天体ショー(パズル)を研究します。

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概要

へびを作った後に考えられる展開に名前をつけていく。
準備中(2021/2158)

へびの処置

(へびを)押さえる

へびの呼吸点を減らすように壁を作ること。下の例で説明する。
マス(3, 3)までへびを作ったところ。

マス(3, 3)を右から押さえた形。
へびは下に脱出しようとする。

マス(3, 3)を下から押さえた形。
このように既にある星/ブロックを利用する方法もある。
これも押さえと呼ぶ。

押さえは壁を作る星を直接接触させることで自由なマス境界線を壁にする。押さえは次項の「圧迫」の中で最も単純なものである。

(へびを)圧迫する

へびの呼吸点に、回収能力のないブロックを接触させること。ふたたび先程のへびの例で説明する。
左のブロックを成長させて、接触させることでへびの呼吸点を減らした。
へびは右に脱出することになる。

ここでのポイントは、成長したブロックが、注目しているへびを回収する能力を持たない点である。
圧迫には、回収できないことの明らかさに関して、微妙なバリエーションが多く存在する。

(へびを)太る(フトル)

へびの出入口付近に、星を置かないことを先に決めること。
この例ではマス(3, 4)に星を置かないことを約束している。
この状況を「へびを右に太る」と呼ぶ。

作問において積極的な手順ではないが、分類上定義しておくと都合が良い。
他の箇所からの予約で決まる場合等、現実的にも類似の状況が考えられる。
※通常は「太らせる」と言うが、パズル用語と思って、「太る」と言う。

(へびを)逃がす

へびについて、ある方向の呼吸点が「直ちに」消されないことを約束すること。

こちらの場合はマス(3, 4)に星を置いても良い。
太りよりも弱い制約の意図だが、明確に区別することは難しいと思われる。

(へびに星を)そぶる

へびに接触するブロックを作成し、回収の余地を見せること。
あくまで回収できそうな「そぶりを見せる」だけで、必ずしも最終的に回収しなくても良い。
マス(3, 3)の右に星をそぶっている。

そぶりは自由なマス境界線を柔らかいマス境界線にする。

そぶりには、「回収できそう」具合に関していくつかのレベルが存在する。
へびを押さえるのも、いったんそぶってからその星をブロックするという二段階に分けて捉える考え方もできる。
そぶりのもう少し複雑な拒絶の仕方は、破綻閉じ込めや破綻孤児を先読みの先に作ることである。この先読みのフローも多岐にわたる。
概念的には覗きと同じ定義だがへびの唯一の出入口に置く場合は覗くという印象とはだいぶ異なるため、別の名前を付けている。



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