一話

1

「おにーさーん!こっちこっち!」
ミスティアの呼ぶ声に引かれるようにして山道の急な斜面を登っている。
妖怪が住む山に温泉が湧いているというので、彼女に連れて行ってもらうことになったのだ。
妖怪の山に立ち入って大丈夫かと聞いたら「私と一緒にいればへーきだよ♪」とのこと。屋台の女将は思っていた以上に顔が広いらしい。
二時間ほど登っただろうか。急に視界が開けたと思えば、木々の間に岩で囲まれた大きな湯だまりが見えた。山中に湧いた温泉と言うからこじんまりとしたものを想像していたのだが、思いのほか大きい。三十人ほどが入っても余裕があるほどの見事な露天風呂だった。
「ふっふっふー、人間にこの場所を教えるのは初めてなんだ。おにーさん、得したね♪」
ミスティアがにやにやと笑っている。確かに、これほど見事な風呂に入ることができるなんて想像していなかった。さらにもう一つ想定外だったことは、
「あややや!?なぜ人間がここに!?」「あら、意外なお客様ですこと」
既に二人の少女が温泉に浸かっているということだった。

2

黒髪の少女と、黄色と赤が混じった不思議な髪色をした少女だった。
「あれー?文も久侘歌ちゃんも来てたんだ」とミスティア。二人とも顔なじみのようだ。
「ミスティアが教えたんですか…あなたも物好きですね」文と呼ばれた少女が肩をすくめている。
「ふふ。ミスティアったら」久侘歌という名の少女の方は幾分か落ち着いている。二人ともこんな所にいるからには人間ではないのだろう。人外とは言え、見目麗しい少女が二人も温泉に浸かっている姿を目撃してしまった。湯が濁っていてよく見えないが、二人とも一糸まとわぬ姿に違いあるまい。
「こっちは射命丸文。なんかよくわからない新聞作ってる。こっちの久侘歌ちゃんはこれでも神様なんだって」とミスティアが大雑把に紹介してくれた。
文の方は「よくわからないって…清く正しい文々。新聞ですよ」と眉をひそめ、久侘歌の方は「庭渡久侘歌です。かしこまらなくても結構ですよ」とあくまで落ち着いた調子だ。

3

文々。新聞、という名前には聞き覚えがある。里で何度かビラを見かけたことがあった。
「おや、読者でしたか」と文は少し興味を持ったように見える。それでも顎まで湯に浸かった姿はガードの固さを示していた。
「人間の方にも読まれているとは。あなたもの新聞も捨てたものではないですね」と久侘歌。文と比べてこっちを警戒している様子がほとんどなく、湯に浸かった胸元は乳首が見えそうで見えない危なげな境界線を保っている。度量が大きいのかのんびりしているのかよくわからない。
「おにーさん、二人のことはいいから早く入っちゃおうよ♪」とミスティアが手を引く。温泉の隣には小屋が立っていて、そこで着替えをするのだろう。文が「あなたも入るんですか…」みたいな目を向けているが気にしない。早速小屋に入って二人とも服を脱ぐ。今更ミスティアが目の前で脱いだってたじろぎもしない。むしろ小屋の隅に置いてある二人分の衣服を見ないように努めていた。

4

素っ裸の二人が小屋を出ると、文は背中を向けていた。警戒心をあらわにしているが、うなじから肩にかけてのラインが艶めかしいことに本人は気づいていないらしい。久侘歌の方は動じずそのままの姿勢だった、と思いきや目の前で思い切り伸びをしている。「ん〜♪」と体を上に伸ばすことで、見えそうで見えなかった乳首がはっきりと目に止まった。
「おにーさんのえっち♡」と全裸のミスティアに手をつながれる。視線がどこに向いているかなど丸わかりのようだった。
身体を軽く流した後二人並んで湯に浸かった。ミスティアが勧めるだけあってじんわりと染み入るような気持ちのいい湯だった。なんだか体の奥まで凝りほぐされていくような感覚を覚えた。
山から見える景色は雄大で、隣には可愛らしい少女がいる。更にはもう二人の少女も同じ湯で暖まっている。男としてはこれ以上ないシチュエーションだった。
「おにーさん、きもちいい?」ミスティアの問いに「最高だよ」と応える。
「ふーん、よかった♡」というミスティアの言葉も心地よく感じる。こうしてみると年相応の可愛らしい少女にしか見えない。

5

「へへ♡」とミスティアがこっちに体を傾けた。肩にミスティアの頭が寄りかかっている。
「随分と見せつけてくれますね…」と気づけば文がこちらに顔を向けて睨んでいる。
「いいことじゃありませんか。お二人とも幸せそうですこと」と久侘歌が穏やかに笑った。
しばらくのんびりと湯に浸っていたが、不意にミスティアが耳元で囁いてきた。
「おにーさん、体あったまってきた?」「うん?まぁそうかな」と応えると「よーし、そろそろいいかな…♡」とミスティアがいきなりこちらの股間を手で撫で始めた。
「わっ!?」と文と久侘歌の前で大声を上げてしまった。二人ともこちらを見ている。
「ちょっとミスティア…!?」二人っきりで温泉、と聞いて期待していなかったわけではないが、さすがに二人も先客がいる前で始めるわけにもいかないのでは。
こちらの不安をものともせず、ミスティアは股間を撫で続けている。既に一物は起き上がっているし、ミスティアも脚を絡ませて密着し始めた。
「ここの温泉ってね、血の流れがよくなって全身に力が漲るようになるんだって♡こっちもすごく元気になってるよ♡」
ミスティアの顔はすでに上気している。

6

「ま、まさかもう始めるつもりですか…!?」文が驚愕した顔を向けている。
久侘歌の方も「あなたも好きですねぇ…」とややあきれ気味だ。
対するミスティアはいたずらっ子のように舌を出して「いーじゃんいーじゃん♡二人だってよくやってる事でしょ♡」などと笑っている。
「わ、わたしは相手を選んでますから!ここに来るたびに男を引っかけるあなたとは違うんですよ!」と文。
「わたしだって嗜む程度ですよ。まぐわう為に湯に浸かりに来るようなあなたと一緒にしないでください」と久侘歌。
三人のやり取りで何となく察するものがあった。思うに、この温泉は妖怪にとっての慰安所みたいな一面があるのではないだろうか。男女の妖怪が同じ場所に集って交流し、気に入った相手同士で行為に耽る。この温泉はその出会いの場となっているのではないか。
それならばこの広さで男女に分かれていないのも納得がいく。
のどかに温泉に浸かっていたつもりが、ミスティアにしてみればあっけなく罠にかかった獲物と言ったところだろうか。
それにしても、この二人も経験がないわけではないのか…

7

「ねぇねぇ♡おにーさんも気持ちよくなってるでしょ♡だったらもっと気持ちよくなろーよ♡」
もはや欲求を隠すつもりもなく体を密着させているミスティア。二人の視線に構う事もない。
やや気になることはあるが、ミスティアにこうも誘われて平常心を保てるなら、そもそも彼女のお眼鏡にはかなっていない。罠にかかったならそれにふさわしい振る舞いをしよう。
彼女の顎を指で引き寄せて口づけをする。「くぅん♡」と喉を鳴らすミスティア。そのまま手を乳房に寄せて揉みしだく。お湯で暖まった彼女の体はいつにもまして柔らかい手触りだった。ふにふにと乳房を揉みながら残った腕で小さな体を抱きしめる。
「うぅん♡おにーさんたら積極的♡あやもくたかちゃんも見てるよ♡」あえて二人の名前を出すミスティア。彼女にとっては部外者も見せつけて快感を得るためのシチュエーションでしかないのだろう。

8

「……もう上がりましょうか」とぼやく文。つられてミスティアと一緒にそちらの方を向いてしまう。目の前で男女のまぐわいを眺める趣味はないのだろう。
「えー♡文もこういうの好きじゃん♡こっちに混ざろうよぉ♡」とんでもない事を言うミスティア。複数で行為に及ぶのも平気なようだった。
「なっ!私はそこまでふしだらじゃありませんよ!」と勢いよく立ち上がる文。もちろん、さっきまでお湯に隠されていたあれやこれが丸見えになっていた。
「…っ!きゃあっ!///」と再び湯に潜る文。一瞬だけだが、ミスティアよりも豊かに育った乳房や陰毛が生えた局部がはっきりと目に焼き付いた。
「人間のくせに私の裸を見るだなんて…ゴボゴボ」と真っ赤にした顔をお湯で隠してこちらを睨む文。体つきはミスティアより大人っぽいわりに随分と初心な反応だった。

9

「おにーさん、あやばっか見てないでこっちも見てよぉ♡」とミスティアに顔をぐいと掴まれる。ミスティアと見つめ合い、再び接吻を交わす。蕩けきった顔は発情のサインだ。
さっきまで乳房を揉んでいた手を彼女の股間に移す。手の感覚だけで秘部を探し当てると、小さな割れ目に指を挿し込んだ。
「きゃあ♡おにーさんにおまんこ触られちゃった♡」
わざと二人に聞こえるような声をあげるミスティア。見せつけるつもりなのは明らかだろう。
そのまま二人でお互いの性器を刺激しあう。ミスティアの小さな秘部を指でこねくりまわしながら、彼女の指で亀頭を撫でてもらっている。下半身は湯に隠れているが、何をしているのかは傍目の二人には丸わかりだろう
「……///」文はこちらを見まいとしているが耳まで真っ赤になっている。温泉のせいか、それとも別の理由か。対する久侘歌はミスティアの影に隠れてよく見えない。
湯と同じくらい熱くなっている秘部が、指を動かすたびに少しづつほぐれていく。
「いい♡おにーさんの指とってもいいよ♡もっと私のおまんこかきまわしてっ♡私のこともっとえっちにしてっ♡」

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息を荒げしながら快楽を受け止めているミスティア。指の動きを早くしていき、一気に彼女を責め立てる
「んっ!んうぅっ!♡」急にミスティアが体を痙攣させる。指の締まりが強くなり、小さな体がこちらにもたれかかってきた。どうやらイってしまったようだ。
「はぁ…気持ちいい…♡おにーさんの指、温泉よりも気持ちいいよ♡」
軽くキスをしながらミスティアが笑顔を向ける。その顔を見るだけで、更に精気が高まっていく。
 温泉の縁の広い場所を探して腰かけると、ミスティアが脚の間に潜り込んでくる。彼女の脇を持ち上げて、抱きすくめるようにしてこちらの正面に座らせると、彼女が「えへへ♡」と楽しそうに笑う。
 「ねーえ♡あやもくたかちゃんもこっち見てるかもよ♡このままだと私とおにーさんが繋がってる所見られちゃう♡」と耳元で囁く彼女。そんな彼女を黙らせるようにして口づけを交わす。誰かに見られるような場所に誘い込んだのはどちらの方か。

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 舌を絡めあいながら彼女の身体を軽く持ち上げ、屹立した一物の上へ移動させる。そのままゆっくりと体を下ろしていくと、温かい感触と共に一物がミスティアの膣へと入っていく。その途端、ミスティアの小さな体が快感に震えた。
「おまんこにおちんちん入っちゃった♡うぅん…♡おにーさんのおちんちん、やっぱり大好き♡」
彼女はふとももを大きく開き、こちらの脚に乗せることで肉体同士が強く密着している。少女そのものの細い腕はこちらの首筋に回されて簡単には離れそうにない。負けじとミスティアを強く抱きしめると、豊かではないがはっきりと膨らんだ乳房がこちらの身体にしっかりと当たっている。対面座位の姿勢のまま腰を大きく振ると、それに合わせて彼女の口から気持ちよさそうな声が響く。
「あんっ♡あんっ♡おにーさんのおちんちんすきぃ♡もっとおまんこのおくまでちょうだぁい♡んっ♡ちゅう♡」
正常位で膣を突き上げられながらもキスを止めないミスティア。文と久侘歌は目の前で顔なじみがセックスに耽る姿をどうとらえているのだろうか。

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先ほどまで指でほぐしていたミスティアの膣は程よく柔らかくなっており、湯に浸かっていた体はほんのりと温かい。まるで大きて柔らかい湯たんぽを抱きしめているかのようだ。
 「あんっ!でてるっ!おまんこに出てるよぉ!♡」ミスティアの声で射精していたことに気づく。あまりに心地よい温かさのせいで一物が限界を迎えていたことに気が付かなかった。
 ミスティアは腕をほどいてこちらの身体から離れる。子供のように小さい裂け目は大きく開いており、先ほど注いだばかりの子種がこぼれ出て太ももを伝っている。
 野外で、見知らぬ少女が二人も傍にいる中でミスティアとセックスをしてしまった。
 自分でも意外なのだが、その事実を頭で反芻しても恥ずかしさに襲われることはなかった。むしろこの開放感を周囲に見せつけたくてたまらなくなっていた。
 「おにーさん♡私のおまんこいつもより気持ちよかったでしょ♡顔を見ればわかるよ♡」ミスティアがこちらの頬に手を当ててにっこり笑っている。

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「実はこの温泉ってね、妖怪には丁度いいんだけど人間にはちょっと効き目が強すぎるらしいの♡」
 突然とんでもないことを言いだすミスティア。さっきまで気持ちよく浸かっていた温泉が不気味に思えてきた。
 「怖がらないで♡ただちょっと体に力が漲ってくるだけだから♡ほら、おにーさんのおちんちん、まだまだ物足りないみたいだよ♡」
 そう言われてみると、今しがた射精したばかりの一物が既に回復している。それどころか、更なる快楽を求めてむしろ精力が増しているような感じさえする。今なら何十回でも抱けそうだとミスティアの肩を引き寄せようとすると、彼女はこちらの胸に手を押し付けて制止するようなそぶりを見せた。
「今日はとってもいい気分なんだ…♡こういう時ってたくさん人数がいた方がもっと楽しめると思うんだよね…ねぇくたかちゃん♡」
久侘歌の方をハッと振り向く。見れば彼女はこちらをぼーっと見つめて顔を赤くしていた。

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彼女の腕が体の正面に回っている。湯に隠れてよく見えなかったが、手の先は股間に添えられてるような気がした。
「…ばれていましたか。あなたはこういうことには目ざといですね」
「そりゃわかるよ。くちゅくちゅ、っておまんこをいじるえっちな音が聞こえてきたもん♡」
「そうはっきり言わないでください…うぅ恥ずかしい///」
三人の中で一番落ち着いているように見えた彼女が、こっそりと自慰に耽っていた。
貞淑そうに見えていたが、思っていたより色を好む性分のようだ。
「静かに眺めているつもりでしたが、湧き上がってくるものをこらえられませんでした…///」

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「いいんだよくたかちゃん♡気持ちいいことはみんなで楽しまなくちゃ♡一人でオナニーしてないでさ、三人で一緒に楽しもうよ♡」
「……では、ご相伴にあずかりましょうか♡///」
文が茫然と眺めているのを横目に久侘歌が立ち上がる。ミスティアよりやや背が高い程度の小柄な体に、おわん型の綺麗な乳房と細い腰。対照的に大きく丸みを帯びた尻と、すらりと伸びた太ももは脂の乗った鶏のもも肉を思わせた。先ほどまで一人で慰めていたという局部には羽毛を思わせる柔らかそうな陰毛が生えている。乳房も性器も見せつけながらこちらに近づくその姿は、ミスティアと同じ快楽を求める女のそれだった。
「改めまして、庭渡久侘歌です♡この出会いも何かの縁として、お手柔らかにお願いします♡」

二話

1

※昨日のあらすじ
ミスティアに案内されて妖怪の山に湧く温泉に来てみると、咲に入浴していた文と久侘歌に出くわした。
二人を横目に見つつしばらくは大人しく入浴していたのだが、ミスティアに誘われるままに文と久侘歌の前で中出しセックスをキメてしまう。
その様を見ながらオナニーに耽っていた久侘歌をミスティアが看破し、せっかくなので三人で楽しむことになった。

2

湯船の縁に座って、一物を二人の前にあらわにする。湯に浸かったままの二人は目当てのおもちゃを見つけた猫のようにまじまじと一物を見上げている。ビンと立ったそれはこれから彼女達を犯すのだという意志に溢れているようだった。
「あれあれ♡おにーさんいつもよりおっきいじゃん♡くたかちゃんの裸見て興奮しちゃった?♡」
「なんと大きな…♡人間ながらに結構なお手前ですこと♡」
既に二人の視線は一物にくぎ付けになっている。彼女たちの方も今すぐ目前の肉棒を体内に迎え入れたくてたまらないように見えた。
「実はさっきから気になって気になってしょうがなかったんです♡ミスティアがあんなに気持ちよさそうにしているものですから♡」久侘歌が恥ずかしそうに告白する。
「そんな極上のモノがもし私に向けられたら…と思うと動かす手が止まりませんでした♡」
久侘歌が一歩前に出て、一物を優しく両手で包む。「ふふ♡これが私の体に入るのですね♡入りきらなかったらどうしましょう♡」と優しく言った。

3

「神様でも、こういう事するんですね」と単純な興味で言ってみた。
「あら、神様だからこそ色事を求めるものですよ♡」と久侘歌はゆっくりと一物を口に含む。ミスティアの貪るようなフェラとは違う、温泉のように暖かくて優しい、慈愛にみちた口淫だった。
「むぐっ♡ぬぷっ♡くちゅう♡…どうですか?私、これでも“口”には自信があるんですよ♡」
ゆっくりと舌で亀頭を絡めるようにして神様の口淫が続いていく。絶景の中で久侘歌に口で気持ちよくしてもらっている今の状況が、天の恵みのようにも思えた。
「くちゅ♡くちゅ♡ぴちゃ♡くぷっ♡ぬぷっ♡」
静かな温泉に久侘歌が一物をしゃぶる音が響いている。ミスティアは一物を美味しそうに食む久侘歌をにこにこと眺めている。文は変わらず固まったままこちらから目をそらし続けている。

4

「んっ!んうぅ…!」快感に耐えきれず再び射精してしまった。もちろん一物をしゃぶっていた久侘歌の口内に一滴もこぼさず発射される。久侘歌はゆっくりと一物を口から離すと、こくりこくりと時間をかけて精液を全て飲み込んだ。
「ん〜…♡喉に絡みつくとっても濃い子種ですね♡これほど濃い物が出るのなら、さぞ力強い雄であるのでしょう♡」とほめてくれる久侘歌。なんと人間にとってありがたい神様である事か。
「それでは、さっそくで悪いのですが…その力強い一物を私の淫らな所に捧げてくださいませ♡」
久侘歌は立ち上がり、指で自分の秘部を広げている。しっとりと濡れているのは温泉のせいではないはずだ。

5

ちらりとミスティアの方を見ると、今までのやり取りをにやにやと眺めながら、「んー♡わたしはここで見てるからさ、くたかちゃんを気持ちよくしてあげてよ♡」と手を振っている。性に奔放な彼女は意中の男が他の女を抱いても気にしないらしい。なんだか複雑な気分だったが、股間の方はとにかく雌穴を犯し尽くしたいと唸りっぱなしだ。
久侘歌の正面に立ち、抱きしめながら接吻する。先ほどこちらの精液を飲み込んだ小さな口を臆面もなく貪ってゆく。
「んぅ…♡素敵な舌遣いです♡体ごととろけてしまいそう…♡」久侘歌の声が森の中に小さく響く。密着した体に久侘歌の柔らかい乳房が吸いついている。背中から腰にかけて撫でまわし、そのまま大きな尻を掴むと「うぅん♡」と嬉しそうな声が響いた。

6

「焦らさないでください…♡もうわたしは準備ができております♡早くそちらをくださいませ♡」すっかり発情しきった顔の久侘歌が一物を懇願している。少しばかり意地悪をしたくなったので、秘部と太ももの間にできた三角形の隙間に一物を突っ込んだ。
そのまま腰を振って太ももと秘部の感触を楽しむ。むっちりと弾力のあるもも肉と、柔らかく吸いついてくるマン肉の感触の違いが心地よい。
「あっ♡あっ♡入り口がこすれてっ♡んぅぅ♡せつないですぅ♡早くあそこに入れてくださいぃ♡」とろけた久侘歌の声を聞きながら、腰を振る速度を速めていく。素股によって久侘歌のアソコから愛液が染み出し、潤滑油となって太ももと一物を濡らしていく。
「…あっ!あぁんっ♡」久侘歌のふとももがキュッと締まり、その場に崩れ落ちてしまう。どうやら素股だけでイってしまったらしい。自慰をしていた分敏感になっていたようだ。

7

「まだ入れてないのにイってしまいました…♡」とやや惜しそうに久侘歌が言う。
「あーあ、ダメだよくたかちゃん♡おちんちんに気持ちよくしてもらったなら、ちゃんとおまんこを使わせてあげなくちゃ♡」ミスティアが久侘歌の背中に回り込んで、腕を彼女の腰にまわして支えていた。
「それじゃおにーさん♡こんどはちゃーんと入れてあげてね♡」
ミスティアがもう片方の手で久侘歌の秘部を指でしっかりと開いている。彼女の秘部はひくひくと動いており、一物を入れてほしくてたまらないという彼女の心情を表しているようだ。
「ほらほら、くたかちゃんのやわらかいおまんこはここだよ♡しっかり狙って入れてあげて♡」
「ミスティア♡だめ♡今はまだ敏感なんですぅ♡」と口ではそういう久侘歌だが、抵抗している様子はないし秘部からは愛液が溢れ続けている。

8

久侘歌の片脚を持ち上げ、拡げられた秘部に一物を挿し込む。静かな森のなかに「あぁぁんっ♡♡」と神様の嬌声が響く。
「あっ…あぁっ…♡きもちいいです…♡」久侘歌は快楽に体を震わせている。彼女の心根と同じように、柔らかくて全身を包み込んでくれているような感触の膣だった。
普段とは違う感触を楽しみたくて、獣のように腰を振り続けていく。
「あんっ♡あんっ♡すごい♡あなたのおちんちんとってもすごいぃ♡にんげんのおちんちんとってもいいぃ♡」余裕がなくなったのか、言葉遣いが崩れている久侘歌。彼女の興奮した顔とぷるぷる揺れる乳房が更に欲望を燃え上がらせる。背中越しのミスティアも満足げに笑っている。
「うわぁー…♡くたかちゃんとってもえっちな顔してる♡ねぇおにーさん♡わたしもこんなえっちな顔しちゃってるの?♡」とミスティア。今まさにセックスを楽しんでいる久侘歌を自身と重ねているようだ。

9

「おにーさんの前だとこんなにえっちになっちゃうんだぁ…♡」ミスティアは意地悪そうな笑みを浮かべている。
「あんっ♡あんっ♡ミスティアったら♡いつもこんなものをあじわっていたんですね♡まいにちこんなおっきいおちんちんを入れてもらえるなんて♡嫉妬してしまいます♡」
秘部を突き上げられながら、ミスティアをうらやましそうに見つめるミスティア。毎日やっていたらこっちが持たない…とは言わないでおいた。
「そーだよくたかちゃん♡おにーさんったらこのおっきいおちんちんでいつも私のこと滅茶苦茶にしちゃうの♡」ミスティアは無責任にそんなことを言っている。滅茶苦茶にしてくるのはどちらの方だ。
「この前なんて私の体丸ごと持ち上げられちゃった♡そのまま突き上げられたら私の全部がおまんこみたいになっちゃった♡おにーさんのおちんちん全身で感じてすっごく気持ちよかったよ♡」過去の行為を平然とバラされてしまった。奥で聴き耳を立てている文が赤い顔をしている。

10

「それはっ♡なんと雄々しいことでしょう♡私も♡おなじようにめちゃくちゃにしてぇ♡」
久侘歌に求められて、残る彼女の片脚もしっかりと掴んで持ち上げる。荷物を抱えるようにして久侘歌の体を抱き上げ、宙に浮いた彼女の下半身を力強く突き上げていく。
「あぁっ♡あぁんっ♡このしせいだめです♡きもちよくなりすぎちゃうぅ♡」
久侘歌の腕がこちらの体をしっかりと抱きしめている。恋人同士のように密着した二人が、温泉の中で秘部を打ち付けあっていた。
「だめっ♡だめっ♡わたしったらかみさまなのに♡にんげんのおちんちんにまけちゃうぅ♡このおちんちんまいにちほしくなっちゃうぅ♡」
神様に気に入られるとなると悪い気はしない。それが見目麗しい少女ならなおさらだった。
一物が敏感になっていき、精液を噴き出す準備が整っていく。
「あっ♡でてるっ♡おまんこにでちゃってますぅ♡」

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びゅくっ、びゅくっ、という音が聞こえてきそうな程の勢いで射精していた。久侘歌の柔らかい秘部から真っ白な精液がぼたぼたと零れ落ちていく。落ちた精液は濁った湯に混じって溶けていった。
「はぁ…はぁ…♡結構なお手前でした♡とても男らしく力強いおちんちんでしたよ♡」
体から一物を引き抜き、腰が抜けそうになりながらこちらの体に抱き着く久侘歌。軽く頭を撫でてあげると「うぅん♡」と嬉しそうな声を上げる。
「あー、おにーさんったらくたかちゃんにすっごくやさしいー、私も撫でて♡」
ずい、とミスティアが頭を擦り付けてくる。普段は見せない子供らしさに面食らったが、彼女の頭も優しく撫でてやった。
「えへへ♡おにーさんありがと♡」らしくない態度でお礼を言うミスティア。「とっても気持ちよくしていただきました♡ありがとうございます♡」と久侘歌。全裸の少女二人の頭を撫でながら、温泉での快い時間が過ぎていく

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「ねぇあや♡あやもこっちきて楽しもうよ♡」と思い出したようにミスティアが言う。文は一人離れた場所で未だに湯に浸かっていた。
「は、はぁ!?私はゆきずりの人間に抱かれるなんて下世話な趣味はありませんが!?」と警戒心向きだしだ。ミスティアのせいで麻痺しているが、たとえ妖怪と言えどこれが普通の少女の反応だろう。
「またまたぁ♡興味ないならあがればいいのに♡ここはするもしないも自由なんだからさ♡」とミスティアがこちらに抱き着いたまま理屈をこね始める。
「…それ以前にここは温泉でしょう。のんびりと気持ちよく湯に浸かる事のなにが悪いんですか…」文はこちらを睨んでいる。ここに来るのは初めてなのだが、文の方が理屈が通っているような気がしないでもない。
「そんな事言わないでさ♡三人で楽しもうよ♡あやだって新聞作りが行き詰まったらここにきて天狗の男を引っかけてるじゃん♡」
「なぁっ…!今わざわざ言わなくていいでしょうそれは!」文は顔を真っ赤にして怒鳴っている。さすがに普段の性事情をバラされたら平然とはしていられないだろう。

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「私も知ってますよ♡時折たくましい殿方の天狗に抱かれているを見ていますから♡その時の文はとっても気持ちよさそうですよ♡」と久侘歌も言う。彼女もこちらに抱き着いたままで乳房の感触が直接肌に伝わっている。
「私が誰と何しようが関係ないでしょう…私は自分が選んだ相手だけと楽しみたいのです」文は強情だ。ここまで頑なに拒むのなら無理に誘う必要がないのではと思ったのだが、
「そっかー、あやは人間のおちんちんできもちよくなっちゃうのがくやしいんだー♡」とミスティアが爆弾を投げつけてきた。
「…はぁ?」さすがに看過できないようで文が睨みつける。
「天狗ってプライド高いもんねー♡人間のおちんちんで気持ちよくなったら負けちゃった気分になるんでしょ♡」ミスティアはこちらに体を擦り付けたまま文を煽る。その姿はまるで毒婦のようだ。

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「…この射命丸文に売りつけるにしては随分と安い挑発ですね。新聞一枚すらも買えませんよ?」文はますます警戒心が強くなっている。これ以上刺激するのは不味いのでは…
「そんなに悔しがらなくてもいいんですよ文さん♡人間のおちんちんも中々に侮れません♡気持ちよくなっても仕方ありませんよ♡」久侘歌が一物をやさしく撫でながら文を挑発している。神様とは思えない、快楽に忠実な雌となっていた。
そんな二人を見て文は体をわなわなと震わせている。
「悔しくなんかありませんっ!会ったばかりの人間と淫らな行為に耽るなどもってのほかです!」ざばりと文が立ち上がった。全裸を晒していることなど気にしていない様子だ。もうこの場にいるのはうんざり、と言った感じだ。
「先にあがらせてもらいます!あぁもう、最初からこうすればよかった…」
お湯をざぶざぶとかき分けて脱衣所のある方へ向かう文。歩くたびにたぷんと乳房が揺れている。

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「いいのかなー♡お客さんにいっちゃうよ♡あやは人間のおちんちんがこわくてにげちゃったよーって♡」ミスティアが悪どい台詞を投げかける。
文の歩く足がぴたりと止まる。三人の丁度隣で立ち止まったため、こちらからは張りのある横乳と尻が露わになっている。
「その程度の噂で私がたじろぐとでも…?」威勢を張ってはいるが声の調子が低くなっている。思わぬ効果があったようだ。
「べっつにー♡あやって記者なんでしょ?噂が広まるとどうなるか詳しいかなーって思うだけ♡」ミスティアはにやにやと笑っている。ミスティアがこんなに口が回るなんて思わなかった。文の職業柄を捉えた上で逃げ道を断とうとしている。
「…お返しにあなた方の乱痴気ぶりを記事にする、などといっても聞かないのでしょうね」
「うん♡あやはそんな事書かないもん♡」
「…なんでそこまで私を誘うのです?男の数は限られているのですから、自分たちだけで楽しめばいいものを」
「さっきから言ってるじゃん♡気持ちいことは皆でしようって♡」
少女の肉体を持つ淫らな妖怪が、プライドの高い天狗を性の坩堝に落とそうとしている。

16

「それにあやの体とっても綺麗だもん♡そんな綺麗なあやのエッチなところを見てみたいんだ♡」
綺麗だと言われたのが嬉しかったのではないだろうが、少し黙りこくった後文は肩の力を抜いたようにため息をついた。
「……はぁ、あなたを相手にしているとこちらまで馬鹿になった気分ですよ。そんなに私をふしだらにしたいわけですか」
「うんうん♡みんなでえっちになっちゃおうよ♡」
肉体をこちらの方にむける文。はじめて彼女の裸体を落ち着いて眺める事ができた。
大きすぎないものの豊かに育った形のいい乳房、ほどよく締まった腰に小ぶりな尻が印象的だった。さっきも見たとおりしっかりと陰毛が生えそろっている。脚の太さは久侘歌と同じくらいだろうか。出るところがしっかりと出た、「雌」の身体が目の前にあった。
「いいでしょう。せいぜい人間のモノがどれほどか試してさしあげましょう。期待はしていませんが、よろしく頼みますよ」
プライドが高いという天狗の裸体を見上げながら、高圧的に宣言されたのだった。

17

ミスティアと久侘歌を両脇に抱えながら、正面から文を抱きすくめる。湯で暖まった卵肌がつやつやと光っている。目の前で見ると、つんけんしていた文の顔も幼気な少女に思えた。
「ほらほら、天狗を抱けるなんて一生に一度あるかないかの誉れですよ?」と文が挑発している。受けて立つとばかりに彼女の肩を寄せて無言で唇を重ねる。突然舌を入れられて驚いた風だったが、すぐに文も舌を絡め返す
「むちゅ…くちゅ、むちゅう…」ミスティアや久侘歌のような楽しむためのキスとは違う、こちらを屈服させようとするかのような勢いのある舌遣いだった。
負けじと文の乳房を鷲掴みにする。ミスティアや久侘歌よりも肉感あふれる豊満な胸だった。一瞬舌がびくりと震えるが、すぐに持ち直したようだ。
「へぇー、あや頑張るじゃん♡」ミスティアがからかっている。
「ふん…人間相手なら何十分だって耐えられますよ」文が強がっているのがわかる。口ではこう言っているが、少しずつ腿が内股になっている。きっと感じているのだ。
乳房を揉みしだくのを止めて、尻の方に手を伸ばす。つるりと尻を撫でると「あっ♡」と文が声をあげた。

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「あら♡かわいらしい声ですこと♡」と久侘歌が言う。
「ち、ちがいます…」と文が否定するが、聞こえてしまったものはなかったことにはできない。そのまま尻をさわさわと撫で続け、時折軽くぱちんと叩いてみる。
「あっ、あんっ♡ちょっとっ、やめっ♡」乳房を揉まれているときよりも声が上ずっている。文は尻が敏感なのだろうか。
「あれあれー♡もしかしてあやってお尻弱いの♡えへへ♡」ミスティアが獲物を見つけたとばかりに彼女も文の尻を触り始めた。
二人に尻を触られている文は「だめです、だめですよぉ♡」と声が蕩け始めている。
「それならこっちはどうかなー♡」とミスティアが尻を触っている手を文の秘部に伸ばし始めた。陰毛の生えた周囲をさわさわと撫でた後、指をつぷりと彼女の秘部にさしこむ
「きゃあんっ♡いきなりなにしてるんですかぁ♡」文はろれつが回らなくなってきている。一度感じると止まらなくなるようだ。

19

「うん♡いいよ♡今のあやすごくエッチな顔してる♡」と文に手マンしながら唇を重ねるミスティア。女性とのまぐわいもお手の物のようだ。
「うぅん…♡うぅ!んぅん…♡」性器をかき乱されながら、気持ちよさそうに舌を絡め合う文。先ほど見せた高圧的な姿は早くも瓦解し始めていた。
「あら♡文ったらとても淫らになってしまって♡」と久侘歌がこちらといきなりキスを交わしてきた。文を見ている内に自身も溜まって来たのだろう
「くちゅ…♡むちゅ♡むちゅ♡」「うぅん…♡くう…♡」自分と久侘歌、ミスティアと文が口づけを交わしながらお互いに性器を弄られている。久侘歌の細い指で亀頭をつつかれると、まるで鳥についばまれているようだ。負けじと久侘歌の性器を指でほじくりまわす。先ほど一物でこじ開けられたせいか、やや締まりが緩くなっているような気がした。
「ねぇ♡もっと私の淫らな所をいじってください♡あなたにおまんこいじられるととっても気持ちいいんです♡」

20

望まれるままに久侘歌の秘部を指でくちゅくちゅといじり続ける。最初は無暗に指をかき回していたのだが、「きゃん♡あぁん♡」という言葉を聞いている内に少しずつ久侘歌の感じる場所が分かってきた。そこをめがけて指を使って重点的に責め立てていく。
「あぁっ!あんっ♡そこだめですぅ♡おまんこだめなのぉ♡」お淑やかな第一印象とは程遠い、淫れきった甘い声が耳に届く。いつの間にか久侘歌の手が一物から離れている。それどころではない程に全身で感じているようだ。
「あっ!♡きゃあぁん♡」いきなり久侘歌の身体がビクンと震える。全身が固くしまり、秘部から指が弾き出される。今日何度目かの気をやったようだ。
「あ…頭がどうにかなってしまいそうです…///♡」膣内に精液を出されてなお秘部を弄られ続けた久侘歌の顔には涙が浮かんでいる。その涙をそっとふいて口づけをした。

21

「み、みすてぃあぁ♡もうだめ♡そこはもうだめぇ♡」文もミスティアの手マンで腰が砕けそうになっている。ミスティアは爪が長かったような気がしたが、妖怪の身体はどうにでもなるようだ。
「ふふっ♡あやったらこんなにえっちなおまんこしてたんだ♡指がふやけちゃうくらいお汁出てるよ♡」
「だ♡だめ♡おまんこなんて言わないで♡もうやめてくださいぃ♡」
「お尻も小っちゃくて可愛い♡もしかしておにーさんのおちんちん入りきらないんじゃない♡」
「うぅん♡だめですぅ♡も、もうだめぇ♡あぁんっ♡」
文の身体が震え、秘部から愛液を噴き出してその場に崩れ折る。
「はぁー…♡はぁー…♡ま、まさか私がこんなことで…」
「きもちよかった?♡でももっともっと気持ちよくしてあげるからね♡」文の頬に口づけするミスティア。そのまま振り向いて自分と久侘歌の方を見つめている。
「ねぇおにーさん♡そろそろおちんちんを入れてあげて♡」
快楽を振りかざす夜雀の、小悪魔のようないざないだった。

22

湯船の縁に寝そべった文がおぼろげな表情でこちらを見つめている。
既にミスティアにイかされた彼女の秘部はじっとりと濡れていて、突然の快楽の波に驚いたのかひくひくと震えている。
「ふ…ふふん…気持ちよすぎてすぐにイってしまっても知らないですからね…」文は強がっているが、体の方はすでに快感に負けているように見える。この状態で一物を入れられて耐えられるのだろうか。
しかし、相手のことを考えている余裕はない。すでにこちらは準備万端だった。
よく締まった文の腰を両手でつかみ、軽く持ち上げて一物を彼女の身体にねじ込む。
「うっ!ううぅ…♡」文が低い声で唸っている。そうしないでいると、気持ちよさで叫び出してしまうかのようだった。
ミスティアよりも締まりの強い膣だったのが意外だった。少し動かそうとするだけで襞が一物に強く絡みついてくる。腰を振るのも苦労するほどだった。

23

「ふー…♡ふー…♡どうですか♡にんげんにはもったいないくらいでしょう♡」
強がりを止めない文だったが、目にはほんのりと涙が浮かんでいる。そんな顔を見ると余計に込みあがってくるものがあり、腰を振る速度が自然と速まっていく。
「あっ♡んっ♡きゅうにはやくっ♡まったく♡まるでけだものですねっ♡」あくまでこちらが相手してやっているのだ、という態度を崩さない文だが、その顔は明らかに快楽に耐えようと歪み始めている。天狗のプライドの高さに舌を巻く思いだった。
「あやったら強情なんだから♡それ♡」と隣で見ていたミスティアが文の乳首を指でつまむ。
「んうっ!?♡」と文が驚愕の声を上げる。
「我慢してたら体に悪いよ♡気持ちいい時は素直にならなくちゃ♡」と乳首をこねくり回す手を止めずに文と接吻を交わすミスティア。
「むうっ!うぅんっ♡」と抵抗する文だが、ミスティアの唇を振りほどくことはできない。
「あら♡それでは私も♡」と久侘歌がもう片方の文の乳房をしゃぶり始めた。

24

「うぅんっ!♡きゅうぅん♡」全身が快楽に包まれた文の唇から聞いたこともない艶やかな声が漏れている。その姿は先ほどの高圧的な天狗とは程遠く、全身を走る快楽に負けた一匹の雌そのものだった。
「うぅんっ!♡んっ♡んっ♡むぅんっ♡」どことなく自ら舌を出してミスティアと絡め合っているようにも見える。膣の方も少しずつ締まりが緩くなってきたようだ。
「あんっ!あぁんっ!♡」文の腰が突然跳ね上がり、柔らかくなったと思ってきた膣が突然きつくなった。完全にイった反応だ。こちらの方も急に強くなった締まりで一物が刺激され、我慢できずに精を噴き出してしまった。文とほぼ同時にイってしまった。
息を荒げつつ文の肉体から一物を引き抜くと、彼女の秘部からは注がれたばかりの子種が溢れている。
「はぁー…♡はぁー♡どう…でしたか?私の身体は…?」この期に及んで強がっている文だが、性によがり狂う姿を見た後では空しい抵抗だった。

25

「あや♡すっごくえっちだったよ♡」と脇のミスティアが文の頬に口づけする。
「うぅ…まぁ、確かに人間にしては中々のものでしたが…」文は悔しさ半分、名残惜しさ半分でこちらの一物を見つめている。気に入ってもらえて何よりだった。
「ふふふ♡おにーさんのおちんちん、まだまだ元気そう♡温泉の効果はばっちりみたいだね♡」ミスティアが一物を楽しそうにつついている。既に四回も射精しているのに一物はいまだに元気だ。
「そんなに元気ならもっとおまんこ気持ちよくしてくれるよね…♡」ミスティアが自分のマンコを指で広げている。奥の方に、先ほど注がれたばかりの子種が見える。
「荒ぶる者を鎮めるのも神の勤めです♡胸と言わずおまんこと言わず、遠慮なくお使いください♡」久侘歌も自身のマンコを広げていた。
「ま、まぁ…そこまで求めているのなら、応えてあげるのもやぶさかではありませんよ♡」両腕を組んで豊かな胸を更に目立たせている文。快楽に抵抗することをやめたのか、誘っているような口ぶりだ。
妖怪の山での秘湯の時間は、まだ終わりそうにない。

三話

1

※昨日までのあらすじ
ミスティアに連れられて妖怪の山に湧く温泉に来てみると、既に入っていた久侘歌と文に出くわした。
しばらくは二人を横目にのんびりと湯に浸かっていたのだが、ミスティアに誘われてそのままセックスを始めてしまう。
その後、二人のセックスを眺めながらオナニーをしていた久侘歌、最初は突っぱねていたもののミスティアに絆された文とも中出しセックスをキメる。
温泉の効能によって勃起しっぱなしのおちんちんを鎮めるため、すっかり夢中になった三人との4Pに興じてゆく。

2

妖怪の山に湧いた温泉に、三つの尻が横一列に並んでいる。
文、久侘歌、ミスティアの三人が、温泉の縁に上半身をもたれかけて、ぱっくり開いたマンコと共に尻を突き出していた。
「三人同時に楽しみたいなんて…人間のくせに欲張りなんですから…♡」文が突き出している左の尻からは、先ほどマンコに注がれたばかりの精液が垂れている。
「ふふ♡英雄色を好むと言います♡性欲の強さは立派な雄の証ですよ♡」右の一番大きな尻は久侘歌のものだ。湯気が当たって湿り気を帯びた尻は、もぎたての瑞々しい果実を思わせた。
「ねーえ♡誰でもいいから早くおまんこ気持ちよくしてぇ♡」真ん中のミスティアが尻をふりふりと揺らして一物を誘っている。
 気持ちのいい温泉に浸かりながら、三人分のマンコが交尾をしようと誘惑してくる。ここが桃源郷と言われても信じてしまいそうだった。
「ほらほら♡はやく♡」「おやおや♡ここに来て遠慮してるんですか♡」「ためらわないでくさだい♡もう私たちはあなたのおちんちんに夢中なんですから♡」
三者三葉にチンコを入れてもらおうとアピールしている。

3

少しばかり考えたが、目星をつけた尻を両手でがっしりと掴み、先ほど子種を注いだマンコに再度一物を挿し込むと
「きゃあぁんっ♡やさしくしてくださいぃ♡」と文の嬌声が響いた。
「むー…最初はあやからなんだ…」とミスティアの不満げな視線を横目に、差し出された文のマンコをバックで堪能する。
先程まで人間相手に突っぱねていたプライドの高い天狗が今では快楽の虜となっているその姿が、なによりも劣情を燃え上がらせた。
「あんっ♡あんっ♡まったく♡私のからだそんなにきにいりましたか?♡ひっしに腰ふっちゃってかわいいですね♡」
必死になっているのはどっちだ、と言わんばかりに更に腰を振る。彼女の小さな尻に腰を打ち付けるたび、パンッ、パンッ、と心地よい音が響く。
「あやのおっぱいたぷんたぷん揺れててすっごくえっちだね♡」隣のミスティアがからかっている。
「あん♡きゅうん♡」ふと横を見れば久侘歌が待ちきれないとばかりに細い指で自慰に耽っていた。ミスティアと耽っているときも一人でしていたし、彼女はオナニーが好きなのだろうか。

4

待たせてしまって申し訳ないとばかりに、堪能していた文のマンコから勢いよく一物を引き抜き、そのまま湯をかきわけて久侘歌の背後へ移動した。
「あ、あれっ?♡おちんちんは…?♡」と文が不思議そうな声を上げる。
久侘歌の腰をつかんで姿勢を整えると、一気に神様のマンコに一物をねじり込んだ。
「きゃあっ!♡おっきいおちんちんきましたぁ♡」久侘歌は悦びの声を上げた。
「おにーさーん…私のおまんこもわすれないでねー…♡」二回も後回しにされたミスティアは恨めしそうにこちらを睨んでいる。
「むぅ…私だけじゃ満足できないというのですか…」文も不満気だ。
「ごめんっ♡なさいっ♡いまだけはっ♡このおちんちんわたしのものだけにさせてぇっ♡」挿入してもらった久侘歌は嬉しそうに一物からの刺激を味わっている。
バックから突き上げているので久侘歌の艶めかしい背中が丸見えだ。腰に回していた手を離して彼女の背中をつつと撫でると「あんっ♡」と声が響いた。
「それっ♡きもちいいっ♡だめ♡せなかよわいんですぅ♡」性感帯を刺激されて喜んでいる久侘歌。

5

手のひら全体で彼女の背中を撫でまわすと、まるで生まれたての子犬のように全身が震えだす久侘歌。
「あぁぁっ♡だめ♡きもちよすぎるぅ♡私のからだぜんぶえっちになってるぅ♡♡♡」叫び声と共にマンコから愛液を噴き出す久侘歌。
「ねぇおにーさん♡こんどは私にしてぇ♡」ミスティアがもう我慢できないとばかりに誘惑する。確かに彼女のマンコは久侘歌にも負けないくらい愛液で湿り切っている。
「ね♡ね♡はやくおちんちんいれて♡おまんこいじらないで待ってたんだよ♡」そんなミスティアのいじらしい言葉に惹かれ、久侘歌の肉体から引き抜いた一物を力強くぶち込んだ。
「あぁんっ!いっきにおくまできたぁ♡♡♡」ミスティアの声が森の中に響き渡る。文や久侘歌よりも強くミスティアのマンコにねじ込んでいく。彼女が感じるスポットは既には把握済みだ。
「きゃあぁんっ♡おにーさん♡はげしすぎぃ♡おまんこだめになっちゃうよぉ♡」二人とは明らかに違う感じ方にこちらの精気もつられて高まってゆく。

6

「な、なんとはげしい…」隣の文がミスティアの乱れっぷりを見て愕然としている。
「二人ともとても相性がよろしいのですね…♡」久侘歌がうらやましそうに眺めている。
「そうっ♡だよっ♡わたしのおまんこと♡おにーさんのおちんちん♡ぴったりなんだっ♡このおちんちんのせいで♡わたしすっごくエッチになっちゃったの♡」
エッチなのは元からじゃないかと思いつつも、求められるままに一物を彼女の奥の奥までねじ込んでいく。彼女の身体に快感を刻み付けるたび、こちらの一物にも最高潮の快感が伝わってくる。
「…あぁぁぁんっ!♡」ミスティアの嬌声と共に、一物が大量の精液を彼女の体内に注ぎ込む。たっぷりと時間をかけて精液を吐き出し終え、ミスティアの膣から一物を引き抜くと、これまで見たことのない量の子種がマンコから溢れ出してきた。
「う、うわー…なんて量ですか…」文が愕然としている。自分が注がれたよりもはるかに多い量の精液に驚いているようだ。
「ミスティアの事が本当にお気に入りなのですね♡」ほのぼのとした感想を述べる久侘歌。

7

「ふぅー…♡ふぅー…♡おにーさんいつもよりすっごくはげしかった…♡もうおまんこなおらないかも♡」確かにミスティアのマンコは今までにないほどにぱっくりと開いていた。自分の一物が彼女の肉体をこうしたのかと思うと今更ながらこみあげるものがあった。
「でもおにーさんのおちんちんまだ元気そうだね♡満足できてないのかな♡」温泉の効果が強すぎるのか、ここまで射精してもなお一物はギンギンにいきり立っており、まるで別の生き物にすら思えた。
「そ、それなら満足するまで相手してさしあげないといけませんね…♡」と期待するような声の文。
「でも、さすがに少しのぼせてきました…♡」久侘歌の顔は真っ赤になっている。
「それじゃあさ、近くに休憩するための場所があるから、そこに行こうよ♡ね、おにーさん♡」とミスティアに誘われる。“休憩”することにはならないだろうなとはっきり思った。

8

全裸で森の中を歩くわけにはいかないので、四人同時に温泉からあがり、狭い脱衣所で急いで服を着た。
温泉が湧いた場所から少しだけ歩くと、二階建ての小さな民家のようなものが見えた。景色が見える場所に建てられているので、温泉に浸かった後の休憩所として使われているのは事実なのだろう。
中も綺麗に整備されており、四人が十分に寝れるだけの畳敷きの部屋と布団も用意されていた。
押し入れにしまわれていた布団を敷き終えると、三人ともすぐさま自分の衣服に手をかける。
「それじゃおにーさん♡さっそくだけど、しよっか♡」先ほど着たばかりのワンピースを再度脱ぎ捨てるミスティア。
「そ、そちらが満足するまで付き合ってあげますから…♡」シャツのボタンを外し、豊満な胸をあらわにする文。
「私達の身体、お気に召すまで滅茶苦茶にしてください♡」下着をおろし、スカートをたくし上げてマンコをさらけ出す久侘歌。
こちらも着たばかりの衣服を全て脱ぎ捨てる。勃起しっぱなしのチンコが露わになると、三人が「わぁ♡」と嬉しそうな声を上げた。
その後は、雌達との壮絶な乱交となった。

9

畳まれることなく散乱した衣服の中心で、淫乱な三羽の雌鳥と共に互いの肉体を貪り合っていた。
「あっ♡おっぱいすわれちゃってるぅ♡」「んう♡もっとつよくしてぇ♡」「もっとおまんこなめて♡ねぇ♡」
文の胸に吸いつき、久侘歌の尻をもみくちゃにし、ミスティアのマンコにむしゃぶりつく。
ミスティアのマンコから愛液が噴き出すと、ふやけるほどに濡れた貝の身を丁寧に舐め取ってやった。
「ちゅ♡ちゅ♡おちんちんおいしい♡」「先ほどよりも大きくて口に入り切りません…♡」「むぅ…こんな味がするだなんて…♡」
こちらに尻を向けられながら三人同時にフェラしてもらった。こちらの身体に乗っかっているミスティアをクンニしながら、両手で同時に久侘歌と文に手マンしていく。
「きゃあっ♡出た♡」三人同時の口淫に耐え切れず思い切り射精する。三人の顔面に精液が容赦なく浴びせられていった。
「おにーさぁん♡せーえきだしすぎぃ♡」胡乱な目つきの三人に、亀頭にこびりつく精液を丁寧に舐め取ってもらった。

10

「あぁんっ!♡そこの穴はだめですぅ♡おまんこ♡おまんこだけにしてぇ♡♡」
文の尻穴を指でほぐしていく。文は尻穴も弱いらしく腰を大きくくねらせて感じ入っている。同時にミスティアが文のマンコに舌を入れ、久侘歌はこちらのチンコをしゃぶり続けている。。
限界を迎えた文のマンコから勢いよく潮が吹き出し、ミスティアがゆっくりと飲み干していく。
「まったく♡二人同時におっぱいを楽しみたいなんてわがままですね♡こんな事してあげるのは私達だけですから感謝してくださいね♡」
「文ったら♡そんな事いっておちんちん気持ちよくするのが楽しくなっているんでしょう♡」
文と久侘歌に挟まれ、いきり立ったチンコを両脇からパイズリしてもらう。仰向けになりながら、あぶれたミスティアの小さな胸を慰めるように乳首をいじってやる。
「ちくびきもちいいぃ♡おにーさんの指でくりくりされるとだめなのぉ♡」
ミスティアの甘い声につられて、チンコを包んだままの二人の胸に勢いよく射精してしまった。

11

「あぁ♡もう♡にんげんのくせにだしすぎですよぉ♡」「もうわたしたちあなたのせーえき
まみれですぅ♡」
ミスティアも文も久侘歌も全身に精液が浴びせられていた。まだ挿入してもいないのに十回は射精しているような気がした。それでもなお、チンコは休むことは知らない。
「おにーさぁん♡せーえきはおまんこにだすものだよぉ♡ほら、はやくおちんちんいれてぇ♡」「もっと♡もっと♡あなたのこいせーえきをおまんこにくださぁい♡」「ぜんぶしぼりとってあげますからぁ♡えっちなおまんこはここですよぉ♡」
自身の指でしっかりとマンコを開いてチンコを誘う三人。もはや三人も正気ではない。とめどない快楽と精液の匂いに当てられ、ただただマンコを差し出すことを喜びとする雌となり果てていた。

12

「あぁんっ♡あぁんっ♡したからおまんこつきあげられてるぅ!♡」文の締まった腰を両手でつかみ、騎乗位でマンコを下から突き上げていく。噴き上がる精液は文の膣を満たし、外と中から彼女の身体を真っ白に染めていく。
「きてっ♡あなたのおちんちんもっとください♡わたしきもちいいのがだいすきなんですぅ♡おまんこをせーえきでいっぱいにしてぇ♡」三人並んで四つん這いにさせ、真ん中の久侘歌をバックで犯しながら文とミスティアに手マンをする。三匹の雌穴を同時に犯すことで、彼女達に自分は雄に体を捧げる事を悦びとする雌なのだという事を刻み付けてゆく。
「だめっ♡だめっ♡わたしのからだうごかせないよぉ♡♡おにーさんにれいぷされてるぅ♡♡」
小柄なミスティアの身体に覆いかぶさり、全身を組み伏せた状態でチンコを押し付けるようにマンコに挿入する。ミスティアの高い体温と濡れた肌触り、ほのかに香る汗の匂いによって否応なしに精気が高まっていき、もはや物を扱うかのようにマンコを乱暴に犯していく。

13

「ちょっと♡くたかのおまんこえっちすぎます♡擦れてだめになっちゃうぅ♡」
「わたしのおまんこもだめですぅ♡あやのおまんことキスするのきもちよすぎぃ♡」
ミスティアを犯している横で文と久侘歌が互いの性器を擦り合わせている。チンコを挿入されていないときは雌同士で互いの身体を慰めあっていた。
「あぁんっ!♡♡」限界が来て、ミスティアの体内に子種を注ぎ込んだ。上向きにされたミスティアのマンコから、注がれたはずの子種が温泉のように湧き出ている。
「もう…だめ…♡でも、もっと、もっとぉ…♡」絞りだすような声で更なる快楽を欲しがるミスティア。体の限界は近づいているのだろうが、それでも四人の性欲は留まるところを知らない。

14

夜雀のマンコも、天狗のマンコも、神様のマンコも、全てが極上で、チンコを入れるたびに悦びの声をあげてくれる。
「せーえきでてるぅ♡もっとちょうだい♡」「まだたりないのぉ♡おちんちんぜんぶくださぁい♡」「おまんこもっとほじほじしてぇ♡おっぱいももっときもちよくしてぇ♡」
口内も雌穴も子種で満たされ、全身に精液を浴び、それでもなお快楽を求める雌鳥達。まるで犯される為に生まれてきたと言わんばかりに、マンコの中に子種を注ぐたびに悦びの声を上げてくれる。
「おちんちんびゅーびゅーしてるぅ♡もっとせーえきだしてぇ♡」「あなたのおちんちんもっとほしいのぉ♡おまんこもっといじめてぇ♡」「あかちゃんできちゃってもいいからぁ♡おちんちんもっとちょうだぁい♡」
………

15

いつ気を失ったのか自分でもわからない。突然肉体に意識が戻ると、先ほどまで乱交に耽っていた部屋の天井が目に止まった。
周囲を見渡すと酷い有様だった。部屋中に散らばった各々の衣服。乱れに乱れ、精液と汗に濡れた布団。そして性を貪り尽くして眠る裸の少女達。
久侘歌は体を丸めて気持ちよさそうに寝こけている。文は大の字になって胸もマンコもさらけ出して眠り込んでいる。ミスティアはこちらの腕を枕にして、脇に抱えられるようにして密着して眠っていた。
 四人とも体が汚れ切っていたので、再び温泉に浸かって体を浄めた。朝の早い時刻だったようで、遥か向こうの山から朝陽がのぼってゆくのが見える。朝陽に照らされながら三人と共に温泉に浸かるのは心地よかった。
 「きもちよかったね♡おにーさん♡」「ふふ♡極楽でした♡」「まぁ、人間にしては中々のものでしたよ♡」三人ととりとめもない会話を交わしつつ互いに背中を流し合った。温泉の効果で出し尽くしたはずの一物に活力が戻りかけてきたが必死で耐えた。こんなことを繰り返していては一生山から下りられなくなってしまう。

16

「ここでお別れですね。また寂しくなったらいつでも会いに来てください♡私はいつでも“歓迎”いたしますよ♡」屈託のない笑顔で手を振ってくれる久侘歌。
「ど、どうしてもって言うのならまた相手してさしあげますから…その、また会いましょうね♡」上から目線は変わりないが、少し態度が柔らかくなった文。二人に別れを告げてミスティアと一緒に山道を下りていく。
「ねぇミスティア…」険しい山道を軽々と下りていくミスティアに背後から話しかける。ミスティアは可愛い顔を振り向かせて「ん、なーに?♡」と応えた。
「もしかしてだけど…あの時間に二人が温泉に入ることを知ってて誘ったの?」
「えー?♡そんなわけないよ♡それじゃまるで私が最初から四人一緒にエッチしたかったみたいじゃん♡」
わざとらしくこちらの腕を組んでぺろりと舌を出すミスティア。
「ねぇおにーさん、何も食べないでエッチし続けたからお腹減ったでしょ。これから私の屋台に来てよ。精がつくものいっぱい食べさせてあげる♡」
「……わかったよ」彼女には敵わないなと天を仰ぎ、そう返事したのだった。

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