1

「ふふふっ♥どうしたの?」

聖母の様に優しく、蜂蜜の様に甘ったるい声が頭の中に響く。
目や耳を通して送られてくる外界の情報からか弱い心を守るために、
それらの間に挟まれるべき理性と自我の玄関がもともと人にあるとするなら、
彼女の声は、その壁をするりと抜け、有無を言わさず直に魂に染み込んでくるような、
ただ話すだけで催眠じみている、それ程に魅力的で美しい声だと思う。

声の主は僕にとって恋慕と、尊敬と、そしてそれ以上の畏怖の対象であった。
"初恋のお姉さん"と言えば聞こえはいい、しかし憧れと呼ぶにはあまりに遠い。
僕とは天と地ほども違う、見上げるほどに身分の高い人。

やがて時間がたち、幼子心に物陰から彼女を見ることもなくなり、
まだ大人たちからすれば子供なのだろうが、それでも子供なりに、
いくばくかの"物心"のようなものを得始めていた・・・ある日

2

ふと町で彼女を見る。ずいぶん久しぶりな気がするが、あの時と変わらない、
美しい金色の髪と、声。___ああ、あの人に恋心を抱いていた時もあった。
成長するに従い身に着けていった理性の鎧が今は有る。
当時はそれを恋心と呼ぶことも知らなかったけど、と・・・
久しく見た"初恋のお姉さん"を前に当時より冷静になれる自分に、
そして何事もなく、このままその横を通り過ぎられるであろう自分に
生意気にも成長を感じていた。

その、数瞬後までは。

3

「あら・・・久しぶりね♥」

聞こえてきた声は耳を疑うものだった。
"理性の鎧"の、きっと自分以外の、たまたま近くにいた別の誰かに向けられた言葉だろう
という常識的な推測は、すぐに否定される。
あれほど憧れていた、あの綺麗な金色の瞳が僕の方をまっすぐ見ていたから。

4

あまりの驚きに硬直し、うまくしゃべれない。
やがてたどたどしく言葉をなんとか紡ぎ出そうとする。
「ふふっ♪ずいぶん大きくなったのね・・・あんなに小さかったのに♥」
そうはいっても、まだ彼女のほうが僕より一回りは大きい。
いや、そんなことより、
「驚かせちゃった?」
このあたりで何とか肯定の言葉が出てきた。
「知ってるわよ♥いつも物陰から見てたものね♥」
それからは頭が真っ白で、どんな話をしたかもあまり覚えていない。
たぶん他愛もない世間話をしたのだろうけど、重要なことは、彼女が最後に言った、
「ねえ、今度うちに遊びに来る?」と言う言葉だ。
それがあるから、
今僕はここにいるのだから。

5

「ふふふっ♥どうしたの?」

聖母の様に優しく、蜂蜜の様に甘ったるい声が頭の中に響く。
風呂からあがって裸のままの彼女が、
初めて女の人の裸を前にして、赤面しながら顔を背ける僕に言う。

「緊張してるのね♥可愛い♥」
「でもね♥そんな態度は失礼よ♥」

6

なんとか彼女の方を向き直り、その姿を視線に納める。
綺麗な乳房が二つ、彼女の呼吸に合わせて上下する。
そして股の間にはこの前僕にも生え始めたものと同じ毛が・・・。

「じゃあ、あなたも・・・ね♥」
そう言って僕も、くるまっていた布を取る。
今までの人生ではありえなかったほどに硬くなった陰茎が晒され、
恥ずかしさでまた口ごもってしまう。

7

「まあ♥可愛い♥」
布団の上で密着してきた彼女の乳房が胸に押し当てられ、
彼女の体温が直に伝わってくるのと同時に、彼女はためらう様子もなく
僕の陰茎を右手でそっと掴んだ。と同時にびくっと体が跳ねる僕の手を取り、
その豊満な乳房にあててくる。
「ねえ♥さわって♥」
言われるがままに手から零れるほどの乳房をぎゅっとつかむ。
指を動かすたびにむにむにと、手の形に形を変え、温かい。
ずっと触っていたいと思ったが、そうもいかないようだ。
僕の陰茎と、顔を優し気な目で見ながら彼女の白い指が、手が、
がちがちにそり立つ陰茎を撫でこする。

8

先っぽのほうを擦られるたび、びくびくと体が震える。
「ふふっ♥まだ仮性さんなのね♥」
陰茎の頭の一部を覆う皮を子供の遊びの様にいじられ、身もだえていると、
「ねえ♥揉むだけじゃ満足しないでしょう?」
そういって彼女は豊満な乳房を、空いていた僕の顔に押し当ててきた。
鼻いっぱいに広がるいい匂いを堪能する間もなく、彼女は器用に胸を空いた手で調節し、
乳首を僕の口に当ててきた。
「ほら♥飲んでいいのよ♥」
そう言われ、恥ずかしがりつつおずおずと吸い付くと、乳首の先から甘い液体が出てきた。
甘い    気持ちいい
口から入る彼女のミルクはこの世の者とは思えないほどの甘美な飲み物だった。
わずかに残った理性が警鐘をならす。この飲み物は・・・
このまま飲み続けていたら戻ってこれなくなるような、そんな恐ろしい予感はかき消され、
ちんちんを擦られながら、気付いたときにはもう遅い 僕の心は彼女の虜になっていた。

9

「おいしい?」
理性をほぼ放棄し、快楽を享受するだけの存在になった僕が頷くと、
「じゃあ、つぎはこっちも触ってね♥」
そう言って自由になっていた僕の手を再び取り、自らの下腹部の方へと持って行った。
言われなくてもわかった。きれいに生えそろった豊姫様の茂みに手を置くと、
指先にぬるっとした感触が触れる。
以心伝心で指を曲げ、そのぬかるみの中へ。
ぬぷっと抵抗なく指は生暖かい穴の中に呑み込まれ、いやがおうにでも想像させた。
「えいっ♥」
豊姫さまが計らったようにちんちんの皮を上手にめくり、僕の亀頭があらわになる。
「ふふっ♥想像しちゃった?」
「今からこの中に♥入るのよ♥」
ちんちんはもう爆発しそうになっていた。

10

豊姫さまが上手に僕の上にまたがる。お股の間からぬとーっと液が垂れてきて、
ちんちんの先にあたる。
「入れちゃうね♥」
豊姫さまがにっこりほほ笑んで、腰をおろすと、僕のちんちんがゆっくりと
豊姫さまのおなかのなかに入っていった。
あううっ
はじめての女の人の中で、はじめて外に出た僕のちんちんの先っぽがなめまわされる。
にゅくっにゅくっと包まれてちんちんがこすれる。
そしてすぐにちんちんがビクビクと震え出し、射精の準備が始まった。

11

ここへ来て、理性が最後の警告を発する。
この人に、豊姫さまの中で出しちゃったら大変だ。取り返しのつかないことになる。
一瞬我に返り、射精を我慢しようとする。
我慢、いや無理だ、もう出る、外で、出さなきゃ・・・
「恐い?」
心を見透かしたように豊姫さまが言う
「えらいえらい♥」
「でも大丈夫♥」
「ほら、足でぎゅってしてあげるから♥」
「いっぱい、中でお漏らししちゃおうね♥」
あっ・・・
「はい♥びゅーーーっ♥っあんっ・・・♥」
どくっ・・・どくっ・・・

12

理性の最後の抵抗むなしく、
腰を深く押し付けられたまま、気持ちのいい射精がはじまってしまった。
ううぅっ・・・
豊姫さまにしがみついたまま、情けなく射精に震える僕を
豊姫さまが優しくなでてくれる。
「いっぱい出たね♥」
出しちゃった・・・

13

豊姫さまは怒る様子もなく僕の手を取ると、僕の手をおなかにあてた
「ほら♥わかる?」
「貴方がだした貴方の分身が、私のお腹のなかで頑張ってるの♥」
「ふふっ♥必死で泳いでるね♥」
おなかからぬくもりが伝わってくる
「ほら、あなたの分身よ♥」
「がんばれ♥がんばれ♥」
魂に染み込むようなこえで心がとかされていく。

14

「また、おおきくなったね♥」
「もう一回しよ♥」
抜かないまま、とよひめさまが僕のほうにたおれてきて、
口をあわせてくる。
見つめ合いながら舌をからませ合う。大人のキス。
だ液のからみあう音だけが耳に響いて、
とよひめさま…とよひめさま…
「んっ♥ちゅっ♥ふふっ♥私も好きよ♥」
とよひめさまにそういわれてまたちんちんがかたくなってくる
また出ちゃう…
「また♥出ちゃうね…♥」
「びゅっびゅってしちゃうね♥」
もう警告をだす理性もなく、そのまま垂れ流すように膣内射精してしまった
「気持ちよかったね♥えらいえらい♥」

15

とよひめさまにやさしく抱きしめられたまま
なんども射精する。出しすぎてちんちんがしぼんでも、
とよひめさまがおっぱいを飲ませてくれるとまたかたくなる。
夢の中にいるような気分で、そのまま考えることをやめた。

16

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「またですか、これで"被害者"は5人目ですよ」
「いいじゃない別に♥減るものじゃないんだし、ね?」
「よくありません。全く、これ以上人の心を壊す遊びはやめてください。」
「別に再起不能になるわけじゃないじゃない」
「彼らも一週間ぐらいで元にはもどりますよ、でもそれまで尻ぬぐいするのは私なんです。」
「じゃあ月に一人だけ♥」
「だめです!」

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