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※現代パロ注意

衣玖へのプロポーズから数か月後、両家への挨拶、結婚披露宴、新居への引っ越しを粛々と済まし、ようやく取れたまとまった休みを利用して二人で常夏のビーチへ来ていた。いわゆる新婚旅行というやつだ。
「うわぁー…いい景色…♡」燦燦と降り注ぐ太陽の光が波間に反射して目にまぶしい。青い海面と白い砂浜のコントラストが目にも鮮やかで、隣に立っている衣玖もうっとりした表情を浮かべている。
「来てよかったわね、あなた♡」海に来ているのでもちろん二人は水着姿だ。紫色のビキニに花柄のパレオを身に着けた彼女はさながら天女のようだった。素体が極上であるだけにすれ違う男の何人かは衣玖を目で追っている。今更ながらにこんな素晴らしい女性と結婚できた自分が誇らしかった。

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早速俺たちはほかの観光客に混じって、年甲斐もなく遊び始める。浅瀬で水をかけあい、砂浜で寝ころび、笑顔の衣玖を写真に収めていく。この瞬間を彼女と一緒にいられる喜びを全身で味わっていく。
「ねぇ、ちょっと遠くまで泳いでみましょ♡」と衣玖が俺の手を取り、浅瀬を超えて足がつかないところまで連れていく。以外にも衣玖は泳ぎが上手かった。
「きゃっ!」突然の波で二人の体が大きく揺られる。はぐれないようにと衣玖の体を引き寄せると、海の上で衣玖と互いを抱きしめあっていた。
ビキニ越しに彼女の豊かな谷間が俺の胸に当たっている。足が地面につかないので二人の脚を絡めてバランスを保っている。さながらベッドの上で抱き合っているような密着感だ。
「ふふ…♡なんだかこうしてると変な気分になっちゃう♡」衣玖の目がとろんとしている。ベッドの上で何度も見た、衣玖の発情のサインだ。

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「でも、いくらなんでもこんな場所じゃダメ♡ホテルに戻ってからね♡」海岸線から少し離れてたとはいえ人の目が多くある場所だ。こんな場所でおっぱじめようものなら何を呼ばれるか分かったものじゃない。少し惜しみつつも衣玖から離れ、二人でビーチまで泳いで戻ったのだった。その夜は二人で燃え上がったのは言うまでもない。
 その後も俺たちは観光地巡りにショッピングと、限られた時間を最大限楽しく過ごした。幸せの時間もいつしか最終日の夕方となり、俺たちはホテルの豪華なディナーを終えて二人の部屋に戻っていた。シャワーでも浴びようかと思っていた矢先、衣玖に声をかけられた。
「ねぇ、ちょっとだけでいいから、目をつぶっていてくれないかしら?」
変な頼み事と思いつつも素直に目を閉じる。「もういいわ♡」の声で目を開けると、目に飛び込んできたその光景に言葉を失う。

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衣玖は部屋の中で水着姿になっていた。水着と言ってもビーチで着た紫のビキニではない。あれの半分も面積がない、真っ白なマイクロビキニを身に着けていた。
「ふふ♡懐かしいかしら♡」
衣玖は誘うような口調で言う。俺にとってそのビキニは特別なものだった。かつて衣玖はネット上で自分と同じくらいスケベな男を探す為にエロ自撮りを上げていたのだが、俺が初めて見つけた衣玖の自撮りがこのマイクロビキニ姿の写真だったのだ。小さすぎるせいで浮き上がってしまい隠している意味のない乳首、もはや隠れてすらおらず勝手にはみ出ている陰毛、水着の体をなしていない水着をあえて着ることで、全裸よりもよっぽどエロく感じる。すべてがあの写真と全く同じだった。

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この水着で撮った自撮り写真を俺は衣玖に見せつけ、簡単に言えば脅迫まがいのことをしてしまったのだが、先ほど言った通りその行為は完全に衣玖の思う壺であり、結局俺は衣玖のセックスフレンドとなったのだった。まぁ、それが元となって衣玖と結婚できたのだから、このマイクロビキニは俺と衣玖とのなれそめとも言えた。……でも、何故そのビキニを今になって?
「私ね、あなたとの結婚を決めてから自撮りはやめたわ♡アカウントも消したし、自撮り用の衣装もこれ以外全部捨てちゃった♡」軽く腰を振りながら、扇情的な恰好で語り始める衣玖。
「だってそうじゃない♡私、あなたのお嫁さんになったんだもん♡もうあなた以外にエッチな姿見せちゃだめでしょ♡」

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ベッドに座っている俺に少しずつ近づいていく衣玖。乳首が浮いた淫らなおっぱいが俺の顔に寄って来る。
「この旅行が終わったら、あなたの妻として身も心も全部ささげます♡だから、エッチが大好きで、男の人のおちんちんが欲しかっただけの私は今日で卒業♡スケベな私の最後の姿、あなたの目にしっかり焼き付けて♡」
 これは衣玖にとっての禊なのだ。男遊びにふけっていた自分に別れを告げ、俺というたった一人の男だけの女になる為の儀式。それならば、ただ目に焼き付けるだけではもったいないと思い、俺はカメラを手に取った。

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「うぅん♡なんだか初めてあなたとセックスしたときみたい♡」ビキニ姿でベッドに横たわる妻の肢体にレンズを向け、舐め回すようなアングルでシャッターを押しまくる。カメラの中にはビーチでとった衣玖の画像も残っている。白日の太陽の下で満面の笑顔を向ける彼女と、夕日に照らされたホテルの部屋で淫らな姿でいる彼女、どちらも本物の彼女であり、俺だけに向けられる彼女の真実の姿だった。
腕を胸に寄せて谷間をさらに強調したポーズ、股間から上半身にかけて見上げるようなアングル、四つん這いで尻を上向きにして、尻穴がはっきりと見えるくらい尻を大きく手で広げてもらうポーズと、思いつく限りの淫らな彼女を写真に収めていく。いつかこの写真を見て、今日の事を懐かしむ日が来るのだろうかと思いながら、マイクロビキニ姿の妻を撮りまくっていった。

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「ねぇ…♡もういいでしょ♡私もう限界♡」衣玖は自分でビキニの紐をほどき、汗まみれの体からすべての衣装を解き放つ。汗の滴が浮いた乳首も、汗と愛液で濡れたマンコも、自分だけの所有物となる彼女の全てが露わになった。
「あなたもはやくおちんちんだしてぇ♡私のぜんぶあげるから、あなたのぜんぶ私にちょうだぁい♡」そうなのだ。衣玖の全てが俺の物になるという事は、俺の全てが衣玖の物になるということでもあるのだ。衣玖のマンコは俺の物であり、俺のチンコは衣玖の物である。互いに肉体を求めるときには、それに応えるのが夫婦というものだろう。
俺はカメラを動画モードにして、カメラ片手に衣玖のマンコに挿入する。ハメ撮りというやつだ。

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 「あぁっ♡私のエッチなところ全部撮られてるっ♡」衣玖のとろけ顔を動画に収めつつも、マンコとチンコがつながっている様もしっかり撮影することを忘れない。
「ねぇ♡だめだよぉ♡こんなエッチなの撮ってたら♡あとでまたエッチしたくなっちゃうよぉ♡スケベなわたしはきょうでさいごなのに♡またスケベになっちゃうぅ♡」
いいじゃないか。長い結婚生活、すれ違ったり最初の思いを忘れてしまうこともあるかもしれない。そんな時は、今日撮った写真と動画を見返して、とにかくスケベだった頃の二人を思い出そうじゃないか。
「いいっ♡それっ♡すごくいいっ♡また二人でエッチしようねっ♡きょうのことおもいだしてっ♡なんどでもエッチになろうねっ♡」
こんな淫らな嫁がいたらそれこそ毎日が刺激的なことになるかもしれない。勢いよく射精して、精液があふれ出すマンコを愛おし気に眺める衣玖を見ていたらそう思えた。

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それから何度も何度もセックスを重ね、彼女のマンコに精液を出し尽くした。精も魂も尽き果てた俺は、彼女の柔らかい太ももを枕にしながら、大きすぎて顔に届いているおっぱいに吸いついていた。
「ふふ♡なんだか赤ちゃんみたい♡」衣玖の方も優しい目で俺の頭を撫でてくれる。淫らな衣装を脱ぎ捨て、性欲を完全に満たした彼女はまるで慈愛に満ち溢れたな聖母のようだった。母としての衣玖の顔もまた、これからの結婚生活で見られることだろう。
「今度は家族で旅行に行こうね♡あ、さすがにその時は…セックスはだめよ?♡」
困り顔で見下ろす衣玖に向けて、俺はうなずいた。

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