1

「いらっしゃいませー」
男が営む甘味どころに入ってきたのは、白玉楼の主、西行寺幽々子だった。
(ほほう…中々の上玉…!)
そんなことを知らない男は心の中で舌なめずりをした。今日の肉欲をぶつける相手を見つけたのだ。
「ご注文は?」
「みたらし団子を1つ」
「みたらし団子1皿ですね」
男は厨房に戻り、自らの滾った陰茎を出した。そして、みたらしのタレが入ったボウルに先を向け扱き出す。
「ふぅんっ!」
ドピュッルルル!ドピュッ!ビュルル!
ボウルの中に黄ばんだ男汁が入り、甘い砂糖の匂いにむわっと雄の匂いが混じった。男はそれをヘラでかき混ぜる。何度かかき混ぜると馴染んでいき、匂いも見た目もわからなくなった。

2

「へい、みたらし団子お持ち」
男は精液入りのタレをたっぶり団子につけ、幽々子の元に持って行った。
「わぁ、美味しそうね、いただきまーす」
男は幽々子が団子を口に運ぶのをまじまじと見ていた。一つ目が口に入り、咀嚼される。桜色の唇にタレがつき、幽々子は舌でチロリとなめとる。そして、喉がなり、咀嚼された団子はゆっくりと胃に落ちた。
男の男根はその様子でギンギンに勃起し、幽々子が2つ目の団子を食べる頃には、先走りの汁が溢れていた。
「ねぇ、お兄さん、このタレ…」
「ええ、当店自慢の特製ダレですよ!」
男は笑顔でそう答えた。
「もっと、欲しいな…♡」
と幽々子は立ち上がってそう言った。
「え…?」
幽々子は店の奥の座敷席に入っていき、その入り口の襖の前で
「タレを持ってきてちょうだい♡」
男に手招きをした。

3

男は手招きに応じるまま、厨房から刷毛が入ったままのボウルを持って、座敷席へと向かった。
「お客様…いったい…」
男は内心、焦っていた。「もっと欲しい」と言って2人きりにさせてから、悪戯というには過ぎる男の所業を問いただすのではないか、と。
襖の前に立ち、覚悟を決める。
「お待たせしました……ッ⁉」
男は驚いた。座敷には全裸になった幽々子が立っていたのだ。お菓子よりも甘く蜜よりもねっとりとした雌の匂いが部屋に充満していて、男はゴクリと生唾を飲み込んだ。乳首がピンと立ち、全身が少し汗ばんでしっとりとしていた。髪よりも少し暗い色の陰毛は秘裂から溢れた蜜で所々束になり、秘裂から溢れ出る雌の匂いをその密林に閉じ込めていた。

4

男は座敷に入り、襖を閉じた。目の前の少女の肢体から目を離せず、頭の中もその白い肌が焼き付いていた。
「ほら、何してるの?早く、みたらしのタレをくださいな♡」
と幽々子は男に近づいて、男のズボンを降ろした。ビンっと男根が姿を現し、その元気さに幽々子はクスッと笑う。
「お、お客様…⁉」
「惚けなくていいわよ。…あのみたらしには殿方のアレが入っていたのでしょう?」
「何故…それを…?」
「食べた時に、あそこが疼いたんですもの♡」
幽々子は男の手からボウルをとって刷毛を握った。そして、刷毛で男根にタレをたっぷり塗り、根元まで口にほうばった。
「うぅ…!」
幽々子は根元までほうばったまま、頭を動かさなかった。そのかわり、頬を凹ませて男根に吸い付き、舌を縦横無尽に動かしてタレを舐めとり、男根の粘膜を刺激した。

5

「お客様ぁ…ッ」
男はその凄まじい刺激に顔を歪ませてた。道程であった彼には未知の快感であり、絶頂はすぐさま訪れた。
ビュルッビュルルルルルルルル!ビュッビュルル!
男の肉欲の飛沫が幽々子の口の中を埋め尽くした。甘いタレの中に苦い男汁が流れ込み、幽々子はその味に鼻息を荒くする。幽々子は吸い込みを強くし、尿道に残る男汁を全て吸い出して、口の中でタレと混ぜて、ひと息に飲み込んだ。
「はぁ…ッはぁ…ッ!」
男が息を荒くして快感の波に耐えている間、幽々子は座敷の隅にあった座布団を並べて、その上で仰向けになり、太ももを両手で開いた。
「特別サービスしてもらっちゃったし、お兄さん、私のここ、好きにしていいわよ♡」

6

男は幽々子の秘裂をまじまじと見た。先ほどの口淫でヌルヌルとした淫蜜が垂れ落ちて、肛門を淫靡に光らせていた。この綺麗な少女にも肛門という汚い部分があるのことに男は興奮し、さらに赤く充血した秘裂に射精しおわって萎えていた男根が再び、膨れ上がった。
「良いんですね?」
「良いわよ♡」
男は幽々子に覆いかぶさり、秘裂に亀頭を当てがって一気に腰を突き入れた。
「大っきいの来たぁっ♡」
男は肉欲の思うまま、腰を振った。身体の下で少女は快感に震え、甘い声で鳴く、そのことに男の鼻息を荒くなり、自らの唇を幽々子に唇に押し付けた。
それは今まで食べてきたどんな甘味よりも甘く、男は肛門の奥がカッと熱くなるのがわかった。幽々子も舌を絡ませ、足で男の身体を抱き寄せてきて、男の雄の熱をさらに加熱させた。

7

パンッパンッパンッと座敷には肉と肉がぶつかり合う音と幽々子の甘い嬌声が響いている。男は男汁が上がってくるのを感じると腰の振りを早くして、さらに幽々子を攻め立てた。
「あんっ♡はぁっ♡激しいよぉ♡…んっ♡はっ♡最高ぉ♡」
どんどん上がってくる男汁に男は顔を歪ませ、尻の奥に力を入れた。
「お、お客様ッ!中に出しますよ!」
「んっ♡あっ♡えっ?中以外に出すつもりだったの?そんなの私は許さないわよ♡」
その言葉に男は腰を思いっきり打ち付けて、なんども亀頭を打ち付けられてすっかり解れた子宮めがけて、男汁を放った。
「出るっ!」
ドピュッ!ビュルッビュルルルルル!
「はぁあああああああああああああん♡♡♡」

8

子宮に男の沸騰した雄の熱が流れ込み、幽々子の内部を灼いた。その熱で幽々子の身体に巡っていた快感も加熱されて、ぜんしを駆け巡り、背骨を中心として身体中が痙攣した。
「ふぅっ…!ぬぅっ…」
男は荒い息をついて、男根を引き抜いた。どろりと幽々子の秘裂から男の出した男汁が溢れ落ちて、丸い尻肉を伝り、畳にシミを作った。
「ふふ、ごちそうさまでした♡」
幽々子は座敷の隅に置いていた服を着はじめた。垂れ落ちる男汁など気にもしないでショーツを穿き、そして着終わると、未だに息が荒い男の横を通って襖を開けた。
「また来るからね♡」
そう言って幽々子はみたらし団子1皿分のお金を置いて、人里の往来の中へと消えていったのだった。

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