 時国	空木 圭吾	朽木 冬子
（おりべ ときひろ）	（うつぎ けいご）	（くちき とうこ）
CV：野☆球	CV：真木将人	CV：あじ秋刀魚
親父
（おやじ）
CV：機知通

【過去篇】

砂月	雛神 花恋	嵩宮 めぐり
（さつき）	（ひながみ かれん）	（たかみや めぐり）
CV：野月まひる	CV：椎名カレン	CV：吉川華生
二見 憂	雛神 理人	黒矢 尚織
（ふたみ ゆう）	（ひながみ あやと）	（くろや なおり）
CV：藍川珪	CV：国分浩一郎	CV：真山中吾
沢城 菜々子	朽木 千鶴	朽木 文弥
（さわしろ ななこ）	（くちき ちづる）	（くちき ふみや）
CV：篠原ゆみ	CV：葉村夏緒	CV：機知通
雛神 秀臣	雛神 真理子	雛神 秋弦
（ひながみ ひでおみ）	（ひながみ まりこ）	（ひながみ しづる）
CV：真木将人	CV：藍川珪	CV：鎌倉大樹
祠草 由光	祠草 理緒子	祠草 小夜
（しぐさ よしみつ）	（しぐさ りおこ）	（しぐさ さや）
CV：鎌倉大樹	CV：草村ケイ	CV：小倉結衣
祠草 賢静	祠草 未夜	黒矢 創
（しぐさ けんせい）	（しぐさ みや）	くろや そう）
CV：馬並硬太	CV：井村屋ほのか	CV：馬並硬太
黒矢 弓弦	桐村 由果	二見 良絵
（くろや ゆづる）	（きりむら ゆか）	（ふたみ よしえ）
CV：山本兼平	CV：桜川未央	CV：草村ケイ
九鬼 犀造	高山 志信	戌亥 文治
（くき さいぞう）	（たかやま しのぶ）	（いぬい ぶんじ）
CV：山本兼平	CV：野☆球	CV：厳蝉秋

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