1

「ひゃあ⁉お姉ちゃん、止めてぇ!」
「何が”止めてぇ”だよ。お前のちんぽはギンギンだぞ♡」
人里から出てすぐの茂み、ゴミを捨てに来た少年は身ぐるみを剥がされ、封獣ぬえに襲われていた。
精通を迎えたばかり少年を押し倒し陰茎をぬえは自らの女陰で扱きあげていた。
「出ちゃう!せーし出ちゃうぅ!」
「出せ出せ♡人間の精は私にとっては最高のご馳走だ♡」
「んああっ!」
ドプッドプッ…
少年の腰が痙攣してぬえの中で果てた。精液はぬえの子宮に注ぎ込まれて溶けていった。
ぬえは立ち上がりパンツを穿くと、まだ勃起している少年の陰茎を口に含みその味を堪能すると泣きじゃくる少年を背に立ち去った。

2

ぬえは肌をツヤツヤさせながら命蓮寺への道を歩いていた。
「いや〜、人間を襲うのは楽しいな〜」
「ぬえよ。少年を襲うのは止めた方がいいぞい」
背後から二ッ岩マミゾウが現れ、ぬえに並んだ。
「里の外だから人間を襲うのは構わないんじゃが、お前に童貞を奪われる少年達が可哀想になって来てな」
「いいじゃん。私みたいな美少女に奪われるだもん」
「はぁ…まったく」
マミゾウはぬえの目を見て言った。
「お天道様は見ているんじゃぞ。そういう人間の襲い方をしていると痛い目見るぞい」
マミゾウはそういうとぬえの元を離れ、路地裏に消えていった。
「なんだよ、マミゾウの奴…」
ぬえは羽をブンブンと振り、少し湧いた罪悪感を払って命蓮寺への足を急がせた。

次の日の朝。
ぬえは股間に異物感を感じ、目覚めた。何か硬い棒の様な物が有るのだ。

3

「ん〜?」
寝間着を崩し、パンツを降ろした。
「…⁉えっ?えっ⁉えーーーーーーーー!⁉」
股間には昨日童貞を奪った少年に付いていた様な睾丸と陰茎が付いていたのだ。しかも触ってみると女陰は無く、陰茎は勃起し、熱を帯びて雄の匂いをプンプンさせていた。
「な、なにこれ…」
ぬえが戸惑っていると、廊下の方から声がした。
「ぬえ、朝から騒がしいわよ」
「あ⁉うん?む、村紗?な、なんでもないよ!ごめんね!」
ぬえは慌ててパンツの中に勃起した陰茎をしまおうとした、だが、ギンギンに朝立ちした陰茎はなかなか全部入らず、どうしても亀頭の部分がパンツからはみ出てしまう。
「ぬえ、開けるよー」
「えっ⁉ちょっと待って!」
ぬえの声も虚しく、村紗は戸をあけた。
「へっ⁉」

4

村紗の視線の先にはパンツからはみ出した亀頭があった。
「ぬ、ぬえ…あんた男の子だったの…?」
「ち、違う!朝起きたらこんなことになってて…」
ぬえはパンツを下ろして、その全貌を見せた。
「ちょっと!見せなくていいから!」
「あ!ごめん!」
ぬえはパンツにしまおうと陰茎を右手で掴み、強引に中に入れようとした。
「んっ♡」
その瞬間、陰茎から腰に快感が走った。
「…ぬえ?」
ぬえはもう一度、今の動作をしてみた。すると、さらに快感が走り、ぬえはその動きを止められなくなった。
「え…?ぬえ…何をして…」
ぬえは自らの陰茎を扱いていた。1度扱く度に雄の匂いがぬえの鼻をつき、そのなんとも言えない香りに頭がクラクラした。

5

村紗はぬえの行動が何を意味しているのかわからなかった。蕩けていくぬえの顔をただ立っていた。
ぬえは村紗の顔と自らの陰茎を今後に見た。困惑する村紗の顔がなんとも愛おしく感じられ、陰茎がどんどん熱くなるのがわかるのだ。
(あれ?村紗ってこんなに可愛い顔をしてたっけ?…よく見ればスタイルもいいし…髪とか首すじとかすごいいい匂いがしそうだし…んんっ♡)
男の身となった今のぬえには、気づかなかった村紗の女性としての魅力がヒシヒシとわかり、溜まっていく尿意に似た感覚が村紗に向けられた物なのだと自然に気づいた。
「ああっ!出そう!おしっこ出ちゃうっ♡」
「ええっ?おしっこ⁉えーと、えーと、柄杓しか持ってねえ!」

6

「ああっ♡出ちゃうううう♡」
ビュッビュッビュルル!
ぬえは勢いよく射精した。ドロドロした精液は快感を体内に駆け巡らせながら、ぬえの尿道を激しく痙攣させた。
「へっ⁉」
ぬえから放たれた精液は勢いよく飛んで村紗の顔にかかった。ムワッとした匂いと温度が顔にまとわりつき、村紗は身体が硬直した。
「はぁ…♡はぁ…♡おしっこじゃなくて精子だった…♡…えっ⁉あ!村紗ごめん!」
ぬえは部屋の隅にあったタオルをとって、村紗の顔を拭いた。村紗は身体が硬直したまま、マネキンのようにぬえが吹き終わるのをじっと待った。
「ぬえ…これってもしかして…」
「うん…精子」

7

ぬえは拭き終わると、じっと村紗の顔を見た。
「村紗って可愛い顔してたんだね…♡」
「こんな時に何言ってんの!……それはともかく聖や一輪にバレるとマズイわね」
「なんで?」
「あの2人にそんな棒を見せたら、あの2人は男の身体なんて見たことないから卒倒しちゃう」
「ええ⁉…聖ならなんとか治せると思ったのに…」
「いや…聖は前に小さい頃から弟のちんちんさえ見る事が出来なくて風呂に入る時に苦労したって言ってたから…」
「じゃあ、どうすれば…」
「私がなんとかしてあげるわ。夜まで待って」
「うん…今日は部屋にいるね」
ぬえは射精してもなお上を向いて村紗に狙いを定めるそれを見つめて言った。

8

夜。
ぬえは素早く風呂を済ませ、寝間着を着て布団に入り村紗を待っていた。今日1日陰茎はギンギンに勃起しており、小便をすれば小さくなる事もあったがすぐに元に戻った。
「村紗の奴…なんとかするとは言ってたけど…」
ぬえがボソッと呟くと同時に、廊下に面する戸が開いた。
「ぬえ、お待たせ」
村紗が部屋に入ってきた。寝間着を着ていて風呂上がりなのか石鹸の匂いがした。ぬえはその香りに陰茎を扱きたい気持ちに駆られたが、我慢した。
村紗はぬえの横に座ると親指を立てた拳をぬえに見せた。

9

「ぬえを女の子に戻す方法がわかったわ」
「本当?」
「お昼に鈴奈庵に言って調べてきたの」
「で、どうすれば?」
「女の子が男の子になったりちんちんが生えちゃったりした時には、精子をたくさん出せば治るらしいわ」
「え?」
「つまり、エッチを沢山して精子をたくさん出せば次の日には消えちゃうみたい」
「う、うん…」
「他にも男の子のお尻にちんちんを突っ込む方法もあったけど、私はちんちんがないから」
「え…じゃあ?」
「うん…、つまり私とエッチをして治すのよ」

10

「村紗と…?」
「そうよ。一応仏に仕える身だから姦淫は駄目なんだけどぬえが男の子のままだと色々マズイしね…」
「ありがとう、村紗」
「じゃあ、早速はじめるわよ」
そういうと村紗はぬえの唇に自らの唇を合わせた。
「んむっ⁉」
ぬえは村紗の突然の行動にびっくりした。
だが、侵入してきた温かい舌にその思考は解けてそして蕩けていき、ぬえはぼおっとなった。
(村紗の唇…あったかくて柔らかくて…なんだか甘い…♡)
村紗はぬえの唇と舌を自らの舌でほぐすとゆっくりと唇を離した。

11

「ぬえ、服を脱いで」
「えっ」
「私も恥ずかしいけど脱ぐから…」
ぬえは寝間着を脱いだ。勃起した陰茎があらわになり、村紗は恥ずかしそうにそれを見た。
村紗も寝間着を脱いだ。陶器のようなツルツルとした白い肌があらわになり、ぬえの鼓動はその音を増していった。ぬえの視線は顔、胸、股間、の順に下に落ちていき、最後は陰毛が少し生えた女陰に釘付けになった。
「ぬえ、足を開いて」
村紗は布団を剥ぎ取り、ぬえに後ろに手をつかせて足を開かせると、その間に座って上半身を下ろした。村紗とぬえの陰茎が近くなり、ぬえは緊張と期待で全身が汗ばんだ。

12

「まずは朝にぬえがやったみたいに、扱いて精子を出すからね♡」
村紗がぬえの陰茎を握ると、その手の温かさにぬえはビクッとする。
「えーと、確か本には…」
村紗は右手を使って、ぬえの陰茎を扱きだした。すでに先走りの汁が出ていた陰茎は、二ュッチ、二ュッチと音を出した。
「出そうになったら言うのよ、タオルで受け止めるから」
いつの間にか村紗の左手にはタオルが握られていた。だが、ぬえは朝のように精液で村紗の身体を穢したい気持ちでいっぱいになって嘘を言った。
「う、うん。出そうになったら言うから」

13

手を動かしながら村紗は言った。
「これ、こんなんで気持ちいいの?」
「うん…ん♡自分でやった時より気持ちいいよ…あっ♡」
亀頭からは先走りの汁が溢れて村紗の手を濡らしていた。だが、村紗は気にせず事務的に陰茎を扱いた。
10分くらい経つとだんだんと精液が登ってくるのをぬえは感じた。だが、村紗には言わない。村紗を自らの精液で穢したくてたまらないのだ。
「ぬえ、まだなの?」
「うん…」
ぬえはそう言うが本当は精液は登りきり今にも吹き出しそうだった。我慢に我慢を重ねたドロドロの精液は尿道の中でグツグツと発射の時を待っていた。

14

「うーん、私が下手なのかな」
「そ…♡そんなことないよ♡あっ…♡はっ♡んむっ♡」
「なんか変なにおいもするし…なんだろハチミツに似てるな…」
「そ♡そうなんだ…♡」
「いや、もしかしたら出る直前なのかも!」
村紗はそう言うと扱くスピードをいきなり上げた。
「ああっ♡出るぅっ♡」
「え!ちょっ…」
ビュルルルルッビュルルビュッビュッ♡♡♡
内臓が蕩けて出て行くような激しい快感にぬえは腰を激しく痙攣させた。乳首さえもが勃起してその快感に悦んだ。
ぬえから放たれた精液は村紗の顔と胸を穢し、濃い部分は村紗のほっぺたにべったりとくっついた。

15

「うぐぐぐ!出す時は言ってって言ったでしょ!」
村紗はタオルで顔と胸を乱暴に拭いて怒った。だが、村紗は股間のあたりに違和感を感じ、そっと触ってみると濡れていることに気づいた。
「ごめん…村紗…だって、村紗は可愛くて綺麗だからどうしても穢したくなったの…」
「はぁ?」
「今、私は男の子だから、そういう風に思っちゃうの!はっきり言っちゃえば、村紗を抱きしめたいし、髪の毛の匂いも嗅ぎたいし、おっぱいだって吸い付きたいし、おまんこのフワフワした毛にも触りたいし、おまんこを舐めたりいじったりちんぽを入れたりしたいの!」

16

ぬえの突然の告白に村紗はたじろいだ。だが、涙目になるぬえを見ていると母性が湧いてきてもっと甘えさせたくなった。
「…わかったよ。じゃあ、聞くけど私も楽しんでいいの?」
「えっ?」
「私も気持ち良くなっていいかって聞いてるの」
「それって…」
「そういうことよ♡」
村紗はそう言うとぬえに対する質問の答えも聞かずに精液に塗れて陰茎を咥えた。
「む、村紗⁉」
村紗は舌で亀頭についた精液を舐めとりながら、縦横無尽に舌で亀頭と裏筋を刺激した。

17

「ああ♡村紗のお口、気持ちいいよぉ♡」
ぬえは無意識に腰をカクカク動かして、陰茎で村紗の口内を味わった。
「ねぇ、村紗♡精子が出たら飲んでちょうだいね♡」
ぬえが言うと、村紗は小刻みに首を縦に動かした。
「良いんだね?いっぱい出すよ♡精子で溺れちゃうくらいにいっぱい出しちゃうよ♡もう嫌だって言っても聞かないからね♡」
ぬえは高まっていく精液の感覚に高揚した。腰をゆっくりと口に押しつけて、吸い付くように奥で動く舌にめがけて射精した。
ドプッドプドプッドプ…♡♡♡
亀頭から吸い出される感覚をぬえは目を閉じてゆっくりと味わった。この快感がずっと続けばいいのに、と思いがよぎったが射精はどんどん勢いが衰えていき、やがて止まった。

18

村紗は口いっぱいの精液を飲み込むと口を離した。
「精子って苦いんだね♡」
「…あ、そうなんだ…」
(そういえば、精子を口に入れたことはなかったなぁ…)
村紗はぬえを抱き寄せて唇を重ねた。舌に残る精液をぬえの舌に押し付けて唇を離した。
「ね?苦いでしょ?」
「ううん」
ぬえは首を横に振った。
「村紗のお口、すごい甘かったよ♡」
そういうと今度はぬえの方から唇をかさねた。
そして唇を離して言った。
「やっぱり甘い♡」
その甘さで射精して1度は柔らかくなった陰茎が硬さを取り戻し再び天を向いた。

19

「じゃあ、もっと甘いのをあげる♡」
村紗はそう言うと布団に寝転がった。そして両手を頭を上で組んで腋と乳房を見せつけた。
「おっぱい♡男の子なら大好きでしょ?」
村紗のその言葉を聞くなり、ぬえは村紗に覆い被さって乳首に吸い付いた。
「あはは♡ぬえったら赤ちゃんみたい♡」
村紗は優しくぬえの頭を撫でた。そして太ももに感じる肉の棒の感触を楽しんだ。
「美味しい?」
「美味しい♡村紗のおっぱい大好き♡」
「ぬえは赤ちゃんね。でもそろそろ大人にならなきゃね」
村紗はそう言って、優しくぬえを引き離した。
「もっと美味しいところを教えてあげよっか♡」
「どこ?」

20

村紗は足を身体に引きつけて、女陰をぬえに見せつけた。
「ここよ♡ちんちんをここに入れてみて♡」
ぬえは腰を浮かして、おそるおそる陰茎を女陰に近づけた。そしてその肉の槍の穂先をゆっくりと村紗の中へ挿れた。
「あっ♡うっ♡ちんちんが入ってきたぁ…♡」
「すごい…♡村紗のおまんこ…甘いよぉ♡気持ちいいよぉ…♡」
ぬえは無意識に腰を動かしはじめていた。
パンッパンッと肉と肉が打ち合さる音が部屋に響き、結合部からは淫靡なにおいが漂っていた。
「ん♡あっ♡ぬえ、上手いじゃん♡」
「村紗好き♡大好き♡ずっとこうしてたいよぉ♡」
ぬえはよだれを村紗の胸の上に零しながら腰を一心不乱に動かした。

21

「ぬえ、もっと気持ち良くならない?」
「えっ♡もっと⁉」
村紗はまた優しくぬえを引き剥がし、ぬえに尻を向けて四つん這いになった。
「こうするとね、奥までちんちんが入るんだって♡私の子宮にちんちんを押し付けてビュッビュッってすればきっと気持ちいいよ♡……あぁっ♡」
ぬえは村紗にしがみつくように抱きついて陰茎を挿入した。そしてコツコツとあたる子宮口の感触を楽しみながら、村紗の乳房を揉みしだいた。
「んっ♡ちんちん気持ちいい♡ズンズン突いてきてるぅ♡」
「あっ♡今、私、すごい幸せだよぉ♡村紗にちんぽ入れてすごい幸せ♡」

22

パンッパンッという音はだんだんにその強さと速度を上げていった。それに比例するかのように2人の声はとろけて甘く朧げになっていった。
「あっ♡はぁっ♡イくっ♡♡♡ぬえ、一緒にイこう♡♡♡」
「うん♡イく♡村紗と一緒に気持ち良くなるぅ♡」
「もっと♡もっと♡子宮のお口をこじ開けてもいいから♡もっとガンガン突いてよぉっ♡♡♡」
「ああっ♡出る♡村紗の子宮に♡いっぱい♡いっぱい♡出すぅ♡………出るっ♡」
「ぬえええええええええええええ♡♡♡」
「むらさあああああああああああ♡♡♡」
ドプドプドプッ♡ドプッドプ♡♡ドプッ……♡♡♡
2人は激しく痙攣しながら絶頂した。ぬえから放たれた精液はその熱で村紗の快感を沸騰させ、村紗は膣の熱さでぬえの快感を焼き焦がした。

23

絶頂した2人はそのまま崩れて布団に寝そべった。はぁ…はぁ…と息が乱れさせながらも2人はまた口づけを交わした。
「ぬえ…女の子に戻れるといいね」
「うん…ありがとね、村紗」
「私はぬえの童貞を奪って、ぬえは私の処女を奪った…初体験がぬえだとはね」
「初体験…」
(初体験ってこんなに気持ち良くて幸せなものなんだな…。それを私は…好き放題に里の子を…)
2人はそのまま眠りに落ちた。
翌朝、2人で寝たことを一輪に問われたが「ぬえが寂しいって言うから…」と村紗は嘘をついたが、マミゾウには「ゆうべはお楽しみじゃったな」と言われた。
その後、ぬえは少年を襲わなくなり、正々堂々と正体不明に人々を驚かすのだった。

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